四万十川レコード 公式ブログ

四万十と言う小さな町に生まれ、思春期に音楽に目覚めそして今も、長い長い音楽の旅をしています。

ある旅立ち

2014-05-23 04:39:57 | コラム

韓国でマッコリツアーをやろう!
ある日ビビンバ!と閃いて
コリア良いや♡と。
身のチジミ思いで頑張って
色々ナムル事もあった…

でもホンヤミカコの音を韓国に
届けたいと言うキムチだけで
今日までやって来た…(ー_ー)!!

いよいよ今日は旅立ちの日。
ふと気がつくともう夜明けだ。
コリアいかん、寝ないと…

ひと眠りしてキムチを入れ替えて
行くぞ韓国!!

…笑点か?つ~の(^◇^)
では、行って来ま~す♪

物販の商品をウォンと売らないと!
…もう良いか(笑)(T_T)/~~~


シャボン玉

2014-05-21 22:40:39 | コラム

自分の頭の中にあった想いが形になる。
創造の世界は不思議だ。
ふと湧きあがった想いが人を巻き込んで
現象として現れる。

その昔、シドニーやロス、ニューヨークでの
カステラのライブを見てる時に
今自分がそこに居る事に不思議な感覚を覚えた。
ずっと世界に出たかった。
海の向こうに行きたかった。
日本以外の価値観に触れたかった。

今また、ホンヤミカコがその想いを叶えてくれる。
韓国でホンヤミカコのステージを待ってくれている人に
喜んで貰えるステージを創る!



シャボン玉の輝きはほんの一瞬だ。
エンターテインメントの仕事も
一瞬のステージ、コンサートの為に
その何十倍もの時間をかける。
だから見てくれた人が感動し
喜んでくれるのだろう…
その想いをこちらも受け止めて
またしんどくて儚い時間を創って行く。

表現の世界は終わりのない世界。
そして満足をする事もない世界。

前に進む力を作ってくれるのは人との出会い。

そう思える間はまだ
走り続ける事が出来ると思う…



新聞記事

2014-05-18 01:50:23 | コラム
ん~。
やっぱり地方だと地元紙の影響は今でも強いなぁ…(ー_ー)!!
昨日の夕刊と今日の朝刊に掲載されたホンヤミカコさんの
高知新聞記事の反響のことですけどね。
紫色の高知新聞の文字をプチッと押せばその記事が読めますが(笑)
これはダイジェスト版で昨日の高知新聞の今日のトピックスでした。



五月のゴールデンウィーク明けに桂浜の龍馬記念館の森館長の所に
ホンヤミカコさんと一緒に、四万十市移住の挨拶と11月の高新RKCホールでの
コンサートの打ち合わせに行きました。

龍馬記念館と隣接する桂浜荘のレストランで、昼食をごちそうになりながら
打ち合わせをして言る時に森さんが
「おまん、高知新聞に言うて取材は入れちゅうかよ?」と言われて
「ん~、まだ入れてません。なんか最初にそれを言うと妙に宣伝っぽくなると…」
「そりゃ、逆ぜよ。最初にちゃんと言わんといかん!」と言う事で
急遽取材の段取りをし、わざわざ幡多支社長のHさんが直々に取材に来られました。

で、まぁ新聞記事に書いている様な事をホンヤさんが話していました。
その際に「地元での慰問やコンサートの予定は?」と聞かれました。
それは帰ってから色々と調べて決めようかな?とアバウトに思っていました。
でも取材を受けた以上記事に載せて貰わないと効果的ではありません。

で、急遽簡単なご挨拶をしていた高校時代の先生がなさっている
中村の桜町にある「カフェレスト風雅」でコンサートをする事にしました。
もともと今回の帰省時に先生にご挨拶して実際にお店も見るつもりでしたので。



先生に再会のご挨拶をしながら昔話。
実際は僕はS先生の事は知っていましたが授業を受けた事はありません。
当時の先生の周りにいた生徒はいわゆる優等生で僕等はその逆です(笑)
生活指導のK先生に会う度に身体検査をされるような逆優秀生徒でしたし(ー_ー)!!

