DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

2017.05の10撰

2017年05月31日 | 過去記事・まとめ
2017.05の10撰
























増田屋@西大島で忘れじの天丼に再会。

味の仕事屋@東砂で更に再会(笑) 路麺迷宮の発見。

ミナール インディアン フーズ@加茂宮。新幹線高架下のスーパーで売られるビリヤニ。

きっちんひとくち@南阿佐ヶ谷【閉店】で自分の来た道を知る。

田上精肉店@加須。坂東太郎のほとりに潜む超絶メンコロ。

小林豆腐店@茗荷谷の揚げできつねそばじゅわわあん(漏)

ギフトアンドリカータケダ@新狭山で心づくしとその応酬。

太田屋@駒場東大前でそんなウマシカなブタカバに舌鼓。

よしみ@蒲生で大衆めん50㌔移動物語。

山王わさび園@男鹿高原。山奥の県境で教わるミラクルモダンな花山葵漬。


















ひまわり@牡丹

2017年05月30日 | カレースタンド・カレー
お隣のまつむらにはよく行くんです。で食べた後に



今度はこっちも来たいなあ。なんていつも言ってるひまわりへ。



思ってたよりメヌーがいろいろあったよ。



昭和な喫茶店で軽食出してるイメージだったけど



どうやら逆だね。料理が主でレトロ喫茶な風貌が従という関係か。

カツカレー、カツをチキンにチェンジ。680。ちゃんとしてる。そして



うまいカレーだなあ。
いいいいいい









都賀西方PA下り売店@東北道

2017年05月29日 | そばうどん
日帰り南会津の旅。



のおまけ、ノスPAのそば巡り(笑)
こんなトキでないと、普段車乗んないからね。

関東のローカル色溢れた駅そばを駆逐した味災〜NRE同様に、最近のPA事情は「儲かる仕組み」ばかりを追い求めてる気がする。
あれこれ要らんトコいじくりまわして高い金取って、挙句、実(じつ)が伴わない。という昨今見かける公共系大衆食は実に嘆かわしい限り。

しかしそんな中、まだ小さなPAではローカル色が残ってる。



で、このPAは鹿沼と栃木市のちょうど中間にある。期待しちゃうねえ。



そうそう、こんくらいの価格が妥当ですよ。

さてさて。



ラーメン。630。

至ってふつう(笑)

いやいーのよ、至ってふつうならそれでいいの。それが大衆食ですよ。



かき揚げそば。490。

ゆで麺てコトはさすがにないのね。でも



この不揃いの平打ち。いいねえ。
この一帯の標準的な麺ですよ。




旅の妙味は経過にある。と以前書いた。

さりげなく土地の匂いを感じさせるノスPAの存在は、ひたすら目的地を目指し走る閉鎖がちなハイウェイの旅に、ちょっぴり妙味を加えてくれるものであって欲しい。と思うのである。










山王わさび園@男鹿高原

2017年05月28日 | その他
関東と東北を分かつ山ん中。



その渓流伝いに走る道沿い、最上流部で見かけたわさび園に寄ってみた。



生わさびもいいけど、なんかわさびの加工品がないかなーなんて眺めてたら、おばちゃん次々ぐいぐい試食をさせてくれるのよ。

はいコレ葉山葵のたまり漬け、次は甘酢漬けねー。そーよ、全部ワタシがココで漬けてるのよー。で、コレは今朝6時に漬けてみた花山葵。



え!花山葵あるの?!

あるわよー。あともう少しでシーズン終わっちゃうけどー。



深山幽谷の春は今まさに、なのだ。

てなコトでオトナ買いw
好物なんすよ花山葵ごめんなさいねー
葉山葵ともまた違う、ふわーんと朧げなる香りいいいいいー^^



まず葉山葵はそばのかえし+酢漬け。
酢を加えると辛味が増してぐいぐいいいいー



でもって、花山葵。
これね、おばちゃんに教わったレシピなんだけど。もう最高^^

どこの台所にもあるふたつを加えただけで花山葵の香りとウルトラフュージョン失禁やばうぎよまり。

いつもいつもいつもわさびと向き合う日々がこんなすごいの作っちゃうんだろうか。
山奥に暮らすおばちゃんの天才的な組み合わせ。
そしてそんな南会津の余韻は1週間続いたのである。

買い求めた産物で漬けもの作るっていいかもな。そんなコトも含めて、いい旅の1ページに加えられた出会いなのであった。





サンドイッチ バインミー4@八王子

2017年05月27日 | 大衆パン
熊の帰り道、街角にバインミの看板を発見。



その時は気づかなかったんだけど、バインミー4て名前なんだね。






なんだよ4て。w



時間があまりなかったので持ち帰りのノーマルバインミボタンをぽちり。



出来上がるまで少々お待ちください!とのコトで店の周りをふらふら。



え!ココがイートインの入口なの?w
あやしいいいいいい
入ってみたいいいい

と後ろ髪引かれながら出来たバインミを持ち帰り。さて。



ビアソーとか入ってるんでとてもライト感覚すね。
レバペなしかよーと思ったらすんごくうっすら塗ってあったみたい。w

なるほどねえ。この前もそうだったけど、人口に膾炙するってのはこゆコトを言うんだろうか。だとすれば、ちと残念なのである。
もちろんどこでも手に入るというのは有難いコトだ。みんなが手にするというのもきっといいコトだ。

だけど、自分がバインミにハマったのは、その大凡日本離れした組み合わせの妙、そのバランスを生んだベトナムという国へのレペゼンを含むからである。

そのズレをこれからも感じ続けるコトになるのであろうか。。

何もわからず、会話も通じず、ベトナムのおばちゃんと身振り手振りでやりとりして初めて買い求めた、いちょう団地のバインミーが、この上なく恋しくもなってきているのである。





