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Humdrum++

ツリオヤジのダイアリシスな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

Eddie Jobson Four Decade Special Concert

2013-11-12 06:50:26 | 音楽

11月10日のSunday、行ってきました、エディ・ジョブソンコンサート!
特別ゲストには、ソーニャ・クリスティーナ、ジョン・ウェットン。

メンバーはこちら。

Eddie Jobson (Key/Vln/Vo)
Aaron Lippert[UKZ] (Vo)
Alex Machacek[UK,UKZ] (Gtr)
Ric Fierabracci[U-Z Project,Billy Cobham](Bass)
Marco Minnemann[UK,Paul Gilbert] (Drums)

*Special Guest
John Wetton[UK、ASIA、KING CRIMSON] (Vo/Bass)
Sonja Kristina[CURVED AIR] (Vo)

席はT列。最後尾ですが、狭いチッタなので近いです^^;
チケット取ってくれたのはつり丸の針生さん、もちろん一緒です(^^)

年齢層高いです、わたしらと同世代のオジサン多し!
40代も多かったかな。

さて、いよいよ開演ですよ!

***

場内が暗くなると、スクリーンにエディ・ジョブソンがプレイしたバンドの映像が流れます。
カーヴドエア、フランクザッパ、ロキシーミュージック、クリムゾンはなぜかジャケのみ、UK、ジェスロタル、イエス。
まるで結婚式で新郎紹介ビデオをみているよう。

こないだのKISSと同じくデビュー40周年記念ライブなんですが、エディジョブソンはデビューが17歳、天才と呼ばれたミュージシャン、将棋で言うなら加藤一二三先生。
まだ57歳と定年前です、サラリーマンなら永年勤続休暇をたんまりもらえる頃。

フィルムコンサート(?)で盛り上がってきたところで、エディのバイオリンソロが流れ始めます、場内わくわく。

そして始まったのがAirCut から Armin、Curved Airの曲ですよ。
メロトロンの洪水ならぬ、バイオリンの洪水、大迫力。バックメンバの音もものすごく力強い。

そしてエディの紹介の元に登場したのがソーニャ・クリスティーナ。
曲はなんと、It Happend Today。

両手で円を描きながら歌い、踊るソーニャさん。
ダリルウェイの旋律をそのまま力強く演奏するエディ。
これ聴いてて、目がうるうるしちゃいました。
なんでだろ、理由はよくわからないのだけど、もの凄く感動した。
ソーニャさんはおばさんになって、昔の面影はわずか。
Curved Air Liveのような破天荒なボーカルではなく、かといってスタジオ版のような押さえたボーカルでもなく、すごく楽しそうに歌ってました。

いやぁ、、感動した。自分でもなんでこんなに感動するかわかんないくらい感動しましたよ。
エディのこのインタビューから、ソーニャさんの歌いたい気持ちが伝わってきてたせいかもしれません。

続いては、Aircutメドレー、U.H.F。
明るい曲、ソーニャさんの明るいボーカル、最高。

さらに、Elfin Boy。なんと、ソーニャさんアコギの弾き語り、そっか、この曲はそうだったのか。
しんみりした時間が流れます。

そして、かの名曲、Metamorphosis。
もうこりゃたまりません、素晴らしい、ワンダフル。
この曲がライブで聴けるとは、、、もう今日はこれで終わっても良いです。

ここでソーニャさん退場、おつかれさまでした。

あー、楽しかった、とライブ終了の気分だったんですが、あ、ジョン・ウェットンさんがまだ出てきていなかった^^;

次はロキシーミュージックのOut of Blue、よく知らん^^;
ステージ右手からゆらゆらと、妖怪ぬらりひょんみたいな人が出てきましたよ。
Aaron Lippertさんですね、すいません、あまり存じ上げてなくて^^;

次いではフランク・ザッパのLather、聞いたことがあるようなないような、、、^^;

ちょっと退屈になってたところに流れてきたのがPresto Vivace.
これで一気に緊張感アップ。
そして、In The Dead Of Nightで、ジョン・ウェットン御大が登場!
太いボーカル、相変わらずです、素晴らしい。

ジョン・ウェットンの歌声はクリムゾンのレコードでは限りなく聴いているのだけど、生ウェットンは初めて。
そいえば、ジョン・ウェットンに会いたくてASIAを観にいったのに、なぜかグレッグ・レイクが代打だったことがあったなぁ、、何年前だったけ。
ソーニャさんで感動しまくってしまったせいか、ウェットン御大の感動はそれほど大きくなかったです、これも今考えれば不思議、これまで聴いてきた音楽を思えば逆になりそうなもの。

その後、UKナンバーが続き、ウェットン御大は御退場。
ボーカルの力強さ、渋さ、ベースの存在感は健在でした。

ステージは、Alaskaで盛り上がりはピークに。

さらに続くのはUKZメンバーでの演奏。
ここらの曲、ほとんど知らない^^;
実は今回のライブ、U-Z Projectの曲やるのかと勘違いしてたんですよね。
クリムゾンナンバーなどもやるのかと思った。
白状すると、U-ZP と UKZの違いがわかってなかった^^;

