四万十川レコード 公式ブログ

四万十と言う小さな町に生まれ、思春期に音楽に目覚めそして今も、長い長い音楽の旅をしています。

人間万事塞翁が…

2013-05-29 01:42:27 | コラム
馬ですよ。
人間万事塞翁が馬です。
これはタイトルがGoogleの検索に引っかかって訳の分からんページに
掲載されるのを防いだタイトルです。
要するに僕は「人間万事塞翁が馬」と言う中国の故事について書きたかったのです。

「人間万事塞翁が馬」と言う小説のタイトルをご存知ですか?
昔、東京都知事だった意地悪ばぁさんの青島某氏が直木賞をとった小説のタイトルでもありますね。
この諺の意味は「人生における幸不幸は予測しがたいという事」だと思います…




「Imperscrutabili sono le vie del cielo」

「人間万事塞翁が馬」をGoogleの翻訳機能で訳すとこう表記されましたが
僕が聞いたイタリア人はこう言っていました。

「ラピタ・エパタ・ゴージェ」

…韓国で「マッコリ」をたらふく呑んだ後の会話なので果たして何処まで正確なのかは
自分でも自信がありませんがイタリア人のエミリアーノは確かにカタコトの日本語でこう言いました。

先の韓国での仕事の夕食会で韓国オカリナ協会の会長のホンさんや
通訳のサラやホンヤさんとアニョンのとあるお店で呑んでいる時に偶然?
オカリナの発祥の地イタリアの重鎮で大学教授のエミリーノさんがその酒席に乱入して来ました。
韓国のオカリナ製造業者のN社の御曹司と通訳の韓国のオペラ歌手と一緒でした。

ホン先生やホンヤさんからエミリアーノ教授を紹介されて
僕もホンヤさんからこの人の事は話には聞いていましたが
まさかこのタイミングでイタリア人のエミリアーノ教授と会うとは…
自分の引きの強さ?に我ながら感動しました。




で、年を聞いたら…
何だよ俺よりずっと年下じゃん(笑)
御髪がすっかり007のショーン・コネリーみたいだったので
俺より年上?と思っていたら何だガキじゃん(笑)

既にどっかで呑んできたらしいエミリアーノはこの時、かなり出来上がっていました。
それで何を思ったのかこの「ラビタ・エパタ・ゴージェ」が
「人間万事塞翁が馬」である事を僕に教えてくれました。

取り敢えず僕は???んっ、本当はホンヤさんに言っていたのかなぁ?

と思いつつも僕はこのブログのネタになると思いお店のティッシュペーパーに
エミリアーノの言う事をポールペンに書いて置きました。
ラッキー(^O^)
そのマメさが効をなして?今日1本のブログネタになりました(笑)

僕が少しショック?だったのは、もう僕ぐらいの年になるとね「長老」ですね(*゜▽゜*)
リアルの現場で僕位の年の人間はもう居ないんですよ…

今回の仕事で会った人の中で最年長?は韓国のオカリナ製造業者N社の社長位でしたね。
この人でさえ僕とタメ年ですよヽ(;▽;)ノ
月日の流れと如何に自分がこう言う現場から遠ざかっていたのかを改めて気付かされました…




人間万事塞翁が馬。
人生における幸不幸は予測しがたいと言う諺についてですがまさしくそうだと僕は思います。

今、此処にある現実が貴方や僕にとって不幸な出来事だとします。
辛くて悲しい現実が貴方や僕を支配します。
でも案外人生って後からの結果で判断していますよね。

苦しみや悲しみも自分を磨くための事だったとしたら…
そう思えたらそれはきっと幸せな事でしょうね。

痛みや苦しみの中では分からない事も時が経つと見えてくる様な気がしませんか?

年を取るという事をそう言う風に捉えられたら…
と、韓国の酒場での会話から思い起こしました。




人の人生は大きな大河の流れの中で彷徨う芥(あくた)の様に
小さくてつまらないものかも知れません。
大河の流れの中で流離ったり滞ったりしています。

でも流れの中に身を任せつつも自分の行く先や目的を持てれば…
いつかは大海原にたどり着けるのではないかと僕は思います。

四万十川の終着の町で生まれた僕は海がそこに見えているのに
海まで行けないジレンマでずっと苛立っていました。

僕にとっての大海原はきっと世界です。
色んな国の色んな町でもっと音楽を楽しめたら凄く幸せだろうなぁ…
と今は思っていますが人生はきっと
「人間万事塞翁が馬」なのでしょうね…

激務ヽ(;▽;)ノ でも凄く楽しかった韓国(^O^)

2013-05-26 12:36:39 | コラム
ホンヤさんの仕事で韓国に同行しました。
で、疲れて寝込みました(*゜▽゜*)
う~ん、どう言えば良いだろうか?
とても楽しい仕事ではありました。
でも激務でしたね。
色んな意味でそう感じた思い出深い仕事になりました。



羽田からソウルの金浦空港に昼前について
イミグレーションや荷物の受取を経て到着ロビーの
外に出たのが12時頃でした。
「迎えは来てるんですよね?」「はい、そのはずです…」
と言う会話をホンヤさんとしていたら
「ホンヤサ~ン!」と
凄く元気で明るい声が、それがサラさんでした。

サラさん(芸名だろうなぁ?)は韓国のオカリナ奏者です。
ホンヤさんは既に何回か会っているそうです。
サラさんには今回の仕事の通訳と運転をして頂きました。
周囲の人間から韓国の車の運転は乱暴だと聞いていましたがその通りでした(笑)

迎えに来てくれたサラさんの車は明らかに日本で言う
「シャコタン」でしたし(*゜▽゜*)
こう言う車が一般的なデザインで売られているんだと驚きました。
で、まぁ飛ばす飛ばす(笑)
一般道は80キロ(これは僕がスピードを押さえて貰っての事です)位だし
高速に入ったら120キロ位が全体のスピードですね。
で、皆さん運転は確かに上手です。
周りがこのスピードなので自然と運転が上手くなるそうです。
でもこのスピードで何かあったら…アウトですよね(*゜▽゜*)



明るくて聡明な、韓国のオカリナ指導者のサラさん。

さて今回のホンヤさんの韓国でのお仕事は
韓国のオカリナ協会の指導者にオカリナを教えて来ると言う仕事でした。
そこは理解していましたがホンヤさんも僕も実際には「???」と言う感じで
どう言う段取りで進行して行ったら良いのかイマイチ理解していませんでした。

金浦空港から高速が少し込んでいたので2時間位掛かって
アニョン市のオカリナ協会の本部に行き
先ずは主催者のホン先生にご挨拶しました。
僕はもっと年配の方を想像していたので目の前の40代の男性が
ホン先生だと知って少し驚きました。

余談ですが僕は先週から始まった事故の後遺症の左足の痛みが悪化して
階段を上がる時でさえ「うっ、おっ!」と言う激痛が走る状態でした。
この痛みは何故か今の季節に起こり気圧とも関係があるようです。
だから飛行機はNGなんですよ(*゜▽゜*)
空港から降りてから足の痛みが増した上にシャコタンで2時間です。
このシャコタンの高さもNGなんです。
腰が骨頭より低くなるのは痛みが増してしまいます。

僕が車を降りる時に「おっ、痛たたっ!」とか言ってたらサラも
「あっ、痛ててっ…」と顔をしかめています。
「??…どうしたんですか?」と僕が聞くと
車でオカマを掘られて腰を痛めて、サラは現在入院中なのに
無理をして今回の仕事の通訳と運転をしてくれているみたいです。

「大丈夫なの?」「…痛いけど大丈夫です(笑)」
「いや、痛かったら大丈夫じゃないでしょう(笑)」
「いいえ大丈夫です、CURO(ここは本名ね)さんの足は大丈夫ですか?」
「いいえ、大丈夫じゃ無いです(笑)」と言う
訳の分からない二人に挟まれてホンヤさんは困惑していました(^O^)



