【ワシントン=岡田章裕】ガイトナー米財務長官は25日の下院金融サービス委員会で、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の不正操作問題を巡り、「幅広い改革案や、LIBORの代替策を注意深く分析している」と述べ、国際的に代替策の可能性も検討されてゆくとの見通しを示した。
また、ガイトナー長官は、ニューヨーク連邦準備銀行総裁を務めていた2008年6月、問題に気づいて英国側に改善案を提示した。この日も、「早い段階で迅速に行動した」と述べ、自らの対応は適切だったと強調した。
(2012年7月27日
読売新聞)
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