DK大衆食の旅3

路麺好きがそんな感じで巡る大衆食の旅。

2017年 大衆食10撰

2017年12月31日 | 過去記事・まとめ



2017年 大衆食10撰






越後屋@取手
雪舞う団地の片隅で餃子定食。






キッチンメイ@野田
醤油香る町で出会った意外な焼きそば。






モンテヤマザキ@八千代
地球の裏側形Y。その比類なき味わい。






豊島屋支店@下連雀
ステルスの極み定食の豪快美味。






田上精肉店@加須
利根川のほとりで出くわしたメンコロの極上。





キッチンふじた@梅屋敷
一度は諦めた店に出会う。名店の隣の名店。






ベーカリー清水@谷保
谷保人がひっそり通う独自進化ベーカリー。






うさぎや@いわき 遠野
おにぎり一個に潜む大衆愛の深さに触れる。






翠月@高萩
カレーのうまさに車中で叫ぶ旅すがら。






パン工房ぽけっと@上板橋
うなぎモドキごはんサンドと衝撃のうどんパン。





ぎょうざやさん@柏 大塚
寂れた商店街の奥。チャーハン煽る鍋の音。










2017年 大衆そばうどん10撰

2017年12月31日 | 過去記事・まとめ



2017年 大衆そばうどん10撰







ショップ高畑@南桜井
Y廃系謎ショップのマジカル乾麺2枚もり。







河野@池袋
東京で食べられる唯一の讃岐うどん(かも)。







味の仕事屋@東砂
路麺誕生から半世紀、路麺ラビリンスの誕生。







ギフトアンドリカータケダ@新狭山
あの場に居た全員、すごい嬉しかったんだよ。







ふるさと@会津高原尾瀬口
山里の春。桜咲く駅前のそば屋で。






月庵@行田南河原【閉店】
路麺の源流。埼玉うどんの原風景。







あかね@北松戸
町と一緒に30年。知られざる千葉古参路麺。





サンフーズ泉下川店@いわき泉町
いわき路麺の謎に迫り、迎えられた温かなる一杯。





十割マルコそば@熊谷 柿沼
大衆そばが昇華した最終形態とは。





丸美屋自販機コーナー@花輪
自販機の聖地と、その裏側にあったもの。





アヅマ@新御徒町【閉店】
50年鍛え上げられた路麺の真髄。











2017.12の10撰

2017年12月30日 | 過去記事・まとめ
2017.12の10撰


















斉藤牛蒡店@川越 。ごぼうごぼうごぼう。そんな専門店のきんぴらでうどん弁当。



肉の太田屋@高座渋谷 で安旨メンチとなぜ?の焼きそばコロッケ。




珈琲道場 侍@亀戸 。駅から10秒。癒しのフライトタイム。



むさしの@東十条 で路麺を凌駕するアジフライ定食。



魚金 田中鮮魚店@清澄白河 で100円でできる鯛めし。



ふじた@宮ノ前 で追っかけ出来たてスパムにぎり。



アヅマ@新御徒町【閉店】 。立ち食いそばの王道を歩んだ50年。



星野売店@大間々 。枯味の構えから予想外の焼きまんじゅう。



肉のあさひ@江戸川 松島 で陸の孤島に潜む別格メンチ。



マザーエイラク@椎名町 。アッアッの旅に新シリーズ、母をたずねて三千里が登場(笑)




















文殊@浅草

2017年12月30日 | そばうどん













宇宙一すてきなもつ焼き処がこの年末、その暖簾を下ろした。

女将さん自ら、朝早くから芝浦で働き、その自ら捌いた最良の部位を、その日の内に自ら焼いて食わす。

その串はありえないくらい大振りでうまくて愛情に溢れていた。

子供らに食わせたらどんな顔をするだろう。一度家族で伺ってみたい。そんなコトを女将さんに打ち明けたのは1年ほど前だったか。

いつものあっけらかんとした表情で、いいわよー。みたいな(笑)

店を閉めると知った3週ほど前。店の小上がりには、夢中になって女将さんの心づくしをいただく異色の家族連れの姿があった。

飲んで食ってひとり1000えんとちょっと。
毎回なんか申し訳ないと思うのだが、今回は特にそう感じた。

まおちゃん、今までたくさんありがとうね。









店を後にした家族は浅草へ出た。



この昭和剥き出しの地下通路でそばを手繰る。



夢中で食らった宇宙一もつのあとだからか。
いつになくヘルシー船団が並んだ。
いや、それだけではない。
先ほどの余韻をかき消さない様に、という無意識の配慮があった様にも思えた。



時は流れる。
そして、大衆が作り出す時代のうねりを、大衆は止める術を持たない。

その中で生きてゆくコト。
memory is most important.




