四万十川レコード 公式ブログ

四万十と言う小さな町に生まれ、思春期に音楽に目覚めそして今も、長い長い音楽の旅をしています。

のんのさん

2014-02-27 01:41:06 | コラム
のんのさん。
子供の頃、祖母は神様を祀る場所をそう呼んでいた。
その昔、呉服屋さんだった古い家に、僕の記憶はある。
朝一番の炊き立てのご飯と、入れたてのお茶を
祖母が“のんのさん”に順番に祀って行く。

かまどの神様、便所の神様、水の神様。
そして居間にある、2メートル程の神棚。
床の間、そして仏壇。
全ての場所にお供えが終わるまでは
ご飯やお茶に手をつけてはいけなかった。

我が家が神主の資格を持つ家であった事を
知ったのも僕が大人になってからだった。
どおりであんな大きな神棚があった訳だ…
ちなみに2メートルの神棚は建て直した
今の実家にもありますが(^◇^)

“応仁の乱”を逃れた、一条教房が
開いた町が今の四万十市なのだが
その一条教房が、京都から無事逃れた
事を僕の町の“貴船神社”に祈念した記録がある。
と言う事は我が家はその“貴船神社”の神主だった
家系だから…一条さんよりもずっと古い時代から
延々と土佐の町人だった訳だ(笑)

今でも母は朝一番の炊き立てのご飯と
入れたてのお茶を神棚と仏壇に祀る。
それは信仰と言うよりも日常なのだ。
毎日“のんのさん”と一緒に生きる生活。
古い昔の日本は…
今も普通にあの町にはある。


バランス

2014-02-25 00:26:19 | コラム
生態ピラミッドは食物連鎖により構築されている。
近年この生態ピラミッドのバランスが
大きく崩れてしまっている事は周知の事実だが本題は別。

同様の理論で“文明ピラミッド”と言う考え方がある。
単純に言うと“先進国”と呼ばれるような国々の
暮らしを支えられる地球資源は全体の10%辺りが
一番良いバランスであると言う考え方。
現在の地球の総人口は大まか71億人。
つまり7.1億人の人が“快適で文化的な生活”を送れる計算。
そして日本やアメリカEUを全部合わせた数がこれに近い。

さてそこに、中国の13,5億人とインドの12億人を足すと…
地球の資源はパンクしてしまう。
でも「俺達は良いけど、お前らは駄目!」とは言えない。
しかもこれらの国の消費者が、先進国の家電や物資を
購入しないと資本主義は崩壊する。

“快適で文化的な生活”とは電気文明だと言う現実。
そしてそれは9割の貧困国家の上にある
“文明ピラミッド”だと言う現実。
中国やインドは、まだまだ生活インフラに対する投資が
終わっていない、と言うか多分そこまで出来ないと思うけど…
その前に世界では、電気を奪い合う争いが起きるのかな?




オリンピックを見て参加出来たのは世界の文明の
3分の1にも満たないのではないか?
でも、中国やインドにねぇ…
お前らは、そのままでいろ!とは言えないよなぁ?

日本の“快適で文化的な生活”を支えていた物の
代用品が4兆円超えの化石燃料の消費で賄われた現実。
こりゃPCもスマホもFBも罪になるのかな?
ぼちぼち、本気で国民が「どっち?」かを選び
未来につなげる対策を論じないと
オリンピックどころじゃなくなるのかなぁ…?

慰問コンサート

2014-02-19 02:00:24 | コラム
さて、銀座山野楽器のホンヤミカコさんのコンサートが終わり
僕は“慰問コンサート”用の動画を作っていました。
Facebookに投稿したこの文章の前には何本かの投稿があります。
と言う事で、時系列からは少し分かりにくいとは思いますが
まぁこんな事を考えて、やっていると言う事です(笑)

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慰問コンサート用の動画の編集を全て終え
DVDにダビングをした。
自分で言うのも何だが良く出来た♪

多少?…いや、かなり問題あり(笑)の
“いわさきちひろ”さんの絵画使用については
後ほど処理するべき問題として置いといて
僕は一応は“ホンヤミカコ”の仕事ではあるが
別の課題と言うか、問題も考えてこの動画を作った。

