DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

2017.01の10撰

2017年01月31日 | 過去記事・まとめ
2017.01の10撰

















the latest arrival。大衆そばの在り処。

四国大名@金町のやばうぎもっこり焼き。

メリーゴーランド@水元。四畳半の大衆食ワンダーランド。

OKストア@亀戸で伝言ゲームピザ。

越後屋@取手。セオリーでは測れない大衆餃子のうまさ。

中華キラク@下神明。新幹線行き交う町のレトロ中華。

デリショップうちむら@東北沢で謎ファラフェルに心開く玉川のほとり。

どさん娘@平塚で無念のラ締め大衆焼肉。

アンドロワ@落合。ケーキな街角に響く半音低い?昭和エレジー。
















静岡屋食堂@平塚

2017年01月31日 | 大衆食堂
東京人にとっての平塚は



やはり湘南の海なのだった。やはり海見たいのよね(笑)



その帰り道。なんとはなさそな住宅街に



なにやら異様に安い食堂をハケン。



おそらく建て直したけど、暖簾は昔のまんま。なんだろうな。その掛かる位置が低いのもいい。よし。



そして海を見るとなぜかアジフライが気になるのも東京人故なのか(笑)



大ぶりなアジが2枚にどんぶりメシと熱い味噌汁。
大衆食堂のツボをしっかり押さえた定食がたったの500だもん。すたきだなー。

チャーハン350円も狂った様に安いし、500ml缶ビール250円に至ってはもう原価割れしとりますよw
てコトは、その上の缶ビール500円てのは注ぐ時ヒコヒコ音出るヤツですかね?解明が待たれるトコですな(笑)







そば清@東十条

2017年01月30日 | そばうどん
立ち食いそば最古参のひとつ、
そば清は東十条に在る。



そこで供されるのは自家製麺だ。

しかし、茹でたてのしこしこ麺ではない。予め茹で置きされたやわやわ麺である。



茹でたて生麺を謳う路麺店がひしめく現代の感覚からすると、ちょっと意味がわからないだろうが、
これはそば清が、路麺の黎明期から続くコトの証左なのだ。

つまり3たて(挽きたて・打ちたて・茹でたて)を目指すモノではなく、まだそばうどんを仕入れるコトが難しかった時代に自前で麺を打って提供した。という極プリミティブな自家製麺なのである。



そしてそれは、立ち食いそばは、戦後の高度成長〜集団就職による都市部への人口の流入と共に開花した。という説の大きな裏付けでもある。



親の実家であった籠原でも、子供の頃遊びに行く度に目撃していたのだが、当時の埼玉北部から群馬にかけて、各家庭で製麺が行われていたというコト。
その地域との当時最大のパイプラインは高崎線、東北本線、京浜東北線であったコト。

また同様に田端にも自家製麺の古参、かしやまが存在する点も見逃せないか。



つまり、大衆そばうどんの源流と東京とを結ぶライン上に、自前で麺を打つ立ち食いそば店が未だに健在している事実は、決して偶然ではない。と睨んでいるのだ。



立ち食いそばはどこからやってきたのか。

線路の傍に構える、その風格ある佇まいは、そのことをひっそり伝えているのである。



アンドロワ@落合

2017年01月29日 | 菓子・甘味
街角に佇む昔ながらの洋菓子屋。



てだけなら、おそらく素通りしてしまっていたと思う。



ガラス窓の奥に広がるその光景に目を疑った。



何これ?どゆコト?



すいませーん
すんませーん
居ませんかー
帰っちゃうわよー

と10回ほどお店の人を呼んだんだけど出てこないのよね。
どこまでアバンギャルドなのか(笑)



旅の帰り道、あまりに気になったのでまた寄ってみましたよ。

そしたらご主人レコードコレクターなんだって。売り物は小さなダンボール箱の中だけであとは私物だそう。一ヶ所に置くと重量やばいから店頭にも分けて置いてるらしい。て何それ(笑)

クラシック以外で5000枚とか、CDは半音高いからダメwとか、なかなか盛り気味な話でひとしきり(笑)

ヨーグルト150。マンゴー150。ケーキも買い求めて



いやね、そのまま紙袋に入れて渡されたから硬いモンなのかとブンブンしちゃってねw

で。正直なトコあまり期待してなかったんだけど(すませんw)これがなかなかいいのよ。ヨーグルトムースが甘さ控えめで。サバランみたくスポンジには汁が染みてて。
何気にハマる味。そして他ではもう見ることも買うことできない昭和味。

この四つ角にそっと在る、いろいろ奇跡のようなお店だったな。と、その旅の余韻は不思議と爽やかに広がっていくのであった。





モック@取手

2017年01月28日 | 菓子・甘味
取手から水街道〜下妻方面へ抜ける旧道を歩いてたら



時代を感じさせる取手競輪のゲート。



その傍らにあったモックというやってなさそーな店を



覗きこんだらおばちゃんがいてちょっと焦るw




何にします?

