さなえのうた

歌いながらあちこちに出没します♪

歌うための楽器作りを骨レベルで考える:上半身のストレッチ

2011-10-02 | ボイトレ日記

昨日ツイートした件です。

生徒さんからの要望でグループ講座を開くことになりました。
名付けて『アマチュア声楽家のための講座』です。

 

 

姿勢から始めようと思い、初回は“骨”をテーマにしました。

生徒さん達もジャージなどの動きやすい恰好で、
(私はジーパンでしたが)
土足禁止の稽古場での開催です。

 

 

最初はストレッチ。日頃の疲れを取り、柔軟性を高め・・・

 

 

・・・

 

 

生徒さんの身体の硬いこと硬いこと。

ヨガのレベルまでいかなくても良いと思いますが、
皆さん、簡単なストレッチも滅多にしないそうで、
かなり驚愕してしまいました

朝起きた時、夜寝る前、お風呂上がり、疲れた時や気分転換に、
ほんの少しのストレッチは運動効率を上げますし、
ストレスの軽減、ガンなどの病気の発生率の低下などの他、
大人な女性の敵:更年期障害の発生防止にも効果があるそうです。

・・・って、これらの病気になったことがないので、
本当に効果があるかどうかは分かりませんが、
周りにいる友人知人の歌い手さんで、ストレッチを欠かさない人は
50代も60代もそれ以上も、これらの病気になっていないので、
効果があるのだろうと思います。

(間違っていたらごめんなさい。詳しくは専門家のHPをご覧ください!)

 

 

・・・ということで、講座に入る前にストレッチをしました。

大変好評だったので、ブログ記事にもしてみようと思います。
先ずは私が普段やっているストレッチをちょこっとご紹介します。

同じことをしなくてもいいですし、
好きなようにアレンジしていただけたらいいと思いますが、
参考になれば幸いです。

 

 

☆★☆★☆ 上半身のストレッチ ☆★☆★☆

 

椅子に座った状態または床に胡坐で座った状態で始めます。

(正座は血流が悪くなりそうなので・・・)

 

ストレッチは力を入れてグイグイやらずに、力を抜いて行ってください。
息を止めないことも重要です。
我慢大会ではないので、限界まで頑張らずに、
無理のない範囲で行ってください。

柔軟性を競うための前屈や開脚などは、ここでは行いません。

解すことが目的です。

 

 

・手を組んで、手首をグルグルと回します。

  指が交互になるように手を組んで、ギュッと握らず、手と手の間に空間を持たせます。
  力を抜いた状態で、腕から動かすことによって手首が回るようにします。
  手首から先だけをグルグル回すのではなく、脱力した状態で行います。

  3~5回くらいずつ、左右行います。

  指を組み替えて、同様に行います。

  やり辛い方があると思いますが、続けていくうちに滑らかに回せるようになってきます。

  ※末端まで血流がよくなるように、歌う時に力が入らないように脱力しましょう♪

・手を解き、手首から先を緩やかに5回くらい振り下ろすようにして脱力します。
 

・肘を曲げ伸ばしするように、腕から先を同様に5回くらい振って、脱力します。

・両肩をすくめるように持ち上げて、脱力して下ろす・・・を3~5回くらい繰り返します。

・次にゆっくりと息を吸いながら肩を持ち上げ、吐いて脱力しながら肩をストンと落とします。
  2回くらい繰り返します。

  ※緊張すると肩に力が入ります。肩こり解消にも効果的です♪

・軽く拳を握り、肩を大きく3~5回くらい回します。

  肘から大きく回すようなイメージで、ゆっくりと上から後ろへと回します。
  肩甲骨を寄せるようにしてから緩める、を繰り返します。
  片方ずつではなく、両肩を同時にです。
  歌う時に空気が入るスペースを、緩やかに大きく開きます。

  ※前側の胸郭が開くような感覚で。

  同様に逆回しで行います。下から後ろから持ち上げるような感じです。
  背中を少し丸め、今度は肩甲骨を広げるようなイメージで行います。
  
  前だけではなく、胸郭は後ろにも広げられます。
  見えないところにも気を使いましょう♪

  ※背中側の胸郭が広がるような感覚で。
   緩やかに柔軟に拡張する肺を作りましょう♪

・背中を丸め、手を頭の前で組み、緩やかに息を吐きます。

  背骨の一つ一つが緩やかなカーブを描くように、丸い背中を作ります。

  ※背骨に沿って、息の通り道があります。
    通りやすいように緩やかな線路を作りましょう♪

・その姿勢のまま息を吸い、息を吐きながら組んだ手を斜め前に持っていきます。

  組んだ手と対角にある側の背中が伸びていることを感じます。

  ※歌う時に横隔膜を支えてくれる筋肉です。
   あとで頑張ってね~と心の中で声をかけましょう♪

・息を吸いながら組んだ手をセンターに戻し、吐きながら逆側の斜め前に。

  反対側の背中が伸びていることを感じます。

  ※キミもあとで頑張ってね~と心の中で声をかけましょう♪

・息を吸いながら組んだ手をセンターに戻します。

  ※背骨の線路を確認しましょう♪

・組んだ手をひっくり返して手の平を上にし、頭上に持ち上げます。

  骨盤から一つ一つ背骨を積み上げるように、地面に対して垂直な背中を作ります。
  組んだ手を持ち上げることによって、横隔膜も引き上げます。

  ※横隔膜はお腹側も背中側も、肋骨の一番下の骨に繋がっています。
   横隔膜の位置を感じましょう♪

・息を吐きながら手を解いて下ろし、リラックスします。

  
  

 

☆★☆

 

 

・・・以上です。 

夜のストレッチや、お風呂上がりのストレッチでは、
頑張ってね~ではなく、頑張ったね~と心の中で声をかけてあげてくださいね♪

 

下半身のストレッチや姿勢の作り方は、また次回♪

 

 

 

私が普段やっている通りのことを書いてみました。

参考になれば幸いですが、間違っていることもあるかもしれません。

ご容赦くださいね。  

 

 

文章だけだと分かり難いと思いますが、ご容赦ください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今日のつぶやき | トップ | 今日のつぶやき »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ボイトレ日記」カテゴリの最新記事