DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

2016年 大衆そば10撰

2016年12月31日 | 過去記事・まとめ
2016年 大衆そば10撰







手打ちそば・定食たかはし@八丁畷
ありそでなさそな大衆味手打ちそば処。






柿島屋@町田
大衆けとばしからの超個性自家製そば。






さぬきや@梅屋敷【閉店】
讃岐と東京の狭間にあったもの。






みっちゃんうどん@田野倉
山の暮らしとうどんと春と。






や寿野食堂@上尾
荒川が育んだ大地、人、生活と同化した瞬間。






お寺うどん@飯能
失意の先にあった神社仏閣系大衆うどん。






めん処蔵屋@古賀
黄門様に導かれし大衆めんの聖地。






中村製麺所@幸手
思わぬふれあいとつるぴかうどん。






うどんと蕎麦の田村(田村製麺)@群馬総社
2年ぶりの聖地巡礼と変わらぬ感動。






うどん屋 小相木店@新前橋
ディープ源流うどんと不揃い確信犯の快楽。









2016年 大衆食10撰

2016年12月31日 | 過去記事・まとめ
2016年 大衆食10撰






ネコヤベーカリー@南篠崎
大衆パンを見守る立木観音。







船橋屋@住吉
やっと見つけた。コレと思える大衆ラーメン。








洋食アキラ@向島
下町の名店を知らせる路地の赤いテント。







キッチンひの@東村山
波状三角攻めと悶絶のポークソテー。







ボングー@五反野
知られざる街角にあった想いの滲む総菜パン。







喫茶コーナーサッちゃん@平和島
消えゆく公共施設食堂の砦に極上のもてなしをみる。







とんかつ美よし@経堂
ゆるやかな時間、そして市井の名人技。







ロッキーバーガー利根店@利根
【閉店】片田舎の街道沿いにあったファストフード今昔物語。







鈴木鮮魚店(てっちゃんずし)@利根
灼熱の地の果てにあった寿司オアシス。







名前のない総菜店(そうざい屋)@東池袋【閉店】
閉ざされた引戸に大衆食とはなにかを知る。








2016.12の10撰

2016年12月30日 | 過去記事・まとめ
2016.12 の10撰

















まことや@お茶の水で沁みた東京の良心。

丸栄フーズ@本所。ものづくりを支える大衆仕出し弁当。

夢屋@足立 島根で東京イチ安いかもなラー餃。

いなば@志村坂上。ウッディハウスのまじぇまじぇ納豆めし。

松田屋酒店@松が谷。ぜんぜん角打っぽくないお気に入り角打。

名前のない総菜店(そうざい屋)@東池袋【閉店】に大衆食の真髄をみる。

新月@藤沢。世界地図とペンタゴンと
そば。

ナカノヤ@江戸川橋。納豆トルティーヤからの絶品納豆フライ。

島紋鮮魚店@江ノ島。地図にはない江ノ島。




















グッドラック@八広【未食】

2016年12月30日 | そばうどん
今年最後のエントリにココを選ぼうかな、と。



たぶんココがやってるトキに来れなさそうなんで、どなたかに託すコトになりそうでして。



すさまじい三角(笑)



すさまじすぎて客席が設えられないが故の持ち帰りのみ。とみましたが如何に?

純粋な路麺じゃないけどね。気になるわあああーて自分だけ?w







都@蓮根

2016年12月29日 | そばうどん
蓮根に着きました。さてさて。



うーん。



どーすっかな。



あ、おばちゃん元気かな?



てコトでこちらに。



おばちゃん元気でした。
ま、4年前に一度来ただけなんだけどね。w



前回はかき揚げそば。
今回はごぼうにします。



ごぼうにはちくわが付いて来るのか。いいね。



うん、ごぼう天うまいわー。
ほうれん草も実に気が利いてる。



新しくできた白熱も、飲み屋然としたフクチャンも。近くの石かわや牧丘、も少し行っておくちゃんやいなばなんかも含めてこの一帯は立ち食いそばの似合う町だと思う。
というか、そば屋を探すと立ち食いそば屋になっちゃう。つまり、そば≒立ち食いそばの図式がしっかり息づいているのだ。

この一帯にはそゆ歴史がある。そして、それはこゆ店が続けてきたコトが下地を作ったんだよね。

今回、ぐるりと蓮根をひと回りして、都にしよう。と思った理由はそこにあった。
グルメでもなんでもない、大衆そばを巡る者として、それはたいへん有意義な一杯なのである。













