DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

2017.06の10撰

2017年06月30日 | 過去記事・まとめ
2017.06の10撰



















ふるさと@会津高原尾瀬口で桃源郷の大衆そば。

日光口PA上り売店@日光宇都宮道路で考える、車旅の郷土そばとは。

西川@豊洲で知った、醤油レス極上まぐろ潮風ソースの味(笑)

萩原精肉店@川越で引き込まれた昔ながらのメンコロの味。

キッチンふじた@梅屋敷。出会えなかった味に出会うという旅。

大使館@谷中で、こだわりサービス品と隠れグラハムカー。

江戸丸@高円寺に平成の世を育つノス路麺をみた。

米ちゃん@西八王子。真夜中のドリームチーム。

山田屋@箱根ヶ崎で武蔵野うどん最初の一歩。

豚珍汗@西八王子。常連になりすまし謎のトリカラアゲと出会う。



















肉の寺田@高崎

2017年06月30日 | 弁当・惣菜・デリカ
高崎行く度にけっこー気になってたお店。



ガレージ部分に後拵えの店舗。なのかな?



奥には作業場があるみたいね。



都度揚げみたいなのでいつもパスしてたんだけど



今回は買ってみようかなと。

んー気になるヤツ休止中が多いなw
まいっか。バラかつとチーズメンチ願いますー



あとこやつも下さい。



バラかつはさ、その場で食った方がうまいかもー^^;



プロセスチーズいいいい

なんでもそうだ。新しいものが出てくると元からあったものが悪者扱いされる。
カマンベールもブッファラもゴルゴンゾーラもうまいけど、プロセスチーズ。これも素晴らしいのだよ。いいぞおお。



そして気になりまくりのこいつ。
うすーくスライスして食べろとあったので頑張ってみたんですが、



それでもげその10倍はあろうかというすごい圧が。。こりこりすげーうまいんだけど、歯がダメんなるよ。
専用のスライサーでないと難しいんじゃないのコレ?^^;



てなワケでその他の食べ方で3時間煮込んでどうぞ。とある。
極薄に切れとか3時間煮ろとか。なかなか面白い既製品だな(笑)

じゃ残りは関西出汁で3時間、セロリと新玉ねぎと一緒に煮て。あーこれならおk。うまいす。
なぜかそばの上にのってますがねw









麦の城@大森

2017年06月29日 | そばうどん
梅雨の合間の夏の日差し。あぢいいいい



カレーにかすに。
いろいろ宿題を溜めた店。なのですが



だめだ。券売機を押すその指先が言うコトをきかんw



指先のおもむくままに
しょうがのせて白胡麻ふってレモンを搾って



おっとまたもや指先が
レモン水いいいいいい





エルワン@西葛西

2017年06月28日 | 菓子・甘味
ある暑い日の出来事。

朝から自転車でふらふらして午後3時。場所はまだ子供らが小さい頃よく来た行船公園。
あ、そーだ。公園の脇に小さなアイスの売店があったよな?と来たんだけど。



どっちだっけ?奥の建設中の方だったか手前の新築の方だったか。
何れにしても、もうないのである。

仕方なく周囲をうろついてると



公園の反対側にもアイスの売店があった。



なんだなんだこの種類の多さはw

よくわからんし、路麺の券売機の前でまごつくヤツみたいになりたくないし(笑)、スジャータなんで個性もそんな期待できんし。
バニラでいいかな。なんて頼んでメヌーを見てたら。



あー!ちょいまち!
やっぱそばにして下さいー



というワケで立ち食いそばソフト(笑)

珍しいですね。と伝えたら、結構人気あるんですよー。なんて言ってたよご主人w








豚珍汗@西八王子

2017年06月27日 | 大衆食堂
米ちゃんを出た後、周りになんかないかなーと歩き始めて15m、いきなり出ましたw



うふーん。香ばしいいいい



安い!うまい!大盛りいい

えええ。豚珍汗ていうの?
もう迷うコトないよね(笑)

と一歩踏み込むと



うわあああ
すごしぎいい



やびいいい
と呆気にとられていたら、親父さん登場。

こんにちは!と挨拶したら、どなたか常連さんと間違えられたのかな?

