四万十川レコード 公式ブログ

四万十と言う小さな町に生まれ、思春期に音楽に目覚めそして今も、長い長い音楽の旅をしています。

恩知らず?

2014-01-31 04:46:27 | コラム
顔面に怪我をした事は先に書きましたが
今日はその傷の抜糸をしました。

時間がなくてFacebookからの転載で恐縮ですが
こんな感じでこの事故?は終了しました。

------------------------------------------------------------------

無事、顔面の怪我の抜糸が終了した。
カギ裂きの上に、前日の酒で寝てしまい
壊死した皮膚の先端を除去し
実に綺麗なお裁縫?をしてくれたドクターに感謝する。

僕はこの傷の難しさを自覚していたので
初診のドクターの施術の説明を聞き
ああ、この人は当たり!だと思った。
故に、非常に良い患者であったと思う。

と言う訳で?何か妙なコミニュケーションが彼と出来てた。
これは、ギャグでは無くてマジなのですが
抜糸を終わったドクターが
「また何かあったら、何時でも縫いますので言って下さい(笑)」と。
「いや~先生、それは勘弁して下さい(笑)」と、本当に笑えた。

暫くは出来あがっていない皮膚の変色を防ぐ為に
このテープを貼る事になった。
和紙を使ったテープだと彼が言っていた。

でも、医者と言う職業は可哀相だ。
彼にはとてもお世話になったのに
二度と彼とは会いたくない。(^.^)/~~~


その昔

2014-01-27 02:14:50 | コラム
その昔、エレファントカシマシの
初ツアーのスケジュールを、僕が切った事があります。
僕にとってもツアースケジュールのブッキングは初めての経験でした。
その時、彼等はもうEpic/Sonyからのデビューは決まっていました。
メジャーデビュー前の肩慣らしの経験をさせたかったのかな?
古い話で、動機も詳細も殆ど覚えていません。

僕とカシマシの連中は彼らが10代の頃に出会って
何故かウマがあっていました。
一緒に小さなワゴン車で旅をした僕達は
ライブツアーである事も忘れて大はしゃぎして
VOの宮次は声をつぶしてしまった程でした。
それから数年経っても、大宮フリークでライブがあると
カシマシは何時も僕のマンションで、朝まで騒いでいました。




飲むと何時も、カシマシのメンバー達は
「あんなに楽しかったツアーはなかった」と言って、
僕もそう思いました。
何故なんだろう?とずっと考えていて、ある日気が付きました。
あの頃の僕達は、まだ何者でもありませんでした。
そう言う時間に出会って経験した事は忘れないんですね。

あれから僕も彼等も沢山のツアーを経験しています。
でも多分一番気楽で楽しかったツアーは、あのツアーだけです。
仕事になってからのツアーはそう言う気分では望めませんから。




狭い土佐の国で、龍馬や瑞山や天誅組に参加した連中は
「まだ何者でもない頃」に出会っています。
そして世の中に出て、お互いに色んな立場で世の中と向き合い
この世界から、いなくなってゆきました。
最後に生き残った龍馬でさえ維新の前に消えてしまいます。



「まだ何者でもない頃」に出会った友はかけがえのないものです。
そして仲間の訃報を聞く度に龍馬は、人知れず泣いていたと思います。
高知県立龍馬記念館で「天誅組の変」と言う催しがあります。
それで、なんとなく色んな事を考えていました。

今日は人の出会いと別れを、ぼんやりと思い返した1日でした。
そして、僕とホンヤミカコさんが出会った時は彼女が
「まだ何者でもない頃」であった事も、思い出していました…



怪我

2014-01-25 22:35:09 | コラム
顔面に怪我をした。
ライブハウス時代の友達と20年振り位に会って
大いに楽しい酒を飲んで、自転車で家に帰る時の事だ。

その晩は凄く酔っていたのでバンドエイドを1枚貼って寝た。
その翌日に…以下は「face bookで」の数日間のコメント。

--------------------------------------------------------

流星。
友と昔話やこれからの企みをしつつ
今まで知らなかった真実を聞く。

なぁ、コメット。
こんなあだ名を、貰うからいけないじゃねぇの…?
知らなかったよ…
お前ホントに居なくなってたんだね…。

真面目でピュアなお前が背負った重さに耐えられるかって
ずっと心配してた…。

お前さ…白鳥座が大好きだったじゃん。
さだまさしさんの妹のフォーク・グループ。
でもお前の担当はバリバリのロックバンド。

高速道路でバイクですっ飛んだんだって?
痛かったか?

