四万十川レコード 公式ブログ

四万十と言う小さな町に生まれ、思春期に音楽に目覚めそして今も、長い長い音楽の旅をしています。

茶色の食卓

2013-08-30 04:04:39 | コラム
切干大根。
里芋の煮転がし。
煮魚etc…

僕の子供の頃の食卓は醤油色(笑)
地方の伝統の日本食は大抵薄茶色。
お皿が沢山並んでも地味。

僕は昔から和食が好きではないです。
しかもソイソース(醤油)嫌い。

良くアジフライにかけるのは醤油かソースか
なんて嗜好の選択をしている事があるけれど
僕は100%ソース。

目玉焼きもソース。
天ぷらもソースで食べたい。
土佐の天ぷら(じゃこ天)もソースの
方が美味しい。

しかも僕はポテサラ等のマヨネーズものにもソースを垂らします。
豚肉とキャベツの炒め物にはウスターソースとマヨネーズ(笑)
こだわりのウスターソースは名古屋のコーミソース。
これの濃口をここ20年位使っているし。




土佐にはさあち料理と言う文化があります。
大皿に盛られた刺身や巻き寿司や惣菜
果ては羊羹や寒天等の甘味までゴタゴタに盛った
お酒を飲む為用のパーティー皿です。

このさあちには色があります。
土佐の巻き寿司には薄焼き卵で巻いたものがあります。
僕はこれが大好きで今でも田舎に帰ったら
晩飯はこれの1本食い、なんて事をやったりします。
これの別バージョンでは食紅を入れた紅色もあります。

子供心にさあちに盛られた黄色や赤、フライ物の
こげ茶色には胸がときめいたものです(笑)

そうですね色。

料理は視覚、嗅覚、そして味覚と言う順番で
人間の脳に入って来ますね。

大抵の人間は綺麗に盛られた料理を見て
「わあ~っ美味しそう!」と言います。
もしくは「いい匂いっ!」ですね(笑)




思い起こせば昭和って色が少ないんですよ。
高度経済成長に入った辺りはまだ町にも家の中にも
そして食卓にも余り色がなかったと思います。

この春に韓国に行った時に街の中に色が少ないなぁ…
と思いました。
昭和の風景のように色味が少なくて地味なんです。

韓国の食卓も茶色ですね。
焼肉やナムル等は茶色系、そこにキムチの赤か。
日本の赤系の食べ物は…トマトか梅干?

最近の食べ物は実に色味が綺麗ですよね。
サラダでもパプリカの赤や黄色を使うと
お皿がとても華やかになりますね。




大鵬、長嶋、卵焼き(笑)
昭和40年代の流行語です、覚えていましたか?
さて僕等が子供の頃には卵が高価でした、バナナも。
そして僕等の子供の頃の大好物はカレーライス。

つまり視覚的には黄色世代なんですよ僕は(笑)
黄色に胸弾ませた世代です。

おまけに土佐の太陽の黄色。
力強くてエネルギッシュな南国の日差しで
きつね色にこんがりと焼かれて僕等は育ちました。

小学校低学年の頃の僕はきつね色を通り越して
とんんかつ色でした(笑)
こんがりと上がったとんかつ色の肌をしていました。

真っ黒で目ばっかり大きな自分の幼少の写真を見ると
「…インド人?」と言う顔をしています(笑)




僕が今だにこれを見ると「おっ!」と思って
手を伸ばしたり注文したりするのがパンケーキ。
僕等の子供の頃のスペシャルおやつは
ホットケーキとプリン。

…憧れたなぁ。

うずたかく積まれたホットケーキにバターと
たっぷりのメープルシロップをかけて
フォークとナイフを使って食べる…。

これは今だに好きです。

はじめ人間ギャートルズのマンモスの肉は僕等の世代なら
殆どの人間が「食いたい!」と思ったもん。
チビ太のオデンもね。

ちなみに上記の二つは商品として存在しますよ。
ネットで探したら買える筈です。
特にギャートルズのマンモスの肉の加工の仕方は笑えます(´ー`)/~~





ねっ、笑えるでしょ(笑)チビ太のおでんもね。




シマントガワシ

2013-08-29 04:38:58 | コラム
サマンサタバサ(笑)
テレビのお姉ちゃんブランドのCMをなにげに見てて
意味もなく頭の中で連想したのが
シマントガワシ(四万十川市)(*゜▽゜*)

変な響きだなぁ。
シマントは良いよね。
シマンテックってパソコンソフトの会社も
何となく馴染んじゃうし。

サマンサ・タバサって「奥様は魔女」のサマンサと
ムスメのタバサとばかり思っていたけれど
会社は否定してんだよな。
まぁ当たり前か。
認めたら商標権に引っかかるもんね(笑)

んっ?今日はずっとこの調子で行きますよ。
意味不明のインスピレーションブログ。
頭の中に浮かんだ事とつぶやきのブログです(笑)





世界中が異常気象だけど6月のフランスで大雪が
降った事やドイツの水害は知らなかった。
今日のニュースで異常気象の原因が海水温の上昇と
関係していると言ってました。

釧路沖でクロマグロが取れたり石垣カレイが取れたり
してんだってね。
しらすがもの凄い不漁だそうで困っているとも言ってるし。
要は地球温暖化が加速しているって事ですかね?

どうも人間の未来は明るくないねぇ…
ウキウキするような事がなさそうだもんね。
しかも今世紀中に地球の人口が100億人を超えそうだと。

食料の確保の為に国連食糧農業機関は「昆虫食」を
推奨してるんだって(笑)
まぁ日本でもイナゴや蜂の子を食べる習慣があるし
アジアでは昆虫は普通に食べてるみたいだし。

カンボジアのタランチュラを食べる習慣は堪らんなぁヽ(;▽;)ノ
僕は蜘蛛が大の苦手でして…
こうして漢字に変換する事さえ気持ち悪いもん。

まぁ腹が減れば人間何でも食べるのでしょうね。
古代中国なんか平気で食人の記述があるし…




僕がどうも長寿を願う気になれないのは未来が
バラ色に思えないからなのかなぁ?

日本人は先の敗戦で食に関する飢餓感がトラウマになったので
食文化は戦後飛躍的に伸びましたね。
それまでの日本人の食生活は実に粗食だったのにね。

長寿を祝うと言う事は言い換えれば昔の人は
寿命が短かったからですね。
昔は60歳以上まで生き残る確率が低かったからです。

今の医療システムって本当に長寿を願っているのではなくて
医療関係者の繁栄の為のシステムの様な気がします。
介護の現場で働いている人の努力には本当に敬意を表しますが
現実的な賃金面での評価は凄く悪いですよね。

どうも何かが噛み合っていない様な気がします。
多分このままでは済まないでしょうね。
今はまだ余力、国力があるから何とかなっているけれど。

そのうち若者が怒るのは目に見えていますね。
自分達の未来は保証されないのに老人の面倒だけは
強制的に税金で取られる…これは危ないですよ。
棄老文化が起こるのが目に見えますよね。

人口が100億の世の中で今の倫理観が成立するかが疑問です。
ましてやお隣の無作法な大国の人達が主役の世界になったら…




今80年代の洋楽を聴きながらこのブログを書いているのですが
音楽的には80年代の音楽はやっぱり良いですね。
でももう30年前になってしまうんだ…年取ったもんだ(笑)

9月に入ったら凄く忙しくなるので少しデスクワーク中心にしてたら…
サボり癖が出た(笑)

一足早く秋の読書週間になっちゃいました。
ここ1週間で10冊以上の本は読みました漫画じゃなくてね(笑)
漫画を入れたら30冊以上は読んでますね。

明らかにサボりです(*゜▽゜*)
ホンヤさんにも薄々気づかれています…
ちょっと不味いです。
心を入れ替えて現場モードにしないと。




まぁ一応はやっていますけどね。
本当はもっと外に出て人と合わなければいけないんですね。
プロモーションをサボっています(笑)

実は僕はこのプロモーション作業が昔から嫌いでして…
理由は人に頭を下げるから(笑)
頭を下げてお願いにゆかなければならない仕事…嫌いです(笑)

だから営業の仕事は僕には出来ませんね。
その上ノルマがあったりするんでしょ…
そう言う世界で頑張っている人の事を尊敬しますホントに。

ああまた夜が明けた…

今日からは本当に真面目にやろうと誓う僕でした(´ー`)/~~

歌が好き?