…韓国の男性はやはりマッチョが格好良いようです、オカリナ協会会長のホン先生。

さて、到着したその日の午後からホンヤさんの講義がありました。
僕は資料用にビデオ映像を残すつもりでわざわざ重いカメラ用の三脚を持参していました。
が、会場に入ってサラ達と打ち合わせをして直ぐにホンヤさんに
「今日はカメラは回しません…何故なら…」
はい何故なら当日の進行と音響と諸々の管理を全て僕がやる事になると気がついたからです。

サラ達、韓国のオカリナ協会の人達は基本的にはアマチュアです。
プロの音響や進行や段取りというものも余り理解出来ていません。
それにお国も違う訳ですから余計???の状態です。

はい、痛む足を引きずりながら僕は走りました。
動きました、大汗をかきましたヽ(;▽;)ノ
今回の韓国の仕事での僕は「俺は凄い!!」と自画自賛して良い程の大活躍をしました。
…と自分では思うのだがホンヤさんやサラさんからの評価は聞いていないなぁ?
でも間違いなく大活躍しました!!うん(笑)



おおっ、PAも「サムスン」か(^O^)、僕には受けていました。

とある会場で。
PAミキサーは確かにあります。
「?マイクは?」マイクもないしラインの接続もありません。
「えっとカラオケを流すCDプレイヤーは?」
言えば出てきます(*゜▽゜*)

あの…言う前に準備して頂かないと…だってもう開場してるしヽ(;▽;)ノ

てな具合で「わ~っ!!」と走り回ってセッティングを自分でして
おまけにPAミキサーも居ないので自分で音バランスを作りました。
ちなみに私現場経験は数百回のコンサート制作がありますが
機材のスタッフ経験はありません。
PA卓も遊びでいじった事はありますが本番では扱った経験は無いです。

カラオケを流してマイクとのバランスを作って…
「では本番行きますか」と…ヽ(;▽;)ノ
会場した参加者の前で本来のリハーサルの全てをやりました(笑)

でも凄く僕は感動しました。
だって日本人が作った楽曲を韓国のオカリナ指導者達が吹いているんですよ。
このセミナーの課題曲はホンヤミカコさんの楽曲
「たんぽぽぽ」「小鳥」「オホーツクブルートレイン」だったのですが
皆さんは実に真剣に練習して来てくれていて…

まぁ流石に「たんぽぽぽ」はレベル的にハイレベルなので
上手く吹けていませんでしたがその他の2曲は
細部を除けば実に上手に演奏してくれていました。
まぁ会場に来ている皆さんは韓国のオカリナの先生や先生の卵達なので
オカリナが上手なのは当たり前かもしれませんが…



ずらりとご馳走の並んだ昼食会、ヤカンに入ったマッコリを僕は痛飲しました(*゜▽゜*)

また韓国料理が美味しくてね(^O^)
僕は十数年前に韓国の家庭料理を友人に振舞われてからの韓国の家庭料理ファンです。
僕等の仕事の利点は現地の人間が食べている料理を頂ける所ですね。
日本でも観光用の店ではなく地の人達に人気のある所で食事出来ます。

で、韓国でもそう言うお店に連れて行って頂きました。
どれを食べても美味しかったし何よりマッコリが美味しかった(^O^)
日本でも眞露のマッコリは飲んでいますが本場物はまた一味違っていました。
もうグイグイとごくごくと頂きました(*゜▽゜*)

韓国の人達も、もてなしや振舞う心が強くてまるで生まれ故郷の土佐の酒席のようで…
異国に居るはずなのにすっかり馴染んじゃって…僕はご機嫌でした。



お土産に頂いたマッコリ。

韓国のオカリナファンの間ではホンヤさんが今回のアルバムに収録した
「マッコリ」と言う曲が人気でしてセミナー最終日にはリクエストに答えて
カラオケ無しでの演奏もしてあげて大好評でした。

と言う訳で僕がすっかり韓国の仕事の仲間の皆さんを気に入ったので
重点的に積極的にこの国を掘り起こそうと思いました。
熱い気持ちと素直な感情表現の出来る国…
今の都会社会の持つストレスに辟易している僕には
とても魅力的な市場に感じました。

色々商習慣的には日本と韓国は違いますが
彼らが目指しているビジョンは僕にも理解出来ます。

…そうだなぁ。

僕が年をとったせいもあるけど「若さや情熱」と言う
今の日本では余り価値観のないものがこの国の人達にはあります。
で、僕もそう言う仕事の仕方は好きです。




せいたかのっぽのビルが多い韓国、これは余りそう感じない写真ですが…

せいたかのっぽのビル群がそびえる国、韓国。
この国の事をもっと知りたいし深く付き合いたいと思える程
魅力的な人々と会えた事が僕にとっては最大の収穫でしょう。

そう言う仕事をくれたホンヤさんには改めて感謝したいと思います。
先ずは仕事でそれを表してみましょうかね(-o-)/

あ~っ、もうヽ(;▽;)ノ

2013-05-20 01:20:39 | コラム
んとにあ~っ、もうヽ(;▽;)ノなのです(笑)
全ては私の不徳のいたす所か?
と言う事でまぁ、全ては自分のせいではあるとは思いますが
慌ただし過ぎます(*゜▽゜*)

来週の火曜日からのホンヤミカコさんの韓国でのお仕事に
僕も動向させて頂くのですがとにかく慌ただしいです。
前回のブログにも書きましたが韓国のセミナー向けの資料の作成に
今日は半日も費やしてしまいました。
500枚もの資料をプリンターで印刷するだけで4時間半もかかりましたヽ(;▽;)ノ

その間に韓国での工程表の最終版を仕上げて別件のイラスト関係の雑務をこなしました。
気がつけば既に日付は変わってしまってます。
もう眠いし寝たいのですがやる事はまだあります…




は~っ…
何故こんなにスケジュールが慌ただしくなってしまったかと言うと
これはレコーディングの日程が約1ヶ月ずれ込んでしまった為です。
当初の予定では韓国の仕事の前にレコーディングは終わっている筈でした。

でも予定は未定であり決定ではありません(笑)
人間のやる作業は中々頭の中で思い描いた通りには進行してくれません。
それでも何とか予定していた作業を進行させていますが
見事に重なりましたね、韓国の仕事とレコーディングの進行がヽ(;▽;)ノ

大体韓国の仕事は僕が無責任に?「やれば良いじゃないですか、僕も手伝いますよ(笑)」
なんて言ってしまった事がもとで雑務の担当も全部僕になっちゃった…
僕も久しぶりの海外の仕事だし、アジアは香港以来の事なので楽しみにはしていました。

しかし改めて最終工程を組んでみるとまぁとても忙しいやヽ(;▽;)ノ
観光気分は欠片もないなぁ…
始発の電車に乗ってフライトして最終便で帰国して帰宅だ。

何か美味しいものを食べる暇はあるのだろうか?
多分ないなぁ…




ホンヤさんは韓国はもう結構行ってるんで
「唐辛子の刺激が嫌になりました…」とか言ってたなぁ。
はて?そうなると何を食べさせれば良いのだろうか?
僕も基本的には辛いものは苦手だけど。

今回の韓国のセミナーの主催者は韓国のオカリナ協会の人達です。
でもある意味素人さん達なので感覚がアバウトなんですよね…
僕等の仕事の大切なポイントとしてアーティストのモチベーションを
上げて行くと言う事があります。

どう言う事かと言うとコンサートでも取材でも何でも良いですが
やっぱり良いテンションで現場に居てもらう必要があります。
人間相手の仕事なのでその時のアーティストの気分と言うものが
リアルに現場に反映されてしまいます。
此処で不機嫌だったり無愛想だったりしたら直ぐに悪い評判になりますしね。

その為に何処で休ませるかと言う事は大切な事なんですね。
本当のプロの人達は移動時間に休憩しています。
大抵仮眠をとっているか自分のモチベーションを上げるための何かをしています。
そう言う時はスタッフは話しかけないんですね。
放っておくのが一番なんです、好きなようにさせてあげる。
しかし「あと何分?」とか「着いたら何処に?」とかの質問には
正確に答えてあげなければいけません。
つまりスタッフはつかず離れずの待機状態が正解です。




