四万十川レコード 公式ブログ

四万十と言う小さな町に生まれ、思春期に音楽に目覚めそして今も、長い長い音楽の旅をしています。

とあるタイトル…

2014-03-27 02:38:57 | コラム

ホンヤさんのコンサート用に
レベル調整したカラオケ音源を曲順に並べて
サウンドチェックをしながらこれを書いています。
「な~、もも。こう言うものは落としたら
必ず全部聴いてチェックしなきゃいけないのか?」
「なに、素人みたいな事を言ってんですか!」
「…だって素人だもん、音響は。(;一_一)」
以前、昔の音響スタッフのももに説教されたので
真面目に全曲聴いて確認してます。

四国遍路と四万十市移住についての電話の話。
「ホンヤさんのお遍路は、くどいようですが俺は
一緒に歩かなくて良いですよね?ピックアップと
サポート体制は万全に組みますので…」
「はいはい。CUROさんにわざわざご同行して
くれとまでは申しませんわよ♪」

…なんかムカつく。
“貴方は意志が弱い上に
体力も私よりないので邪魔よ!”
ホンヤミカコの心の中の声を電話越しに
確かに聞いた♪(*^_^*)

ミカレジーナと言うホンヤミカコの
オリジナル・オカリナがある。
ミカレジーナ=ミカ女王と言う意味だ。
自分で命名しておきながら
「この名前でまわりの皆様から少し
ヒンシュクを買いました♪」
と笑顔で語った事がある。

山田 詠美の本のタイトルに
“ひざまずいて足をお舐め”と言うのがある。
作家に興味もなければ読む気もないがこの
タイトルだけは秀逸だと感心した記憶がある。
ミカレジーナが何時かこう言ったら…
貴方ならどう対応します??



えっ?

2014-03-25 01:23:08 | コラム

それはまだ極寒の2月初め頃。
ホンヤミカコさんより電話がありました。
「あの~次のアルバムの創作準備に向けて
生活環境を自然の中に、例えば北海道か
四国に行きたいんです。」
「…それは2~3カ月とか?それとももっと
長期間の話ですか?」「長期です♪」
「…ん~、つまり移住、生活拠点を移す
と言う事で良いですか?」「はい。」

何を当然この人は…と、思いつつも
「次のアルバムの柱になるのは“風に抱かれて”
で生まれた感性の延長になるでしょうね。」と
僕も彼女には常々言っていたのでそれは納得出来ました。
“風に抱かれて”はホンヤミカコが11年前に四国遍路を
した時に浮かんだ曲を収録したアルバムです。

「北海道と四国に優先順位はありますか?」
「ないです。」「…四国だと当然人脈的にも
高知県が良いと思いますが高知市内で?」
「もっと自然がある所です。朝起きたらすぐそこに
自然がある様な風景の所♪」
何を突然この人は…
と、再び思いつつもある案が浮かぶ。

「俺が四万十市生まれなのは知っていますよね?」
「はい。」
まぁ、彼女の楽曲“四万十川”のプロモ撮影で四万十市迄
連れて行ったんだからそれは当然知ってるわなぁ。
「いっそのこと四万十市に移住しませんか?俺も昨年の
暮れに親父を亡くしたので、独り暮しになったお袋が
気になっていたので実家に住もうと思います。」
「良いですよ、四万十市で♪」
妙に軽い気がするがまっ、良いか。

「住居の条件は?」
「オカリナの練習が周りに気がねなく出来る所です。」
ホンヤさんは毎日2~3時間オカリナの練習をします。
「了解です。では早速地元の友達に捜させます。」

思い起こせば2年前。
僕がホンヤミカコのプロデュースを受けて先ず最初に
した仕事が、彼女の楽曲“四万十川”のプロモ撮影でした。
そして何故か僕はホンヤミカコの為に
四万十市のサポートスタフッフチームを集めて
彼女に紹介していました。
今では四万十市の観光協会会長の岡村さんや
僕の友達の音楽や英語のエキスパート等の数人を
彼女に繋いでいました。

で、生きて来たんですねこの一手が(笑)
そりゃ地元の友達や先輩達だから我儘も言えます。
ものの2日で彼女の住む一軒家を見つけました。
僕の地元の先輩スタッフがですけど(笑)
今、そこをホンヤさんが住む為に改修しています。
僕も知っている家ですが…豪邸です、田舎の。