それは“音楽の医学的効果”と言う研究。
先にも述べたが、老人性の痴呆が進んだ方が
ホンヤミカコの演奏とメロディーに
医療スタッフが驚くほどの反応を示した事例がある。



僕の音楽の持論は“音楽はタイムカプセル”と言う事だ。
カプセル(音楽)を開くとその時の感情や匂い、
涙や町の色も再現する事が出来る。
そう言う効果が“老人性痴呆症”の治療や
病気の進行の抑制に役立てないか?と思う。

誰もが懐かしさを覚える“いわさきちひろ”さんの絵を
使用したのもその為だ。
彼女の絵画の柔らかさと強さを表現する為に
背景は和紙を使用した。
和紙の中に“いわさきちひろ”さんの絵を
溶け込ませて1枚のイメージにまとめた。
それに“動き”、花弁や雪や風を入れた。



そう言う刺激がもし医学的に有効なら…
少しは世の中の役に立てると言うものだ。
でもなによりも…
そこに居る皆さんの笑顔が見られれば…
僕は十分、満足ですけど♪(^.^)/~~~



自分の、目と耳で…

2014-02-15 02:34:33 | コラム
2013年、2月13日。
ホンヤミカコの、銀座山野楽器での、20周年記念CD BOOK発売コンサートが終わる。
このコンサートの為に香港から朱普明氏が、韓国からはイ・ビョング氏が
わざわざこのコンサートを見に駆け付けてくれた。
共にアジアの若きオカリナ指導者達である。
その方達がただ、ホンヤミカコの演奏を見る為だけに日本に来てくれた…

皆さんは信じがたいかも知れないが、ホンヤミカコの作った楽曲は
香港、台湾、中国、そして韓国とアジアのオカリナファンの間では
すでにスタンダードになっている。
ホンヤミカコの楽曲を支持してくれた先生の生徒さん(子供)が
当たり前のように彼女の曲を演奏してくれている…

韓国のイ・ビョング先生とは5月にある彼のイベントへのホンヤの出演と
その後の“マッコリ・ツアー”との打ち合わせもあり、コンサート終了後に
彼のお弟子さんや通訳さんと伴に、銀座で会食をした。




僕は基本的にはノンポリ?
思想や宗教、政治に関わる事は好まない。
そんないい加減な僕でも、これはどうかな?
と、思う報道が日本では続いている。

嫌韓(けんかん)と言う言葉を日本のマスコミが使っている。
一時期の韓流ファンのオバサマ達が、何時の間にか嫌韓になっているらしい…
が、本当か?

僕は本当にヒネているのでマスコミ報道をそのまま鵜呑みはしない。
マスコミとは単なる私企業で、自社の利益の為に存在している会社だからだ。
“社会の木鐸”とか“ジャーナリスト”なんて概念はすでに死滅している。
とさえ思っている。

ネット社会では検証されない情報や、根拠のない中傷や風評が当たり前のように流れている。
情報とは誰かが意図的に、自分の感情や組織の利益の為に、流すものだと言う事も知らずに…




人間の感情や愛情、そして俗悪さに大差はありません。
日本がそんなに優れた国でもない代わりに、他国から馬鹿にされる国でもありません。
人間の集まりには善意もあれば悪意もあります。
それは、肌の色にも、文明の成熟度にも関係なく昔からあります。

僕は現地で仕事をして、確かに慣習の違いや表現の違いを感じる事もあります。
でもそれは日本でも大差ないです。
同じ構成のステージコンサートをしても、不思議と県民性によって反応が違うものです。




自分の目と耳で、自分が会って感じた事を基準にするのが、本来の人間関係でした。
体験も経験も無いのに、上から目線で論じる今の若者の姿勢に、
本当に無知だなぁ…と思う事を、僕は禁じ得ません。

