だめぴよ♪レンズ

おかげさまで、不妊治療を経て無事出産。
治療中にわかった事・気付いた事・出会えた人…私の大切な宝物です。

骨盤底筋群を鍛える(その1)

2009-04-27 | カラダメンテナンス

今日のテーマは、「骨盤底筋群を鍛える!」

骨盤底筋ってどこにあるかご存知でしょうか?

聞いたことはあるけど、よくわからないという方がいらっしゃるかもしれない
ので、簡単に書いておきます。

読んで字のごとく骨盤の底側にあり、恥骨と尾骨の間をハンモック状に覆っている
部分です。
真下から見ると、「尿道と膣をぐるりと囲む部分」と「肛門をぐるりと囲む部分」が、
膣と肛門との間の部分を交差点として、8の字状になっています。

        カツヤクキン
それぞれの括約筋(外尿道括約筋、内尿道括約筋、膣括約筋、肛門括約筋)や、
内骨盤筋膜、骨盤隔膜、会陰膜などの総称を「骨盤底筋群」と呼んでいるようです。
・・・簡単じゃなくなってしまいましたスミマセン

私は、ピラティスの先生からいつも説明を聞いているので、ようやくイメージができる
ようになったのですが、筋肉のついている様子をイメージする事はとっても大事なんだそうです。
はっきり頭の中でイメージして動かすのと、なんとなく動かすのとでは、効果が
ぜんぜん違うのです!

「骨盤底筋群」などで検索をすると、図解の説明が載っているので参考にしてくださいね


先月、実家のそばの総合病院に健康教室の講座があったので、参加してきました。

テーマは「尿失禁を防ぐ骨盤底筋群の鍛え方」。

コレを鍛えておかないと、えらいことになるんだそうです。


先生の話をまとめると・・・

 ・ほんの数十年前までは閉経後の女性の悩みとして考えられてきた「腹圧性
  尿失禁(くしゃみや笑ったりした瞬間に尿が漏れてしまう)」が、現在若い世代に
  急激に増えている。
  テレビでたまにやっている“尿もれシート”のCMは、抵抗感を持たずに購入
  してもらえるように、20代から30代の女性を出演させている。
  メーカーがそれを意識して販売促進をするほど、若い世代の深刻な悩みに
  なりつつある。

 ・60代以上の病気とされてきた子宮脱、直腸脱が40代でも見られるように
  なってきた。

 ・これらの原因のほとんどは、「骨盤底筋群」の衰えによるものである。
   ※尿失禁に関しては、一部、神経系の病気のこともあり、この場合は
     服薬で治ることも多い。

 ・対策として一番有効なのは、予防である。つまり骨盤底筋群を若い頃から
  日常的に鍛えること。

こんなようなお話から始まりました。


では、どうして急に若い世代に骨盤底筋の弱い人が増えてきたのか?
それは、毎日のトレーニングをしてきていないから


昔の日本人が、日常当たり前にしてきたことは、とてもいい骨盤底筋のトレーニング
になっていたというのです!

例えば・・・
 ・和式トイレにしゃがむ(1日6回として、×365日)
 ・和室での生活全般で、立ったり座ったりを繰り返す。
  (食事や書き物や縫い物のたびに、畳の部屋にあるちゃぶ台に座ったり
   立ち上がったり…1日15回として×365日)
 ・ご存知の方も多いと思いますが、昔の女性は「月経血コントロール」が
  できていたのです。そのため生理中はかなり意識的に骨盤底筋を締めて
  生活できていたんです。(睡眠以外の時間×6日間×12ヶ月)

例とはいえ、こうやって具体的に「トレーニング回数」として示されると、現代の
生活では間違いなく昔の人にはかなわないと感じて、とても怖くなりました。


明日は、そのとき教えてもらった骨盤底筋を鍛える体操を、いくつかご紹介します。


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