ホンヤさんは5月から。
僕は仕事との兼ね合いで6月から四万十市に移住します。
当然、ホンヤさんの“高知のお父さん”の龍馬記念館の
森館長や室戸金剛頂寺のご住職で、真言宗豊山派の
宗務総長の坂井先生にも、ホンヤさんから
この件を報告して貰って快諾を得ました。

しかし人生は不思議なものですね。
僕が高知にホンヤミカコを繋いで、ホンヤミカコが
僕を四万十市に、故郷に繋いでくれるとは…
もっと不思議な事にこの夏辺りから四国の仕事が
増えていたんですね…高松や讃岐でのコンサートもあります。

2年前に“四万十川”のプロモ撮影をする前に
ホンヤさんを船に乗せるので安全祈願で
地元の貴船神社にホンヤさんとスタッフで参拝しました。
我が家が神主であった時代もある場所です。
僕の町内の先輩で遠い親戚でもあるスタッフの
ハル君が言いました。
「この神社の神様は強いよ!」と。
そりゃ戦国公家の一条さんが土佐に着いて
初めて参拝した所です、力もあるのでしょう。

と言う訳でこの春から…
ホンヤミカコさんは土佐の高知は四万十市に
住む事になりました。
四万十市を拠点に四国遍路をし、次回アルバムの
創作活動に入ります。
ご縁が出来た土佐在住の皆様、そして今まで
お世話になった皆様も、引き続きご愛顧を
宜しくお願い申しあげます。(^.^)/~~~~



今日の話

2014-03-24 01:49:17 | コラム

TBSドラマ“LEADERS”を2夜続けて見てしまった(笑)
まぁそれなりに面白かったけどドラマだしね。

グローバル企業に於いては
良い物を売れば会社が利益をあげられる。
そう言う図式や価値観も
もう崩壊しかかっていますよね。
それよりも国際基準で主導権を得る事の方が
より大きな利益をもたらす時代です。
日本はその競争に勝てなくなっています。
“もの作り日本”のサクセス神話を安価な多数性が
超えてしまいました。

裕福な国の国民に物を売っていれば儲かった時代は
終わり、貧困国の経済に照準を合わせないと
利益が出ない時代。
グローバル企業はそこまで行ってしまいました。
ガラパゴス化した日本的な機能や技術は
買い手を失っています。
だってテレビは映れば良いし、電話は話せれば
良いんですよ、それが本来の商品機能ですから(笑)

でも今の日本は…内向化する事により
逆に凄く市場の商品が充実して来たと思います。
特に地方の食べ物や特産品にその傾向を感じます。
マスメディアが自分の利権で発信する情報に乗る事もなく
自分の感性や味覚で消費を楽しめるユーザーが増えた事
これは画期的な事です。
地方都市の方がセンスが良くて良質なものが
存在する様な状況が出来て来ました。

はっきり言いますがレコードの市販値段が¥3000
だったのは企業側の理屈です。
それをバラ売りせざる得ない状況がネット社会により
生じた事により、音楽業界は縮小の一途に陥りました。
これを苦境と考えるか?チャンスと考えるか?
それは解釈の問題です。

大きな世帯では乗り切れないなら
小商いになれば食べられる筈です。
つまり各アーティストが独立採算制で予算を組み
利益を上げる方が時代のニーズには合っているんです。
もちろん損益を出したら…そのチームは解散です。
実に過酷な競争になりますが世界の市場では普通の事です。

まぁ、僕は会社員ではないのでアーティストの利益と
自分の利益を最優先します。
言いかえれば納得しない仕事もしませんし大儲けも
目指しません、食えれば良いんです(笑)
その後に利益がついて来れば幸せです。
音楽プロデューサーとしては実に無能な言葉です。
でも僕はアーティスト・プロデューサーです。

アーティストの人生に於いて
納得できる仕事と作品を作る事が僕の命題です。
アーティスト・プロデューサーとしてアーティストと
そして組織までも運営出来る優秀な才能がある人を
ほんの数人ですが僕は知っています。
そしてその人達は今の日本の(ロックに限定します)
音楽シーンで実績と創作を続けています。

僕はそこまでの能力が無いから…
せめて好きになったアーティストの才能と作品を
世の中に残す仕事が出来ればと思います。
もちろんそれは世界市場ですが…(笑).