細く、長く、続きますように。
そんな思いで人々は大晦日にそばを食べるという。

これからの女将さんや町の常連さん達を思い、うねりの中で生きる自分たちの未来を願う、ちょっぴり早い年越しそばの様でもあった。





丸藤パン@清川

2017年12月29日 | 大衆パン
次男と自転車旅。吉原と橋場を繋ぐアサヒ会通りの商店街。



パン屋があるよ。と言われて自転車を止める。
何十回と通った道だが、初めて気がついた。
よし。



おおおお
いい感じいい



コロッケパン100。良心的だなー



おとーさん、いけてるかりんとうだって。
よしこれも買おう。



コロッケ丸々一個。半分に切れてたりしない。
わかってらっしゃる。



そして。久々のパン耳の旅。
揚げた耳に粉砂糖とシナモン。いい。
次男も、いけてるねえ。とのコトでしたw







やきとりキング@東長崎

2017年12月29日 | 弁当・惣菜・デリカ
旅の途中で見かけた店。その行きと帰りの2回、



そのどちらも人集り。どうやら町の人気店の様で。



自分も紛れて買い求めてみた。



自宅に持ち帰って。
うん、ふつーにうまい。



子供の頃、買い物について行って、商店街の煙がもうもうと立ち込める持ち帰りのやきとりやで、

一本だけだよ。

と母に買ってもらったやきとりは、最高にうまかった。
そんな40年前を彷彿とさせる味。

舌の上で、人集りの意味を探す自分が何処かに居たコトをちょっぴり恥じた。

大衆食はこれでいいんだよ。






美濃屋@大間々*

2017年12月28日 | 菓子・甘味






ぱぱっと立ち食っていく感覚で寄ったんです。
家族4人。焼きまんじゅう2串。

そこに湯呑み茶碗が4つ届く。
なんだか申し訳ない。。と、持ち歩き用にレジ横で売ってたペットボトルのお茶を買わせていただいたのですが。

これまで5箇所くらいで焼きまんじゅうを食べてきたけど、思い返すと、その殆どにお茶が付いてきた。セルフのトコもあったりだけど、何しろお茶付き。
たしかに焼きまんじゅうにはお茶がいい。有り難い。

でも。。たかだかひと串200円もしないものに。。大変だよな。と思ったのだ。




マザーほにゃらら@東長崎【閉店】【未食】*

2017年12月28日 | 弁当・惣菜・デリカ




マザーエイラクを出て隣町までやってきた。

するとなんと!
ガラス窓に金色に光るマザー!

中を覗くとどうやら元はお肉屋さんだったみたい。
そうだよな。。消えていったアッアッやマザーもあるんだよ。

大衆食の移ろいの激しさが、こうと道を決めて必死に生き残ろうとした個人商店を飲み込む。
この年末も多くの路麺名店が消えてゆく現実を少し振り返ってみたり。

でも。なんでマザーだけ残してあるんだろう。
ちょっと不思議な光景でもあった。




マザーエイラク@椎名町

2017年12月27日 | 大衆パン
アッアッにはマザーという一派も存在した。

たまたま見かけた自分のこちらとビビさんのこちら、点と点が繋がりアッアッの旅は更なる拡がりをみせた。

そしてその事実に気付いた時、あ!と思い出した店があった。



今から4年前、今はなき東長崎のせきざわ食堂から、こちらも今はなき椎名町の高崎屋へと向かう道すがら、



何だよマザーって(笑)
て思いながら通り過ぎた一軒のパン処があったのだ。



そうそう、この箔押しガラスよね。
まさかアッアッと繋がるとは思ってもみなかったなあ(笑)






そしてデラックスな内装。例の質問もぶつけて確認、間違いなし(笑)





商品も魅力的でいい。



いくつか買い求めて。



ほら、この大きさで129だものw
いいわあああああー





肉のあさひ@江戸川 松島

2017年12月26日 | 弁当・惣菜・デリカ
















ちょっと驚いた。
美豚メンチのそのうまさに。である。

新小岩から小松川へと向かうその途中、何となく小さな商店街らしき道筋を見つけ、ふらふらと横道にそれた先で見つけた、

やる気が店頭に漲るタイプの店(笑)

どれどれ。と中に吸い込まれて買い求めたのが美豚コロと、その美豚メンチである。

極粗挽き、いやもしかしたら挽いてない手切り肉を混ぜてるのか? そんな不思議な食感と、止まるコトなく溢れ出す肉汁の量。

きっとうどんの上をステージにしてはいけないヤツだこれ(笑)
いやそのうどんの汁に肉汁が加わり、それはそれで大変結構だったケドw

そのくらい様々に研究された独自の設計だと感じた。
一枚180円。決して安くはないけど、また買う。また食いたい。そう思わせるだけの味だと思う。

美豚コロも、ねっとりとしたじゃがいもに豚挽肉のうまさがぐいぐい入ってていい。こっちは100円だしね(笑)