2013-08-28 01:51:55 | コラム
貴方は歌が好きですか?
この質問の仕方だとふたつの答が必要になるかな。
つまり歌を聴くのが好きと言う人と歌を歌うのが好きと言う人。
もちろんどちらも好きな人も多いでしょう。

僕は歌を聴くのが好き、だと思います。
歌を歌うのは…あまり好きじゃない。
理由は簡単、歌が下手だから(笑)

僕等の世代では小さい頃に人前で歌を歌っている人は
本当に歌の上手い人でした。
だから歌手として特別な能力を持った人と
世間も認めていた訳です。

所が僕等が思春期になる頃にこの定義が崩れました。
いわゆるアイドルの出現ですね。
もちろんアイドルと言ってもまだやはり歌手としての
レベルをクリアした人達が中心でした。

固有名詞をあえて出しますがその常識を崩したのは
浅田美○子のあの歌でしょうね。
「あの子は~♫どこ~の子♪」のあの歌は驚愕でしたね。
つまり可愛いだけで押し通した歌が成立しちゃった(笑)




現代でもこのレベルのアイドルがいますね。
某巨大アイドルのリーダーの中×君。
彼が何かのイベントで歌った「君が代」は伝説ですよね。

でも彼は凄く歌が好きなんでしょうね。
歌うのは大好きだけど思った通りの歌にならない。
通常世間ではこれを音痴と言いますが彼は音痴ではないですね。
ダンスの上手さを見ても音感はある訳です。

これは脳の信号の問題ですね。
頭の中にあるメロディーが声帯を通した時に
上手く変換出来ない訳です。

これは凄く多いですよ。
僕もそのひとりですが(*゜▽゜*)

僕は今現在第2期の音楽業界生活に入りましたが
その昔の第1期の頃に絶対人前でしなかっった事があります。
それが「カラオケ」です。
もうその頃にはカラオケボックスはありました。




僕のこの姿勢はかなりかたくなで
僕はまず人前で歌を歌う事はありませんでした。

これは自己防衛でもあったのです。
つまりあの頃の僕の周りに居た人間はプロのアーティストだったし
制作サイドの人間もほぼ音楽経験があって
楽器はもとより歌も歌っていた人達が殆どでした。

少し話がそれますがその昔世界を席巻した空手組織がありました。
その組織の技で決して外人に教えないと言う奥義がありました。
これはそれこそ組織防衛の為の判断でした。

体もパワーもセンスもある外人に全てを伝承すると
師匠より上になってしまう可能性があります。
外人達の思考ははすごくストレートで自分より強いから
お金を払ってまで技術を学ぼうとするのです。

今ではその奥義が全てオープンになっています。
そうなると…少し前までの格闘ブームでは日本人は
優勝出来なかったですよね。
まぁそうなる訳です、相撲もまた然りです。




大幅に話がそれましたが僕もほぼ同じ理由です。
僕は一応音楽プロデューサーであったしレーベルの代表です。
出来上がった音楽を判断したりその人の将来の可能性についての
判断をしたりしていました。

そう言う立場の人間は下手に隙を見せたらいけない!と
まだ若い僕は思っていました。
まぁこの考え方は間違いかもしれないけれど外れてもいません。

だから僕はまずアーティストと酒を飲んでもカラオケはしませんでした。
ギターを弾く位はしましたよ。
エレファントカシマシとライブ終わりに僕のマンションで
一晩中騒いでいた頃には好きな曲のリードギターを
リーダーの石森くんに教わったりして(笑)
そう言う所までは隙を見せられるのですが…

高知で「田んぼ」の兄貴の久君と飲んだ時には
もうそう言うこだわりがある年でもないので
自分の好きな歌をガンガン入れて歌っていました(笑)

実はホンヤミカコさんは歌が大好きです。
彼女は歌のレッスンもしていますしステージで
自分の曲を歌ったりもします。

と言うか彼女は本気で歌のアルバムを出したいと思っています。
でも…僕がNOを出しています。

理由は時期早尚だからです。
まだまだ彼女にはオカリナ奏者としての楽曲を作って貰いたいからです。
その曲が世間に認知されヒット曲が生まれればOKですけど




…実は僕も歌を歌いたいです(*゜▽゜*)
ライブをやって1曲位はギターを弾いて歌いたい。
でも流石に己は分かっています。

僕のパソコンのデスクの横にはギタースタンドに立てた
モーリスのギターがあります。
もう1年近くもギターの弦さえ張り替えていません。

弦が錆び付いて埃をかぶったギターを時々ギター用の布で
拭いたりしています。
マーチンの弦のセットも常時置いてあるので何時でも
弦の張替えくらいは出来るのですがまだその気になれません。

ギターの弦を張り替えて「22歳の別れ」のリードギターでも
奏でてみたいのですが何故か「まだだ!」と思っています。
そう言う余裕がないんですね気持ちの中に。

今はやるべき事があります。
先ずは最優先でそちらを作って行かないと…

でもマジでライブをやりたい(笑)
その時にはギターも買いましょう。
10万位のギターで丁度良いでしょう僕のレベルだと。




そう言えば久君もたまに人前でギターを弾いて歌う事が
あるみたいだけど幾ら位のギターを持っているんだろう?
浩二や橋田みたいなレベルのギターだろうか?

ちなみに僕のモーリスはフリーマーケットで見つけた8千円のギターです。
でも元値は5万円位ですね、お買い得でした(笑)

あっ今の僕が絶対しない事がありました。
それはホンヤミカコさんの前で絶対にギターを弾かない事です。
と言うかそう言う機会もありませんが(笑)
レコーディングでギターリストの宮野弘紀さんの
ギター演奏を聴いてからはこの決心は絶対になりました。

宮野さんにギターの演奏の事を聞いたり
宮野さん特製のチタン製のピックとかは触らせて頂いましたが
恐れ多くも神の前でギターなぞ触れません。

そのくせ僕は宮野さんを師匠と呼んでいます。
それは漫画の師匠です(笑)
僕よりも先に水木漫画の洗礼を受けた宮野さんを
漫画のお師匠さんと呼ばせて頂いております。

でも本当は…ギターのお師匠さんになって欲しいのですが…
まぁそこまでは…ねっ(笑)

ギターリスト宮野弘紀さんのチタン製の特製ピック、本人の許諾もあります(笑)
滑り止めの布テープが渋いでしょ。





新宿

2013-08-26 18:06:08 | コラム
人が年を取るように街もまた年をとって行く。
その昔の浅草、銀座を経て僕等の世代の若者の街は新宿だった。

新宿フォークゲリラと言う言葉を聞いた事がある。
唐十郎の新宿花園神社での紅テント芝居公演の伝説は
話に聞いただけだ。

僕が歌舞伎町のツバキハウスで一晩中踊って
明け方の新宿をうろついていた頃には
花園神社の境内にいるのは行き場を失くした浮浪者達だった。

インディーズバンドの伝説が始まったのも新宿からだ。
ラフィン・ノーズ、ウイラード、有頂天…
日本のロックシーンを切り開いたバンド達。

初めて僕が入った音楽業界の仕事は「新宿ルイード」だった。
ライブが終わった後で2丁目のゲイバーで朝まで飲んでた。
伝説のライブハウス…
その最後の日にも僕はそこにいた、新宿3丁目に。