僕がホンヤさんと同行している時は
準備段階に入ったと感じたら一切の会話を止めます。
彼女は自分のやり方でモチベーションを作って行ますので
邪魔しないようにします。
実は四万十市でのプロモビデオ撮影時の一番の難作業は移動する車でした。
ここのドライバーがあれこれとホンヤさんに話しかけたりすると
彼女のモチベーション準備の邪魔をします。

だからこの時は信頼するハル君にドライバーをお願いしました。
またハル君には事前にアーティストのモチベーションの作り方を説明して
そう言う段階に入ったらホンヤさんにあまり話しかけないようにお願いしました。

で、今回のお仕事の行先は外国です。
空港からのピックアップもしてくれるし通訳の方もつくのですが
多分僕はこの事を現地の人達に説明出来ないと思います(笑)
お喋りな人達じゃない事を願うだけです。




ホンヤさんの今までの韓国でのお仕事ではどうやらこの
モチベーション作りが大変だったようです。
まぁこればっかりはね、プロのスタッフの阿吽の仕事が必要です。
と言う訳で今回は僕が同行する事になった訳です(笑)

僕はこの辺は優秀ですよ。
なんせアーティストより先に寝ちゃいますから(*゜▽゜*)
無駄話はしませんよ寝てるから(笑)

そして必要な情報は工程表に記載して本人に手渡しますから。
移動時間の質問や行先についての質問があれば工程表を見れば分かるようにしてます。
で、僕は僕で自分の仕事のモチベーションを作る為に寝ます。
だから僕のモチベーション作りの邪魔をアーティストにはさせません(笑)

こう言う僕の仕事振りをホンヤさんがどう評価するか?
ん~っどうなんだろう?
取り敢えず今まではホンヤさんからは今までに苦情を頂いた事はありませんが…
ひょっとしてホンヤさんは北国の生まれの人で辛抱強いから
本当は我慢しているのかもしれませんね(*゜▽゜*)

それはそれで良し!と(笑)

では、もう韓国から帰るまではブログの更新は出来ません。
そしてその間に僕はひとつ年を取ります。
では皆様、行って来ま~す! (^.^/)))

俺が居ると便利じゃん(^O^)

2013-05-18 23:22:19 | コラム
さて僕は今、何を自画自賛しているかと言うと何だろう?(笑)
え~只今僕は来週の火曜日から出かける仕事。
ホンヤさんの韓国のオカリナ指導者向けのセミナーの授業で使う資料を作成しています。

ブログを書きながらその資料をプリンターで印刷している所です。
で、我ながら実にマメに仕事するなぁ…と。
コンサートの制作からレコーディングのデザインや予算管理
プロモーション用の資料作りから動画の作成とまぁ良くやるわ(*゜▽゜*)

何時だっけか?
ホンヤさんが僕がデザインを好きだと思い込んでいるのに気がついて
「言っときますが俺は決してデザインが好きな訳じゃ無いですよ」と。
「えっ?違うんですか?好きだとばっかり思ってました」と言われました。
「…誰かに頼むと予算がかかるので仕方なく自分でやっているだけです。
どっちかと言うと俺はデザインなんて面倒臭い事は嫌いです」と答えました。




…ん~っ、今こうやって書いてみると良くない言い方だったな。
こんな言い方をしなくても良かったか?
まぁもう出てしまった本音だからそれはそれで置いといて
僕は基本的に見た目の印象と言うものを大事にしています。
特に僕等の世界、音楽業界ではこれは重要な事だと思います。

だからビジュアルイメージから販促物の細部に至るまで
自分で作ってしまう訳です。
もちろん予算があれば当然プロに頼んだ方が良いです。
でもまぁプロと言っても自分のセンスとリンクする感性を持った人と
出会えるかと言うと案外居ないものなんですよ。
これは経験上知っています。

高いお金を取る広告代理店系のデザイナーさん達はどう言う訳か依頼された仕事を
これは自分の作品です!みたいな仕上げ方をして来たりします。
前回のブログで書いたサウンドアレンジャーの仕事の仕方と似ています。
僕は短気なので「金払ってんのはこっちじゃい!何で俺がお前の作品の宣伝の為に
バカ高い金を払わなければならないんじゃい!!」と思った事は多々あります。

そう言う経験上、少々の事なら自分でやってしまった方が納得します。
失敗しても自分のせいだし。
高いお金を取られて失敗した広告の悲惨な事…今思い出してもムカつきます。




そうそう、俺が居ると便利な話だった。
これは誰が便利かと言うとホンヤさんでしょうね(*゜▽゜*)
僕は予算が無くても必死でクオリティーを上げて行こうとしますからね。
大切にして欲しいものですね僕を(笑)

でも今回の韓国の仕事の航空券の予約や手配まで
全部ホンヤさんにさせてしまっているので有り難く思わないとね。
普通やってくれませんよアーティスト自らは。
僕も日本中、随分と色んな所に行きましたがホンヤさんは全国制覇してますしね。
海外の仕事や旅行だって僕よりは経験豊富だし。
だからと言ってアーティスト本人にここまでやって貰うのは
ちょっと非常識であったかも知れないなぁ…

でも僕もホンヤさんの仕事のクオリティーを上げる為に踏ん張っているんだから
今はごめんなさいだな…うん、仕方ない。
今はまだ環境が整っていないんだから出来る事は自分達でやるしかない。



(⁰︻⁰) ☝上記の表は一般に「運指表」と呼ばれる物です。
ギターのコード譜と同じです。
これはオカリナ用でホンヤさんのオリジナルモデル「ミカレジーナ」と
言うオカリナを使ってホンヤさんの「たんぽぽぽ」と言う曲を吹く時のものです。
特に指使いの難しいものを抜粋した運指表をサービス?で作成しました。

でも韓国のオカリナは今回のお仕事のクライアント先のホンさんの
友人でもあるノーブル社製の物が多いらしいです。
従ってホンヤさんモデルの運指表と韓国のノーブル社モデルのオカリナの
2種類の運指表を僕は現在作成中な訳です。

…今気がついたけど今回の仕事はホンヤさんとホンさんのお仕事だ(笑)
本当にホン繋がりだ(*゜▽゜*)
疲れてるなぁ俺…何だこの親父ギャグ感覚はヽ(;▽;)ノ

さてプリンターでの印刷も表紙が終わりました。
後は明日ホンヤさんから来た資料を僕がもう一度デザイン入力したものの
間違い探しをホンヤさんにして貰ってOKが出れば印刷です。
トータル500枚の印刷か…ああ面倒臭ぇなぁヽ(;▽;)ノ




んっ?すいませんつい本音が…
今僕は資料作成と同時に先日録音したホンヤミカコさんの20周年記念アルバムの
収録曲の「Ocarinuts」と言う曲を聴きながらこのブログを書いています。
韓国から帰って少ししたらこのアルバムのミックス作業、トラックダウンが始まります。

僕はこの「Ocarinuts」と言う曲でニューアルバムの告知用のCM動画を作るつもりでいます。
その為に今この曲の聴き込みをやって全体の尺とイメージを考えています、ブログを書きながら…
凄いぞ俺(笑)まるで弘法大師じゃん、一辺に複数の事を同時進行してるぞ!