若いんだから横着しないで、自分の目と耳で判断しなさいよ。と、思います。
そう言う経験と知識の上に、人や情報の判断を作れば?と、思います。

音楽は本当に国境や文化を越える事があります。

そして僕は、ホンヤミカコの音楽を好きになってくれた人は
国境や文化を越えた、僕の仲間だと思います。
まぁ、それも僕が、自分の目と耳で感じて経験したから、そう思えたのだと思います。


雪道

2014-02-11 02:28:11 | コラム

大雪の翌日。
大量の残雪の上をチャリで走り、
乱れた電車のダイヤを乗り継ぎ、ホンヤさんと合流。
無事、伊勢原市“おおやまみち”サミットでの演奏を終える。

会場では、伊勢原市の高山市長ともご挨拶が出来
ホンヤさんの資料とアルバムを渡せた。
高山市長は見た目も、発する雰囲気もダンディな方で
政治家と言う雰囲気ではなくて、好感を持てた。




思えば昨年の夏からの、楽曲の繋がりによる、
大山の皆さんとの輪が、随分と大きくなったと思う。
伊勢原市駅の観光案内所に、アルバムの販売分と
告知ポップも渡せた。
3月には観光バスツアーによる「大山詣」の目的地
大山阿夫利神社での演奏も、地元のバス会社との
企画で予定されている。

前夜から、当日の現地に行くまでの
雪に振り回された時間に疲れて果てて
家に帰り着くとグッタリした(;一_一)




伊勢原市に向かう電車の中の話。
前夜からの睡眠不足と、駅までの雪道に疲れて
テンションは最悪で不機嫌。

郊外に向かう車窓の風景はまだ雪景色。
中天に向かう陽光は町を照らし、空は抜けるように青い。




「わぁ~、雪化粧が凄く綺麗ですね♪空も青くて気持ち良い~♪」
笑顔で語る、ホンヤミカコさん。
「…真実の隠蔽」
「…どうして、そう言う悪い表現の言葉を使うんですかね?」
「…美しき偽装」
「…伊勢原に着くまで、寝たらどうですか?」
「…はい」

(T_T)/~~~

2014-02-08 16:23:30 | コラム
雪はどうだ?
と、母から電話。

雪は止んだか?
と、母から電話。

五十を過ぎたおんちゃんで(笑)
雪が降っても心配せんとったや。

大潮の干潮だから
蜆を掘りに行ったらいっぱいとれた
泥を吐かせて味噌汁にすると言う。

「蜆を掘るのが、面白いかえ?」
「おもしろいでぇ!」
子供みたいに弾んだ声だ…

土産に買った「野根まんじゅう」を
「お父ちゃんも、よう買うて来てくれたね…」
と、嬉しそうな顔をした。

ひとつ、ふたつ、饅頭をつまむと
大事そうに残りをしまう。
「全部、食うたや…」
大事そうに残りをしまう…

電話の向こう。

「今日は休みかえ?」
「うん…(もう、三回目だよ)」

少しずつ母の
記憶が消えてく。

少しずつ母の
時間が消えてく。

「全部、食うたや…」
そんなもんしか、よう買わんけんど…

仕事中

2014-02-08 05:44:49 | コラム
かつて経験した事のないほど、
真面目に仕事をしている(笑)

背景動画のコツがつかめた以上、
今までのものでは気に入らない。
四万十川を除く、本編の動画を全て作り直している。

トータル20本ほどの動画の作成、
どうした俺?である(笑)
まぁ、一回作れば今年の全ての
ステージに使用可能になる。
あと一息、頑張れ俺♪



唐夜星星(タンエイシンシン)の作り直し用に、
新しいイメージカットを作る。

楚蓮香(そうれんこう)中国唐の玄宗皇帝の時代の、
容姿端麗にして国色無双といわれた
長安一の美女、だそうだ。
何となくホンヤミカコさんに似ていると思うが、
誉め過ぎか?



