Kanedaiのブログ

ぼくの きょうみのあること おもったこと

7月20日付け 天声人語より

2010年07月20日 | Weblog
良い文章だったので掲載します

幕末から明治にかけて日本に来た欧米人の多くが、
この国を「子どもの楽園」と見たのはよく知られる。
たとえば英国の旅行家イザベラ・バードは
「これほど自分の子どもに喜びをおぼえる人々を見たことがない」と紀行文につづった
大森貝塚の発見で知られる米国の動物学者モースは、
日本ほど子どもが親切に扱われる国はないと感嘆している。
わが子に愛情を注ぐだけでなく、世の中全体が子どもを大事にし、寛容でもあったようだ
そんな昔とくらべて気の毒になる投書を東京の声欄で読んだ。
ある母親が8、3、1歳の3人を連れて新幹線に乗った。
東京駅で降りるとき、年配の女性から「うるさいのよ、あんたたち」
と吐き捨てるように言われたそうだ
申し訳なかったと思いつつ、もう家族旅行はしたくないという気持ちが押し寄せてきたという。
別のお母さんも、「わが子が赤ちゃんだった頃、何がつらかったかと言えば、
泣き声などが周りに迷惑をかけているというストレスだった」と書いていた
中には親子ともども、しつけの足りない場合もあろう。
親はほったらかし、子はしたい放題。だが多くの親は周囲に気を使い、くたびれはてる。
不機嫌な視線を意識して、神経をすり減らす
詩人の高田敏子さんに幼い女の子の靴をうたった詩がある。
〈おとなの 疲れた靴ばかりのならぶ玄関に/
小さな靴は おいてある/花を飾るより ずっと明るい〉と結ばれる。
夢ふくらむ靴をはいて、幼子(おさなご)も旅に出る夏休みである。
思い出に、大人の寛容を添えてあげたい。

自転車

2010年07月16日 | Weblog
最近 毎朝 自転車をこいでいる
先日の自転車の大会の結果が悔しかったからだ
雨天のときは室内で
晴天のときは市内をぐるっと周る
車がすくなくて
結構スピードが出せる
爽快な朝だ
今朝もこいできた

さて 昨日は
新城がツールドフランス6位
すごい!!
引き続き がんばれぇ!

人形町

2010年07月01日 | Weblog
人形町…
こどもの頃
お祭りに行ったり
浜町公園に祖父の自転車に乗って
つれて行ってもらったり
水天宮に行ったり
柳屋の鯛焼きを食べたり
人形町の楽しい思い出はたくさんある

僕が自分の家に帰るときは
人形町駅まで
お店からずっと手を振ってくれた

祖母は2月に突然亡くなった
けれども
祖母の靴屋は親戚が引継ぎ 今も続いている
そのうち
大好きな人形町へお線香をあげに行こう

前ばかり見ているのでなく
時には過去に 後ろに振り返り 思い出し 今を生きる

一度きりの人生だから
一つのことに囚われるのではなく
色々な風に…二度も三度も
人生を生きているように
思いをめぐらす時間も
作ってみるのもいい