はぁ…ちっとも凄くないよなヽ(;▽;)ノ
仕事を貯めまくったからこうなっているんだし…
実は今回の仕事のパスポート…受け取るのが20日の月曜日になっちゃいました。
これは完全に面倒臭くて書類の提出をサボったからでです(*゜▽゜*)

万が一パスポートが間に合わなくて韓国に行けなかったら…とビクビクしていました(笑)
ギリで間に合った~っ!!と安心したのも束の間。
旅行会社に僕の個人情報と旅券NOを提出しなくては行けないらしくて…
ホンヤさんにバレちゃいました、まだ僕の手元にパスポートが無い事を(*゜▽゜*)

でも行けるもん韓国には、知ってるもんなんとかなるって。
でも流石にホンヤさんに「まだ手元にパスポートが…」と言うのは怖かったです(*゜▽゜*)
ホンヤさんは少し絶句していましたが(笑)




さて僕はこう言う事ふざけたを書きつつ現在進行で体に異変を生じています。
3年前位から原チャリバイクの事故で吹っ飛んで骨折した
左足の付け根の骨頭に入っている金属が起こす?神経痛に襲われています。
これはマジで激痛で「うおっ!!わっ!!」と声が出る位の痛みがあります。

不思議とこの痛みには鎮痛剤の服用も効かなくて痛みのせいでの頭痛が起っています。
でも何とか間に合うかなぁ…韓国には。
やっと今日は少しづつこの激痛が収まってきました。
ホンヤさんには余計な情報を入れたくないので現在は黙っています。
韓国の現場までに何とかなると良いのですが…

てな事を書きながら久し振りに「ワインの夜」です(笑)
酒を飲む暇もなかったのでこの状態で安物のワインを飲みつつ実はブログを書いています。
只今ボトル1本空けました(*゜▽゜*)
でもまだ仕事が残っています、今思い出しました。
韓国の仕事の工程表を作らないといけないんだったヽ(;▽;)ノ

えっ?もう朝の4時10分?不味いじゃん(笑)寝ないと。

ん~っ、でも良いなこの音。
「Ocarinuts」のパーカッションの海沼さんのね
リズムもセンスも凄く良いんです、もちろんホンヤさんのオカリナも。
まぁ少々の無理をした生活でもこう言う見返りがあると
「よし!!頑張ろう!!」って気持ちになりますね。

やっぱり音楽って最高!ですね。
それでは皆様さよなら( ´ ▽ ` )ノさよなら(o・・o)/~さよならヾ(@^▽^@)ノ って(笑)

納得の行く仕事

2013-05-15 22:56:15 | コラム
仕事…
まぁ大人であれば好き嫌いに拘わらず
誰しも職に就いているのが当たり前だろう。

今、自分が就いている仕事に誇りと愛情を
持てている人は幸せな人だと思う。

でも毎日向き合っている仕事に満足していても
中々「納得の行く仕事」はあるものではないと思う。
「納得の行く仕事」になる為にはやはり全力で
それと向かい合う事が必要なのではないか?




取り敢えず現段階では今回のホンヤミカコさんの
20周年記念アルバムのレコーディングは僕もホンヤさんにも
「納得の行く仕事」になりました。
これはとても幸せで有り難い事だと思います。

僕がこれまでに直接、及び間接的に関わったアルバムの数は
30枚近くになると思いますが「納得の行く仕事」と自分で言えるのは
カステラのラストアルバム「新世界」位しか思い出せません。
このアルバムは僕もディレクターの今野さんも「納得の行く仕事」をしました。
先月、今野さんと赤坂で酒を酌み交わした時もこのアルバムの話が出ました。

言い換えれば僕も今野さんも「納得の行く仕事」を共有しているから
お互いの時間や立場が違っても同じ価値観の中で話が出来ると言えます。




あれから月日が経って…
本格的に僕が関わった僕の復活アルバムでそう言う仕事が出来た事は
本当に有難いし幸せな事だと素直に思います。

Rock 'n' roll。

転がる石の様に人生は思わぬ方向に進んで行く事があります。
実は今回のアルバムの方向は挫折?があったから出来た事です。
予定外の事が起こり軌道修正をした産物?の結果が好転しました。
その辺の事は少しこのブログにも書きましたが決して最初から
こう言うスタイルを作ろうと思っての事ではありませんでした。

ただ僕が漠然とこれまでのホンヤさんのアルバムを聴いた時に感じた事は
「妙に一体感が無いなぁ…」と言う事でした。
技術的にも音楽的にもこれまでのホンヤさんの出したアルバムのサウンドレベルは高いです。

でもこの音は「アレンジャーが居てその譜面に合わせてミュージシャンが居る」
と言う感じが僕にはして仕方がありませんでした。
僕の考えるアルバムとはアーティストが居てその楽曲にどれだけの付加価値を
付けられるかと言う作業なんです。
つまり参加したミュージシャンやエンジニアがどれだけその素材に感動しているかです、
そう言う目に見えない物が音楽に集約されているのが僕は良いアルバムだと思います。



~尊敬するギターリストの宮野さんの傍で嬉しそうなホンヤさん~

今回のアルバムにはホンヤさんが大好きな
ギターリストの宮野弘紀さんの力を借りる事が出来ました。
でもこのジャズ界の大御所の方の力を借りる事は諸刃の剣である事を
僕は懸念していました。
このクラスのミュージシャンに僕が言える事は音楽的には皆無です。
と言うか口出しさえ出来ません。
だから僕はこのアルバムのプロデュースを降りたんですから…

でも実にホンヤさんは幸せな人だなぁ…
と僕が思えたのはこのクラスのミュージシャンが皆
「ホンヤミカコ」のアルバムを作ってくれた事です。

少し生意気な言い方になりますがサウンドプロデューサーをたてた時の弊害として
「自分のアルバム」にされちゃう事があるんですね。
これはアーティストにとってはマイナス効果になるんですよ。
だって自分のアルバムで無くなるから(笑)
そのサウンドプロデューサーの作品にされちゃう事が多いんですよ。

でも流石にね違いますね…このクラスの人達は…
おっさん達が集まって「ここはもっとホンヤさんのオカリナの可愛さが…」
なんてやり取りを真剣にしてくれているのを聞いて僕は
「ああ、この人達は本当に凄い人達だなぁ…」と感動していました。



~宮野さんのギターに自分のオカリナを一緒に合わせて見たくなったようです(笑)~

本当に地力のある人達は自分に自信があるから余力があります。
つまりそのミュージシャンの良さを引き出しながら自分のサウンドを出して来るんです。
その音が又格好良いし一流の音楽なんです。
今回のレコーディングは僕にとっても本当に良い経験だったし良い勉強でした。

ホンヤミカコさんの20周年記念アルバムのレコーディングは僕にとっても「納得の行く仕事」が出来ました。
この気持ちは多分ホンヤさんも同じだと思います。

今までに12枚ものアルバムレコーディングをして来たオカリナ界の大御所のホンヤさんが
(ホンヤさんもオカリナ界ではすでに「先生」ですから)
小娘?の様に嬉しそな表情をしているのを見て僕は
「ああ、プロデューサーを降りて良かった」ってマジで思いましたよ(笑)
僕の小さなメンツやプライドに拘っていたら今回のアルバムは出来ませんでしたもんヽ(;▽;)ノ



~同じ北海道の出身の宮野さんの前で「小娘」の顔のホンヤさん(笑)~

「田んぼ」の松田にはホンヤさんの今までの音資料を送ってあります。
大分前にその音を聴いた松田が
「インディビジュアルの時のアルバムが一番えいねや」と言った事があります。
僕も「ねや、俺もそう思う…」と答えました。
これは自惚れとかではなくて「塊の音」になっているからです。

何たってホンヤミカコを世に送り出す為のアルバムですから(笑)
そう言う「熱気」がこのアルバムにはあります。
実は僕は一度もこのアルバムのレコーディング現場には行っていませんが(*゜▽゜*)

今回のアルバムで僕が作りたかった事は音の塊です。
ホンヤミカコの持つメロディーを音の塊にしてアルバムに封じ込めたかったんです。
で、そう言うアルバムになりました…
それがこのアルバムでは出来たから僕は「納得の行く仕事」と言う言い方をしたんです。

さてひとつの区切りが付けば次の仕事があります、それがプロの仕事です。
来週はホンヤさんの韓国でのオカリナ指導者向けのセミナーがあって
僕も同行して韓国に行きます。

