DayDreamNote by星玉

創作ノート ショートストーリー 詩 幻想話 短歌 創作文など    

flake98.星樹

2020年02月01日 | 星玉帳-Star Flakes-
【星樹】


土星の旅人と道を分かち宿を出た。


迷いながら歩き星樹の森に辿り着いた。


樹に小さな光る実がなっている。


月の光を反射して光っているのだ。


実は固くてとてつもなく苦い。


かつて噛んだことがある。


霧が出てきた。


月も隠れた。


霧の向こう。


何処へ。


虚と情を歌う詩を携えていたはずなのだ。


何処へ。




flake98『星樹』



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。