初めて自分の城を築いたのも新宿だった。
新宿の西口公園のすぐ近く。

事務所開きの日にワンルームマンションじゃ人が入り切らないので
仕出しの料理を西口公園の地べたに広げた。
天下のソニーレコードの本部長に地べたに広げた料理を食べさせたと
不名誉な?伝説になったっけ(笑)

まぁ確かにそうだろうな。
そこから10メートル程離れた場所には撤去される前の
ブルーテントで作られた浮浪者達の住居群があったのだから(笑)

でもディレクターの今野さんからは褒められたっけ…
「後にも先にも稲垣さんに地べたに広げた料理を振舞ったのは宮崎さんだけです」と。
稲垣さんもワーナーミュージックの社長、会長を経てもう引退されたそうだ。

田舎者で常識がなかった?訳ではないな。
確信犯だもん(笑)
「事務所が狭いからここですいません!!」って失礼だったとは思うけど。




ホンヤミカコのストリート演奏を初めて見たのも新宿だった。

小田急のエレベーター前で夜の10時に彼女は演奏していた。
酔客もいたしおまわりさんに排除されたりもしたらしい。
でもその売上だけであの頃のあの子は食ってたんだよな…

20年ぶりにタッグを組む事になって京王プラザのラウンジで飲んだ帰り道。
少しご機嫌になった彼女は「ここですよ~っ!」って
小田急デパートのエレベーター前に立ったっけ(笑)

そう言えば別れた奥さんとの結婚式の夜は
「ハイアット リージェンシー 東京」を奮発したな…
初めてベッドに座ったままの朝食をして
なんかすげぇな!ってふたりして驚いた(笑)

良い年こいてバイクですっ飛んで左足のつけ根の
骨頭を折った時に大学病院で同じ様な食事をした。
スタイルは同じでも随分と違うじゃんとひとり苦笑いをした。




毎日のワイドショーで騒いでいるあの場所は
僕の事務所に向かう通り道にあったビルだ。
あの人のはじまりも「新宿」を絡めた歌詞だったらしい。

色んな事を色んな人達が言っているけれど、まぁどうでも良いだろう。
彼等にとってはニュースのネタでしかないのだと思うし。

人を信じられない病?

多分あの人は未来を信じられなかったんじゃないか?
それは自分をも信じられないって事だろう。

「もっと生きて欲しかった」って言うけど
生きてたって無関心だった人達なのにね。

あの街の景色は…
ニューヨークと似ている。
摩天楼と虚栄と貧困。

ボストンバックに現金を詰めて何を見たくて
世界中を廻っていたんだろう?




ゴールデン街でクダをまいた人達の話は知っている。
すえ臭い狭い道は昼間見たらわびしくて薄汚れてた。

そこをすり抜けて日清のパワーステーションでライブをする為に
何度か通った。

昔の文化の名残の先に新しい文化が生まれていたけれど
それも遠い昔になってしまった。

新宿と言う街に想い出が転がっている。

何かを捜して夢見てた。
そして少しの間だけ夢を叶えた街。
それが僕の新宿だ…

ちなみに最近、新宿ライオンの少し先に
とっても安くて美味しい焼肉屋を見つけました。
四万十川の手無冠(むてむか) 栗焼酎ダバダ火振りもありますよ(笑)


夏草や…

2013-08-25 00:04:52 | コラム
夏草や兵どもが夢の跡…ですか。

松尾芭蕉が奥州平泉の源平の古戦場に
生い茂った夏草を見て人の世の栄華の儚さを詠んだ句ですね。
まぁモチーフは中国の古典「邯鄲の夢」みたいな人生の無常観でしょうか?

お盆の高知行の時に空港から桂浜に向かうタクシーの中で
ホンヤさんが道端に生い茂る高知の雑草を見て
「わ~高知に来たって気がする~!!」と
急にハイテンションになっていました。

「…ホンヤさん、高知の雑草に感動しているんですか?」
「ええ、何かこの草と空を見ていたら帰って来た~!って気がします!」と。
「…貴方の生まれは北海道は帯広市でしょ(苦笑)」
「でも高知も故郷ですから!」「…そうすっか」

まぁこの人は四万十市生まれの僕よりも高知県内は詳しいし
高知県の観光特使でもあるので一応は僕も納得をしましたが(笑)

確かに高知の夏草はまぁ元気です(笑)
僕もくろしお鉄道でうねうねと曲がるレールのそばに
生えている力強い雑草を見ると「帰って来たなぁ…」
と思います。




今年の5月にホンヤさんのお供で僕は初めて韓国に行きました。
高知行と同じようにソウル空港から車で移動したのですが
なんかね色が薄いんですよ。

山の色も木の色も草の色も妙に薄い。
そして山並と空の色もなんか水彩画のようにぼやけて見えました。

「妙に淋しい木々の色をしていますね韓国は」と僕が言うと
ホンヤさんも納得をしていましたが。

あれはどうしてなんだろう?
緯度や経度が関係あるんですかね。

その昔コンサートツアーで見た日本海の海の色も暗くて重かったなぁ…
北海道の海岸線の風景も夏景色なのに色褪せていて寂寥としていたなぁ…

太陽の光量と関係がありそうだな木々や草の色って。
僕がふるさと高知に着いて色あせたコンビニの雑誌や
看板の色を見ると「おお、土佐の太陽は強いなぁ」と笑えます。




さてもう一度雑草、植物の生命力について考えてみたいと思います。
人の住まなくなった古くなった荒屋が雑草に食べられている景色を
貴方は見た事があるだろうしすぐ近所にも一軒くらいそう言う家はありませんか?

床下から畳を突き破って生える筍や屋根瓦の上に生えた草や
壁一面に生えた蔦が漆喰を食い尽くしている風景。

イギリスのとある新築住宅がイタドリによって破壊された
映像を見た事があります。
新築の住宅を地中から伸びたイタドリが侵食し
人が住めなくなってしまった例です。

実は植物のもつ繁殖力や破壊力はコンクリート文明でさえ
雑草の跡地に変えるまでに数十年程しか要しません。
植物達はコンクリートを砕いてその上を覆い尽くしてしまいます。
人間の居なくなった、人の住めなくなった土地を支配するのは植物です

ジャングルの中で突如発見されたアンコールワットなんか
まさにそう言う文明の痕跡ですよね。

伝説や神話の文明は植物によって覆われ地層の中に
消えてしまっているのかも知れないと思います。




植物の中には数百年数千年もの間、種子の発芽をせずに
じっと発芽環境を待っているものさえあります。

もの凄く気長に自分達の命が育つチャンスを待っている
そう言う不思議な生命力を植物は持っています。

人間が地上の支配者になったのは地球の歴史から言えば
ごく最近の事です。

もし人類が何らかの理由で滅びてしまってたら
地表は植物に覆われ文明の痕跡さえも消し去られて
しまうのではないかと思います。

夏草や人間どもが夢の跡

なんて言う日が何時かは来るのかも知れませんね…

メタモルフォーゼ

2013-08-24 01:00:09 | コラム
メタモルフォーゼ。
生物学上での意味は変態、変身でも可だな。
蛹が蝶になるようにまぁ割と綺麗なイメージでしょうか?

グレゴール・ザムザが朝起きたてなっていたのは
巨大な害虫(イモムシ?)ですね(笑)
う~んカフカの変身のあらすじを思い出せない…
もう一度読み直すか?

