鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

子どもたちが、どの子も、食べるに困らない社会

2023年04月18日 08時00分00秒 | Weblog

選挙に入る前から、ときどき話していることなのですが、「子どもたちが、どの子も、食べるに困らない社会」であること、それがこれからの政治の根本になると思います。そのことを話に入れるようにしています。

このことは、気候変動への適応に関心を持ったころから感じていることで、鈴鹿市で学校給食の提供がピンチになった時、真剣に考えたほうが良いと実感しました。その時に、農林水産の部署でもその話をしたところです。そして今、気候変動のリスクは高まるばかりです。地球温暖化だけではなく、火山噴火などリスク要因は大きくなるばかりではないでしょうか。

また、世界各地で極端な気象現象が増えていることを考えると、じわじわとこれまでと違う局面に入っていると考えるべきと感じています。そこに、ロシアのウクライナへの侵攻や、東アジア地域での不安定な状況、経済を前面に押し出しながら対外的圧力を強めたり影響力を高めて、自分たちの価値観で物事を進めようとする国の存在もあります。なにより世界人口も増加しているということは、食糧がどこかで足りなくなる局面も想定されます。

あっという間に、砂上の楼閣のように、私たちが現在当たり前のように享受している食の恩恵が揺らぐ、最悪、飢饉の状況になるかもしれないと想定に入れておくことは、政治の責任であると考えます。

別の視点では、「子ども食堂」の立ち上げが各地で進んでいることもあるでしょう。子ども食堂などをはじめとして、子どもの支援に携わっている方々の想いや行動には頭が下がります。そのような皆さんを支援することはもちろん、子ども食堂などを支援することも大切なことだと思います。

しかし、政治が考えるべきなのは、支援や補助を行うことばかりではなく、「食べるに困る子」もいるという現実を直視して、その上で、保護者の状況に関わらずすべての子どもが食べるに困らない社会を目指す、行動することだと思います。


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