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土倉・問屋・酒屋

2018-10-08 | 入試問題+ゴロ合わせ

室町酒屋どう遠い?

酒屋)(土倉(どそう))(問屋(といや))

[ポイント]
1.室町時代の高利貸しには土倉問屋酒屋がある。

[解説]
1.土倉は、南北朝から室町時代にかけて、主要都市で活躍した金融業者。質物保管のための土蔵から起った名。京都・奈良に多く室町時代に最も繁栄。都市民の中のリーダー役を務めたが、高利貸(こうりがし)で暴利をむさぼり土一揆の襲撃目標ともなった。土倉役は幕府の重要財源。

2.問屋は、遠隔地取引が活発化し交通路が発達する中で、流通機構を掌握し交通の要地で物資の輸送・取引をおこなった商人で、鎌倉時代問丸が、専門の卸売商人に発展したもの。商品の保管・売買の他、商人宿の機能を持つが、酒造業者(酒屋)とともに高利貸し(土倉)を兼ねる者が多かった。つまり室町時代の金融業者(高利貸し)には土倉、問屋、酒屋の3つがあった。

3.また多量の物資が運ばれる京都への輸送路では、馬借車借とよばれる運送業者が活躍した。

〈2013成城大・経済

 鎌倉時代末期から室町時代にかけて、農業と共に商業も大きく発達した。貨幣の流通が著しく増え。貨幣経済が進展するなかで、[ 3 ]から発展した卸売業者である[ 4 ]や酒屋など富裕な商工業者は、土倉と呼ばれる高利貸業を兼ねるようになっていた。陸上の輸送では、馬の背に荷を積んで運ぶ[ 5 ]や馬に荷車を引かせて運ぶ[ 6 ]の活躍もみられた。」

(答:3問丸(問)、4問屋、5馬借、6車借)〉

〈2012立大・現代心理社会コミュニティ福祉

 鎌倉時代になると,(中略)また,荘園から徴収した年貢や商品の保管。輸送にかかわる専門業者も登場したが,この専門業者が室町時代には,委託された貨物を手数料を取って売る中継商・卸売商に発展した。これを( ヌ )と称し,商人宿の機能も果たしていた。この時代,貨幣経済が発達して,金融業の活動も活発化していった。酒屋などの富裕層である商工業者は,( ル )と呼ばれる高利貸しを兼ねる者も多かった。」

(答:ヌ問屋、ル土倉)

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