今年の夏は日本中が金足農だった。名だたる強豪校相手に判官びいきの私はTVに叫んでしまった。
決勝は大差だったが3回戦対横浜、6番高橋の高校初めて打ったという8回逆転3ラン、4回戦対近江、9回裏2ランスクイズで逆転サヨナラ、5回戦準決勝対日大三、8.9回の攻撃を間一髪しのぐ何れも劇的1点差での勝利。プロ並み真上にホップする低めの直球は高校生には厄介、三振の山。グラブにシャキーンの文字入れてサムライのイメージでぶった切りたいとセンター大友と刀抜きあうサムライポーズ。
何かと話題の極めつけはプレーはもちろん笑顔でエビぞり全力校歌だ。
♪可美しき郷 我が金足 霜しろく 土こそ凍れ 見よ草の芽に 日のめぐみ 農はこれ たぐひなき愛 日輪の たぐひなき愛 おおげにや この愛 ・・・・
草取り毎日で暮らして?いる私にとって意味深い“見よ草の芽に 日のめぐみ ”。 辞書引いてしまった。げにや:実にや:本当にまぁ 作詞は国文学者近藤忠義。1927年東京帝大国文卒。県立金足農業学校創立は1928年。自然の中で営む農への愛や敬い。当時東京音楽学校(芸大)の講師は思想問題で解任。その後法政大の教授は治安維持法で検挙され敗戦を獄中で迎え戦後共産党入党。国文学会の重鎮の痛恨は次々と召集され死んでいった教え子たちを食い止められなかったことと昨日23日の赤旗「潮流」が書いている。 ♪日体 日体 日体 燦たる母校・・・日体大の校歌も氏の作詞とも。
準優勝の21日夜は、秋田本社全国60店「大人の休日二日目(2018.7.3ブログ)」登場の昭和レトロな広告板貼った居酒屋チェーン「薄利多賣半兵ヱ」が直営店全店飲食全額無料(タダ)という社長の無茶苦茶な決断(全店で700万円くらい)とネットにあった。秋田盛り上がってるわけだ。
あきたびじょん (ブログ2018.7.7 大人の休日 秋田美人)で銀座のビルに貼られた秋田おばこ柴田洋子さんが吉田投手の顔に重なって見えるのは私だけの感覚かな?今年は佐竹20万石の血筋が知事を務める「あんべいいな秋田県」「ユタカな国へ あきたびじょん」が実った豊穣の年になったようだ。
うたいかたは、『うましきくに』。
覚えている人は居るかな・・・
剣道部の荒**君ならどうかな?
私が小学生だったときの校長先生の息子さんの作詞だとか・・・。
まだ歌えますか?
巻町潟東村組合立って?? 鎧潟周辺は広域点在集落で巻町立の枠に入りきらなかったからでしょうか。
和納中学校も昭和39年に合併でなくなり校歌も過去のものになりました。
1. 朝明の霞(あさけのかすみ)もあとなくはれて
目路もぞ遥けき(めじもぞはるけき)高志路(こしじ)の広野・・・
あさけ(あさげ?) :朝の春霞のこととは意味知らずに歌ってました。
作詞は岩室出身の国文学者金子彦二郎です。なんと和納小学校校歌を明治45年当時の訓導(教諭)実兄の金子哲郎が作り、戦後弟の彦二郎が補訂しています。
この校歌はまだ現役です。