6月下旬 里山の古池で、水面に浮いている藻や植物の組織内に産卵管を刺して産卵している 雄雌連結(タンデム)した ベニイトトンボ (紅糸蜻蛉)に出会いました。 雄♂は全身鮮やかな朱赤色ですが、雌♀は腹部が橙褐色で胸部はやや緑がかっています。(↓)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/92/b99ebc64809476f530f57f0d71aa6164.jpg)
(↑の大きい画像はありません)
このベニイトトンボは生息地が局地的なため絶滅危惧種Ⅱ類に指定されておりましたが、2012年の第4次レッドリストでは生息の確認された場所が増えたことで準絶滅危惧種に1ランク下がりました。
私めが行く里山の古池でも2010年に初観察されて以来、毎年出現するかどうか心配しているそうですが、今年も出現して保護活動をされている皆さんはほっとされたそうです。