あ、トリカラね!と言われてしまい、
あ、はい。と応えてしまったのです(笑)

壁をあちこち見回して確認すると、

トリカラアゲ定食500

どうやら一番人気のメヌーみたいでして。



うひょー量多しぎw

トリカラは胸肉で300g以上はある。そこに丼めし、味噌汁、ちょこんと奴が乗ってるのも気が利いてていいい。



で。コレさ、唐揚げじゃないよね?(笑)
片栗まぶして炒めたヤツ。
ウチのかみさんが時々作るヤツだよコレw

でも胸肉の唐揚げだったらこっちの方が好きなのよ。いいねえ。常連と間違えられて成功だわw



近くに大学でもあるのかな?壁にはその歴史を刻む、色褪せた学生達の寄せ書きがあったり。
そして味噌汁椀にはその歴史を刻む、色褪せたシールとかw

豚珍汗。また来たい。いろいろいいわココ(笑)







浜町セデュクション@浜町

2017年06月26日 | 弁当・惣菜・デリカ
辰巳駅2番出口ほどじゃないにしろ、ぶっきらぼうな駅の出口グランプリなんてのがもしあったら、ベスト10入りしそうなくらいにぶっきらぼうな浜町駅A1出口の向かいに2年前にできた浜町セデュクション。



コンビニのようでディスカウント店のようで。でもジュースバーや巨大マフィンのあるイートインスペースもあったりと何気に不思議な店。



で。今回気になったのはやけを起こしたのか?くらい巨大なサラダ。でかいだろこれは(笑)
その奥にあるそば弁当の容器の径より大きいじゃないのw



それでいて280だという。やるなあ。



でも。。ひとつだけ言わせていただけるかしら。
ドレッシング付いてないならひと言欲しいのよw
もしくは入れ忘れを掴んでしまったのか?

初夏の朝、新緑の心地良い浜町公園で、俺はひとり草をもりもり食む。それははらぺこあおむし君になった気分なのであった。







肉の駅@藤岡

2017年06月25日 | 弁当・惣菜・デリカ
高崎旅なんだけどなぜか時間調整に道の駅ららん藤岡にやってきました。
ん?何ココ?と思ったら藤岡PAに併設されとるですね。

うどん食べ放題の店とかあったけど、時間調整なんですよ。



で、肉の駅てトコへ。良さげな肉がたくさんあって。でも持ち帰れないよなー。なんてうろうろしてたら



揚げる前の姿からしてうんまそう。



うわ。バーガー系も充実いいい
でもどちらも揚げたて提供なんすね。。しかも結構待ってる人いるみたい。時間調整だからさ。。



ん。少しだけ揚げ置きがあるね。
じゃそのたまカツてヤツをひとつ。



ピント合わず(笑)



てっきりメンチかと思ってたら薄切り肉が巻いてあるのね。どういう効果があるのかよくわからんかったけど(笑)





で。麺類も売ってたんで見てみる。
麦挽屋今助って製麺所のやってる準路麺のBM店だったな。生の流しそうめんあんだよね。確かチープなくるくるタイプだったぞ。いいいいw
ま、今回はあくまで時間調整で寄れないのでこちらを購入。



細うと乱切り太う。



細うはつけ天で。



ちゅるんちゅるるんうひいいいい



乱切り太うは前日煮込んだ牛スネを使って肉つけで。



そりゃあ群馬の店で見る打ちたて茹でたてとは違うけど、でも東京のそれともまた違うね。



もちもちしてて香りがある。うめえなあ。やっぱレベル高いわああ。











中島ベーカリー@本所

2017年06月24日 | 大衆パン
あまりブログには登場しませんが、おそらくワタクシが一番お世話になってるノスパン処、中島ベーカリー。通称中ベー。



本所の、というか城東を代表する名店かと思うワケです。



こんがり目に焼かれた、甘みの少ないコッペ。
甘くてしっとりふっかふか。みたいな時流とは一線を画す漢な個性。そしてうまい。



なんというかノス路麺にも似た風情があるんですよねえ。



お店ってもう相当長いんですかね?

たまたまお客が途切れたんでおばちゃんに訊いてみました。
元々は私のおじいちゃんが小石川でやってたのよ。で戦後、本所に移ってきてから60年なの。だそう。



確かその頃の小石川といえば、フランスのパン技術を啓蒙した地だったと思う。そんな大衆パンの黎明期と、
戦後の食糧難からアメリカより大量の輸入小麦粉を使って、パンやうどんやそばを売る店が爆発的に増えた発展期と。

つまり、パンという食べものは食べた気がしない。とそっぽを向かれた時代も、一面の焼け野原の中、命を繋ぐパンであった時代も、中ベーのパンはくぐり抜けてきたのであった。

もちろんそんな歴史を知らずに我々はこのパンを食べている。
それでいい。と思う。
しかし、大衆食文化は教科書や文献に残されるコトは殆どない。なのでココに記しておきたいと思った次第。

