2016.10の10撰

2016.10の10撰



















・ランチハウス@十条。席とメニューと謎の定番フライ。

・吉田屋@加須の絶品やわ腰うどん。

・だるま食堂@太田。時空の歪み。すごしぎる昭和タイムマシン。

・一茶@和戸、大衆麺天竺の旅。そして宇宙水。

・河田肉店@太田のやばうぎ和牛入りメンチ。

・中村製麺所@幸手。酒匠と白肌の美麺との出会いにリアルバイスで乾杯。

・山田屋@太田の焼きまんじゅうで大衆食の深度を知る。

・定食ハウス やなぎや@高円寺で初めての外食ハムロール。

・佐藤精肉店@要町で久々震撼の惣菜精肉店に出会う。

・大和食堂（味の一 やまと）@太田でヒキコ肉祭りと痛恨のレッドアラート。

霞ヶ浦祭り@DK亭

日本で2番目に大きな湖。なんてコトは小学校で習うんだけどさ、



やっぱ実際に見てみるもんだよ。できればチャリで一周とか考えて30分走ってみるといい。



アイポンのマップで現在地確認すると、全く進んでないコトがわかるからw



そして土手から見える湖を背にすると、その全てはただただレンコン畑。もーもーレンコン畑。



何万株の蓮を見たんだろうか。一度に上野の池20回分くらいか？w

こうなりゃもちろん帰りしな地元のスーパーに寄って



新レンコンを買い求めるのだ。



おっと今や希少な地場シラウオも安いから買って帰りますー

で、霞ヶ浦祭り。



レンコンのペペロンチーノ炒めと



鶏肉とレンコンのソース餡かけ。
新レンコン独特の粘りがうみーす。



シラウオは昆布締めにしてみたり、



でも玉子とじのプリ食感がさすがのうまさだな。



オマケ付いてましたねコレ（笑）

井嶋屋@土浦

秋の週末って最近各地でいろんなお祭りが行われてるよね。地方の自治体とか商店街が主催だったりして。
で、すごい人が集まってる。あゆの見る度に、地方の力ってあるんだよな、と思うんだけどなあ。



土浦に行ってみたある10月の土曜日。
産業祭てのをたまたまやってまして。



どのブースもすごい人でさ。
熱気におされて訳もわからず手にしてました。併せて200。安っ！でもあんま佃煮得意じゃないんだけどね（笑）



生姜がうまいすね。甘さのあとからけっこーぴりりときます。
でもやっぱこいつらにはごはんだよなー。と思いながら。。ちょいと実験。



見た目アレですがうまいす（笑）
甘いのしょっぱいのという生ハムと柿の応用。あと同郷のレンコンでさくさく食感をプラス。これをくるんと巻いて食うワケですよ。。。てクッキングパパかよw
相当酔ってたからね、許してつかーさいいい

ダスメール@太田

とどめの大衆焼肉で警戒水域を超えた胃をさすりながら駅に向かう途中



ん。ノスパン処？
でもなにやら通常のノスパン処とは異なる雰囲気の店が。



このどことなーく品のよろしー感じ。拘ってそうな。
帰って調べたら、ダスメールはドイツ語で小麦って意味なんだね。



この豆腐ハンバーグパンもパンの味わいに厚みがあって、菓子パンというよかちゃんと食事したって感じした。
でも貼紙とか謳い文句はどこにもない。つまりこれがフツウですよ、てな具合なのか。いいねえ。



そしてお会計の時に隣の冷蔵庫に見つけて買ってみた謎の菓子、エンガジーナ。

ご主人に訊いてみたら、スイスの焼き菓子で、元々はエンガジーナという胡桃がよく採れる地方の伝統菓子なんだそう。



ひとくちかじってみる。おほーうまいなこれ。胡桃入りのヌガーが大変結構。
この味ならば！と、たまたま向かいの酒屋で買い求めた同郷の酒、群馬泉の山廃本醸造をぬる燗につけて合わせてみた。



いいいいいいいいいいいいー
太田マリアージュ最高だわ（笑）

ソース味に餡バター味、味噌味、ニンニクの効いたタレ味に豚の脂味。そしてこの胡桃ヌガー味。
思えば今回太田で出会った様々な味と群馬泉は間違いなく合うのである。

元々燗酒に向く好きな酒だったけど、そんなトコに大衆酒としての懐の深さを知ったのであった。





。。て群馬泉の話で終わってるるるーw

立飲スタンド三楽@田端

夕暮れの田端。おっさんのお立ち台が並んで2軒。



今日はこっちにします（笑）



刻まれし歴史に



一杯ぶんだけ身を浸す。いいいいい

ちょんまげいもたまる@谷中

少し興奮していた。

昨年の夏、しょりしょりアイスの金字塔、モア松屋に出会ってから、地方の地アイスともいうべきモノに俄然興味が湧いてしまったのだ。

となれば避けては通れないのがババヘラアイス。



なのだが、秋田に行く予定は全くございませんでして（笑）
ただ指を咥えてやり過ごす日々が続いていたのであるw



そこにふと舞い込んだ情報。
谷中でババヘラ売ってたよ。

まじかああああああー



とやってきました10月の末。



うーん。うまいけど。。これで正しいのかしら。

ババもヘラもないババヘラはババヘラなのか否か。いや、それだけじゃない。季節も環境も全てが違うんだよ。
やっぱ夏の秋田の街道沿いのパラソルの下で、ババにヘラで作って貰ったのがいい。それを食びてみたい。。