まぁそんな話をしつつもコンサートの日程や詳細を決定し
それを取材して頂いたH支社長に返す作業をバタバタとやりました。
その間にホンヤミカコさんの四万十市移住の手伝いと、自分が住む自宅の洋間の
片づけと言う偉くハードな時間の中、チラシやチケットまで制作しました。



そう言う状況の中で掲載された高知新聞の記事は反響も大きくて
今朝はその問い合わせの知らないご婦人の電話で目が覚めました。
一応仕事の問い合わせ先で僕の携帯番号を出していたのですが
まさか新聞に載っているとは知りませんでした(笑)

おかげ様で慰問コンサートの依頼がすでに数件来ています。
これもその前に慰問コンサートの詳細を決めて「田んぼ」の松田に渡す約束だったのに
松田の家で飯を食う事は覚えていても、資料作りはすっかり忘れていました(ー_ー)!!

ん~、明日やります明日。
おっ?もう今日か(笑)しかも夜が明けるぞ間もなく。



ホンヤミカコの韓国公演の詳細確認も大詰めに来ています。
韓国内全8公演の行程表の作成やタイムテーブルの決定もしなければなりません。
ステージの内容や機材の確認等、やる事は沢山あります。



正直今まで横目で見ていたホンヤミカコの韓国公演は色々と混乱していました。
そう言う伝手を踏まない為に数カ月かけて諸々の確認と準備をしました。
今回の公演は全制作責任は僕にあります。

なんせ僕が突然
「ホンヤさん。やっぱり韓国に行こうか?マッコリツアーなんてどう?」と思いつきで決めました。
今年の5月のテジョンで行われるオカリナイベントへの出演依頼は来ていましたがその時は
僕があまり乗り気ではありませんでした。
でも「マッコリ」と言う曲をどうしても韓国内に知らせたいと言う気持ちが強くなりました。



「マッコリの地酒をね、韓国内で飲むツアー♪」
「わ~、楽しそうですね♪」「でしょ(笑)」
なんて決めた時は僕もホンヤさんもはしゃいでましたが今は…
8連チャンの公演すよ、しかも韓国内を移動しての。
若い時のロックツアーだって8連チャンなんてありません、無理だもんそんなの(笑)

「こりゃ体調管理を万全にしないと危ないですね…」「そうですね…」
「ホンヤさんはマッコリを飲めないですね…」「ええ、飲まないつもりです。」
うん、流石ベテランのプロアーティストだ。
このツアーの過酷さを十分に理解している…

でもね、俺は飲みますよマッコリを♪
まぁ流石にかげんしながら飲みますけど(笑)
たしかインチョン(仁川) の公演ではお客様のお土産にマッコリをつけると言ってたな…
韓国のスタッフの皆様には僕のマッコリに対する熱い思いが伝わっているようです。

んっ?もちろんホンヤミカコの楽曲「マッコリ」に対しての熱い思いですよ。
決して韓国の地酒のマッコリを飲み歩くつもりではありませんよ…多分(笑)

また、こけた…(ー_ー)!!

2014-05-16 02:40:07 | コラム
禍福は糾える縄の如しと言いますが
まぁ、そんなもんかな?とも思います。
おかげ様で仕事に関して今は
やりたい事は全て叶えています。

こう言う業界に居ると
運やタイミングや縁と言う事が
割と如実に仕事に関係して来ます。
またそう言う経験も多々して来した。

ヒビ、もしくは骨折まで?

実はまた自転車でこけました(笑)
あっ、シラフです。
お酒は飲んでいません。
こけたのも3日前です。

四万十市から帰った日、我が家の7メートル前で
自転車に刺していた傘がスポークにはまり
前輪がロックオンされてすっ飛びました。
アスファルトに顔面から向かう前に両手をついて
事なきを得たのですが、その衝撃が凄くて
「あ~、骨折ったかも?」と言う感じでした。

取りあえず湿布してごまかしていましたが
痛みと腫れがひかないので今日病院に行きました。
結果は…大丈夫です♪
ひどい打ち身と捻挫の様です。
レントゲンに映った僕の骨は太くて綺麗で
自分でもほれぼれしました(^-^)

用心々。
幸福と不幸は表裏一体です。
キーボードに触れるのも痛かったのに
ずっと我慢して仕事していました。
自転車は廃車にするほど壊れました(笑)

おかげで病院にも歩いて行くと言う
健康な生活です。
韓国で飲むマッコリが…
さらに美味しい事でしょう(^◇^)