中ベーが今此処にあるのはひっそりと意味があり、この無二の味わいにもこっそり深いワケがあるのである。










山田屋@箱根ヶ崎

2017年06月23日 | そばうどん
小平、久留米、東村山、日野、秋川、八王子と、都下の武蔵野うどんのルーツを様々に感じてきた旅も細々と続いている。今回は八高線に乗って箱根ヶ崎に降り立った。



駅から歩いて5分ほど。旧16号から少し入った所にある山田屋である。



何やら2つ入口があるのだが、左は開いていない様子。まだやってないのかな?と右手の入口を開けると、



田舎の小さな商店みたくジュースや食料品がぽつりぽつりと置いてある、小さなスペース。その正面のカウンターの向こうでおばちゃんがうどんを打っていた。



えと。。まだですよね?と一応尋ねてみる。

このうどん打ったらできるんだけどねえ。温かいのかしら?でしたら昨日のうどんがあるのでよろしければどうぞ。

とのコトで入れて貰いました。中で右と左は繋がってて、食べるトコは左側でしたね。お忙しいのにすいません。



なので手間のかからなそうなたぬきうどんで。

少しシコとした噛み応えはあるものの、みしとした密度や歯応えの今風な武蔵野うどんとは無縁のうどん。いい。
揚げ玉がじゅわんと溶け出したたぬき汁と麺が馴染み、渾然一体となる丼の中。



料理屋ぶった所のない、まるで靴を脱いでおばちゃんの家で和むような、そんな素朴で温かみのあるうどんなのであった。

食べ終えて、おいしかったです!と伝えると、おばちゃんは、あらそう良かった!と微笑み、

箱根ヶ崎には以前日産の工場があってね、町のあちらこちらに、その小さな下請け工場がたくさんあったのよ。
この店の左側のスペースも、元々は旦那さんがやられていた町工場だったの。

と、実に興味深い話を伺うコトになったのである。





おばちゃんは、元々そんな家族の為にうどんを打っては食べさせていたという。
そのうどんがうまい!と町の話題となり、右側の小さなスペースで提供し始めたというのだ。

先ほど店の右側の入口で見かけた、3人も横に並べばいっぱいになるカウンター。
そこでうどんを提供していたというコトだ。聞きそびれたが、あの感じからすると立ち食いであったのかもしれない。



働く人々。家庭の味。市井のうどん打ち名人。そして簡素なカウンター。

この外連味なきワードの連鎖。それらが先ほどいただいたうどんの味とリンクする。まさに大衆食である。
そして時代と共に拡がっていった武蔵野うどんとは元々何であったのか。の答えがそこにはあった。
今、源流のひとつに出くわしている。そんな興奮を覚えたのであった。





これは余談だが、そのカウンターを見て、近くの羽村市動物園の中にある立ち食いのそばうどん店を思い出した。ラーメンや定食モノもない、珍妙な土産モノもない。今時の公園の売店としてはあるまじきシンプルさ。
そんなひたむきな佇まいに感動したのはもう5年前になろうか。まだそのままに在るだろうか。

こちらの山田屋共々、残されたそばうどんに対する日常のスタンスが潜む一帯なのかもしれない。そんなイメージを持って町を後にしたのである。








道の駅たじま@南会津

2017年06月22日 | その他
もうしつこいかもだけど、GWの南会津は春爛漫なのである。



そして



そば処南会津の道の駅で見かけた



おばちゃんが独りで賄うそばは



この旅で一番の路麺バランスなのである(笑)

それ自体は何の問題もない。ココでひとつ気になったのは、この(良い意味で)しょぼいいいバランスのそばを長男がうまい!と言ったコトである。

過ぎた食育問題なのか。それとも腹が減ってただけなのか^^;



次男はアイスを見つけておねだり。



半ば強制的にアスパラソフトに(笑)

まわし食い。アスパラの味する?しないねえ。ん!ちょっとするね!みたいな会話家族。

ま、とっても道の駅らしい過ごし方だったワケです(笑)



で。一番はこれだったかな。と。
予期せぬ山里春の味わい販売いいいい



アスパラやっすいなー



こごみも購入して翌日。



ぬううう。アスパラうましぎ。味濃いいいいい



パキっとヌメっとこごみもいいいいい

地元で採れた山野菜を売ってるってそれだけのコトなのかもだけれども。やっぱそれってゼータクだよなあ。来年も行きたくなっちゃうよなああああー