学校公演の、舞台裏を大公開しちゃいます
朝一番、舞台上に何もない、体育館のステージです。
ここに、トラックで舞台セットや衣裳・照明・楽器・・・などなどを
搬入します。
出演者全員も手伝って、
舞台セットを組み立てたり、
楽器や衣裳や小道具などの準備をするんですよ~!
出張舞台ですっ
そして、2枚目の写真は・・・
セットになるパネルの裏が見えていますが・・・
舞台の大きさに合わせて、
演出家や舞台監督を中心に、セットを組み立てていきます。
表からみると、本物の壁に見えますが、
裏から見ると、ご覧の通りのベニヤ板なので、
(簡単ではありませんが)自在に組み立てることが出来ます。
舞台の両サイドでは、楽器のセッティングが行われています。
じゃじゃじゃ~ん
出来上がりが、こちら
見えていないところに、照明も組み立てられています。
出来上がったセットに照明を当てると、
本物の壁みたいでしょ!?
組み立てにかかる時間は、1時間強くらいです。
でも、これで準備が全て整った訳ではなくて、
衣裳にアイロンをかけたり、
小道具を用意したり、
その他に必要なものを用意したり・・・
それが終わると、“音出し”と言って、
実際に演奏をして、
音楽が舞台上や客席で、どのように聞こえるかをチェックし、
バランスを取ります。
聞こえない場所があってはいけませんし、
楽器が大きくて、歌がきこえなーい!!など、
バランスが悪くてもいけません。
“音出し=サウンドチェック”の時間が、
約30分くらい。
一方で照明さんは、
その日の舞台の組み立て方や、
体育館の大きさ・壁の色などに合わせて、
照明の微妙な調整をしています・・・多分。
↑ 専門的なことは、よくわからない~~~~
音出しの前に終わっているものと、
リハーサル中に調整しているものと、
リハーサル後に、お昼時間を削って、
調整しているものと・・・
照明さんは大変です!
音出しが終わると、“場当たり”という、
歌う時の自分の立ち位置や、
導線(登場・退場の方向など)などの確認作業をしたり、
“リハーサル”を行ったり、
他にもいろいろな準備をします。
それらの所要時間が、約1時間半。
その間に大きな休憩はなく、
待ち時間の間に水分を取ったり、
柔軟をしたり・・・
自分の衣裳や小道具をチェックしたりします。
失敗しちゃいけないので、
最新の注意を払って、これらの作業をしているんですよ~。
もちろん、ここに至るまでには、
何ヶ月か前に、この体育館に実際に訪れて、
設備や寸法などをチェックする人がいたり、
その前には、
楽器の調達や、歌い手&スタッフさん達の出演交渉にあたる人がいたり、
その前には、衣裳をデザインして作ったり、
舞台セットを考えて作ったりする人がいたり、
さらにその前には、
『やろう!』と立ち上がる人がいたり・・・。
想像も出来ないほどの、たくさんの人たちが、
公演に関わっています。
そして、最後に、
お客様が来てくださって、
公演が成立するのです。
たくさんの人が関わる、大きな波だなぁと、
いつも感じます。
そして、その波の中にいることが、
好きだったりするんだな~