Rock 'n' roll。
転がる石は加速を付けて転がっています。

これから先がどうなるやら、何処に転がるやら僕にも分かりません。
でもこれが僕が望んでいた世界です。
ひとつひとつ丹念に磨き上げながら路上の石を宝石に変えて行ければ…
また「納得の行く仕事」が出来ると信じて頑張ってみようと今は思っています。

密室からの脱出

2013-05-14 00:21:50 | コラム
ブハ~ッ!!
あー息苦しかったヽ(;▽;)ノ
私、先程密室からの脱出を計り現在は自宅にて

ブハ~ッ!! とビールを飲みよります(笑)
んっ?密室ですか?
いやそれはレコーディングスタジオの事ですよ。
知ってますか?レコーディングスタジオって窓が無いんですよ
当たり前だけど(笑)

実は私、少々閉所恐怖症の気がありまして密室は駄目ですヽ(;▽;)ノ
だからホテルなんかも窓が空く所が殆ど無いじゃないですか。
嫌ですねそれが…空気が動いてない場所では気持ち悪くなります。

最近、少々自分でも不味いな?と思うのですが「潔癖症」が入ってます。
もともと埃アレルギーなので汚れた場所が苦手なのですが
それが高じてしまい最近は空気清浄機を2台、寝室とパソコン机の上に置いて
24時間稼働させています。

まぁ最大の要因は猫が冬毛から夏毛に変って抜け毛がひどいと言う事なのですが。
この間は余りにも猫の抜け毛がベッドの上にあるので頭に来て
ブラッシングしまくったら現在飼い猫のCUROは背中にハゲがあります(笑)
ゴロゴロと喉を鳴らしてCUROが喜ぶのでガシガシブラッシングしてたらそうなりました(*゜▽゜*)




ああ、いかん(笑)
ホンヤさんのレコーディングの事を書くつもりが最初から脱線してしまった。
現在日付が変わって14日になりましたがまだレコーディングが終了しました
とのメールが来ていないのでホンヤさんはスタジオに居るのでしょう…

今日のレコーディング予定は3曲もありました。
昼頃からスタジオに入っていたのですが僕が「帰ります…」
とレコーディングスタジオを出たのが22時前です。

その時点ではピアノとベースは全ての録音が終了していましたが
パーカッションがマリンバをかぶせる作業とホンヤさんのオカリナの
かぶせが残っていました。
どう考えても零時は超えそうなのでお先に失礼しちゃったんです…
密室での作業に僕はもう限界が来ていましたし。

しかしレコーディングと言う作業は本当に過酷な作業です。
僕がホンヤさんに「ミュージシャンは肉体労働ですよね?」と言うと
「そうですよ、だから私はレコーディングの時は肉食になります」って言ってました(笑)
レコーディングの初日には本当にホンヤさんは「ステーキを食べました!」って笑っていました。




でも本当に良いレコーディングが出来ています。
やはり力のあるミュージシャンは凄いですよ。
僕は感動してますもん彼等の音楽センスと実力に。
…ん~どう言えば良いのかな?
本当に感覚的な事になるんですが彼等の会話が凄いんですね。
そしてそれを次々に音に変えてゆく技術も半端じゃ無いです。

今日の最後の収録曲は「おおやまみち」と言う江戸時代から庶民が
歩いていた道の曲でした。
丁度その「大山道」をバスに乗って今日のレコーディングスタジオまで行きました。

もうアレンジもギターの音色もベースもピアノもパーカッションも最高で
もちろんホンヤさんのオカリナとメロディーもね。
僕は思わずホロリとしました…
やっぱりホンヤミカコと言うアーティストの才能はあの時に僕等が感じたままです。
20周年を迎えるだけの力のある人です。

今回のアルバムレコーディングではホンヤさんに色んな事を教えて貰いました。
創作をする姿勢、完成するまでの努力。
そして何より一流のミュージシャンの凄さを現場で体験させて頂きました。
この年になってこう言う現場で納得の行くレコーディングに立ち会えた僕は本当に幸せだと思いました。




でも帰っちゃうんですね僕は、本当になんて我儘な奴だろう(*゜▽゜*)
だってホンヤさんも「もう良いですよ」って言ってくれたし…
んっ?本当は明らかに退屈そうな僕が目障りだったのかも(笑)

あれ?前回レコーディングした「Ocarinuts」の白CDをホンヤさんから貰ってくるのを忘れたな…
もう動画素材は十分なのでそろそろ動画の下作りをするつもりだったのに。
現在時刻は午前1時24分…ホンヤさんからのメールは無し。
まだやってんのかなァ?大変だなぁ…でも僕は疲れたので寝ます(笑)
良いんですよ僕は僕の出来る事しか出来ないし。

お疲れ様でしたホンヤさん(笑)
本当に良いアルバムが出来ますね…
そう言う仕事と機会をくれた貴方に感謝して寝ますね。
このブログはホンヤさんは読まないから書けるけど(笑)
では皆様も…お休みなさい(^o^)/

ひと区切り

2013-05-13 03:02:03 | コラム
ふ~っ、今日は不健康だ煙草が不味いヽ(;▽;)ノ
なら吸うな!と言う事ですね(*゜▽゜*)
でも吸うもんとっ、バカだねぇ~、でも煙草は止めないもんとっ(笑)

さて今日の昼間にホンヤさんのレコーディングがあります。
今日はバンド編成で一気に3曲を録音する予定です。
一応今日の録音で音録りは終って後はミックス作業に入ります。
この後は一般にトラックダウンと呼ばれる工程になります。
今迄録音した音を各楽器の出音のバランスをとってひとつの楽曲にする作業です。

この作業を終えると後はマスタリングと呼ばれる作業で全行程が終了します。
マスタリングとは曲間や全体の音圧を合わせてCDから流れてくる音の状態にする事です。
そしてこのマスタリングした音源をプレスに回して現物のCD制作に入ります。
まぁ、つかの間の一区切りですが一応今回のレコーディングの大まかな終了になります。



で、ふと今日思ったのですが当たり前の様に僕はこう言う事をブログに書いていますが
実に不思議な流れで今日に至っていると改めて思いました。
大体ホンヤさんはシマレコのアーティストじゃねぇし(笑)
何で俺がホンヤミカコさんの20周年記念アルバムの制作をしているんだろう?
まぁ此処に至るまでの経過はこのブログに逐一書かれている筈だけど
当の本人が妙な感覚に今あります。

そもそも僕は高校時代の友達や先輩達の音楽をもう一度世に出したくて
四万十川レコードというレーベルを作りYouTube市場で動画の配信をして来ました。
…此処までは良いんですよ。
で僕は今まで手掛けた事のない動画制作と言う技術を覚えました。
自分の好きな曲に動画を付ける作業が楽しくて寝食を忘れて動画制作に没等しました。
全く知識の無かったYouTubeと言う世界を散策し世界中の才能を探しました。
で、何故かこの頃の僕は女性アーティストに絞り込んで探しているんですよ何の自覚もなしに。

そして子一年経った5月にホンヤさんと再会して(ホンヤさんの芝居を見に行っただけですけど)
その後でどう言う訳かホンヤさんのプロデュースをする事になって…
この辺から???とね、自分では考えてなかった方向に僕は進み出します。




本当の事を今更書くのは気が引けるけど正直僕はこのシマレコというレーベルは
隠遁隠居した自分の楽しみ?みたいな感覚で捉えていたんです。
子供が大学を出て就職したら四万十川に釣り糸を垂れて四季折々の景観をブログに書いて
年老いた両親の世話でもしようかな?なんて凄く枯れた心境だったんです(苦笑)

何で僕が音楽の世界に復帰しようとせずそう言う方向を考えていたかと言うと
この世界の厳しさを十分に知り尽くしていたからです。
惰眠と怠惰の眠りで過ごした年月を取り戻すだけの自分を作れる自信が無かったからです。

この世界に、音楽の世界に戻る為の条件を僕は知っていました。
それは創造者(クリエイター)である事なんです。
この世界の住人は皆何かを創造しようとする人達です。
その仲間に戻るにはもう一度僕が何かを創造するエネルギーを持つ事でした。