ごめんな。

何も知らなくて…

痛かったか?苦しかったか?
ごめんな、何も知らなくて。

お前は、本当に音楽が好きだったんだよな…

忘れねぇからな。

俺達は。

ごめんな。

今まで知らなくて。

痛かったか?痛かったろ?

忘れねぇからな。

お前の事。



この日はコメットの死を知って哀しかったのか
さほどの酒でもないのに、へべれけに酔っていた様だ。
それでもface bookに投稿していたらしい…

--------------------------------------------------------

自転車で転び右頬を裂傷、十数針縫った。
ん~っ、それ程飲んだ気もしないが凄く廻ってた様だ。
顔を打つ前に手をついていない自分に驚く。
本当に運動機能が衰えているんだなぁ…

昨夜はバンドエイドを貼って寝たが
朝、傷を見て「はい、病院。」と言う怪我だった事を知る。
今夜の打ち合わせはホンヤさんひとりでお願いする。
大変申し訳なく反省する。

※自分がえらい怪我をしていた事を自覚する。
また仕事に支障があった事を大いに反省したコメント。
かなりな人数の人達からお見舞いのメッセージを頂く。
しかし、face bookは何があってもボタンは「いいね!」だけ。
従ってこの件では怪我をして「いいね!」を沢山貰った(笑)

--------------------------------------------------------

病院に行き怪我の具合と
今後の処置の仕方の説明を聞く。

傷が十数針にもなったのは、カギ裂きだったから。
ありゃ~、こりゃ跡が残るし難しいなぁ、と分かっていた。
でも、すごく親切で腕の良い若い形成外科医だったみたいで
上手に縫ってくれてた、当たり!だった。
以前同じ病院で、はずれ!を引いて傷跡が残った。

化膿に気をつけて塗り薬をまんべんなく傷に塗るように言われる。
後はもう普通の生活をして大丈夫だそうだ。
抜糸予定は一週間後。
皆様、おさがわせして申し訳ございませんでした~っ(T_T)/~~~

※翌日のコメント。まぁ、ひと段落か?

--------------------------------------------------------

人間は、自分の身に厄災が降って初めて
気が付く事があると、今回の怪我で知った。
治療用の「滅菌綿棒」、5本入で40円。
水は通さないけど貼り心地が良い絆創膏、1枚85円。



これだけのものがこの価格で流通されるまでには
制度改革や技術の進歩も必要だ。
医療と言う巨大ビジネスの良い部分ですね、これは。
もちろん影の部分、問題も沢山あるのは知っている。

僕等が子供の頃は、腹が痛かったら正露丸。
擦り傷は赤チン、切り傷、あかぎれにはオロナイン軟膏。
まぁ、大抵の事はこれで済まされた(笑)
流石に風邪は病院に行っていたが、今では町内は無医村。
その代わりに大きな医療施設がごろごろある。
しかし、それでも間に合っていないのが現状だ。

こう言う所では日本は先進国だと思う。
社会福祉もやっぱり生活には重要ですね。
少し、真面目な気持ちになったので
都知事選にはぜひ1票を投じようと思う。

…でも選挙用紙がなかなか届かない。
何でかな?埼玉の上尾に住んでいるから
郵便が付くのが遅いのかなぁ?(T_T)/~~~

※今日の投稿はオチでふざける余裕もある?
と言う事で、事故や怪我には皆さんもご注意を。(^.^)/~~~

Holidays

2014-01-19 04:54:23 | コラム

休日の街が
「ふっ…」と一息ついた気配が好き。
人の数が減ると街のストレスも減る。

外国の友達とメールを交換していると
この言葉を良く聞く。

「良い週末を…」

んっ?これは金曜日に使う言葉でしたっけ?

