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地理の部屋と佐渡島

2009年4月よりの佐渡単身赴任があけ、2014年4月より長岡へ。別れが絆をより深めた。今後ともよろしくお願いします。

10.23新潟県中越地震93「妙見・国道291号・崖の崩落」

2004年12月25日 08時22分23秒 | 新潟県中越地震
信濃川の右岸、国道291号(旧17号)を小千谷市浦柄方向に向いて写真を撮影した。

 以前は、対岸の小千谷市高梨町からの撮影しかできなかったが、今はその現場を目の前に見ている。12月19日は天気が良かった。午後2時過ぎ、太陽がずいぶん西に傾いて来たせいか逆光となりまぶしい。

 写真で写っている風景の概要を説明すると、左手の道路が国道291号(旧17号)である。道路左手は、榎峠古戦場のある山からの斜面だ。かつて長岡藩の軍と官軍が戦った戊辰戦争時の激戦地の一つである。

 道路はその山の斜面崩壊のため、右手妙見堰の形成する湖の様に見える信濃川に崩れ落ちている。崩れ落ちている道路のセンターラインを確認できるだろうか。

 また、写真ではわかりづらいが、その崩れ落ちた長方形の道路断片の右手奥に、震災時に落下したパネルトラックが横たわっている。さらに、その向こう側、信濃川に注ぎ込む支流朝日川のはき出した土砂が、扇状地状の地形を形成している。震災後朝日川からはき出された土砂は相当なものであったようだ。注:下記に訂正あり。

 この朝日川下流域には錦鯉の産地として知られる東山地区がある。家屋の中を濁った川の水が流れていた現場として知られることになった場所である。

2004.12.25 文中の以下の部分訂正します。
さらに、その向こう側、信濃川に注ぎ込む支流朝日川のはき出した土砂が、扇状地状の地形を形成している。震災後朝日川からはき出された土砂は相当なものであったようだ。

とありましたが、空中写真等で確認したところ、榎峠のある山の斜面崩落によりここまで土砂が達しているようです。従って、朝日川のはき出した土砂が形成した扇状地状の地形とは言えません。

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