山桃の…

2014-05-13 23:15:33 | コラム
お前、何時までたっても“本は心の食べ物”やいか!
ご意見ごもっともです。
この、四万十川レコード公式ブログ。
ちっとも新作のアップをしてません(ー_ー)!!
これは全て僕の…サボリ?
でもありませんがFB(フェイスブック)への
投稿を優先させた僕のせいです…

まぁ大体、僕にこう言う説教をしてくれる人は少ないです。
しごく素直にこの言葉を聞きました。
しいて言えばこの言葉を僕に言ったのは“田んぼ”の松田浩二です(笑)
久し振りに友の説教を聞きました…

しかし…わりゃホンヤミカコの前で俺に説教するな!!
と言う気持ちもありましたが、ここは素直に友の言葉を聞きました(^◇^)



さて、ホンヤミカコさんの四万十市移住も終了しました。
でも引っ越し荷物を搬入した夜の、ホンヤミカコさんの食糧確保に少し悩みました…
台所を含め調理する環境にはまだ至っていません。
しかも田舎の田舎ですから簡単に「イタリアンでワインでも…」とは行きません。

仕方ないので?田んぼの松田に「浩二~、飯食わしてくれ~♪」とお願いしました。
松田は「おうっ分かった。魚はどうぞ?」「魚は高知市内で食うたけん、肉が良いね♪」
「ほい、分かった!」と、土佐牛の霜降り肉や赤身の良い所を沢山用意してくれました。
しかも鯛のカルパッチョやキムチやマッコリまで…至れり尽くせりです♪

浩二の家には僕が大好きな山桃の樹があります。
しかもこの山桃は特大の実をつけます。
普通の山桃よりもずっと大きい特大サイズの山桃です。



松田が2軒目の家を建てた時に山桃を庭に植えた事を知りました。
ん~、山桃や枇杷、そして椿等の花や実が頭から落ちる植物は本来庭に植えてはいけないのです。
僕はその知識はありましたが、浩二がそう言う迷信には無頓着な性格な事も知っているし
なにより僕の好きな山桃なので「そうか~♪」とシカトしていました。
あれから随分と月日が過ぎ、物事に無頓着な浩二もどうやら山桃の縁起の悪さを悟ったようです(笑)

しかし有り難いのは、今年は僕が四万十市に帰省するので山桃の樹は僕が帰るまで
そのままにして、その後で友人に樹ごとあげるそうです。
売れば随分と値の付く樹だと思いますがタダであげるそうです…
ん~、松田住職は太っ腹です。
流石に遠峯山のテレビ塔に一緒に登った幼馴染です(笑)



ホンヤミカコさんは役11年前に四国八十八か所の歩き遍路をしています。
今回の四万十市移住はそのお礼参りとニューアルバムの創作活動が目的です。
沢山のお坊さんに会ったホンヤさんは松田を初めて見た時から
「浩二さんってお坊様みたいですね…」と言っていました。

恰幅のある体型と包容力のある笑顔。
そして何より坊さんと同じスキンヘッズ…
松田の見た目は誠に徳のあるお坊様です。
しかしホンヤさん…
それはただのデブで頭髪が減った為のヘヤースタイルなのです。
僕もあと少しで彼と同じ髪型にする決断の時期が来ています…
まぁ、彼の笑顔はガキの頃から今と同じ包容力はありましたが(笑)



写真は龍馬記念館の森館長とホンヤミカコさんです。
御歳(おんとし)73歳の森館長は精悍で髪の毛もふさふさです…
これは凄いなぁ…と思います。
森館長のお顔は最近テレビに沢山出たので高知県以外の方も見た事だと思います。
僕もホンヤさんも龍馬記念館で、発見された“坂本龍馬の生前最後の手紙”を見ました。

後数日で…
自分の命が亡くなるなんて、流石の龍馬も知りません。
精気に満ちた維新後の構想を土佐藩家老、後藤象二郎に語っています。

生生流転。

ホンヤミカコもまさか四万十市に住むとは思わなったし
僕も実家に帰るなんて夢にも思っていませんでした…

しかしなんだろ?
不思議な力に運ばれて…
あの空の下に住む事になったのは縁(えにし)だと思います。
僕も後少しで帰省しますが、一足先に四万十市に住んだホンヤミカコさんは
「自分の時間と同じ流れを感じる」そうです。
あそこに生まれた僕は…
その時間が嫌いだったから故郷を後にしたんですけどね(笑)