これはねぇ…簡単なようでとてつもなく難しい事です。
そう言う世界から離れてごく普通に生活していた僕がクリエイターとしての
感覚とエネルギーを手にする事の困難さは自分が一番分かっていました。

僕がこのブログ書き始めた最初の頃は毎月末に月単位の集計を残しています。
それはこのブログを読んでくれた人の人数や動画を見てくれた人の人数です。
そう言う数字の積み重ねでしか自分の行動の成果を確認する手段がありませんでした。




ただ僕はひたすら動画を作りブログを書き続ける事で
創造する感覚を取り戻そうとは考えていました。
そしてそれがある程度身についた頃にホンヤさんと再会した訳です。

ホンヤさんはプロの世界で20年も生き残って活動している人です。
そして人の持つエネルギーには凄く敏感な感性を有しています。
だってそれがプロだもん(笑)
僕の再生の第一段階のハードルはホンヤミカコさんです。
彼女が僕に当時と同じ感覚とエネルギーの残りだろうな?
まぁエネルギーの残りを感じてOKをくれた訳です。
それが彼女からのプロデュースの依頼ですね。

それからまたまた子一年して…
僕にとっての第二段階のハードルは今野さんでした。
その昔一緒にカステラのアルバムを作ったディレクターで昔の戦友です(笑)
そしてまぁ吃驚する位社会的に成功しちゃって(笑)
僕から見たらえれぇ敷居が高い事、高い事(*゜▽゜*)

…実は僕はホンヤさんと今野さんにそう言う再会をしたタイミングで
同じ質問と言うか会話をしています。
「懐かしいですね!もっと連絡をくれれば良いのに(笑)」
と言う大人のね、社会的な会話がありますよね。
「…でも俺が昔話をする為に会いに来ても一回は盛り上がるけどその後はありませんよね?
だって俺達はそんな時間は要らないでしょう?今何を作ってるかだけでしょう?」

答えはふたりとも「…そうですねぇ(笑)」です。




俺達に昔話は必要ないんです。
今なにが出来るか?今なにが作れるか?だけなんですよ(笑)
だから一緒に創造出来るんです。
突き詰めた言い方をすると創造できない人間は要らないんです…
これがプロの条件です。
たとえスタッフであっても創造者でなければ生き残れない世界なんです。

果てさて今の僕がクリエイターであるのか?は自分ではまだ分かりません。
ただ作品を残す機会には恵まれて…嫌、違うな。
偶然に作品は生まれては来ないです。
僕は作品を残す為に自分の時間の全てとエネルギーを注ぎました。
ホンヤミカコさんにアルバムアーティストとしての活動をして貰う為の
準備にこの一年をかけました。

彼女も僕のやろうとしている事を理解してくれているから
今回のアルバムが出来るのだと思います。
凄く良いアルバムになりますよ(*^^)v
ホンヤさんは本当に良いミュージシャンの皆さんに
理解されているんだなと感動しました。
なんたって全て彼女の人脈ですからね(笑)

さぁ、寝ないと…
今日もプロモ用のビデオ撮影をしなきゃ。
そして今夜はひと区切りの上手いビールを飲まなきゃな(笑)(´ー`)/~~


陽が落ちて…

2013-05-11 00:05:00 | コラム
え~またこのブログを書く暇がありませんでしたので
場つなぎで他ブログからの転載をします、ごめんなさいヽ(;▽;)ノ

ちなみに、僕のお父ちゃんは今は大分弱っていますが
お母ちゃんはまだ元気です。
両親はどちらも健在です(*゜▽゜*)

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夕暮れの校庭に子供の名前を呼ぶ母親の声がして
みんなひとり、またひとりと校庭から去って行く

僕はまだ母の迎えが来ないのでもう少し此処に居ようかと迷っています
何時の間にかさっきまで皆で遊んでいたブランコを月が照らしていて
僕は哀しくなって途方に暮れてしまいます

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そんな夢を真夜中に見て目が覚めました

僕等は何時の間にかもう
迎えに来る母親のいない年になっています
夕日の中で僕の名前を呼んでくれた母の声を
今は聞く事が出来ません…

夕焼けのブランコが揺れる中で
何処かの家の夕食のカレーライスの匂いがしています

遠藤賢司さんのこの曲のイントロに流れるストリングスの音が
今日はとても切なく聴こえます…

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レコーディングに立ち会って

2013-05-10 00:13:32 | ホンヤミカコ
放射冷却の夜だな。
昼間はあんなに暑かったのに夜は肌寒いです。
さて少し間が空いてしまいましたが先日ホンヤミカコさんの
レコーディングの立会に行って来ました。

この日の収録曲は「Ocarinuts~オカリーナッツ~」と言うタイトルの曲です。
パーカッション奏者の海沼正利さんとふたりだけのレコーディングとなります。
と言うのはこの日の曲構成がかなり複雑で色々な楽器の多重録音になるからです。



<海沼さん作成の「Ocarinuts」のアレンジ譜面>

さて初めてお会いしたパーカッションの海沼さんですが
今日改めて海沼さんのプロフィールを見てたら懐かしい名前が
海沼さんの共演ミュージシャンの中にありました。
1990年代に活動していた「バビロン大王」と言う元米米クラブのギターリスト
坂本琢司さんが結成したバンドです。
坂本さんはライブ時は「博多めぐみ」と言う女性名でライブ活動をしていました。
そしてこのバンドのベーシストが土佐の後輩で宿毛の刈谷君と言う男の子でした。

まぁ後輩だし古い友人のひとりなので当時と同じように「刈谷」と書きますが
刈谷は同じ土佐は宿毛の同郷の谷本っちゃんと田んぼの橋田昭和の
バックバンドをしていた時期があります。
ドラムの銀ちゃんが僕サイドの友人でそこ繋がりから「INOVA」と言うバンドを結成し
橋田昭和の東京でのソロ活動時代のバックバンドをしていました。
刈谷が「バビロン大王」として活動していた時代が僕が
「カステラ」と言うバンドをプロデュースしていた時代です。



<まぁレコーディングと言う事で意味もなくレコーディングマイクの写真です (^O^)>

さてホンヤさんのレコーディングの話に戻りますがホンヤさんが約2年振り
僕に至っては何と20年振り位のレコーディングスタジオ入です。
まぁすでに書いてしまったのでなんですが
僕はこのレコーディングと言う作業が嫌いでして(苦笑)
理由は凄く我儘ですが僕が「退屈」だから。
だって俺はミュージシャンでもディレクターでもないですから
レコーディングスタジオに入ってもやる事がないヽ(;▽;)ノ

またこのレコーディングと言う作業は実にナーバスで根気がいる作業でして
スタジオにはピリピリと張り詰めた緊張感があります。
レコーディングと言う作業はミュージシャンの真剣勝負の場所です。
出音のひとつひとつを念入りにチェックして録音して行きます。
「あっ、今の少し走りました?」「今のはもたっちゃいましたか?」とかね
録音する度に音を確認してOkテイクが出来るまで延々とそれを繰り返す訳です。

僕はそれに付き合っているのが嫌いなんです(*゜▽゜*)
だからカステラ時代は暫くいたら直ぐに「後は今野さんにお任せします!」
って家に帰ってました(笑)。
だって延々と出来上がるまで繰り返していますからねこの作業を。



<グロッケンを演奏する海沼さん …「鉄琴」じゃダメなのかな? (^O^)>

この日レコーディングした「Ocarinuts」はパーカッションの海沼さんがアレンジしました。
海沼さんのプランニングでこの日はマリンバの録音から入りグロッケンシュピールの録音etc…
と、ホンヤさんのオカリナをいれると20種位の出音が重ねられています。

僕が感動したのは海沼さんの音楽的な才能はもちろんの事
海沼さんの音に対する「引き出し」の多さです。
大体リズミセクションの構成はとても複雑で難しいのに
それらの出音全てが譜面として頭の中に構成されていて尚且つ
ひとつひとつの出音に海沼さんの「遊び心」があって、それがまた楽しくて…

