ハイネ

ハイネの詩より

～おお　生活を～

おお　生活を享楽もせず　おまえの生命をついやすな　いのちに別条ないのなら　撃ちたいやつに撃たせてやれ

幸福がそばを通りかかったら　すかさずどこでも捕まえろ　言っておくが　お前の小屋は谷に建て　山の上には決して建てるな

～お前のかわいいその頬に～

お前のかわいいその頬に　夏の炎がもえている　お前の小さな心臓に　冷たい冬がよこたわる

いずれはお前もかわるだろう　ぼくのだいじな恋人よ　頬には冬がおとずれて　心に夏がゆくだろう

写真について

僕は写真が好きなんです．
ここでは僕の写真についての考えを書きます．
僕は，デジカメを時々使っていますが，
それはホームページに載せたり，メールに添付したりなど情報として扱っているだけで，
写真という芸術性はほとんどないと思っています．
いくら，何百万画素の高画質のデジカメを使おうが，
プリントしてみてビックリ…何か味気なく，僕の心に伝わってこないのです．
何故，デジカメと，僕の愛用のライカがそこまで違うのかを考えました．
僕はこう思いました．デジカメは高画質にこだわってキッチリ写そうとしているけれど
人間の目，見方からは離れている．
一方ライカは人間の目に非常に近い写り方をする，ということです．
ですから，これからも愛用のライカで撮り続けます．

詩

僕は，詩が好きなんです．
バイロン・ゲーテ・リルケなど通学時間に読んでいたことを思い出します．
先日，本棚をあさっていたら，大学生の時，授業中に書いていた詩がたくさん出てきました．
僕のは恥しいのでハイネの詩を紹介詩ます．

～きたぐにの～　　
きたぐにのはげ山に　ひとり立つ松の木は　むなしくも眠りいる　氷雪におおわれて　　
ゆめにみる南国の　はるかなヤシの木も　かなしげにひとり立つ　灼熱の絶壁に