ミッシェル・ポルナレフのメロディーの様な
美しい休日を…


ホンヤミカコさんの、銀座山野楽器コンサートの資料動画を作りました。

2014-01-17 05:22:12 | コラム
ホンヤミカコさんの、銀座山野楽器コンサートの資料動画を作りました。
また、コンサートチケットの予約はこちらからどうぞ!!
←予約してね

2014/2/13 ホンヤミカコ ~演奏活動20周年 CD/BOOK発売記念~ トーク&オカリーナ・コンサート

日時:2014年2月13日(木) 開場12:30、開演13:00 (15:00頃終演予定)
会場:銀座山野楽器(東京都中央区) 本店7F イベントスペース Jam Spot

入場料:1,500円(税込)定員:80名(要予約)
※ 定員に達し次第、受付終了とさせていただきます。

お問合せ:銀座山野楽器 本店5F 管楽器フロア
TEL:(03)3562-5051(代) 営業時間 10:30-20:00 ※火曜、水曜 10:30-20:30

---------------------------------------------------------------------------------



---------------------------------------------------------------------------------



---------------------------------------------------------------------------------




気鬱

2014-01-15 01:17:37 | コラム
気鬱である。
妙に気持ちが塞いでしまう。
冬鬱?凄く寒いからかな?
明日あたりは雪が降るだろう~♪千春(笑)

血の巡りも良くない。足にむくみがある。
完全に太り過ぎだ。身体が重くて仕方がない。
どうもネガティブな言葉が浮かんで来る。
では現実は?結構忙しい(笑)

先日は世田谷区のとあるボランティア団体の新年会に招待され
優雅な昼食のひと時を楽しんだ。
翌日はとあるライブハウスで20数年振りに古い友と会った。

俺が珍しく満面の笑顔を見せて奴に近づいても気が付かない。
「俺だよ!!」と言って初めて「わ~っ!CURO?」とハグして来た。
しかし20数年の歳月と言うものは残酷だ。
中年男同士のハグは、がっぷり四つに組んだ関取だ(笑)





信じなくて宜しいが、上の写真が僕で下の写真のセンターで、ギターを弾いているのが奴だ。
この体型の間に明らかにもう一人、脂肪と言う名の誰かが増えています(笑)
は~っ、哀しいもんだねぇ…

この日のライブは一昨年死んだとあるバンドのギターの誕生会。
亡き友を偲んでのライブの会で旧友と再会したと言う訳だ。
彼が大好きだったと言う、ジンのタンカレーを昼間から浴びるほど飲んだ。

前日も新年会の後で、身内だけの新年会をして、蕎麦屋で板わさと
蕎麦湯割の蕎麦焼酎をしこたま飲んだ。
明らかに飲み過ぎだ、身体が隅々まで重くなっている。

気鬱であっても仕事はしなければならない。
無理して明るい声で電話で打ち合わせをして、それに疲れてしまう。
疲れても仕事を進めなければならないから余計に疲れる。




しばらく静観していたホンヤミカコさんの韓国での演奏を再開する事にした。
年が明けてぼけ~っと考えている内に急に、韓国でツアーをやるか?と言う気になる。
理由は13thアルバム「Ocarina chai」に収録されている「マッコリ」と言う曲を
色んなルートを使って韓国に広めようとしているが、上手く繋がらないから。

なら、行ってやっちゃえ!と気がつく。
人に頼るからいけない、と言う気持ちになった。
僕は思いつくと割と簡単に行動に移します。

昨年オファーされたけど気乗りしないので断った
韓国でのコンサート話があるのを思い出した。
なら、これに便乗して「マッコリ・ツアー」をやろう!と。

マッコリ・ツアーはホンヤさんの楽曲「マッコリ」を韓国に広めるのが
最大の主題だが、それともうひとつ別の目的が。
マッコリと言う名前は日本酒と同意語だ。
つまり韓国の各都市で美味しい「マッコリ」を造っています。
そのマッコリを演奏ついでに飲みに行くツアーをやろうかな?と(笑)
まさに、趣味と実益を兼ねた?健全なプランなのです。