海沼さんが録音しているスタジオ内で僕は資料用のビデオを回していたのですが
海沼さんが「じゃ次は…」と言って引っ張り出してくる楽器が
「えっ?」とか「おっ!」と言う物ばかりで(笑)
圧巻は海沼さんが一番最後に録音した楽器?ですね。
果たしてこれは楽器なの?と言う思いがしないでもありませんが(^O^)



<海沼さんがレコーディングに使用した楽器のほんの一部>

数時間かけて海沼さんのパート録りが終わりようやくホンヤさんのオカリナの録音です。
この日のホンヤさんのオカリナも数種類のオカリナを使いこなしての多重録音です。
主旋律のオカリナに違うオカリナで色付けをして行きます。
実はこの曲のホンヤさんのオカリナにも秘密兵器?があってその音は…
是非このCDを購入してご自分の耳でお確かめ下さい。
とても楽しくて笑えます(^O^)

この「Ocarinuts」と言う曲はホンヤ節?
ならぬホンヤさん独特の手癖、オカリナの指使いが出ていて
とてもポップなのですがそれに海沼さんの遊び心と
音楽的な深さが加味されてとてもクオリティーの高い作品になりました。
と言うか今回の参加ミュージシャンの方はどなたもすごい方達なので
音楽の技術的なクオリティーはどの曲もハイクラスのアルバムになります。



<オカリナ収録中のホンヤミカコさん>

しかしまぁレベルが違うなぁ…
ジャンルの違いももちろんありますが僕の得意な
バンド物の音とは全く違った出音ですね。
また皆さん耳がね凄く良いです。
僕には正直聴き分けられない様な出音のズレや長短を
簡単に聴き分けて技術的に処理して行きます。

ホンヤさんが「私がモーツァルトの次に尊敬する音楽家です!」
と言ったギターリストの宮野弘紀さんにサウンドプロデュースと
演奏をして頂いた今回のニューアルバム。
ホンヤさんにとっても技術的に音楽的に刺激を受け
学びのあるアルバムになりそうです。
まだあと3曲の録音が残っています。
この3曲は全員がスタジオ内に入ってライブ形式で録音します。
ホンヤさんは現在猛練習中?だと思います(^O^)

まぁ確かにこのクラスの人達と一緒に演奏する事は滅多にありません。
そう言う意味で20周年記念アルバムにふさわしいハイクラスな演奏と
出音を残す事が出来そうです。
僕も約20年振りに関わるアルバムとして思い出深いものになると確信しています。

アルバムの発売は7月の中旬?あたりになりそうです。
皆様もお楽しみに今暫くお待ち下さいませ。



<休憩時のケイタリング用の食事を用意する若奥様? (^O^)>

ほっと、ひと息…

2013-05-06 01:03:39 | ホンヤミカコ
ふう~っ…ほっと、ひと息。
何が?
いえね、やっとホンヤミカコさん高知県立美術館ホールで行う
20周年記念コンサートのチケット発売迄の全ての手配が終わりまして
無事チケットの販売までこぎつけましたヽ(;▽;)ノ

いや~、結構大変でした…此処に至るまでの過程は。
でもまぁこれからが本当の始まりな訳ですから安心はしておりません。
がっ、がっ、ですね…ひと息入れさせて下さい

思い起こせば森さんに(当時は高知新聞の東京支社次長でしたが)
「いや~、もう音楽業界は引退します(笑)…小説でも書きますかね?これからは(笑)」
なんてね、本当にね言わなきゃ良かった…
こんなクソ生意気な事を言って僕は20年前に森さんやホンヤさんの前から消えました…




この時の僕に、32歳の僕に今会ったら「この馬鹿が~っ!!!」とね。
回し蹴りの一発でも入れてやりたいです(笑)本当に。
「お前のあの一言のおかげで俺はえらい苦労をしたんじゃ!このボケがっ!!!」とね…
マジで言いたかったですヽ(;▽;)ノ

人の縁とは~♪不思議なものでぇ~♪さださんですが(笑)
まさかね、まさかあれから20年も経ってこの一言が自分に
ご~んとのしかかるとは夢にも思いませんでしたよ

そしてあの時敵前逃亡した?ホンヤさんとの仕事をもう一度
最初からやる事になるとは「お釈迦様でも気がつくめぇ~」ですよ(笑)
…所でこのセリフは?お芝居のセリフだよね?
まっ、そこはどうでも良いですけどね(笑)

は~っ、大変でしたヽ(;▽;)ノ

怒ってたもん森さん、俺のこの最後の一言に…
で、その後はホンヤさんの高知のお父さんとして影に日向にホンヤさんを
森さんは支えてくれていたんですよ…




僕はひょんな事から高知新聞の森さんが龍馬記念館の館長さんをしていると知って…
??ホンヤさんからのメールで知ったのかなぁ…?もう忘れたけど。
とにかくそれでホンヤさんがあれからずっと森さんと縁が有ったと知りました。
「風に抱かれて」と言うホンヤさんの書籍が高知新聞社から発刊された事を知って
「俺がホンヤさんと高知県を繋ぐ架け橋をしたんだなぁ…」
なんて遠い所で思っていました。

どう言う縁がホンヤさんとあったのかは分かりませんが僕がもう一度
ホンヤさんと組んで、ホンヤさんのプロデュースをする事になった時に
「ここはもう一度森さんに会ってお願いをしないとなぁ、でもかなり敷居が高いぞこれは…」
なんて悩んだけどね「えいっ!!」ってもう一度森さんの懐に飛び込みました。

…森さんは本当に懐の深い情のある土佐の男でしてね
恥かしいけどもう一度お付き合いをして頂きたくて高知の桂浜まで行きました。
「…どうぞえ、おまんは元気やったか?今なにしよらぁ?」
「あの~あれから一般人で生活して来ましたが縁あってもう一度
ホンヤさんのお仕事を手伝う事になりまして…」
「…ホンマにちゃんとやるがかえ?(…あっ、やっぱり怒ってる)大丈夫かえ?」
「…はい…今度はちゃんとやります…最後まで…」
「なら高知でコンサートをしちゃらなぁいかんね…おまんがおらんなってからも
ホンヤさんはずっと高知でやりよったがぞ…」
「はい…そのようですね…森さんのおかげです…」




ああ、本当にあの時の32歳の俺に右フックを食らわせたいです(笑)
まぁ、自分で敷いた針の筵に座ってね「結果と行動で俺は答えるしかない…」
とマジで覚悟して今回のコンサートをねお願いしたんですよ僕は。

だからチケットからポスター、チラシまで全部自分で作成して
PA(音響)や照明までね(んっ?これは田んぼの松田の人脈でした(*゜▽゜*))手配したんです。
出来上がったチケットと一緒に今回のコンサートの見積や諸々の資料を
ご~んと森さんに「ゆうパック」で送りました。
…で、一応信用して貰えたようです今回の僕のやる気を。
でもその前には信用がないから2月に一度森さんに呼び出されましたからね高知まで(*゜▽゜*)
ん~っ、こうやって書くといかに僕がダメ人間か分かりますね(笑)
ホンヤさんも本当に俺の事信頼してくれているのかな?心配になってしまいますが…

まっ、良いや(笑)
とにかくコンサート準備の前段階の仕事はひとまず終了しました。
後は実際の制作で、クオリティーの高いステージ制作をして
森さんとホンヤさんに納得して貰うしかないですね今は。

でもね、ステージ制作に関しては自身があるんです。
何たってこれは僕のお箱ですから、ここで外したらアウトですもんね僕は(笑)
音響や照明の事は松田のヘルプのおかげで心配がなくなったのですが
実は僕は演出的な部分で不安がありました。
それもね…まぁ本当にありがたいのですが松田のおかげで解決しました。
その話は長くなるから後日にしますが目処はつきました。
だから今日は「ほっと、ひと息…」したんです。




