風評

風評被害…
最近度々耳にする言葉
意味は
根拠のない噂のために受ける被害

今回の原発事故
放射物質の拡散による
農畜産物　海産物　その他への影響について
根拠がないと言えるのか

風評という言葉は
随分危険である
風評と掲げ
放射能汚染という
現実の問題から
目をそらす可能性があるからだ　

今日も放射性物質が海水中から
通常の1億倍検出などと報道されていた

それを風評という言葉で
片付けてはいけないと思う

放射能汚染が
海水中に広がり続ける状況で
太平洋でとれる魚を
今は食べる気がしない

風評だから大丈夫　気にしない
という噂こそ
僕にとっては風評だと感じる

原発事故の被害者・生産者の方々は
国　東電　から
しっかりと責任をとってもらうことが大切

死活問題だからといって
基準値変更を求めたり
無理して出荷するような考えを通せば
更なる危険を招くだろうと思う

食品について言えば
安全で安心して食べられる
そんな食品こそ需給者双方に幸せである
五感では分からない
放射性物質の汚染の中
不安で不信で　
何を売ったのか
何を食べたのか
分からない状況では
需給者双方が不幸である

原発とは
人々の暮らし　
仕事を奪う
世の中に
あってはならないもの
世の中を不幸にするもの
そういう認識で
いなければならない