なりたや@東池袋

2016年12月28日 | 弁当・惣菜・デリカ
町に惜しまれつつその幕を閉じた名前のない総菜店。その並びにあった



精肉総菜店。少し覗いてみたら



やっす!なんなのこの値段は。



普段はいくらか訊くの忘れちゃったけどメンチ50てないよね。



これもやすいなー



おいおいおいお



これで190+tax。



若干つなぎが多いけど、ちゃんとうまい。牛あじするし。すごいなあ。



これまで見てきた商店街の中でも、指折りに「古き良き」を彷彿させる日出優良商店会。
今や風前の灯火となった感は否めないが、まだこういったお店も頑張ってるのだ。

メンチを齧ってこの町が一番盛り上がったという、昭和30〜40年代の人の往き来に想いを馳せていた。
そして、今なお続くメンチをもう一度噛みしめる。一個50円。すさまじい。

値段こそ同じだが、100円ショップで売られる2個100円のメンチとはまるで違うものである。
味わいも意味合いも、心意気も違う。



ハマる路麺って一体どこに理由があるんだろうね?



最近、夜の銀座でそんな話題が持ち上がったのだが(笑)
どうやらこの辺りに、その答えが凝縮されている気がするのである。








運ど運屋@大船

2016年12月27日 | そばうどん
大船にどう着いたのか。記憶が危うい。



運ど運屋。4年前、うどんを啜って感動した記憶はある。

だから今回はそばを。いや、違うな。うどんは終わっちゃいました。みたいなやりとりしたよーな記憶がある。



これはひと口食ってうまあああーと叫んだ記憶があり、そこから本格的に飛んでイスタンブール。



記憶なし。つか食ってないかも知んない。そして自分の念写もココで尽きてw



そんな諸々申し訳ない大船の夜だったのだ。すんましえーん。







信越そば@外苑前

2016年12月26日 | そばうどん
出ばなを挫くチャリのパンク。突然のアイポン落ち。
いいトコなしの旅ってのもある。






そんな帰り道、久々に青山通りを走っていた。

土曜のイブ。表参道は人の海だ。
普段は気にも留めないのだが、こんな日はクリスマスであるコトを恨めしく思ってみたり。

御代田は今もなお大行列。まったくなあー。なんて世の中をクサってみたくもなる。

あ、そうか。
そば食ってこ。

ちょうど青山通りが右にカーブを描く辺り。自分はチャリを停めた。







イブであろうがなかろうが、全くお構いなし。ある種安定感すらする、いつも通りの店内。

券売機の受取口から黒いプラ板を取り出し、ちらとハム天がないコトを確認してこう告げた。

そばで、いんげんと昆布ね。

それはすぐに自分の前に届けられた。
あっさりした汁にやわいゆでめん。いつも通りだ。
そう、いつも通りなのだが、なんだかいつも以上にとてもうまく感じられた。
冴えない一日を送ってきた自分は、この一杯のそばに救われた気さえしたのだ。






腹へってたり、疲れてたり。
ヘマしでかしたり、凹んでたり。
そんな街の弱者に、染みる様に優しい味なのかも知れないな。と思った。
そしてソウルフードとは、そういった一面を持つものなのだ。

そう考えると、あの、いらっしゃいませ。ありがとうございました。を繰り返す信越マザーコンピュータ。

あれこそ、愛の欠片もない様に思えて、ココだけは、365日、24時間、誰しもが平等であることを高らかに謳っているのかも知れない、と気付かされた。

裏に隠れた個の愛を超えた博愛。

実に深い。

そんな都市の光と影を映し出すDEEPな立ち食いそば屋なのである。


今回はアイポン落ちに付写真はなし!






そばっ子@金町

2016年12月25日 | そばうどん
再開発反対!



(実は)稀少な三角路麺だぞ!



温汁わさびのつけそばのうまさときたら。もうね、ぐいっぐい。



そして手繰りがいのあるちょい太で、小麦のコシとそばの香りが心地よい自家製麺。



赤色の汁だけが持ちあわせる、じーんと滲むような風味の余韻。



あーあと何回食えるのか。
もちろん味だけじゃない。

働いてるおばちゃん達はどーするの?
朝、昼、晩。ココでそば食って、さあがんばろ!てしてる町の人達はどーしたらいいの?

ホント止めて欲しい。

町からそばっ子を奪わないで欲しいのよ。