えーと、おにぎりの〜

あーおにぎりは今ないのよ。
大判焼きなら。

じゃ大判焼きのハムと〜

大判焼きはおぐらとクリームのどっちかになっちゃう。

あらそ。じゃおぐらで。

はい〜



箱から取り出される大判焼き。。

お店やってたんだろうか。
ホントはそれ、おばちゃんのおやつだったり、しない?w



持ち帰った大判焼き。
ではここからこのエントリの本題。

霧吹きで表面に水を吹き付け、チンで45
秒。そのあとトースターに入れて1分半。
これで餡子もほかほか、生地しっとりで外側はカリッと美味しく頂けます。

という、デケ的カピカピ大判焼き蘇生術のご紹介でしたw





西新井ラーメン@西新井

2017年01月27日 | まちちゅう・ラ・餃
初詣に家族で西新井大師でも行ってみるかな。と。



ま、順当に引っかかるワケでして(笑)
ホーム階段下の人だかりいいい



去年の正月に味安そばっ子でも思ったけど、大衆食で休まず働くおばちゃん達はホントーにえらいし、ありがたいなあ。とね。



春日部とおんなじ経営?だと思うんだけど、こちらは天ぷらとコロッケないんだよなー
ボタンこんなに余ってるのに(笑)
あったらもっと通うんだけどなーw



しかしこの昭和風情たまらんね。



自分はワンタンラーメン。そして



2017船団一号ですw



やっぱホーム上の吹きっ晒しで立ち食ううまさ。これよこれ。









さくら食堂@住吉

2017年01月26日 | 大衆食堂
お正月のコトです。呼び出しがかかりまして(笑)



出来た時から知ってたんだけど初訪問。2日から開いてるなんてありがたいすね。



あら、普段でもけっこー使えそうな。なかなかいいぞ。



かっぱっぱー
近くに黄桜の東京支店あるんだよね。



刺身3点定。あじまぐろぶり。うまいな期待以上ー



次男の頼んだやきそば単品にもサラダとかいろいろ付いてるのね。



お吸い物が雑煮ってトコもすたき。
また寄ってみようココ。








どさん娘@平塚

2017年01月25日 | 大衆酒場・角打
秩父や太田には大衆そばと焼肉が同居を決め込む店があったワケだが、



ココ平塚には、かつてFCで一時代を築いたラーメン店、どさん娘でありながら、平塚大衆焼肉の支店という謎の店があった。



狭い店内ではラーメンを啜る人、肉を焼きながら飲む人と、なかなかのカオスぶり。



ラーメンと餃子!と入ってきたおばちゃんも、煙の誘惑に負けてラーメンとジンギスカンに変更願いいい(笑)



かく言う自分も、先ずは肉でちょい飲みしてから味噌ラーメンで締めようという算段ですw



冷や酒とホルモン。



ま、鮮度や量は秩父、太田には負けますがね。昼の駅前でコレできるのはとてもいいですな。



追加でジンギスカンと冷や酒。うふ。



あ。また腹パンになちゃた。

またやってもーたー

焼肉飲み後のめん〆。その意外と熱い想いとはウラハラに一回も成功してない自分なのであったw








麺七@柏

2017年01月24日 | そばうどん
柏に久々にやってきた。路麺率の低い千葉。以前巡った京北かどもえいちゃんも今はなく、



そしてそば一も麺七に代わった。
あの黄色い看板良かったんだけどなーw



でもかき揚げは変わってないな(笑)



太麺もスーピーな汁も変わってない。



うーん、じゃ、あの混み具合はどこ行っちまったのか。

昔ながらの大衆食を守るってのは、東京から離れた方が実は難しい。という事実をまざまざと見せられた気がした。でも、それもまた大衆なのだ。



ところで。



スーピーな汁には胡椒。んまいすよ。










デリショップうちむら@東北沢

2017年01月23日 | 弁当・惣菜・デリカ
以前、フランス屋(閉店)から笹塚へと徘徊したトキに見かけて気になってた店。



住宅地の中にこれだもん(笑)あやしいいいいいいー

とガラス張りの店内を覗くと、まさかの満席。すげーなおい。



てコトは、この見ず知らずのメヌーの中から速やかにテイクアウトのオーダーを選択するというコトであり。。



うーん。食べやすそうなサンドにします。ファラーフェルて知らんけどw



レジ前の貼紙を眺めて待つ。サラダとかうまそー。



玉川上水の暗渠公園まで歩いて、さてファラーフェル。
トマトとピクルスの奥に在します肉っぽいそれをかじると



緑色しててびっくりw
デビルマンかよw

ブロッコリの茎?何?とじっくり食ってみる。
どうやら砕いた豆っぽい。そしてパクチーやパセリの香りも。

そして、最初はよくわからないモノが、食べ進める程にじわじわと良くなってくる。
引き寄せられていくのが判る。

もそとした食感と、ハーブの豊かな香り。いい。
だんだん玉川上水がナイルに見えて。。
くるコトはないですがw

自分とエジプトの距離がちょいと縮んだのは間違いないのである。