普段ならスルーするトコなんだけど、妙に惹かれてしまった(笑)
御成街道を和戸から幸手へ向かっておじさんぽ。
ちょうど一里塚の辺り、いくつか飲食店が連なったトコ。
ステーキカレーだって。
こゆ町おこし的なのはワシ好まないのよ。
でも。。腹が減ってた(笑)
あと、場末感漂う酒場で(失礼!)なぜステーキカレーなのか、そしてなぜ優勝なのか。
ちょっとした不整合な興味を感じたんだと思う。
こんにちはーと店内へ。
いらっしゃい。
町のカレーチャンピオンは、跡を継いだ2代目でも、居抜きで始めた若者でもなく、老夫婦であった。
年季の入った切り出し一枚板のテーブル。座敷。カラオケ。店内なのに庇。知らない演歌歌手のポスター。舵輪。
やっちまったか。。整合もへったくれもないのである(笑)
見回すと、スパゲティステーキカレーなる世界的な珍品もあったのだが(笑)、ココはひとまずステーキカレーで。
すると最初にサラダが出てくる。
何気に手の込んだサラダ。鮮度もいい。
腹が減ってたので、
ぱくぱく食べてたトコに
きましたステーキカレー。
カレーは辛さは殆どなく滑らかでマイルド。
マッシュルームがたくさん入った所謂欧州的なカレーで。
ステーキは柔らかくぶりりんとした食感。申し分なき焼き加減。そして半分ほど食べ進めて、なるほどと思った。
これ、立ち食いそばとおんなじ手法だな、と。
つまり、立ち食いそばは、めんと天ぷらと汁のバランスで、個々のポテンシャルを超えるうまさを作り上げてる。これもおんなじだ、と。
このステーキとカレーが組み合わさるコトでが起こるケミストリー。1+1が3にも4にもなる世界。やるなあ。
訊いたらご主人、元々はフレンチのコックさんなんだそうで。
でも。それ以上に安くてうまいものを考える天才なんじゃなかろうか。と睨んでいる(笑)
ちなみにこのステーキ肉。帰ってからネトでかなりの高評価を得ているコトを知ったんだけど。
立ち食いそばマニア、もしくはスタンドカレー愛好家なら既に食べてるヤツですよ(笑)