菜の花

2014-03-23 00:57:18 | コラム

ポカポカの陽射と青い空
揺れる菜の花…
思わず房総半島にでもバスに乗って
ひとり旅をしたくなる。

菜の花畑に佇む中年男子…
絵面的には厳しいか(笑)
雰囲気的にはケシの花畑が
似会う様な人相ではあるし。

東西冷戦、なんて言葉を久しぶりに思い出す。

そう言えば僕が小学校の頃の社会の教科書には
中国が“仮想敵国”なんて言葉で載っていたし
大国が核実験をバンバンやっていたので
雨に打たれたら頭が禿げる、と言われて
いたほど大量の放射能が大気中にあった。

キューバ沖ではマジで核のボタンが押される
寸前の数時間もあった訳だしなぁ…
地上の楽園はその頃日本人を拉致していた訳だし。
大学生はヘルメットと角棒と火炎瓶を
機動隊に投げつけていたなぁ…

今思い出すと世の中は今よりももっと
危機的な局面にあった。
それでも僕等は明るい未来を信じられたんだよな。
何でだろうね?この国が貧乏だったから?
今の子供達は明るい未来観なんて持ちようが
ないだろうと思う、あの頃より状況は良いのに。

公害が世の中に広まり
農薬漬けの野菜と発癌性物質を塗布された
駄菓子を大量に食べていたチクロ世代。
それでも今の日本より楽しかったと思う。
ハリウッドセレブはオーガニック野菜しか
食べないらしい?けど戦前の日本人はみんな
オーガニックですよ、農薬が無い時代だもん(笑)

ん~、やっぱり菜の花畑に佇んで
潮風を浴びに行こうかなぁ…?


10年くらいじゃ…

2014-03-22 00:37:32 | コラム

とある事情により実家の
電話回線をフレッツ光にして
高速ネット回線を作ろうと色々調べた。
随分前に僕の友人が同じ事を考えて
NTT西日本に問い合わせたらエリア外で
工事に50万程かかると言われたそうだ。

まぁあれから10年以上経っているし
実家の前は小学校で隣は信用金庫だし
どっちかがフレッツ光位使っているだろう。
基盤があれば便乗して配線は可能だ。
と、タカをくくっていたら駄目!
いまだにエリア外のままだった(泣)

確かにフレッツ光は基本料が高い。
しかも光ケーブルの設置がなされていないと
使えない事は知っている。
現役のNTT西日本の人間に聞き
現役のドコモの支店長に聞いて綿密な
回線プランをたてていたのにパァだ(笑)



思い起こせば小学校を新築した時の
区長の挨拶文に「ここ50年で一番大きな
出来事」の文字を見て笑ったもんなぁ…
10年位じゃ何も進化していないのか(笑)

飄々と

2014-03-19 02:45:27 | コラム
韓国でのコンサートの詳細が
かなり進んでいる。
5月24日のデジョンのイベント出演。
5月25日からのマッコリ・ツアーは
韓国内6ヶ所での予定。

現地で動いて頂いているイビョング先生や
スタッフの阿部さんのおかげです。
無理に無理を申しあげてしまい誠に恐縮です。
僕が“マッコリ”を飲みに行くツアーをしたい!
との無茶振りに誠実に動いて頂いて
本当に有り難く思っています。
それもこれもホンヤミカコさんが
マッコリと言う曲を作ったからですが(笑)

でもよ~く見ると5月24日~30日まで
移動込みの7連チャンのステージになるなぁ…
もちろんオフ日など要りません。
働いて働き抜く所存です…ホンヤさんが(笑)

僕もホンヤさんもこの韓国公演は
凄く楽しみにしています。
なかなかね、この年になると
ワクワクする事も少なくなります。
師匠の宮野さんの言う様にこれからは
ワクワクする事を幾つ作れるか?だと思います。

昨年の韓国の仕事で思った事ですが
韓国の方はパワーがあります。
実にエネルギッシュです。
でも僕はもう若くないので飄々と
風に揺れる柳の様に仕事をして…
後はマッコリで酔っぱらってしまおうと
思っています♪(^.^)/~~~~


いいね♪

2014-03-17 02:20:14 | コラム
MAN WITH A MISSIONの
全米メージャーデビューの動向を
楽しく眺めている。
ソニーミュージック所属で事務所が
eggman Co.,Ltd.と言うのが面白いね♪
分かる人には分かると思うけど。