しかし、思いつくのは簡単ですが、実行する為にはどうするか?
その為の入念なプラン?がやっと頭の中で組みあがったので
韓国で一緒に動いて貰う人達にメールをしました。

やります、マッコリ・ツアーを。
先方さんも僕のプランニングに大賛成してくれたので(笑)

しかしこれを実現するにはかなりな困難があります。
と言うのは韓国にはまだこう言うツアーやプロモーションと言う考え方が
一般的な知識として成立していないからです。
つまり、一から十までこちらが指導してコンサート制作をしなければなりません。
これはかなりきつい作業です。

でも、パートナーに選んだ韓国の人達を僕は、会った事もないけど信用しています。
ここに至るまでの時間、結構冷静に韓国市場と人物を見ていました。
で、この人達となら組んでも良いかな?と思いました。

ホンヤさんも喜んでくれました。
彼女も韓国で演奏をしたいけれど、諸々の状況がそうさせない理由を理解しています。
まぁここは僕の判断です。
今、行くべきだと気がつきました。だからやります。

さあて…これを成功させる為にやる事は沢山あります。
でもまぁ、思いついたら実行出来る様な力が、そろそろ僕に戻って来た事も自分で分かります。
これを組み立てたら次は国内で、全く新しい別のプロジェクトを立ち上げます。

そろそろ僕も全開で仕事をしないと時間がありません。
現役で現場に立って走り回れる時間は…もうあんまりないと思います。
と言うか、そう思って取り組まないと結果に出来ないと分かります。

しかし寒いなぁ今夜は…明日は本当に雪が降りそうです。

子供の夢

2014-01-09 02:36:27 | コラム
札幌出張の際に、狸小路4丁目の中川プラモ店に行った。
ホンヤさんのアルバムでもお世話になったギターリストの
宮野弘紀さんのブログに書かれていたお店。

お洒落な街並みの中にポツンと現れる昭和ワールド。
中に入っても100点満点!(^-^)
並んでいる商品をみて、お~っ、お~っ、と心の中で叫ぶ。
本当は、声が出ていたと思うけど(笑)



ふと店の中で見つけた、ある光景に心が和む。
初代の店主さんであろうか?
ご高齢の老人男性が店の隙間の中の、
小さな椅子に背中を丸めてうたたねしていた。
まだ、 夜の7時半ですよ(笑)



宮野さんが子供の頃、お年玉を握りしめてこのおじさんから
ワクワクしてプラモを買っていたんだろうな~っ、と思う。
お店と一体化したプラモ屋の店主の寝姿は、小さくて可愛いかった(笑)
沢山の子供たちに、夢を見せてくれた人生だったんだろうな?…と思いました。


会話と対話

2014-01-06 00:30:22 | コラム
帯広は今日は氷点下14度だったと、ホンヤミカコさんからのメールにあった。
道に霜が降りたら「今日は、寒(ひや)いね~っ。」
と言って肩をすぼませる、土佐国幡多人には、理解不能の数字である。

…でも昨年の夏に、高知県四万十市の江川崎で記録した、41度と言う
国内観測史上最高の暑さは、当然ホンヤさんには理解不能だろう。
同じ日本で生まれ、一緒に仕事をしていても、生まれた場所の環境や習慣で、
物事に対する認識がこれほど違っている。




自分にとっての当たり前が、同じ日本でも住む所や場所によって大きく違う。

相手の言う事を否定しない。
自分の考えを押し付けない。
物事に耳を傾ける姿勢を持つ。
会話や対話に必要なこのルールとマナーを持てば
もう少し分かりあえる事もふえるのになぁ~、と思う。

