コジュケイ (小綬鶏) は大正時代(1920年頃)に中国南部から輸入され、当初は籠脱け で、その後は狩猟鳥 として放鳥された外来種 で、全長は28センチくらいもあるキジの仲間です。
コジュケイは、キジの仲間では珍しく小集団の群れで生活し、地上を歩き回りながら植物の種子や昆虫、ミミズ等の小動物を食べる雑食性です。 私めが見たコジュケイは3羽の群でした。(↓)

コジュケイの外見上の特徴は、

額から眼上部にかけて灰色の眉状の筋模様(眉斑)と灰色の胸部、
背中は薄い灰褐色の羽衣に、濃い褐色のまだら模様(斑紋)、

下面は黄褐色の羽衣、脇腹には暗褐色のまだら模様(斑紋)、濃い赤褐色の短い尾羽、
太くしっかりとした暗灰黄色の、キジの仲間なので雄はケズメ(蹴爪) がある足です。

(↑)のコジュケイの足にはケズメがないので「雌」ですね。 コジュケイの眼(虹彩)は灰褐色で、嘴(くちばし)は短く黒い。 (↓)がコジュケイの正面顔です。

名前のコジュケイ(小綬鶏)の由来は、「綬」が勲章に付られている布製の帯のことで、胸に綬を付けたような模様を持つ「ジュケイ」(綬鶏)と呼ぶキジの仲間がおり、それに似た姿だが、それよりも小型であることからコ(小)ジュケイという名が付いたそうです。
(↓)がコジュケイ2羽の後姿です。

コジュケイの雄は繁殖期に「ちょっとこい、ちょっとこい」と聞こえる(聞きなし)特徴ある声で鳴くんだそうですが、残念ながら、冬場でもあり、鳴き声は聞けませんでした。
尚、撮影場所は、多磨霊園 と隣接する浅間山(せんげんやま)公園 @府中市@東京で、撮影時期は3月下旬です。 広島の里山でもコジュケイを見たことはあったのですが、撮影できていなかったままだったものが、東京で撮影できたのは驚きで幸運でした。
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