余りにも疲れていたので国色無双を
国士無双(麻雀の役満)と勘違いする。
…う~ん、危ない(T_T)/~~~

とある事件

2014-02-06 02:02:45 | コラム
久し振りにブログの為だけの文章を書きます。
僕は基本的にリアルな事件や思想や宗教、政治や流行も余り
ふれる事はなくブログを書いて来ました。
そして僕が忌み嫌う行為は、音楽が思想や政治等に利用される事。
所謂、広告塔としての音楽利用や、政治的プロパガンダにされる事は好きではありません。

そして作者の持つハンディさえも、楽曲とは無関係で捉えたいと思います。
スティーヴィー・ワンダーの持つ身体的ハンディと、楽曲の素晴らしさは別に考えます。
…なのに音楽をやっている。
と言う言葉より先に、楽曲の持つ力を評価しよう言う姿勢です。

僕はロック畑の人間で、正直クラシック音楽と言うジャンルには
余り詳しくありません。
だからこの人の存在を知ったのも数年前でした。
彼のコンサートの広告コピーと、活動テーマに妙な違和感を覚えました。

僕はコンサートチケットを販売している組織の、クレジット名を見れば
大体の事は分かります。
どう言う組織がどう言う意図で企画制作したコンサートなのかは殆ど分かります。




現代のベートーベン。
と言うこのキャッチコピーに、僕は何か不自然さを感じました。
そして写真。
広告写真に使われた彼のビジュアルから感じるものも
???と、決して崇高な精神性は感じませんでした。
よってその楽曲をあえて「聴きたくもないなぁ…」と思いました

多分世間の人は「ゴーストライター」と呼ばれる人が
白日のもとに現れた事に興味を持つと思います。
そしてその存在も「真実」であった事に驚くでしょう。
でも、そこは僕のふれたい所ではありません。
たとえ僕がその存在と内容についての知識があっても
あえて僕が書く事ではありませんので。

僕が今回の件で最も憤りを感じたのは「広島」と言う場所を
己の売名行為と虚栄の為に利用した所です。




人間には決して己の利益に変えてはいけない場所があります。
それが広島や長崎の原爆被害地です。
たった1発の原子爆弾で、あっという間に日常と命を失った人達。
しかも天災ではなくて人の手による、戦争と言う名の人災です。

僕等の世代は“まつたに みよこ”さんの「川とノリオ」を教科書で学んだ世代です。
この作品についてはこのブログでも書いた事があります。
そして海軍兵学校に在籍し、江田島に居た亡父からは
原爆を投下された後の広島で、被爆者の遺体を弔う作業に従事した話も聞きました。

僕の昔の仕事中仲間には、長崎での被爆2世の方も居て
その方の持つ「原爆手帳」を見た事もあります。
それは薄っぺらな手帳ですがもの凄く重い厚さを感じました…

地上を去った御霊(みたま)に、祈りの心を持つと言う姿勢には
敬意を表しますし、人間として当たり前の心でもあると思います。
そして音楽と言う表現手段でそれをする事も良いでしょう。
でもこの人はその動機からして、「嘘」もしくは詐欺だった訳です。
これは…犯罪です。
彼は決して音楽家でもありません。
オレオレ詐欺犯達と同じ人間です。




最初の一報をテレビのニュースで僕が知りました。
で、業務連絡の電話のついでに、珍しく僕がこの話をホンヤミカコさんにしました。
彼女もこのニュースには非常に驚いて、お互いにあれこれとこのニュースの経緯を推定しました。
でも僕等が想像したり考えていた事より事実はもっと悪質でした…

ビッグになりたい!とか、お金が欲しいとかと言う欲望は、僕も否定しません。
どの世界でも大なり小なりそう言う成功と富を求めるのが人間です。
でも嘘、いや、詐欺はいけません。
僕もホンヤさんも彼が音楽家を名乗る以上、最初の楽曲、最初の作品は
彼の手によるものとして話をしていました…
そう言う衝動も経歴も才能も全て嘘だとしたら…これは詐欺事件です。

アーティストがアルバムを作る続ける作業は…試練の道以外のものではありません。
成功すればするほど、次のアルバムの評価が恐くなります。
人間はそうそう次から次へと、言いたい事ややりたい事があるものではありません。
でも、そう言う自分を維持しながら、次の作品を作り続ける事、それがプロ何です。




僕は彼を郷土の誇りとして、彼の祈りの心を信じた
「HIROSHIMA」の皆さんの、言いようのない虚しさと痛みに
あの大震災の被災者の皆様の心の傷に、言い様のない悲しみを感じます…
人々の信じた善意や祈りが、ただの詐欺だと言う事になりそうです。

そして音楽を、詐欺の道具に使われたとしたら…
音楽業界に従事する者として、忸怩たる思いが湧く事を禁じえません。

こつ?