と言う様な事は実は全く関係なくてどうやら僕の体質が
変化したみたいなんですよ。

このブログは正直半分以上がアルコールで出来ていました(笑)
マジでベロベロに酔った時の方が後で自分で読み返して面白いし(苦笑)
でも最近少しおかしいのです体調が…

何回かの前のブログで僕が二日酔いになった事を書いていますが
実はここ10年間程僕は二日酔いになった記憶が無いです。
だから自分でも??と思っていました。




皆さんに信じて頂かなくても良いですけど
実は僕は余りお酒が好きではありません。
実際40代の頃は年に2~3回位しか
「酒を飲みたい」と思いませんでした。

僕はガキの頃は酒が弱くてビール1本も飲めばゲロを
(ごめんなさい)吐いてました(笑)
それがある頃を境に急に酒が飲めるようになりました。
30代前半からかな?急に酒が飲めるようになりました。

だから僕は音楽業界にいた頃には付き合い程度の
酒席には出ましたが酒を飲んでうだうだ言う奴の話を
聞くのが大嫌いなので業界人とも殆ど酒を飲みませんでした。
それが30代前半から急に酒を呑んでも吐いたり二日酔いになる事がなくなりました。

ただ僕は酒を飲んで乗り物で移動するのが嫌いなので
外ではまず酒を飲みません。
自宅でテレビゲームをしながら酒を飲みのが好きで
毎日焼酎やワインを飲むようになりました。
いわゆる晩酌の癖がついたのがこの頃です。




ピーク時には毎日赤ワインを1本以上空けるようになっていました。
…急に尾籠(びろう)な話になって恐縮ですが赤ワインのタンニンと言う
成分はお腹に来ます、つまり飲み過ぎると下痢をしやすくなります。
まぁ大抵の酒飲みは腹がゆるいものですが(笑)

この下痢っぱらが日常的になった頃に僕の××に異変が起こりました。
ある朝××に強い痛みを感じたので??と思ってトイレを見ると
トイレが鮮血に染まっていました。
まぁ切れちゃったんですね、頭じゃなくて下が(笑)
で元々そんなに酒が好きじゃなかったのでピタリと酒を止めました。

そしてこのブログを書き始めた頃にはまぁ色々とストレス?もありましたので
自然と酒を飲むようになってしまいました。
惰性ですね、それと酒を飲まないと眠れなくなってしまった事もあります。

だからこのシマレコブログを書き始めた頃は寝ないで酒を飲みながら
動画を作ったりブログを書いたりしていた訳です。

自分でもこれは…と思っていましたがやっぱり体力に限界を感じて
ダブルワーカー生活にピリオドを打ちました。




早いもので僕が音楽の仕事に専念するようになってまもなく2ヶ月になります。
で、まぁ飼い猫とのフリーダムな?生活なので気が向くままに朝からビールを
飲んだりしていました(笑)

でも不思議とビールがね美味しくないんです。
??ビールに飽きた??と思ってワインにしても同じ。
焼酎やマッコリでも同じ、酒が美味くなくなってしまいました。

そして一昨日は缶酎ハイ1本で…
凄く気持ちが悪くなって吐くは頭は痛いはで??
ありゃこれは不味い!と思いました。

不摂生な?生活でついに体を壊したか?と少し反省しました…
が、ある事に気がついて我ながら「ほ~っ…」と思いました。
結論を言うとですね「酒がダメな体質に戻った」と言う事です。

そしてそれには僕の生活環境が大きく影響していると気が付きました。

つまり僕が急に酒が飲めるようになった頃は音楽業界を止めて
まぁ肉体労働(と言う程のものではないけど)に入った頃です。
運動量が足りてアルコールを分解する事が出来るようになったと気が付きました。

そして…
また音楽業界に戻って少し時間が経って体がアルコールを分解する事が
苦手になったと気が付きました。
一日の運動量が足りないのだと思います。

でもまぁ別に酒を沢山呑む必要も特にありません。
ましてや酒を飲むために運動するのも馬鹿げています。

と言う事で僕はメタモルフォーゼしちゃいました(笑)
お酒を飲まなくても別に良いです。




しかし人間の身体は面白いものですね。
これからは禁酒はしませんがたしなむ程度の酒で良いです。
あっ身体は別に大丈夫ですよ。
先月に血液検査をしましたが数値的に異常な所はありませんでしたし。

これまでは会社の規定で半年に一回健康診断をしていましたが
これからは自分で気をつけるようにしようと思います。
動き出した仕事が大事だしここで倒れるような事をしたら
ホンヤさんにも迷惑ですしね。

僕のお袋は下戸です。
でも親父も兄貴も妹も酒豪です。
実は僕は兄弟の中では余り酒を飲まない子供でした。

土佐ではビールは酒のうちには数えません。
だから僕が朝からビールを飲んでいてもお袋は
「お前はあんまり酒を飲まんけんえいね。」と褒めてくれていました(笑)
世間の基準からは少しずれているとは思いますがなんせ土佐ですから。

僕がある意味疲れやすいのも肝機能があまり強くないからだと
この年になってやっと気がつきました(*゜▽゜*)
だから今は毎日肝機能を高める薬を飲むようにしています。
別に長生きは望みませんがある程度の自己管理は必要でしょう。

後、心配なのはこのブログですね。
今日はコーヒーを飲みながらこのブログを書きましたが
真面目過ぎんかね?
自分では今日は面白く書けなかった様な気がしています(´ー`)/~~

夕涼み

2013-08-22 00:41:42 | コラム
ゲリラ豪雨が北関東に降ると昼のニュースで言っていました。
蒸し暑く不快な一日が少しは爽快になるなら望むところだ。
そう思い僕は雨を待っていました。

陽が落ちる頃ボトリボトリと大粒の雨音がして
やがて乾いた黒土の上に叩きつけるような雨が降り出しました。

「…これで少しは涼しくなるかな?」
僕はベットに横たわり飼い猫のCUROと一緒に乾き切った貸菜園の
茄子や胡瓜の葉のホコリが雨に洗われるのを見ています。

雨音が続いたのは短い時間でした。
降り始めて10分程で雨は上がってしいました。

「…もう終わり?」
あっけないゲリラ豪雨の終焉に僕は肩透かしを食わされたような気がします。

夕涼みをしようかな?

外に出てみようと僕は思いました。
久しぶりに雨に濡れた町並みは思った通り
僕の部屋の中より涼しくて爽やかでした。




いつの間にか半年が過ぎています、僕が此処に来て。
はじめて2階の窓から眺めた如月の霜が降りた貸菜園にはまだ
何の野菜も育っていず凍りついた土がただ春を待っていました。

今は朝から立派に育った菜園の野菜を収穫に来た人の声にまじって
元気な子供の声が聞こえたりします。
僕はそう言う平和な光景に感動する人間ではないので
「うるせぇなぁ…」と不機嫌に思うだけですけど(笑)

猫の為だけに選んだ住居。
家の横と裏手に広がる貸菜園を見てここなら良いかも?と思いました。
それまで僕の住んで居た場所の横は雑木林でした。

階段を上がった窓と2階の窓を額縁に見立てて
借景の絵画を楽しんだりしていました。

飼い猫は好きな時間に出入りして雑木林で遊んで…
ついでにトイレも済ませて来てくれました(笑)
この場所を見つけた時に此処に慣れたら飼い猫は
トイレは外で済ませて来てくれるかもしれないと思いました。

僕の目論見は予想通りに運び
飼い猫は周りの菜園の夏野菜の肥料を毎日運んでいるようです。
良かったね老後を楽しむ人達。
出来れば立派に育った夏野菜を僕にもおすそ分けして欲しいものです(笑)




大山での夏イベントスケジュールが終わりいよいよ本格的な
コンサートステージが始まります。
ホンヤさんはこれから消化してゆくコンサートの曲目や
10月にレコーディングする40曲もの楽曲の練習に入っています。

相変わらずストイックにバレエで体を鍛え
毎日のオカリナの練習を欠かさないでやっているようです。

「…良くそう言う生活が出来ますね」と僕は彼女に聞いた事があります。
僕には彼女が延々と続けている日々の練習を実践する事も出来ないし
それを継続する意思の強さなんて持ち合わせていません。

「私は自分が出来ていた事が出来無くなる事が許せない。
しかし年を取れば若い時には当たり前に出来ていた事が出来無くなります。
だから私には練習をすると言う事は生きると言う事と同じなんです。」
と彼女は答えました。