でも、彼らの演奏はすごいですね。
ドラムのマギーミネンコ、じゃなくて、マルコミンネマンの変拍子ハイパワードラミング。
ベースのRic Fierabracciさん、なんて読むんだ?輪郭のはっきりとしたベース音。
ギターのAlex Machacekさん、なんて読むんだ?まるでムラソイのようにステージの端っこに張り付いてぜんぜん動かない。
いずれもテクニシャン揃いなんだろなー、、、難しいことはよくわからんけど^^;凄かった。

知らない曲ながらも演奏を楽しんでいるうちに、コンサートは終了。
さて、アンコールだ。

アンコール1曲目、ソーニャさん再登場!
てっきりウェットン御大と早上がりして飲みにでも行ってるかと思いましたよ。
また会えて嬉しい!
曲は、なんと、ヤンママです、2ndからのYoung Mother。Curved Air Liveにも収録されています。
しかし、なんと、ソーニャさんのボーカルが入らないじゃないの。ミキシングのミスか?
最後にソーニャさんが「ドモアリガト!」と言ってくれたのが救いです。その声を忘れずに生きていきます(^^)

アンコール2曲目はウェットン御大が登場。曲はシーザーパレスブルース。
エディの爪弾き奏法(っていうのか?)から入る狂気のようなバイオリン、会場の盛り上がりはここがピークでしょうか。
「キミタチサイコダネ!」ありがとう、ウェットンさん!

アンコール3曲目はThrough the Glass(知らん^^;)で終了。

と、とても楽しいコンサートでありました、元気でた。

SetListはJohn Wetton Fan clubさんのFBから拝借しました。

---
Opening Film ; Eddie Jobson History Video

01.E.Jobson Violin solo
02.Armin (Curved Air) EJ(vln).AM,MM,RF
03.It Happened Today (Curved Air) EJ(vln),AM,MM,RF with SK
04.U.H.F (Curved Air) EJ(vln,key),AM,MM,RF with SK
05.Elfin Boy (Curved Air) EJ(key),RF with SK(ac-g)
06.Metamorphosis (Curved Air) EJ(key),AM,MM,RF with SK

07.Out Of Blue (Roxy Music) EJ(key,vln),AM,MM,RF with AL
08.Lather (Frank Zappa) EJ(key),AM,MM,RF

09.Presto Vivace (UK) EJ(key),AM,MM,RF
10.In The Dead Of Night (UK) EJ(key),AM,MM with JW
11.By The Light Of Day (UK) EJ(key,vln),MM with JW
12.Presto Vivace And Reprise (UK) EJ(key),AM,MM with JW
13.Rendezvous 6:02 (UK) EJ(key),MM with JW
14.Carrying No Cross - mistake (UK) EJ(key),MM with JW

15.Alaska (UK) EJ(key),AM,MM,RF
16.Resident (E.Jobson & Zinc) EJ(key,vo),AM,MM,RF
17.Who My Friends (E.Jobson & Zinc) EJ(key,vln),AM,MM,RF

----E.Jobson Keyboard & Violin Solo---------
18.Prelude (EJobson & Zinc) EJ(key)
19.Nostalgia (E.Jobson & Zinc) EJ(vln)
20.Spheres of Influence (Theme of Secrets) EJ(key)
21.Inner Secrets (Theme of Secrets) EJ(key)

22.Radiation (UKZ) EJ(key,vln),AM,MM,RF with AL
23.Houston (UKZ) EJ(key),AM,MM(g) with AL
24.Tu-96 (UKZ) EJ(vln),AM,MM,RF with AL
25.Through the Glass EJ(key),AM,MM,RF

encore
26.Young Mother (Curved Air) EJ(key,vln),AM(g,key),MM,RF with SK
Konbanwa, Kimitachi Saikodayo
27.Caesar's Palace Blues (UK) EJ(vln),AM,MM with JW,AL(cho)
28.Forever Until Sunday (UK/Bruford) EJ(vln,key),AM,MM,RF

[Club Titta Kawasaki]
神奈川県川崎市川崎区小川町5-7
http://clubcitta.co.jp/

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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (SUEOKA)
2013-11-12 17:49:40
イエス!ピチカート奏法!

ピッツィカート奏法で検索すると出て来るかと。
返信する
SUEOKAさんゑ (calm)
2013-11-13 08:53:26
エレクトリックバイオリン、生で初めて聴きましたよ。
次の日はずっとカーブドエア聴いてました。
返信する
Unknown ()
2013-11-15 11:09:41
グレッグ・レイクの代打は83年の武道館ではないですか?

5~6年まえに渋谷公会堂(当時はCCレモンホールですね)でASIA観ましたが、周りのお客さんがみんなご年配でかなり浮いていたのを覚えています。
返信する
松さんゑ (calm)
2013-11-16 05:25:52
そうそう、そうです、武道館公演。
結婚前にかみさんと観にいきました^^;
グレッグ・レイクがぽっちゃりしててかわいかった(*^^*)

最近、この手のコンサートはおじさんばかりで、わたしにとっては居心地よいです^^;
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