それが大衆食というものだから。




夕焼けだんだんに腰掛け、手にしたアイスを食べ終えた自分の口に、そっとふたたび指が咥えられたのである。

大和食堂（味の一 やまと）@太田

北関東に、時折見かけるこんなタイプの食堂がある。



ひとり焼肉食堂だ。

基本カウンターに卓上ガスロースター。基本豚モツ。そしてとても安い。



高崎の綾城、前橋の丸光、大間々の双葉。熱心に探して歩いてるワケではないがこの位は出てきたし、他にもきっとあると思う。

どういう経緯があるのか、全く以って見当が付かないのだが、とても大衆的で好きである。



冴えないおっさんが独り、もくもくと精をつけるイメージ。そゆ色気。今や失われた世界。いい。



お酒、冷やでね。と頼むと、やかんと使い込まれた分厚いコップが置かれる。そう、この世界だ。



白と中肉。東京のぽっと出のホルモン屋と比べてみて欲しい。この量、この肉色。

最高だ。



ホントはかけそばも頼んで焼いた肉をのせ、ホルモンそばを完成させてやろう。
そう、ちしま@秩父の仇を太田で討つーとやって来たのだ。が。



3時間の間に弁当、どら焼き、焼きそば、冷や中、まんじゅう、そしてぐいぐい焼肉を飲み込んだ腹は、決して首を縦に振るコトはなかったのであるw



ちくしょー。他の肉も食べてみたいし。こうなったら今度は家族で来るか？
と悔しさ余って踵を返すかのように趣もへったくれもない自分なのであった。w

山田屋@築地

犬も歩けば棒に当たる。
おじさんも歩けば大衆食に当たる。



しかし今回は少し変わっていた。



金曜の午前9時。築地の裏手をうろうろして見かけた肉屋。



コロかメンチ辺りにしよーかな。と声をかけると、まだなんですー。と。そして



ビーフシチウならできますけど。。と。

あさめしにビーフシチウというのは果たして大衆食なのか？？
ま、こゆ日もあります（笑）



カワイイ@亀島川沿いからパンがまだ届いてなかったのでこちらで



惣菜パンに心奪われながらコッペとバターロールを。因みにこちらフランスパンとか作ってなかったのね。すごいね。



うーん。うまいっす。
しかしいーのかね、労働の前にこんなゼータク的な。そして



ワ、ワイーンプリーズの罰ゲーム的なw

佐藤精肉店@要町

ひょっこりひょうたん島のような湯船が中心に配置された銭湯。一見、関西や港町で見かける様式か。と思わせておいて正面には丸山富士。という



東京銭湯の個性派、山の湯を久々に堪能した後のこと。



お決まりコースとしていたまちちゅうの迷店、蓬莱にフラれてしまったのだ。さてどーする。



その道をあてなくふらふら歩いていて見つけた黄色いテント。はい、従います（笑）



壁メヌーを眺めていると、おじちゃんが、ごめんねー油まだなのよ。ココにあるのしかないんだよねー。と。



チキンカツ200と



シューマイ210。

これらが凄かった。



このボリウムで410。価格破壊である。



その日の晩の独酌に。



翌朝はトーストサンドに。
昼には子供達が我慢しきれずつまみ食いした後、



夕餉に。と。

なんとまあ使いでの有るコト（笑）

そしてココだけの話にしたいくらい、はげしくうまいという事実。

これから近くを通る際は、必ず寄るコトになるだろう。寄って他のもぜひ試したい。

佐藤精肉店。そんなお気に入りの店がまたひとつ増えたのである。

やすらぎ@北千住

旅の締めに。天竺巡ったご一行をお連れしての



日光街道千住宿。



みんなで摘めるヤツといえばコレよね。



そいやこの豆腐うまかったな。で



おまかせさしみもりせんえん。

相変わらずのきっぷの良さ。つか前回コレひとりで食ったのかオレ。。信じられん（笑）



レバー焼き。今は亡き一龍の塩レバ的な。



そして目の覚めるカレー焼きそばに
一気に東京に引き戻された感（笑）

そう。今日は天竺、明日は仕事。
浄土と穢土。穢土なお江戸の千住宿。

そろそろ目を覚まして下さいな。的なマシマシだったのかも知れませぬ。w