これがプロで生きると言う事なのでしょうね…
プロで生きてゆく事は簡単な事じゃないと頭では分かっていても
行動でそれを示す彼女を見ているとそれは尊敬に値する事だと僕は思います。




「やめたいと思った事はないですか?」
「もう、何度もありますよ(笑)でもその度に誰かが…例えば森さんとかが
私をステージに上げるんです(笑)だから今迄やってこれたのだと思います。」

「…」凄い人生だなぁ、と思います。

そして僕もまたその役目を仰せつかったのか彼女の13枚目の
20年目のアルバムを世に送り出しました。

今僕が考えている事は来年の、2014年のホンヤミカコの方向性です。
スケジュール的には半年先まで漠然と進めています。
でももうひとつ明確な方向性を見つける必要を感じています。

僕の頭の中に点として存在している事があります。
そしてそれはこれからのホンヤミカコの、新しく生み出すアルバムの
テーマになるのではないか?と思っています。

アーティストが必死に自分を鍛えているのだから僕もそれを受け止めて
「此処に行こうか?」と言えなければなりません。

僕の頭の中に幾つかの映像と幾つかのキーワードが浮かんでいます。
それが正しい選択なのかが今は分かりません。
でも多分そこに向かう事になるのだと思います。




アーティストのパワーを受け止めて方向を示すには
僕にそれ以上のエネルギーが必要になります。

まぁここはあんまり頭の中で考えてばかりでもしょうがないです。
ひとつひとつのステージを確実に積み上げてそこに来て下さった
お客様に満足して貰えるような仕事が必要です。

やっぱりここは高知のコンサートだろうな…

僕が一から十まで請け負ったこのステージでホンヤミカコの
全力のステージを作る事。
そして何より彼女自身に「プロの制作の現場」を体験させてあげる事だと思います。

高知の会食の席で森さんやシルクロードの会のメンバーの皆さんに
ホンヤさんのオカリナの音が良かったと褒められました。
凄く嬉しかったですねこれは。

でも言い換えればたかが「出音」のチェックをしただけです。
彼女のオカリナとカラオケのバランスを正確にPAオペレーターに
伝えただけの事です。

だけどこれがプロのスタッフの仕事なんです。
オカリナと言う楽器の市場やキャパがロックのホールコンサート並に
育っていなかっただけの事です。

とりあえずの僕の目標は今回のレコーディングメンバーでホールコンサートを
してあげる事です。
桁がポンと上がりますね、制作費の(笑)
何とかそこまでホンヤミカコの環境を持ち上げたいですね。

彼女は実力も能力も十分にあります。
本来はそう言う場所で演奏するべきです。
でもそれはアーティストの仕事じゃなくてスタッフの仕事です。
そしてそれが僕の仕事でしょうね(笑)

大海原を抱きしめて…

2013-08-20 17:28:34 | コラム
このブログのタイトルは「四万十川レコード公式ブログ」
ブログランキングのカテゴリーは高知県。
なのに僕が住んで居る所は…埼玉県(笑)

まぁその辺の事情は今日は置いといて僕の生まれた高知県は
太平洋に向かって両手を広げた様な形をしています。

大海原に向かって右手が僕の生まれた四万十市で足摺岬を終着とする西部地方。
そして大海原に向かって左手に当たるのが室戸岬を終着とした東部地方です。
で、実は高知県は横に長い県でほぼ真ん中に県庁所在地の高知市があります。

所が不思議な事に四万十市から高知へ、室戸市から高知へと言う動線は
普通に存在するのですが足摺岬から室戸岬へと言う動線は県内では余りありません。
足摺岬から室戸岬へと言う動線を使うのはせいぜい四国遍路の皆さんで
地元人の交流は実は殆ど無いに等しいです。

高知県と言うと鰹と鯨でしょうけど歴史的に捕鯨が認可されていた地方は室戸市です。
僕の田舎の四万十市は捕鯨の許可が歴史的になかったのです。




最近僕は山本一力さんの鯨組に関する小説を読んだのですが
高知生まれのくせにまだ一度も室戸の鯨船を見て居ない事に気が付きました。

「こりゃいっぺん室戸に行かなぁいかんねや…」と思っていると
先日の高知県でのホンヤミカコさんのコンサートを後援して下さっている
皆様との会食の席で室戸のVIPの方とお会い致しました。
正確には日本の宗教界のVIPの方ですが。

真言宗豊山派宗務総長の坂井先生がこの日の会食の席に見えておられました。
坂井総長は四国八十八ヶ所第26番札所、室戸の金剛頂寺のご住職でもあります。
ホンヤミカコさんは約10年前にお遍路さんをした頃から坂井総長との交流があったようです。
そして坂井先生が真言宗豊山派の宗務総長になられた話は僕もホンヤさんから聞いていました。

じつはホンヤミカコさんは高知のコンサートが終わった翌々日に
福島県にて行われる真言宗豊山派東日本大震災復興支援事業に呼ばれています。
福島県の寺院教師の皆様や檀信徒の皆様へのレクリエーションイベントで
オカリナ演奏をさせて頂きます。

で、会食の席でお会いした坂井総長やNPO法人の方に「室戸でもコンサートを…」
と言うお話を頂いています。
まだ全て未定ではありますが来年の一番寒い頃に室戸に行く事になりそうです。




僕がこの日の会食の席で驚いた事は龍馬記念館の森館長をはじめてとする土佐のVIPの皆さんは
本気で「世界の平和や青少年の育成」に取り組まれていると言う事でした。
まぁそりゃ僕もね世界が平和な方が良いですよ。
でもそう言う壮大なテーマに打ち込める自分は…いませんよね残念ながら。

坂井総長は実に気さくな人で僕のとんちんかんな質問にも丁寧にお答え下さいました。
ちなみに僕が訪ねたのは仏教の宇宙観と西洋宗教の宇宙観についてでしたが(笑)

僕は8月の頭に上野の国立博物館に行って「和様の書」と言う展示会を見ました。
これは弘法太師空海の書、漢字がすでに「平仮名」と言う日本文字の下地に
なる様な書き方をしていたと言う史実に関心があったからです。
で、坂井総長にその話をしたら「それは見に行かなぁいかんね」と言うお返事でした。

また最近医学会で「魂」の存在を語る若い臨床医の本の話で盛り上がりました。
坂井先生はこの本の存在にいち早く気がつかれお手元に10冊程購入して配っているそうです。
ちなみにその本は「人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索」矢作 直樹著
と言う本です。




さて本日のブログで僕が書きたかった事は僕の「念(おも)う」事が実現するまでの
スピードが加速されて来たなぁ…と言う事です。

物質=時間÷理念(おもい)、と言うのが僕の3次元での数式です。
この世にある物質は人間が、物質=時間÷理念と言う現象の中で作り出したものと
地球、宇宙、もしくは神。
呼び方は何でも良いけれど人間以外の創造主が作り出した創造物と混在しているのが
僕らの住む3次元世界です。

そして物質以外にもこの数式は当て嵌ります。
つまり現象もまた、現象=時間÷理念(おもい)です。
あの子が好きで~す!と言ってふられた僕の友達もいますが(笑)

まぁ皆さんも僕も自分なりに未来を、明日を創造して今そこにいるのではありませんか?
貴方の隣に居る奥さんも、昔と形が変わった?とは言え貴方が欲しかったものです。
あんまり昔と変わってしもうて…もう要らんかえ?
当然向こうもそう思っていると思いますが(笑)
車も家も子供も仕事も…人間は「念(おも)い」を実現する為に頑張っています。

全ての「念(おも)い」が具現化する人生はありません。
挫折や妥協の中で自分の「念(おも)い」を受け止めて生きて行く事が人生でしょう。

今の世の中には未来をバラ色に考えられる事象は少ないでしょう。
何故か殆どの人間が「不安や怒りや悲しみに~♪」包まれて生きています。
…ひょっとして橋田昭和(あきかず)は昭和の預言者か?名前も昭和だし(笑)




