日本で一番小さな野鳥 (全長9~10センチ(←スズメが15センチ)、体重は何と5グラム前後!)として有名な キクイタダキ (菊戴) は、本州中部以北では繁殖しています(=留鳥)が、私めの住む中国地方の県では冬鳥 ということになっており、小さいので見つけにくい為 やや珍しい部類の野鳥になっております。 以下の写真ではその大きさ(=小ささ)が判らないかも知れませんが…。
和名の「菊戴」は、頭部にある鮮やかな黄色の帯を 黄色い菊の花びら1枚に見立てて、頭に菊の花びらを戴いていると見て 名付けたものらしいです。(↓)

キクイタダキは小さい上に とてもすばしっこく ちょこまかと動くので撮影するのは 結構難しいです。 木の中を渡り歩き、小枝や葉にいる虫に飛びついて捕らえます。 また葉の前でホバリングをして昆虫などを追い出して捕らえることも多いようです。

キクイタダキ♂の冬羽では、頭部の黄色の帯の中央に鮮やかな橙赤(とうせき)色の帯があるらしいです。「菊」にオレンジっぽい色が付いているのが(↓)ですが、図鑑に言う「帯」とまでは言えません。 まぁ 後ろ姿の確認の意味でも載せておきます。

次は キクイタダキ♂を撮るのが課題ですかね。 次の冬になりますが…。
(画像をクリックすれば大きくなりますので、お試し下さい)
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