自分の言う事が正論であると言う姿勢だけで
人の言葉に耳を貸さない兄弟達を見て母は
「どうして兄弟で仲良うに出来んがやろうかね~ぇ…」と、ため息をつく。




文化でも文明でも隣国とは兄弟の様なものだ。
「どうして兄弟で仲良うに出来んがやろうかね~ぇ…」と、ため息をつくのは
地球(はは)の声の様な気もする…


推移

2014-01-03 21:01:10 | コラム
お正月の、休日のたおやかな気配に日常が戻りつつある時期です。
仕事始めは6日からの人が殆どでしょうけどもう、Uターンラッシュが始まっていますよね。

今日の有楽町駅の火災で、帰省に影響を受けた人は多そうだなぁ…
僕も暮れにはあの辺や銀座をうろうろしていたので、火事の場所も
直ぐに見当がつきました。

人は同じ場所に居るようで、実は二度と同じ時間には居ません。
そして自分自身でも気が付かないうちに、環境や思考も随分と
変化している事に気が付きます。

このブログで暮れあたりからやたら、あるブログの閲覧数が伸びています。
「顔は‥出されんにや(笑)2」と言うタイトルのブログです。
昔懐かし、高校時代の「田んぼ」の写真や、20代前半の橋田昭和の動画や
近年の森秀一さんや、僕の写真もあります(笑)

秀ちゃんは置いといて、俺や田んぼの連中はもう見るも無残?ですからね(笑)
だから、顔は‥出されんにや、なんですから…




最近ホンヤミカコさんのプロモーションの為に、
face bookを始めた事は書きましたが
face bookと言うサイトは基本が実名表記です。

そもそもこのブログを書き始めた2年前?は僕は、
音楽業界をリタイアした一般人でおじさんが昔話を、
青春を懐かしがっている様な感が否めません。
だから今も現役である昔の音楽仲間に配慮して、
CUROと言うネットネームを、飼い猫の名前を名乗っていたのです。

でも最近は当然、実名で仕事をしていますので
CUROと言うネットネームの方が、実は今は違和感があります。
ミカヅキレコード ホンヤミカコ プロデューサー 宮崎豊
と言うのが実像の生活を送っています。

はて?僕は何時からCUROではなくなって実名に戻った生き方になったのか?
その推移は全てこの「四万十川レコード公式ブログ」に残っています。
ネット上の存在から実像に戻る時に本当に、僕はこのブログを止めようか?と思いました。

しかも、意外な人から「ブログ読んでいます」なんて言われて、
「ああ、こりゃいかんなぁ…」と迷いました。
でもまぁこれも…俺の人生でしょう。
ホラ吹きで我儘、と言うイメージが偽らざる僕の昔の友達の評価だと思います(笑)




昔の僕の会社の社員が、いや、僕の音楽仲間がずっと僕の足跡を
ネットの中で捜していたそうです…
実名で僕の事を何年も検索したそうですが、僕には辿りつけなかったと言いました。

この年末に彼と、彼の若い奥さんと20年振りに銀座で飲んだ時に
「お前、木は森の中に隠れる。って言葉、知ってるだろ?
誰が実名でネットの世界に居るか(笑)」と言いました。

…楽しかったそうです。
僕と一緒に音楽を作っていた時代が彼にとっては。
昔話をして、しこたま酒を飲みました(笑)

僕がもう忘れてしまっていた事も彼から沢山聞きました。
「おおっ、そうか。覚えていないや(笑)」「えっ、そうだっけ?忘れた(笑)」
なんて会話が殆どでしたが…

逆にあの時代に一緒に居たのに、彼が知らない事が多かったのも驚きでした。
考えてみればお互いの立場は、会社の社長と社員です。
ホンヤミカコさんにしても、所属アーティストの中のひとりです。
僕が本音を言える相手は、少数の仲間であった事を思い出しました。