さてタイトルに戻りましょう。
僕の生まれた所は、南国土佐は「大海原を抱きしめて…」いる場所です。

そして…
大海原に抱きしめられて生きている国です。

多分僕は…大海原の向こうの大陸に行きたいのだと思います。
両手を広げた先にある見えない大陸。
言語も習慣も知人も友達もいない場所に
生まれた場所の足跡を残したいのだと思います。

そして故郷は…
何時も両手を広げて
僕が迷ったり疲れたりしたら
帰って来た僕を
全部抱きしめてくれると思います。


プッチン、プリプリン(  ̄っ ̄)ムゥ

2013-08-19 01:23:54 | コラム
大山の夏が終わりました…
いや、正確には私が請け負っていた2013年涼・大山の夏の
ホンヤミカコさんの大山でのミニコンサートの日程が本日で全て終了致しました。

本日の大山阿夫利神社でのステージはとても良い出来でした。

思い起こせば「おおやまみち」と言うホンヤさんの楽曲の完成度に
「おお、これはいける!」と言う確信のもとに、ほぼ飛び込みで入れたスケジュールです。

大山の所在地、伊勢原市の観光協会の皆様や大山観光ケーブルのイベント担当者様の
ご賛同を得て「んじゃ、この日と、この日でどうでしょう?」と言う所から始まり
「では、最後にこの日もやって下さい!」
「??その日はすでにスケジュールが…いやいいっす!やりましょう!!」と
業界のタブー、ダブルブッキングスレスレのハードな時間をやりくりして
のぞんだ本日のファイナルコンサートでした。




このイベントの担当者さんはすごく我々の事を理解してくれて
10万部?印刷したパンフレットにもホンヤさんの事を載っけてくれたし
某小田急線(そのまんまじゃん(*゜▽゜*))沿線にも
ホンヤミカコさんの大きなポスターが至る所に貼られていて
「…ホンヤさん、貴方は指名手配犯と同じ位、有名になってますね(笑)」と
その成果に喜んでいました。

おまけに民放のキー局、フジテレビのニュースにブッキングしてくれるし
私も加入しているケーブルテレビ、J:comの生放送もブッキングしてくれて誠に有難かったです。

さて、この夏の大山での私の目標は「おおやまみち」と言う楽曲を現地の皆様に共感して頂く事でした。

で、大山寺のご住職様にはすでに次のスケジュールを頂きました。
11月23日(この日には青春の影と痛みが…)の大山寺「もみじ祭り」の
コンサートスケジュールを頂きましたし、本日は阿夫利神社のイベント担当者様にも
CDをご購入頂き「またやりましょう!…で、この“おおやまみち”の曲を流しても良いですか?」
と最高の評価も頂きました。

おまけに某主催者の専務様より「駅と車内で流しても良いですか?」と
これまた最高の評価を頂きました。




で。
前回のブログにも書きましたが私、高知のプロモーションで体調を崩しています。
実はホンヤミカコさんも同じでした…

僕とホンヤミカコさんがコンビを組んですでに1年が経とうとしています。
思い起こせば「四万十川」のYouTube動画が始まりです。
お互いに大人なので大抵の事は「良識」と言うカテゴリーでクリア出来ました。

しかし、お互いに積もり積もった?「ムカつく!!」もあったのでしょう…
私、本日のミニコンサート終演後のホンヤさんの些細な一言にプッチン、プリプリン!
してしまいました…

僕の性格の悪さは幼馴染みの田んぼの松田はもとより蜷川の文旦長者?の
橋田や黒潮町の元気おばさん、高校の同級生のマーさんも皆知っています。
そしてホンヤミカコさんも…

僕がプロのスタッフとして絶対にしない事があります。
それは本番前のアーティストに不愉快な思いをさせない事です。
もし不愉快な思いをアーティストにさせたらこれはそっくりそのまま自分に戻ります。
つまり本番前のアーティストのテンションを下げる言動は絶対にしません。

でも今日は…
この夏の大山での全ての仕事が終わった後です。
ましてやお互いに疲労のピークです。




ホンヤさんは大人なのですでにごめんなさいを言ってくれましたが俺はまだ無理(笑)
今だにプッチン、プリプリンモードです…
ケツの穴がちっちゃいなぁ…
こう言う表現もホンヤさんは嫌いですが(笑)

私、誤解も攻撃も恐れずに言いますが「俺はパンクバンドのプロデューサーじゃい!!」です(笑)
「オカリナの妖精」なんて倉本聰さんがつけたフレーズは知らん!!

久君、どうしょう…
ここは素直に俺も謝るべきですか?

でも無理(笑)
私、あと1日位はプッチン、プリプリン(  ̄っ ̄)ムゥのままです。

ああ、ムカつく。
全て向こうに正論があるのがムカつく…

多分24時間後は…
「すいませんでした!!!!!!!!!!」と言うでしょう(笑)

でもまだ、プッチン、プリプリン(  ̄っ ̄)ムゥでぇい!!

禁酒…は無理か?んじゃ減酒(笑)

2013-08-17 23:32:50 | コラム
はい、土佐から帰ってます。
帰京日にはJALの本来なら午後7時5分の東京行を
午後4時5分に変更出来ました。
差し引き3時間の時間の無駄が省略出来ました、お得です(笑)
その分、体力の温存が出来た筈なのですが…

まぁ今回の土佐のプロモーションと打ち合わせはとても
充実した内容でした、満足です。
が、しかし体調管理と言う点で失敗しました。

お盆の最中の高知入りです。
初日の高知龍馬記念館の森館長との打ち合わせの後
夜に空き時間が出来ました。

…ひょっとして高知に居るかも?
と思ってある人に電話したらあたりでした(笑)
「じゃ飲もうか!」と言う事になりました。

何年ぶりやろ?
軽く30年以上は経っていると思います。

待ち合わせの時間に僕の宿泊していたホテルに来たその人は
僕に気がつきませんでした。
が、僕は分かりました。

と言っても多分そうだろう??と言う感じではありましたが。




「久(ひさし)君…?」「…豊か?…えらい太ったねや(笑)」
「いや、それを言うたら浩二の方がひどいろ、昔と別人やもん(笑)」
「そうやね(笑)」

と言う事で僕が飛び込みで呑みのアポをとった方は
「田んぼ」の松田浩二のお兄さんの久君です。

今回のホンヤミカコさんのアルバム「Ocarina chai」のイラストを
書いてくれた唯ちゃんのお父さんです。
唯ちゃんのイラストのおかげでこのアルバムのジャケットは
グッとグレードが上がりました。

しかし僕にはひとつの疑問がありました。
松田の家系に芸大を出るような芸術家の血筋があったろうか?
と言うか浩二は絵が上手かった記憶が無いし久君も同じはずです。

僕はある意味好奇心が強いしツラの皮も厚いので
久君にその疑問をぶつけてみました。
結論は…突然変異?です。
久君、ごめんなさい(笑)

それこそ神が唯ちゃんに与えた天賦の才でしょう。
そして翌日唯ちゃんにも会いましたがこの子は本物ですね。
また自分で自分の道を切り開いて行く力も与えられているようです。
間違いなく世に出てゆく才能と運を持っています。




久君との酒席にはホンヤさんも同行してくれました。
前にホンヤやさんのYouTubeの動画「四万十川」を見て久君が涙した
とホンヤさんに伝えてあったのでホンヤさんも会いたがっていましたし。

で、タイトルの禁酒…は無理か?んじゃ減酒(笑)と
後で後悔するほど呑みました僕だけ(笑)

酔鯨の冷酒がいかんかったろうか?
それともその後のマッコリだろうか?
と言うか僕の酒の飲み方に問題があったのだと思います。

一次会が終わって何故かカラオケになって久君は拓郎を歌い
ホンヤさんも色々な歌を歌うし僕も歌いました(笑)