でも実は今日はホンヤさんのレコーディングに立ち会うんです。
まぁ僕の今日の目的はプロモ用の動画撮影をする事なんですけどね。
このアルバムを世間様に浸透させる事が僕のお仕事ですしね。
きっと良いアルバムになると思いますよ、ホンヤさんに音の事はまる投げしたんで(*゜▽゜*)

でも結果的には僕の思った通りのアルバムになりますよ。
ホンヤミカコさんの今のライブはグレードが高いです。
だから僕はライブっぽい音のアルバムにしたかったんです。
で、なりますから(笑)そこは確信出来ます。
先に録音した音もまだ聴いてないけど(*゜▽゜*)

…ん~っ凄くいい加減な人間に思われそうだな今日のブログは。
でもまっ良いか、実際そうだろうし(笑)
あっ、高知県の皆さん。
是非ホンヤさんのコンサートに来て下さいね、凄く良いステージにしますから。
良い加減で出鱈目な僕ですがやる事はやりますから。
「クオリティーの高いステージを作ります!」
これが僕がホンヤさんと森館長に約束した事です。
流石にこの約束だけは僕も果たしますから
是非その目で皆さんも確かめて下さいね、では(´ー`)/~~

あっ、ホンヤミカコさんのチケットはこちらで ミュージアムショップ



またサボってる(笑)

2013-05-04 21:30:48 | コラム
最近の僕は少しキャパオーバー気味です。
色々な雑務や仕事がごちゃごちゃになっていて
あれもこれも(°°;)"((;°°)中途半端で焦ってしまいます。

そう言う僕なので今、自分がやらねばならない事を箇条書きにメモして
お財布(笑)の中に入れて時々取り出して「あれはやったから×、これはまだだ…」と
自分のお仕事チェックをしています(笑)

数ヶ月前から僕のこの箇条書きメモの項目が常時10項目くらいあるようになりました。
??片付けた筈なのに一向に減ってゆきません。
何故だろう?と考える必用はないです(笑)
ひとつ片付いても絶えず新しい仕事が追加されてしまうからです。
まぁ、当たり前だな(笑)
僕も次はこれ、次はこれと新しい事を考えて補充しているしホンヤさんからも
あの~…と言いながら追加のお仕事を頂きますヽ(;▽;)ノ




で、人間あんまり忙しいと現実逃避、敵前逃亡をしてしまいます。
僕はとても心が弱い人間なので(笑)
あんまり忙しいから嫌になった僕は「そうだこれをやろうと!」と
放ったらかしになっていた「Acoustic Cafe CURO」と言うフォークソングと
ショートショートのブログをリニューアルしました。
「フォーク短歌」と言うコンセプトを突然思いついたので「おお、面白いじゃん」と
行き成り始めてしまいました。

もちろん短歌の「た」の字も知らないど素人ですよ僕は(笑)
でもね、やるんです現実逃避の為に。
そしてさっきそれが仕上がってアップしたので此処に貼ります。
エネルギーの節電です、手抜きとも言いますが(*゜▽゜*)
では今日は思いつき+ホンヤさんのブログも更新したブログデーでした(笑)

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う~ん、初めましてなのかな?CUROと言います。
このブログはあえてコメントの文章を書かないで来ましたが
今回、ショート・ショートの文章から短歌のブログにリニューアルするに辺り
コメントも入れようかなぁと思います、短めで。

何故フォーク短歌なのかと言うとフォークソングの持つ叙情性や女々しさ?
が僕は好きだからです(笑)

短歌と画像と音楽を組み合わせるとどうなるか?
と言う実験のブログでもあります。
あっ短歌は下手ですよ当然、僕は短歌は素人だしね(笑)
まぁ形式は短歌ですがフォークソングの歌詞のフレーズだと
思って頂ければと思います、では、先ずは1作。

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そもそも短歌の意味を自分で解説する行為自体が掟破りだと思いますが
僕は素人だしフォークソングのつもりなので訳を付けます(笑)





山吹の花弁のようにあでやかな貴方の
心の痛みに触れると、僕の心も痛むよ…で、どうでしょうか?(笑)

BGMには永井龍雲さんの「つまさき坂」を選んでみました。
どっぷりとフォークです(笑)
まぁ、こんな感じにリニューアルして始めますので以後宜しくお願いします。


夜寝て朝起きる

2013-05-03 13:30:08 | コラム
あれ?夜寝て朝起きてる、何かおかしいぞ?
何をとち狂った事をこのおんちゃんは。
と皆さんは思うでしょうね。
夜寝て朝起きる生活を皆さんはしているでしょうから(笑)

でも僕にとってはこれは異変なんです。
体のバイオリズムが狂っています。
正しい僕のバイオリズムは夜起きて昼間は
寝ていないといけないんです。
だって仕事が完全に夜型なんですから。

二週間前位から妙にバイオリズムがおかしいぞ?
と思っていたんです。
仕事中にガクッと落ちるような睡魔に襲われて
眠くて堪らなくなります。
そりゃそうだろうな普通のバイオリズムだと真夜中だもん(笑)




実は寝る所を変えたら朝日がまぁ気持ち良く差し込んで来て…
人間やはり明るくなると自然にパチクリと目が覚めるんですね、少し驚きです。
こう言う僕に皆さんは驚くでしょうが(笑)
人からみたら不健全な状態が僕の正しいバイオリズムなんです。

そんな僕が年寄りみたいに…
んっ?あれっ?ひょっとしたら本当に老人になって来てるのかな(笑)
ん~っ、そんな気もするなぁ…

話しはいつものように突然変わりますが
このブログは朝日の中、飼い猫のクロと一緒に微睡みながら
携帯のメモ機能を使って書いています。
書いたらパソコンにメールします。
それをコピーしてブログに仕上げる訳です。

最近余りにも時間がないためもっと有効な方法はないか?
と思考してこのやり方にたどり着きました。
これならパソコンが無くてもブログが書けるしね。
でも仕上げはやはりパソコンになりますが。
僕のブログは視覚効果や音響?も大切にしていますので(笑)




あ~っ気持ち良いなぁ…
やっぱりお日様は暖かいや…
んっ?寝言?

皆さんはご存知ないかめ知れませんが猫も寝言を言いますね。
何を寝言ほざいてるんだ、このおんちゃんは!!
と言われそうですが本当です。
だって今クロが、ミャミャミャって寝言を言ったもん(笑)

猫の見ている夢はどんな夢だろう?
鰹節のベッドに寝る夢?
僕に遊んでもらってる夢?
いやいや夢の中でもまた寝てて夢を見てるとか(笑)
…起こして聞いてみようかな?




…つんっ、痛い!!
え~っと今僕は飼い犬ならぬ飼い猫に手を咬まれています(笑)
飼い猫のクロには僕は咬んで良いと躾ていますが…
痛い!!今、ガシガシと手を咬まれて猫キックをされています(泣)
そりゃ心地良いうたた寝の邪魔をされたら怒るわなぁ(笑)
僕もそうだもん。




しかし横着者には便利な世の中になったなぁ…
お金さえあれば全部ベッドの中からネットで注文すれば
大抵の事は事足りますもんね。

でも毎日寝て暮らして可愛いがって貰える猫の方が
人生の達人なのかも知れませんね(笑)




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さて、文字入力を整理して写真を選んで…
う~ん、どうも間が違うなぁ。
これは打ち込める文字数がもたらす行間の差だなぁ…
僕は文字の長さも全体のバランスとしてデザイン的に配置していますので
携帯だとその間と言うか尺の感覚が出ませんねぇ。

写真もいつもは先にセレクトしてブログを書くんですね。
先ずは写真を選ぶ、が僕がブログを書くと時の儀式?です(笑)
やはり後付の写真は帳尻合わせになるなぁ…
意図的過ぎてちょっと鼻につくなぁ。

と言う訳でこの方法は短文形式には有効だと分かりました。
「埠頭に並ぶ鉄の馬」の回のブログはこのやり方ではまったけど
短文で詩的な構成だったからだな、うん。

と言う事でそれなりに努力をしてブログを書いています、の巻?でした(笑)