その時折の僕がこのブログの中に残っています…
凄く恥ずかしいです(笑)
でも、自分でも分からなかった行動や思考が、今に繋がっています。

「俺は戻って来るって社長が言ったから…ずっと捜していました…。」
彼が言った言葉に僕は「乙女かお前は(笑)」と言いました。
そして、良い奴だな…と思いました。

別れた奥さんが忘れてしまった俺を、そして自分でも忘れてしまった俺を
彼は覚えていてくれました…

でも、やはり今はもう昔話は僕には必要ないです。
今自分がやろうとしている事、今やるべき事が現実です。
そしてそれに結果を残すのが僕の役目です。

今日2014年の仕事の大まかな計画を、スケジュール表に記して
確認する作業をしていました。
マジでこれを全部自分がやるの?と思うと吐きそうでした(笑)

しかし、古い友達も新しい出会いの人達も、
僕にそれを求めている事は分かります。
やるしかないんです(泣)
家族から、普通の生き方から落馬した?人生です。

北の大自然の中で生きて来た、暴れ馬?の牝馬に手綱を
つけようとは思いません。
近寄れば逃げてしまう野生馬に、「ここを走ろうか?」
と言うだけの事しか出来ません。

あっ、忘れてた(笑)
まだ新年のご挨拶も皆様にしていませんでしたね。
シマレコのアーティストは顔出しNG?なのでこの人で。(T_T)/~~~


故郷の味

2014-01-02 16:59:35 | コラム
さて、お正月は故郷に帰省して、懐かしい故郷の味覚を
堪能されている方も多いと思います。

味覚も、刷り込みの一種の様で、僕も時折故郷の食べ物を思い出す年になりました。
土佐人はやたら「鰹のたたき」を振舞いたがりますが、鰹が苦手な方も案外と多いですよね。
何故なら鰹と言う魚は独特の臭みがあります。土佐人はそれが好きなのですが…

鰹の生節(なまりぶし)と言う、食べ物をご存じでしょうか?
鰹節になる前のまだ柔らかい身を切って、醤油をつけて食べます。
でも、鰹の生節は案外と高いんです。故に土佐ではお歳暮等でのやり取りをされる事も多いです。



とある北の生まれの方が土佐に縁があり、鰹の生節の入ったお歳暮を貰うが
どうしても好きにはなれないとおっしゃる。
まぁ、土佐人でも嫌いな人はいる食べ物です。その人の味覚を責めるのは筋違いであろうと思います。

「今度お歳暮で貰ったら、良かったら俺にくれませんか?俺、鰹の生節は好きだし。」「ホントですか♫」
昨年の暮れにその人が「はい、これ♪」と、そのお歳暮のおすそわけを箱ごとしてくれました。
家に帰って酒のつまみにして「おごちそうを、ありがとうございます。」
とメールでお礼を述べると、返って来たメールが「ひぇ~~~~~~っ」…

直ぐに電話をかけました。
「あの~、この、ひぇ~~~~~~っは、貴方にとっては、とても不味いものを、
ごちそうと表現した俺に対する驚きですよね…」「……。」

「俺は本当は半身全部を食べたかったけど、ごちそうなので少しで我慢した位です。」
「ひぇ~~~~~~っ♪」
「今度は声に出して言いましたね!その行為は土佐人に対する宣戦布告と見なします!」
「ひぇ~~~~~~っ♪(笑)」

「上等じゃん!俺は貴方が実家に帰った時に、味の付いたイクラを、お玉にすくって溢れるほどに、
丼にかけて食べる。と聞いてお~っ、豪勢ですね!と言ったけど、俺は筋子もイクラも大嫌いだ!
間違っても貴方の母ちゃんのつけたイクラを、タッパーに入れてお土産になんかしないで下さいね!!」



現在僕とホンヤミカコさんは、北と南の食べ物戦争中です。

実家に帰省中のホンヤさんから、年始のメールと共に
「御土産は母のお手製のイクラを、タッパーに詰めて差し上げますね♪」の文字が。
今度、会った時にむき身の生節を、ホンヤさんのコートのポケットに、
そっと忍ばせてあげるつもりです♪ (T_T)/~~~