そして翌日は…
えれえ二日酔いをしていました。
しかもその日は朝から夜までびっしりとスケジュールを入れています僕が(笑)

午前中の桂浜の龍馬記念館の横であった子供達のシンポジウムでの
ホンヤやさんのミニ演奏を皮切りに夕方にはラジオの生放送
そしてその後には高知新聞の取材がありました。
夜には今回のホンヤさんの高知県立美術館ホールのサポートを
して下さっている森館長を含めたシルクロード友の会の皆様との食事会です。

よせば良いのにそこでまた飲んで…
やめれば良いのにその後ホテルでひとりで飲んでヽ(;▽;)ノ

今現在まだ体調が戻りません。
昨夜は微熱まである始末でした。




で、明日、んっ今日か。
今日の昼間はホンヤさんはオカリナコンクールの審査員の仕事があり
そこが終わり次第ダッシュで大山の阿夫利神社でのミニコンサートに行かなければなりません。

流石に今日はもう酒は呑みたくありません。
と思っていたのに「俺が二日酔いをしたのは酔鯨が美味すぎたからだし
マッコリは甘くてジュースみたいだからつい呑み過ぎたんだ、だったら…」と
何故か鏡月を買って来てしまいました。
鏡月ならさっぱりしてるから大丈夫じゃないか?と(笑)

二日酔いでくたばった僕を見てホンヤさんは
「宮崎さんはビールも日本酒もマッコリも全部ジュースを飲むみたいに
飲むからそうなる(二日酔いに)なるんです」と言われました。

ごもっともな意見でございます。
私が悪うございました。
スタッフとして反省致します。




でも止めないもんね(笑)
禁酒はしません。

しかしプロの仕事としては反省すべきなので減酒します。
身体が資本なのはどんな仕事でも同じでしょう。

でも明日でこの夏のイベントがひと息つくんだよね。
主催者のFさんは「最終日には飲みましょうね!」って言ってたしなぁ…
まぁ良いか(笑)
今日も元気だから酒もタバコも美味しいのでしょう。

時代遅れの健康をあなどった生活のつけは来るでしょうが
我慢してストレスになるよりは良いと思います。
所詮人間50年ですよ…

??ありゃもう過ぎてるじゃん俺(笑)
んじゃ残りの人生はおまけと言う事で如何でしょうか?

ホンヤミカコさんはお盆は高知に、そして18日は大山阿夫利神社でファイナル・ミニコンサートです!

2013-08-14 01:18:39 | コラム
さて8月11日、大山寺で行われた「絵とうろうの祭典」のホンヤミカコさんのミニコンサートには
沢山の方がご来場頂きました、御礼申し上げます。
国の重要文化財である「大山不動像」、文永11年(1264 年)に願行上人が鋳造されたものも
ご住職様から特別に見せて頂きました。

大山寺の本堂で護摩壇を背に蝋燭の灯りで行われたコンサートは幻想的でした。
またこの日は20周年記念ミニアルバム「Ocarina chai」の発売日でした。
沢山の皆様にお買い上げ頂きました、ありがとうございました。

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さてホンヤミカコさんはお盆は高知にいます。
9月14日に高知県立美術館ホールで行われるコンサートの現地スタッフとの打ち合わせと
プロモーションとして8月15日にRKCラジオの田村和郎さんの番組に生出演します。
出演予定時間は16:00~16:25分の予定です。

また同日の午前中には高知の龍馬記念館の主催する「夏休み子ども・龍馬フォーラム」にも参加します。
ひょっとしたらホンヤさん、生演奏するかも?知れません。

そして8月16日のコンサートの打ち合わせが終わったらすぐに帰郷して
8月18日の大山阿夫利神社の涼・大山の夏フィナルコンサートがあります。
この暑さの中、ホンヤさんは大忙しです(笑)

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そう言えば大山のこの夏のイベントはフジテレビのスパーニュースでも流れて
ホンヤやさんの紹介もあったそうですが僕はまだ見ていません。
ちなみに8月17日にはケーブテレビのJ:comさんがこのイベントの生中継をする?そうです。
ホンヤやさんの事も紹介してくれる筈ですが…
僕の家もJ:comさんなのでチェックしてみます。

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では発売中ホームページにて発売中の「Ocarina chai」のダイジェスト動画でお別れを…

ちなみにこのアルバムは9月18日から音楽配信のダウンロードシステムにて世界配信が決まっています。
詳細は追ってご案内致します、では行って来ます!


ホンヤミカコ、20周年記念ミニアルバム「Ocarina chai」本日発売!大山寺にて待っています!!

2013-08-11 03:28:46 | コラム
さて、本日はホンヤミカコさんの20周年記念ミニアルバム「Ocarina chai」の発売日です。

午後7時から伊勢原市の大山寺さんでCD発売記念を兼ねたミニコンサートがあります。
皆様のご来場お待ち申しております



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「Ocarina chai」のダイジェスト判の動画です。


夜明け前

2013-08-10 04:10:32 | コラム
え~っと、島崎藤村か夜明け前は…
これは読んだ事がないなぁ、今度読もう。

単純に久し振りにブログを書こうかな?とふと時計を見たら
ああ、もう朝の4時15分じゃん…
夜明け前じゃん、と思ってつけただけのタイトルです(^O^)

まさに狂気の暑さですね。
我が故郷四万十市は午後のニュースでの時点では
日本一暑い町になっていたので驚いてお袋に電話したら
出なかった…暑いのに庭の草でもむしりよったろうか?
死ぬぞ…今年の暑さは狂っている。

で、夕方にもう一度電話してやろうと思って忘れました(*゜▽゜*)
まぁ親不孝な息子です…色んな意味で。

ハル君のメールにも和郎さんのメールにも今年の土佐の
暑さが尋常じゃ無い事を書いていて驚きましたがこちらもね半端ねぇっす。

もう日中は動けないです。
この間はどうしても行かなければならない打ち合わせで
渋谷迄行って出口で迷って(現在渋谷駅は改装中です)
…もうどうせ遅刻したなら帰ろうか?
と大人気ない判断を仕掛けた時に担当のお姉さんから
連絡があり気を取り直して汗だくで現地に行きました。




可哀想に初対面で汗だくで汁だくのオヤジの相手をさせられた
担当のお姉さんには本当に申し訳なかったと思います。

この打ち合わせはホンヤさんアルバムをダウンロードシステムに
乗せる為の入稿方法のレクチャーと言うお勉強会です。
汗だくでパソコンの前に座ると僕の苦手なエクセルを使った
入力システムで…

どうですか?皆さんはワードやエクセルくらいは簡単に使いこなす
器用なオヤジですか?
僕もわりと器用な方だとは思いますがエクセルは書式変更されてから
とても使いづらくなったので嫌です。

だから大抵の事はイラストレーターで片付けています。
でも最近はCD発売に対してのシステム作りとして
エクセルで売上管理表や入金計算表を作成すハメになり
ものすごくストレスがありました。
なのにまたエクセルに苦しめられるとは…

僕はわりと素直な?人間で相手が自分好みのお姉さんだと
より性格の悪さを隠そうとするので実に素直になります。
そして「はいっ、これが分かりません!!」と
姉さん先生と向き合う小学生になります(笑)

で、一生懸命お勉強したので先程無事ダウンロードシステムの
入力を終了いたしました。




9月18日よりホンヤミカコさんのニューアルバム
「Ocarina chai」は全世界配信致します。
国内はレコチョクやiTunesやAmazonまで大抵の会社で購入出来ます。
海外はアメリカやEUから香港、台湾、韓国と大抵の先進国で買えます。

一年前にはホンヤさんへの空約束?だった音源を全世界に配信する!
と言う言葉をやっと現実に出来ました。

それともうひとつ。

これは言葉にしてもなかなか信じて貰えない様な事の段取りも終えました。
この企画を思いついた時に「…大ボラに聞こえるだろうなぁ?」と
思いつつもホンヤさんをはじめ周りの人間には言葉にして説明しました。

