不登校が輝く日

子供2人中学時不登校でした。

byウパリン

落ち着かない私

2016-07-24 23:42:53 | 日記
 朝、次男は私より早く起きて、自分の部屋に掃除機をかけていた。

 窓も開けて、空気の入れ替えもちゃんとしていた。

 「えらいねー」

 あんまり褒めるとかえって怒るので、さらっと言う。


 朝ご飯食べにダイニングに下りてきて

 「あー学校行きたくねえー!!」

 と聞えごなしに言う。

 知らん顔して朝食の支度に熱中している振りをすると

 「おい!学校行きたくねえ!」

 ともう一度私に向かって言う。

 「わかってるよ-」

 
 次男の表情は一時より和らいでいる。

 ここ半年近く、ずっと漫画も欲しがらなかったのに

 最近、「漫画買って」と言い出した。

 『食戟のソーマ』という漫画をamazonで買った。

 続きが早く読みたいと言うので、

 「アマゾンで買うより本屋に買いに行った方が早いよ、一緒に行こうよ」

 と言ってみたが却下。

 「母さん、買ってきて」

 「遠くの本屋さんに一緒に行こうよ」と言ってみたが、「家から出たくない」と。

 私「仕方がないなー」

 次男「3冊買ってきて」

 私「一度に3冊か。贅沢だなー」と言いながらも、

 私的にはゲームよりは漫画の方がよいので嬉しい。

 ちょっと借りて読んでみたが、料理で対決する漫画のようだ。

 

 やや落ち着きを取り戻した次男とは裏腹に、私はソワソワ落ち着かない。

 トモダチ作戦のことで頭はいっぱい。

 実家からWiiを借りてきて取り付けたけれど、古いせいかコントローラーがうまく働かず。

 イライラしたり悲しくなったり。


 次男はやっぱり友達に逢えない気がするので

 せっかく来てくれた友達をどうやってもてなそうかと、そんなことばかり考えて
 
 あれこれ色んなシチュエーションを想像して、勝手に緊張して神経すり減らしている。

 まるで、ドラマにありがちな『冴えない男の人が初めて好きな女性をデートに誘うとき』みたいな

 または『プロポーズのサプライズをあれこれ考えるとき』みたいな、そんな感じ。

 未だかつて、自分の人生でこんなに計画を練ったことはないなあ・・。

 今まで行き当たりばったりの無計画な人生だったので。


 夕ご飯は鮭のクリーム煮。

 次男「えー、ラ王の方がいい」と言いながらも食べかける。

 私「これにフィットチーネを入れると美味しいかもよ。入れてみよっか」

 次男「母さん、そんなこと言うなんて食戟のソーマ読んで影響受けたやろ」

 私「えー、別にそういう訳では・・・でも、あの漫画は料理の勉強になるね」

 次男「だからって真似して料理作るなよ-。どうせまずいんだから」

 私「失礼な子だね

 次男、文句言いながらも全部ぺろっと食べてくれた。

 自分の作ったご飯食べてくれるのって幸せだね~


 長男は下宿して出て行ってしまったので、毎日何を食べているのやら。

 そう考えると、子供にご飯作ってあげられるのも人生のうちのわずかな期間なのかな。

 案外、次男には一生作り続けていたりするかも知れないが・・

 まあ、それはそれでいいかー