鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

コンビニ弁当から

2013年04月23日 16時03分55秒 | Weblog
ときどきコンビニで買い物をします。
ちょっとした食事を買うと、黙っててもマニュアルにあるのでしょうが、使い捨てのお手ふきや箸やスプーンをつけてくれます。持ち運び用に袋もつけてくれます。最近だと、「熱いものと冷たいものを別の袋にしましょうか」なんてことも店員さんは言ってくれます。
慣れてしまうと、それが当たり前のように、逆にそうでなければ不自然と感じてしまうくらいですね。
そのような一切を込みで価格は設定されているので、受け取ってもなにも具合が悪いことはないでしょう。

けれど、自宅に持ち帰って食べるとすると、お手ふきは必要でしょうか?箸やスプーンは必要でしょうか?
あったら便利に越したことはないかもしれませんが、本来どちらも自宅にあるもので、不必要なものではないでしょうか。
過剰になっているものを、当たり前のように受け取ること、考えずに受け取ることに、自分が慣れてしまっていないかと、ふと気になるのです。

医療機関のコンビニ受診という言葉がありますが、もしかすると、このようなコンビニのようなサービスに、世の中のいろいろな場面で慣れてしまっているために、本来はそのような考えがそぐわない領域でも、過剰ともいえるサービスを要求しているのかもしれないと思います。
行政の事業もそうかもしれません。

過剰となっている部分を整理し、過剰になる部分を求める人はそれに応じたコストを負担するという考えが広まれば、必要な部分のコストが下がるのではないでしょうか。そこから生まれた原資をもとに、いろいろな場面で恩恵を受ける人が増えるのであれば、そちらのほうが社会として健全になると思います。


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