それも先程終了しました。

ある資料をとんでもないレベルとルートを使って渡し終えました。
後は流石にどうなるかは分かりませんが十分に勝算があっての行動です。
まぁ決まれば奇跡でしょうけどね(笑)
でもその人達に渡せた事事態がもう奇跡なんですけどね。




後、1ヶ月程ですね。
その頃にはもう結論が出ています。

ホンヤミカコさんの1ヶ月後は世界配信と僕の大ボラの結論が待っています。
叶えてあげたいですね。
そして僕にとってもこの仕事が決まれば大きな成果になります。

でも、それはそれです。
明日は「Ocarina chai」の発売日です。
国宝大山寺の本堂でホンヤさんのミニコンサートを開催します。

それが終われば高知にプロモーションに行きます。
8月15日のRKCラジオにホンヤさんが生出演します。
田村和郎さんの番組です。

その準備にもかからなければならないし次のプロモーション企画の
段取りも組まなければなりません。

でも暑い!!
暑さが僕の気力を奪って行きます…
しかし走り出した以上このまま突っ走るしかないでしょう。
とりあえずはこの夏を乗り切る事に専念します。

皆様も十分に体調管理をして下さいね。
んっ?どうやら夜が明けたようです…


ホンヤミカコ20周年記念ミニアルバム「Ocarina chai」の予約受付をスタート致します。

2013-08-05 01:34:26 | コラム
さぁ準備が整いました。
ホンヤミカコ20周年記念ミニアルバム「Ocarina chai」の予約受付をスタート致します。



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詳細はホンヤさんのホームページにてご確認下さい

オカリナ奏者 ホンヤミカコ公式サイト

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「Ocarina chai」のダイジェスト判の動画です。


初めて見た…

2013-08-03 23:34:20 | コラム
ふ~っ。
おっ、いきなりため息をついてしまいました(笑)
え~っとその理由は…
今日めでたくホンヤミカコさんの20周年記念アルバム
「Ocarina chai」が我が家に納品されました。

で、納品されたCDのダンボールの山を見て思わず
ふ~っ、ってため息をついちゃいました(笑)
理由は…これを全部売らないといけないからです(*゜▽゜*)

まぁこれは仕事ですから当然です。
でもちょっと引いた(笑)

と言う訳でもないのですがふと
「死ぬのは恐いからボケてから死にたい」と言うフレーズを思い出しました。

これはその昔僕がプロデュースしていたバンド「カステラ」の曲のタイトルです。
で、YouTubeにアップされているかな?と思って調べたらありました。

所が横に並んでいる動画のタイトルを見ている内に
「んっ?これは確かあの時の…」と言う動画が投稿されていました。
これは完全に違法です。
なんせテレ朝のあの長寿音楽番組「ミュージックステーション」に
カステラが出演した時の映像ですから(笑)
見ます…?



タモさんですよ(笑)
この頃でもかなり頑張っていた音楽番組でしたが今もありますもんね。
Mステに出た事はもちろん覚えていましたが実は僕は初めて見ました。
当日は僕はディレクターブースで見ていたのかな?

面白い事に「デート・デート・デート -SPECIAL VERSION-」
カステラ、となっていますね。
カステラと言うバンドは確かに曲が短かったのですが別にTVの
尺(長さ)に合った曲もあったはずです。
あえてメドレーにしているのは差別化でしょうね(笑)

なんせオリコン初登場3位のバンドです。
ロックっぽく見せる為のゴリ押しも効きました(笑)
間違いなくこう言う曲構成のブッキングをしたのは僕でしょうね。
なにひとつ今では覚えていませんが。

ただディレクターさんがやたら「タモさん、タモさん」と言って
森田一義さんの機嫌をうかがっているのが面白かった事は覚えています。
この当時はメンバーもまだ早稲田に在学中で卒業していたのは
ドラムの福田君だけですね。

実は僕がカステラの在籍していたソニーレコードとの契約条件で
主張したのは「会社員のままメジャーデビューさせる」と言う事でした。
だって普通に考えても分かるでしょ。
早稲田を出てまでバンドやんなくて良いって(笑)

だからサブ司会のアナウンサーの松井さんですか?
やたら「早稲田」って言ってますよね。
これは「カステラ」がタモリさんの後輩だからですね(笑)

さてもうひとつ、これも出演したのは覚えているけど
放送は見た事がなかった番組です。

ダウンタウンとウンナンがまだ深夜枠だった頃の番組「夢で逢えたら」です。



…どうやらホコ天ブーム、もしくは「イカ天ブーム」いや
バンドブームが始まっていて世間がバブルで浮かれたいた頃ですね。
一応カステラはそう言うブームが来る前にメジャーデビューしていました(笑)

この頃はダウンタウンさんやウンナンさんがゴールデンに進出する前の
一番イキの良い頃です。
その他の共演者では清水ミチコさんや野沢直子さんがいました。

本番前の時間に野沢直子さんが「あの~…私、カステラのァンです、サインして下さい…」と
カステラのデビューアルバムを恥ずかしそうに?差し出したのを覚えています。

ビデオを見ていて思い出しましたがこのコーナーのコンセプトは
「夢で逢えたら」の主要メンバーが楽器を持って演奏する事が番組の売りみたいですね。
だからカステラは自分の楽曲をフルコーラスで演奏していませんね。

多分これはメーカー(ソニー)のCX(フジテレビ)担当さから話を頂いて
僕が「ああ、知ってる。あの番組面白いね!」と言ってOKしたんだと思います。
なんたって僕は有限会社カステラの社長でしたから(笑)



どうやらこれは2週分をいっぺんに収録したようですね。
カステラのメンバーの衣装も「夢で逢えたら」のレギュラー陣も
同じ衣装ですからそうだったんだと思います。

この頃の世間のダウンタウンさんへの印象は浜田さんがメインで
考えていたと思いますが僕は現場で「松本待ち」をしている
レギューラー陣をみて「へ~っ、ダウンタウンは松本さんの力が大きいんだ…」
と思った事を覚えています。

で、最後に見つけたビデオも僕は初めて見ますが多分これは
某国営放送の番組だと覆います。
音も画像もクリアですから多分そうです。



ありゃりゃ。
これは多分残せないブログになりますね(笑)
今更お笑い界のVIPの事なんか書いて痛い目にあいたくないし(*゜▽゜*)

…考えてみれば僕の家にもビデオ位は当然あるし
会社でもデスクのおねーちゃんが資料ビデオ位は予約録画していた筈です。
なのに何で僕がこの一連のビデオを見ていないのかと言うと
多分現場に居たからでしょう。

リアルタイムで収録の現場にいたから今更オンエアービデオのチェックまで
面倒臭くてしていなかったのだと思います。
だから20年以上経って今日初めてオンエアービデオを見ました(笑)

カステラは一応?パンクバンドだし実際にデビューアルバムは
社内倫理規定に引っかかりピー音で言葉を消しています。
…今時そんなバンドは居ないでしょうね(笑)

ホンヤミカコさんの20年は僕の知らない世界の音楽です。
とっても上品でグレードの高い場所での演奏をして来ています。
間違ってもパンクバンドが演奏できる所ではないです(笑)

そう言う場違いな?場所に居る事に少々僕は戸惑っているのかも知れません。
でもだからこそ僕の見た事のない景色や場所にホンヤさんは僕を
連れて行ってくれています。

そして僕もホンヤさんが知らない?ステージ制作や仕事の進め方を
ホンヤさんに体験してもらわなければと思います。

…と言う事で?僕の背中には今朝届いた発売前のCDのダンボールが
積まれています。

オカリナ奏者 ホンヤミカコ公式サイト

ここでもう買えますからね(笑)
遠慮なくご来店をして下さいね。
では(-o-)/