さて。
スザンナはNr.1の2重唱で
“ un cappellino ornato di fiori ”を試しています。
~ capello ~
“ cappellino ”は“ cappello ”に縮小辞がついたものです。
“ cappello ”は帽子の他に、以下のように訳されます。
・帽子の形をしたもの
・傘の形をしたもの、または笠
・ニュースなどの見出し
・⦅古い言い方ですが⦆花冠、かぶと、桂冠など
このうち、3番目は、頭につけるものですが、
頭に被るものではないので、除外します。
~帽子~
帽子といえば…
麦わら帽子、山高帽子、ハンチング、ニット帽…
いろいろ想像できます。
野球帽、ヘルメット…
これらの中で、女性が身に着けるもの,
しかも、結婚式で身に着けるものは
礼装であり、ファッション性があるものでしょう。
つば広帽子やつば無帽子で、カジュアルではないものです。
帽子のつばに関しては、舞台では注意する必要があります。
つばは日光や光を遮る働きをします。
つばが広いと…舞台上では照明まで遮ってしまいます。
舞台で着用するということを忘れてはいけません。
では、どんなものにする?
この想像をする時に参考にするのは、
皇室やイギリス王室。
トーク帽やカクテルハット、ヘッドドレスと呼ばれているものが、
一番良いと思います。
花嫁が身に着ける頭飾り…。
頭の上にちょこんと乗せるものなら、
“ cappellino ”として最適でしょう。
~笠~
富士山の上にかかっている、あの雲。
笠雲または傘雲。
あれもcappelloでしょう。
和装の結婚式で花嫁が身に着ける角隠しや綿帽子、
あれも“ cappello ”でいいと思います。
よって、演出によってはスザンナも
“素賛菜”などと表記されて、綿帽子を使うこともあります。
角隠しや綿帽子に、金糸や白糸で花の刺繍をいれ、
その位置や大きさや形を見て、「さあ、これで満足」と歌い出すのです。
…滅多にない演出ですが、
見たことがある演出です。
もちろん文金高島田は、髪結の“夫意ヶ路”が結ってくれます。
~花冠・かぶと・桂冠~
この花冠とは、花の器官(複数の花びらから成るもの)ではなく、
花で作った冠のことです。
花と花を組み合わせて冠を作り、頭に被るものです。
小さい頃に、シロツメクサでよく作ったなぁ~。
オペラ『ヘンゼルとグレーテル』でも、
グレーテルが作っています。
…あ、この彼らの名前にも縮小辞“ el ”がついています。
桂冠は、月桂樹の葉や枝で作った冠のこと。
神話などでお馴染みのあれです。
“ cappello ”にこの意味があることを知っておくのは、
スザンナがアリアを歌う上でとても重要だと思います。
さて。
どんな“ cappellino ”にしましょうか。
スザンナはNr.1の2重唱で
“ un cappellino ornato di fiori ”を試しています。
~ capello ~
“ cappellino ”は“ cappello ”に縮小辞がついたものです。
“ cappello ”は帽子の他に、以下のように訳されます。
・帽子の形をしたもの
・傘の形をしたもの、または笠
・ニュースなどの見出し
・⦅古い言い方ですが⦆花冠、かぶと、桂冠など
このうち、3番目は、頭につけるものですが、
頭に被るものではないので、除外します。
~帽子~
帽子といえば…
麦わら帽子、山高帽子、ハンチング、ニット帽…
いろいろ想像できます。
野球帽、ヘルメット…
これらの中で、女性が身に着けるもの,
しかも、結婚式で身に着けるものは
礼装であり、ファッション性があるものでしょう。
つば広帽子やつば無帽子で、カジュアルではないものです。
帽子のつばに関しては、舞台では注意する必要があります。
つばは日光や光を遮る働きをします。
つばが広いと…舞台上では照明まで遮ってしまいます。
舞台で着用するということを忘れてはいけません。
では、どんなものにする?
この想像をする時に参考にするのは、
皇室やイギリス王室。
トーク帽やカクテルハット、ヘッドドレスと呼ばれているものが、
一番良いと思います。
花嫁が身に着ける頭飾り…。
頭の上にちょこんと乗せるものなら、
“ cappellino ”として最適でしょう。
~笠~
富士山の上にかかっている、あの雲。
笠雲または傘雲。
あれもcappelloでしょう。
和装の結婚式で花嫁が身に着ける角隠しや綿帽子、
あれも“ cappello ”でいいと思います。
よって、演出によってはスザンナも
“素賛菜”などと表記されて、綿帽子を使うこともあります。
角隠しや綿帽子に、金糸や白糸で花の刺繍をいれ、
その位置や大きさや形を見て、「さあ、これで満足」と歌い出すのです。
…滅多にない演出ですが、
見たことがある演出です。
もちろん文金高島田は、髪結の“夫意ヶ路”が結ってくれます。
~花冠・かぶと・桂冠~
この花冠とは、花の器官(複数の花びらから成るもの)ではなく、
花で作った冠のことです。
花と花を組み合わせて冠を作り、頭に被るものです。
小さい頃に、シロツメクサでよく作ったなぁ~。
オペラ『ヘンゼルとグレーテル』でも、
グレーテルが作っています。
…あ、この彼らの名前にも縮小辞“ el ”がついています。
桂冠は、月桂樹の葉や枝で作った冠のこと。
神話などでお馴染みのあれです。
“ cappello ”にこの意味があることを知っておくのは、
スザンナがアリアを歌う上でとても重要だと思います。
さて。
どんな“ cappellino ”にしましょうか。