爺さんの独り言

雑木林から街中に帰ってきた爺さん

暁鳥敏と加賀千代女の里

2011年05月21日 | 日記
 この世の縁の不思議さで、加賀の国、松任(白山市)に行って来た。松任の駅前に出ると歴史を感じさせる古い建物と、新しいしゃれた建物、”千代女の里俳句館”が目に入る。広々と明るい町である。千代女と言えばあまりにも有名なあの俳句、”朝顔につるべとられてもらい水”。 松任は千代女の出身地。そして又、暁鳥敏の出身地でもある。駅のすごそばに立像と歌碑がある。”十億の人に十億の母あらむとも わが母にまさる母ありなむや” と読める。

   

   

   

 石和鷹 “地獄は一定 すみかぞかし 小説 暁鳥敏” を読んだのはもう10年以上前のこと。松任に行くの暁鳥敏のことを忘れていた。目が見えなくなりながらも、東本願寺の宗務総長となった僧でもあり哲学者でもあった大人物であるが、石和鷹の小説では女性関係ではいろいろ問題のあった人物だったように記憶している。これは小説、どこまでが本当のことがどうかは分からない。内容を忘れてしまっているのでもう一度読んでみよう。

 3日間、犬と猫をペットショップに預けていた。そこのお兄さんのすすめで預けている間に熱さに弱い犬の毛を刈ってもらうことにしていた。帰って来て犬の姿を見てビックリ仰天。まるで因幡の白ウサギ。別の犬になってしまった感じもするし、あまりにも可哀想なことをしてしまったような気もする。しかし、まあ、犬にとっては涼しくなっていいのかもしれない、と思うことにしよう。すぐに少しずつ毛が伸びてくるだろう。連れ合いは”衝撃の映像”などと言って自分のブログに写真を出しているが、ワシャとてもそんな気になれない。もう少し毛が伸びてからにしよう。





コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« テントウムシダマシが | トップ | 三日間留守にすると »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事