DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

小諸そば@北千住駅

2018年04月25日 | そばうどん




小諸そばを初めて食べたのは20年近く前。

それは路麺好きを全く意識していないなりによく通っていた、神保町のかんだ二八屋という立ち食いそば屋が、ある日突然、小諸そばに変わっていた時のコトである。

仕方ないのでその小諸で食べた。
かんだ二八屋で花番をしていた大柄な兄さんの、あのえらく丁寧&低姿勢なホスピタリティはなかった。
当然といえば当然だし、小諸が悪いワケじゃないんだけど、なんかなあ。という気持ちだった。

冷やしたぬきの大盛り。
ちょっぴりぬめりとざらつきのある麺肌。
ああ、小諸ってこんな感じだったかもしれない。

そして、次々と現れては去って行くお客に、しきりに声をかけて気を遣っていた女性の店員さん二人の姿に、なんとなくあの兄さんを重ねる。

ココ北千住のホームの上で、そんなはるか昔のコトをふと思い出していたのであった。