2014-02-05 03:11:57 | コラム
ホンヤミカコさんの、コンサート用の
背景動画を延々と作り続けている内に
ようやくある程度のコツと言うか、感覚がつかめました。
そもそも僕が、ホンヤミカコの音楽と映像を
上手くリンクさせたいと思ったのには訳があります。
彼女の音楽と演奏に、実際に接して気がついた事は
僕が経験して来たロックコンサートの制作とは
かなり違うと言う事でした。



彼女のジャンルと言うか音楽は、どちらかと言えば
クラシック系のステージ制作だったようです。
つまり地明り(照明装置を用いない舞台照明)のステージ。
広いステージにポツネンと立って演奏する彼女の姿は
凛として綺麗ではありますが、演出的にはやはり
淋しい感じがしました。



かといってロック的な大所帯のチーム制を組める
ジャンルでもありません。
そこで照明効果の代用としての、プロジェクターによる
ステージ演出を研究しているのです。
彼女の音楽の利点は場所を選ばない事。
でもチープ(安っぽく)にならないように
コンサートを見せなければいけません。



神社や仏閣でのコンサートは、場所自体が舞台装置と
同じなので、これはそのままでやれます。
後は室内演奏時のクオリティーをあげたいと
ずっとそう思っていました。

今回の銀座山野楽器さんでのステージで
ある程度の感触はつかめると思います。
そして今僕が、その先に見据えているのは
11月16日の高知県のRKCホールでのコンサートです。
このステージでは、今のホンヤミカコの音楽の持つ
最高の舞台を作らないといけません。



短気なようで実に気長に、そして地味にアーティストの
クオリティーを高める作業をしています。
やはり舞台の上こそ、彼女の居場所ですから…

2014-02-04 00:51:37 | コラム

親父が逝ってしまったので、お袋が独り暮らしになった。
何かあった時が心配なので、行政の緊急電話ボタンの
設置をして貰おうと、関係各所に問い合わせる。
ボタンの設置は問題ないが、近所に住む連絡員が
2名必要だとの事。

ん~っ、と思い同じ町内の先輩で、小学校のPTA会長も務める
ハル君に電話でお願いし快諾を得る。
あと一人は従兄の荘司君にお願いし、こちらも快諾を得る。

ハル君は近所でお好み焼き屋さんを経営してる人で
ガキの頃から知っているけど、特に接点もなかった。
四万十川のプロモ撮影のついでに、母校の小学校で
ホンヤさんに演奏をして貰う時に縁が出来た。



ハル君の店にお好み焼きを食べに行った時に
僕が何を感じたのかその話をすると、ハル君も
オカリナ演奏が好きで、ホンヤさんの事も知っていた。
そして小学校のPTA会長でもあった。
その場で校長先生に電話して、トントン話で話がまとまった。
多分、僕の性格からして自分から学校に交渉する事はないので
ハル君の行動力がなかったら実現していなかった。
以来、ハル君とは何でも話を出来る大切な先輩になっている。



荘司君は従兄の中では最年長でリーダーでもある。
寡黙で大人しい人だが、何故か僕は可愛がって貰っている。
四万十川のプロモ撮影時の漁船の段取りは荘司君がしてくれて
ハル君は撮影にも一緒に付き合ってくれた。
そして今では、僕の親の事まで親身になってくれている。
…ありがたいなぁ、と思う



人の縁とは不思議なもので~♪
切れる縁もあれば、繋がる縁もある。
伴侶との縁は切れても、新しい縁に助けられて
今また音楽の仕事が出来ている。
これからはそう言う縁との出会いを大切に育てて行こうと
改めて思いました…

当日のADをしてくれた木村君とホンヤさん。





僕とハル君の母校、下田小学校。