演奏技術は高いのにかぶり物をしなければ
注目を集められないほど今の日本の音楽シーンは
苦しい所にあるのだと思う。
是非頑張って欲しいものだ。

その昔“少年ナイフ”がニルヴァーナと共に
全英ツアーをやった頃は日本の音楽シーンが
そう言う情報に疎かったのか余り彼女達が
評価されていない現状を淋しく思っていた。

今ならリアルでMAN WITH A MISSIONの動向を
日本のファンも知る事が出来る。
そう言う所では良い状況だし是非結果に
つながって欲しいものだと思う。



彼らが評価を受けるきっかけになったロスの
ライブハウスも懐かしかった。
ロサンゼルスと言うと昔はヘビメタのメッカ
みたいな場所だったが近年では
Foster the People(フォスター・ザ・ピープル)
みたいなバンドを輩出しているので
アメリカ人の感覚も少し変わったのかな?
と思った記憶があります。



でもホンヤミカコさんはその先に居ますからね。
なんせ韓国の子供達が彼女のオリジナル曲を
演奏しているんですから。
目指せ世界のオカリナ・スタンダード!です♪
(T_T)/~~~

等身大

2014-03-15 01:34:13 | コラム
夜の10時過ぎ。
電車の向かいの席に座った親父が
日本酒のワンカップを開け
つまみのサキイカの袋をごそごそと覗いて
ひとつまみ口に運ぶ。

音は聞えないけどクチャクチャと言う
言葉が浮かぶ。
そして迎え口。
自分の唇をワンカップに運ぶ
下品なマナーだ。

キヨスクのサキイカとワンカップの
日本酒に喜びを感じる人生。
若い頃は「何でこれが楽しいんだろう?」
と不思議だった…
でも今は違う。偉いなぁ、と思う。

自分の喜びと小さな幸せ。
家族の為に生きている男の姿は
侘しくて切なくて美しい。
誰も我慢も辛抱もしたくないだろう。
でもまず先に我慢と辛抱をするのは
“お父ちゃん”であるべきだ。
だって自分の家族なのだから…




少年の様な男。
一見カッコ良いが実は迷惑な存在だろう。
いつまでも少年の様な生き方は…
お母ちゃんが居てのこそだ。
奥さんがお母ちゃんになってくれてこそ許される事だ。

そう言う生き方を許してくれて
辛抱してくれて初めて少年の様に生きられる。
それに気が付かず感謝もせずに
“これが俺の生き方だ!”なんて男は…馬鹿です。
私もかなり思い当たる所があっての言葉です(笑)




若さとは無限の可能性を自分に感じられた時期。
ぼちぼち結論は出ています。
自分が思ったよりも随分と足りなかった
自分の能力も可能性も自覚する時期です。

でもそこで…
決して悲観的にも卑屈にもなってはいけません。
そこに気がついてそこから自分の可能性を追求する姿勢。
それが本当の大人でしょう。




飽く事もなく打ち寄せる波。
そこに行けばいつでも会える風景。

海は…
母は男に必要なものだと
良い年をとって気が付きました。

3月10日

2014-03-10 06:55:04 | コラム

3月10日は高校の卒業式だったなぁ…
普通の皆さんは知らないと思いますが
“校長室でひとり卒業式”と言うスペシャルな
儀式が僕の母校中村高校にはありました。

逆成績優秀者が単位が足りないと
3月10で日はなく追試をクリアするまで
居残り試験を受ける為にそうなるのです(笑)

真面目に学校にも行かず一足早く
社会見学で忙しかった僕はマジで
“校長室でひとり卒業式”の可能性がありました。
前年度にその伝説の卒業式を体験された
逆成績優秀者の先輩がおられました。
しかも彼は留年も経験されていました(笑)

あの馬鹿と、いや失礼。
あいつと同じ土俵で母校の歴史に残るのは
堪らんなぁ…と思い、5学期連続赤点の
英語のお局先生に目いっぱいの笑顔で
「皆と一緒に卒業させて下さ~い♪」とお願いしました。
その甲斐があったのか無事?
今日3月10日に母校の卒業式に出られました(笑)
1年と2年の時は先輩方からのお別れのご挨拶がある?
と個名指定されていたので残念ながら
卒業式には出ていませんでした。

制服の胸のボタンは全部下級生や同級生の女子が
記念にお持ち帰りして下さったし、学ランも
後輩の男子が欲しがるのでくれてやりました。
はいていたボンタンまで欲しがる奴に
「これ脱いだらどうやって家に帰るがぞ?」と
苦笑いした事を覚えています。

月日は流れ…
相変わらず人生の“赤点”を僕は貯めています。
この赤点の追試は…一体何処で受ける事に
なるのでしょうか?
そしてその試験結果は…
人生の卒業式?で分かるのでしょうか?