一◯そば@駒込

2017年05月26日 | そばうどん
急激に寿司っ食い体質化するウチの子供たち。
あれこれ未体験ネタを食っては、自分内ランキングを順次入れ替えてるのだという。



そんな話の中、今アナゴが一番熱い。と二人して口を揃えたGWのある日、父は一◯を思い出していたのであった(笑)



そして、アナゴって天ぷらでも食べるんだよ。のひと言で家族で一◯へw

時間はちょいと過ぎてたけど、揚げたて提供あざますー



久々の船団活動(笑)

そして安定の一◯クオリティありがとう存じます。



アナゴは尻尾の方が味が濃くってうまいんだよ。とは言わずに大きな身の方を子供に与える父www

いいんです。そゆコトは徐々に判っていくモンです(笑)





よしみ@蒲生

2017年05月25日 | そばうどん
蒲生の駅から東へ歩くコト20分。



葛西用水路の袂にそばうどんの幟を見つけた。



ガラス張りのガレージみたいな店。。



なかなか斬新な。。(笑)



バイク買取とかあるし。。
後で判ったのだが、元々この場所はバイク屋だったそうで。

屋号はよしみって言うらしい。
よし、入るとします。



老夫婦でやってる店だった。地元の人でなかなか繁盛してる。

ざっかけなき店内だが、



随所にセンスが光るのであったw

つかこれオートレース用だよね?
お買得品!とかなってるけども^^;



メヌーをみて、もりうどん500を。



セットを東西南北で表すというアバンギャルドいいいw
センターにそば100円増し。その円はおそらくお椀をひっくり返して描いたのだな(笑)



そのセットメヌーを裏返した瞬間、ご主人が寄ってきた。






これ知ってる?

え。これって東松山の近くのですよね?

よく知ってるねえ。

あ。もしかしてご主人こちらのご出身なんですか?それでよしみって名前、、

そうそう、オレこの穴から産まれてきたのよ。









だって(笑)



どの穴から産まれたかはさて置きw、吉見の出身であるコトは、ご主人の打つこのうどんが物語っていた。



不揃いでみしとした、粉密度の高く塩をほとんど使っていないめん。
明らかに埼玉東部のうどんではない。


息子さんと同居とか、そんな理由でこちらに越してこられたのだろうか。同じ埼玉、直線にして50kmほどだ。
小さなお孫さんが、店内で一生懸命じいじとばあばのお手伝いをしていた。実に微笑ましい。

こうやって大衆のめんは、その営みと共に裾野を広げてゆくのだろう。
決して教科書には載ることのない大衆食の流布である。



最後に、その塩をほとんど使わないうどんの茹で汁が供された。
ポットの中には柚子片がひとつ。いい。
そのほんのり爽やかな香りの気配りに、老夫婦が生まれ育った地のうどんへの愛情と、大切にされる想いが伝わってきた。





米ちゃん家@八丁堀

2017年05月24日 | 弁当・惣菜・デリカ


あ、あぶなーい













八丁堀の小道をチャリで走行中、三角に刺さりそうになったのよw

道端に鋭角。あぶないね(笑)

しかしすごい。45度くらいあるぞ。いや、45度くらいしかないぞ、と言った方が正しいのか?



おにぎり屋なのか。角の部分はショウウインドウになってて、犬の寝床がありまして。w



迫る低気圧のせいなのか?すごい結露でおにぎりがよく見えないのよ(笑)



と思ったらメニューがありました。

ノスロメ歴が長いとどうもショウケースで確認しがちなんですよね(笑)



というコトでやはりショウケースを見て選んだwピリから納豆と焼きおにぎりチーズ。



おおお。うまいよ。
大きくて具もたっぷりで。



特に焼きおにぎりはチーズ入りなんだけど、外側に溶けるチーズ、中にプロセスチーズというWチーズ使い。いいぞおおお



あと個人的には、この建物の45度を模した、とんがりおにぎりとか出していただけたらとっても嬉しいんです(笑)

え、刺さってあぶないからダメ?w






太田屋@駒場東大前

2017年05月23日 | 弁当・惣菜・デリカ
駒場野公園や東大キャンパス内から湧き出た水が、細い谷を作り目黒川へと流れ落ちる。空川という名の暗渠。



その駅前の小さな谷は、学生さん達に「駒下」と呼ばれる商店街になっていて、三島、キッチン南海、角屋などいい店が連なっている。
時代を超えて存在し続ける、ある種の閉塞感が心地よい。渋谷からふた駅の、密やかな谷の町である。



その中の精肉&総菜店、太田屋を覗く。訊けば60年以上この商店街でやられている最古参のひとつだそう。

思い思いの弁当を頼んで出来上がりを待つ学生さん達にまぎれてみるコトにした。



豊富で良心的な弁当メヌー。いいねえ。

どれもうまそーだなーなんて眺めてると。

ん?豚蒲焼き380?
なにそれ。よーし。



ブタカバねー。と調理場に通されたオーダーだったが。。

コレのどこが蒲焼きだと言うのか^^;

しかし。
そんなコトはどーでも良かった。



ひとくち食う。ふたくち食う。
夢中になる。

肉質、量、味付け。紅しょ、胡麻、タレがしみたご飯の具合。その見事なバランス。

あっという間に全てを食らっていた。

うまかった。
物足りなくも、くどくもない。すいすい食べ進めさせる軽さがあった。

そしてそれは、谷の町の浮遊感と、どこか似ている様にも感じ取ったのである。