親父が逝ってしまったので、お袋が独り暮らしになった。
何かあった時が心配なので、行政の緊急電話ボタンの
設置をして貰おうと、関係各所に問い合わせる。
ボタンの設置は問題ないが、近所に住む連絡員が
2名必要だとの事。
ん~っ、と思い同じ町内の先輩で、小学校のPTA会長も務める
ハル君に電話でお願いし快諾を得る。
あと一人は従兄の荘司君にお願いし、こちらも快諾を得る。
ハル君は近所でお好み焼き屋さんを経営してる人で
ガキの頃から知っているけど、特に接点もなかった。
四万十川のプロモ撮影のついでに、母校の小学校で
ホンヤさんに演奏をして貰う時に縁が出来た。
ハル君の店にお好み焼きを食べに行った時に
僕が何を感じたのかその話をすると、ハル君も
オカリナ演奏が好きで、ホンヤさんの事も知っていた。
そして小学校のPTA会長でもあった。
その場で校長先生に電話して、トントン話で話がまとまった。
多分、僕の性格からして自分から学校に交渉する事はないので
ハル君の行動力がなかったら実現していなかった。
以来、ハル君とは何でも話を出来る大切な先輩になっている。
荘司君は従兄の中では最年長でリーダーでもある。
寡黙で大人しい人だが、何故か僕は可愛がって貰っている。
四万十川のプロモ撮影時の漁船の段取りは荘司君がしてくれて
ハル君は撮影にも一緒に付き合ってくれた。
そして今では、僕の親の事まで親身になってくれている。
…ありがたいなぁ、と思う
人の縁とは不思議なもので~♪
切れる縁もあれば、繋がる縁もある。
伴侶との縁は切れても、新しい縁に助けられて
今また音楽の仕事が出来ている。
これからはそう言う縁との出会いを大切に育てて行こうと
改めて思いました…
当日のADをしてくれた木村君とホンヤさん。
僕とハル君の母校、下田小学校。