またかよ…(;一_一)

2014-03-06 08:16:53 | コラム
気がつけばgoogleがまたレイアウト変更して来た。

ど~してgoogleは勝手に
レイアウト変更して来るのかな?
気がつけばFacebookも微妙に変更してるし
YouTubeも同じ様に微妙にレイアウト変更
されてたからタイトルからロゴまで
作り直すハメになった…(;一_一)

こいつらに良いように振り回されている
自分が悔しいなぁ…
やっぱりアメリカの植民地なのかな?
(T_T)/~~~

faceboo ニューバージョン



YouTube ニューバージョン



micarinaryロゴ変更



ホントムカつくなぁ!

満足

2014-03-03 02:55:56 | コラム
ホンヤミカコの“Ocrina chai”と言う
13枚目のミニアルバムを作ってその中から
“おおやまみち”と言う曲を飛び込みで
伊勢原市の観光協会にプレゼンした。

昨年の夏の大山のイベント出演に始まり
大山阿夫利神社や大山寺での演奏をし
ケーブカーの駅でも曲を流して貰っている。
伊勢原駅の観光案内所でもCDを販売して貰っているし
伊勢原市主催のイベント“大山サミット”でも演奏した。
そして地元のバス会社との企画で大山詣の
バスツアーと連動し3月には2回
大山阿夫利神社での演奏がある。
全て色んな皆さんとのご縁で実現出来た事。
その全てに感謝の気持ちは十分にある。

1番最初に伊勢原市に向かう電車の中で
僕がホンヤさんに此処まで出来たら凄いね♪
と言った事は全て実現した。
しかしちっとも満足出来ない。
何でだろう?

僕が会社員なら僅か半年間で実現したこの仕事は
十分に評価して貰える仕事だと思う。
しかし僕はフリーランス畑で生きて来た人間だから
自分の仕事を自分で誉めても仕方ない。
多分ホンヤミカコも満足していない。
僕等はお互いの実力を十分に理解している。
だからもの足りないのだと思う。

これが出来たなら次はこれを…
そう思う人間には終わりは来ない。
結果には十分感謝しているし
とても有り難いと思う。
でも僕等はそれに満足は…しないだろうなぁ…
まだお互いの機能も性能も使い切った仕事はしていない。
そう思えるから次の目標に向かって
頑張って行けるのかも知れないけど…

富士山のお父さんの大山阿夫利神社の神殿。
ここにお尻を向けて演奏させて貰える
アーティストはそうそう居ないとは思います。
(T_T)/~~~


江戸紫

2014-03-02 02:08:20 | コラム
江戸っ子は3代続いてはじめて名乗れる。
なんて昔話があったけど
今の相続税制度だと、都心の家は3代続くと
現物納税するハメになる。
つまり庶民の“江戸っ子”はもう誕生しないのだ。
江戸に住めるのは、都会で成り上がりをした田舎者と
一分の特権階級だけになるのかな?

「地盤、看板、鞄」を非課税で相続して
世間知らずの政治家だけの世の中になって来た。
腹(ぽんぽん)の痛いのが治って
アナログな自我の美意識を振りかざす“とっちゃん坊や”と
あんまり世間(おんも)に出た事のない
これまた歪んだ美意識をもつ“お嬢様おばさん”に
振り回されている国民は良い迷惑だと思う。
本来は意見をして教育をする“家老”役の人材もいないようだし…

“江戸紫”の色は、高貴色である紫に遠慮して
江戸庶民が作った色だ。
こう言うあたりまえの感性やバランス感が
昔の庶民の政治感覚にはあった。
桃屋の“江戸むらさき”しか知らない田舎者の
振りかざす美意識が、目障りで仕方ないと
由緒ある田舎者の僕は感じています…

江戸紫と江戸むらさき。(T_T)/~~~