さなえのうた

歌いながらあちこちに出没します♪

今日のつぶやき

2011-07-31 | インポート


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伊良部元投手

2011-07-30 | 徒然

サッカーが好きです。

なので、野球を見るのは本当にたまに。
最近は巨人の坂本選手がお気に入りで、
彼の活躍を見るためにチャンネルを合わせることもあります。
ドームに行ったことはありません・・・あ、1度だけありました。
オペラを見るために行ったことがあります。

 

 

そんな私ですが、彼の名前を知っていました。

伊良部投手。

 

 

大きな身体と、ヤンキースや阪神の縦縞のユニフォーム。
どこか、おどおどした表情。。。

 

ピッチングをしている時は、鋭い眼光をしているのに、
マウンドを降りると、どこか自信がなさそう・・・そんな印象を持っていました。

こんなことになってしまったので、そんな風に思ってしまうのかもしれませんが。

 

 

 

 

モーツァルトのオペラ『魔笛』の中で、
自殺をしようとしたパミーナは、3人の童子達に咎められます。

“自殺はよくない!”

 

それは、西洋の宗教観から来ているものです。

 

一方で、自殺しようとしてしまうパミーナの心情も理解しています。

人間は弱いのです。

 

 

自殺してしまうオペラがない訳ではありません。

トスカは投身自殺をしますし、リューは奪い取った刀で自らを貫きます。
バタフライも自害します。
・・・って、プッチーニばかり思いついてしまいました。

 

トスカは殺人を犯しているし、リューは東洋人、バタフライは日本人です。

 

ロミオとジュリエットは、若過ぎました。トリスタンとイゾルデは神話時代の人物。

 

 

 

日本には“切腹”という概念がありますが、
西洋では『死んでお詫びを』などと言いません。

暗に自殺を容認してしまう文化。

 

それは、自殺してしまった人のことを思いやることでもありますし、
その思いやりの文化は素晴らしいものだと思うのですが・・・

 

 

でも、もうそろそろ、その文化には疑問を持ってもいいんじゃないかな。

 

 

自殺した場合には保険金がおりないとか、
自殺した人の葬儀には参列しないとか、

それよりも先ず、家族でちゃんと食卓を囲むとか。

 

 

 

死を乗り越えた者は強い。・・・魔笛の歌詞の一部です。

 

 

 

「お母さん。これ、分解してみてもいい?」

「元通りに戻せるなら分解してみてもいいよ」

「元通りに戻せなかったらダメなの?」

「自分の力で作れないものは、壊しちゃいけないの」

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今日のつぶやき

2011-07-30 | インポート


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今日のつぶやき

2011-07-29 | インポート


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言葉なんて伝わればいい…音楽と同じ

2011-07-29 | 歌い手奮闘記

"What watch?"  "Ten watch."  "Such much!?"

 

先日、テレビで『カサブランカ』を観ました。

モロッコにバーバリーコートでお馴染の映画です。

 

実際にはバーバリーではないそうですが。

 

 

「君の瞳に乾杯」という名訳が有名です。
英語のセリフに日本語の字幕・・・でも、言葉の数が多過ぎて、
字幕に目が追いつきませんでした。

ですから、英語のリスニングの練習を兼ねて、
字幕を読まずに、映画全体をボーっと観てました。

 

イングリット・バーグマン、綺麗でしたぁ。

アップになると、少しぼやけた感じの映像になるので、
余計に素敵に見えるというか・・・う~ん、映し方ですねぇ。

 

 

 

言葉を聞いていて、印象に残ったのが、
前述のセリフです。

 

まず、音がいい!!!

 

「ワット、ウォッチ?」「テン、ウォッチ」「サッチ、マッチ!?」

 

“ッチ”を繰り返すことで、リズムを生んでいます。
しかも、子音が「w→t→s」ときつくなっていき、
それによって、最後のセリフの驚き加減『!?』が強調されています。

 

 

 

 

ちなみに、英語としては全く成立していません。

が、言いたいことは分かります。

 

「何 時?」 「10 時」 「そんなに!?」

 

アメリカに亡命したい夫婦が、必死で英語を勉強して、
覚えたばかりの英語で会話をしているのです。

 

 

 

友人の高校生が (なぜ高校生に友人がいるのかはさておき)
私に聞いてきました。

「What time...?」

その子は、英語が喋れるようになりたいという、強い夢を持っています。
そして、バイリンガルである私に、英語で話しかけてくるのです。

 

いや、バイリンガルといっても、
向こうの幼稚園生が話すくらいしか喋れないのですが。

 

「いつ帰るのか」を聞きたい様子です。

 

そういう時はね~、whenでいいんだよ~と思いつつ、
” At 7” などと答えます。

 

要するに、伝わればいいんです。

 

 

 

 

伝えようと思ったら、あるいは感じようと思ったら、
語学は楽しくなりますし、上達します。

いつのまにか、喋れるようになります。

 

 

 

 

 

さて、前述のセリフ、
“ッチ”と繰り返し韻を踏むことによってリズムを生み、
子音がきつくなることによっても効果を上げています。

 

オペラの歌詞でも芸術歌曲においても、
同じような効果をあげている例はたくさんあります。

 

例えば、あっちにフィガロ、こっちにフィガロと繰り返す『セヴィリアの理髪師』、
“私は街の何でも屋”

「フィガロ、クワ Figaro qua」「フィガロ、ラ Figaro la 」
「フィガロ、ス Figaro su」「フィガロ、ジュ Figaro giu」

注:アクサン省略

 

しかもロッシーニの音楽がそれに拍車をかけ・・・

 

あっちにもフィガロこっちにもフィガロそっちにもフィガロどこもかしこもフィガロ
フィガロフィガロフィガロフィガロフィガロだらけ。

 

 

 

 

イタリア語がわからなくても、
フィガロの人物像が、なんとなく感じられたら、
それで充分だと思うんですよね。。。

プラス、歌っている歌手のテクニック。
活舌のよさ、表情の面白さ。
伴奏をするオーケストラの音色。

 

 

いいえ、それよりも何よりも、
わくわくするロッシーニの音楽。

 

 

 

 

 

 

敷居が高い、という方も、
まずは何も考えずに劇場に出かけて、
とにかく何かを感じてみようと思っていただけたらいいのにな~と思います。

 

 

感性を磨いたら、人生が楽しくなりますし♪

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