「生協だれでも9条ネットワーク」

日本国憲法と平和主義、民主主義を守る活動を進める生協関係者のネットワークのブログです

謹賀新年 2019

2019-01-03 23:59:58 | 情報提供

<管理人より>
 皆さま、新年明けましておめでとうございます。冒頭の写真は「生協九条の会・埼玉」の大友弘巳さんが撮影した画像を寄せていただいた中から、管理人が気に入った1枚を掲載させていただきました。大自然に人々の暮らしが融合されているようなイメージが湧きました。どうぞ、お楽しみください。
 
 平成最後ということでNHK紅白歌合戦も盛り上がり、白組の最後、嵐の登場とともに速報のテロップで"安倍首相が新元号を4月1日に決定"が流れて唖然としました。1年で最高の視聴率が出る番組(久しぶりの40%超えとのこと)で、天皇の代替わりも自分が総理大臣として仕切っていることを何気なく印象付けるというプロパガンダ(通常、情報戦、心理戦もしくは宣伝戦、世論戦と和訳)をやってのけたわけです。自民党の広報は電通が担当していますが、憲法改悪に向けて着々と手を打ってきていることを痛感しました。
 現天皇が12/23の誕生日の記者会見で、現在の憲法に基づいて国民統合の象徴としてのあり方を模索され、平和の思いを込めたメッセージを伝え、国民の多くが共感したことをふみにじっているように思えました。
 このままいくと安倍内閣は、桂太郎内閣を超えて最長を記録すると言われていますが、祖父の岸内閣や大叔父の佐藤内閣を合わせると長州の同じ一族にどれだけ牛耳られたのかとあきれます。民主主義の成熟の中で優れたリーダーを次々と生み出せる国になっていないようです。一刻も早く退陣していただきたいです。
  
 いよいよ2019年は正念場の年です。現状を嘆くだけでは意味がないので、民主主義と立憲主義を求める声を上げ、声を大きくするための行動を多くの方々と一緒に、そして「生協だれでも9条ネットワーク」の場でも取り組んでまいりましょう。

(参考情報)
●共同運営ブログ「リベラル21」の1/1付けの記事「今年は護憲派にとって決戦の年」は→こちら