さて、いよいよホンヤミカコさんの20周年記念のニューアルバム
「Ocarina chai」のレコーディングが始まりました。
全6曲入のミニアルバムで価格は\2000、発売は7月中旬の予定です。
このアルバムの参加ミュージシャンがね凄いんです。
先ずは今回のアルバムのサウンドプロデュースをして頂くのが
Jazz界の大御所ギターリストの宮野弘紀さん。
あのマイルス・デイヴィスのプロデューサーだったテオ・ マセロと
元、スイング・ジャーナルの編集長、児山紀芳氏に見いだされ
当時としては異例のニューヨーク録音「マンハッタン・スカイライン」
(81年)(日本フォノグラム)でデビューされた方です。
ベースには早川哲也さん、ドラム・パーカッションには海沼正利さん。
そしてもうひとりのサウンドプロデューサーとしてピアノ・キーボードの飯田俊明さん。
飯田さんはホンヤさんの曲でNHKの「みんなのうた」でオンエアーされた曲
「ななかまどの秋 歌:井上あずみ」のアレンジャーでもありホンヤさんのコンサートでは
お馴染みの方です。
今回の収録曲のオカリナマーチ(CM曲)とマッコリ(韓国公演用に作られた楽曲)の
アレンジャーでもあります。
飯田さんには上記2曲のサウンドアレンジ&プロデュースをして頂きました。
ピアノ・キーボード奏者の飯田俊明さんとホンヤさん
~4/20 陽だまりサロンコンサート 「ホンヤ ミカコ コンサート 大地の旅」からの動画カット~
ふ~、やっとこのアルバムに参加するミュージシャンの皆さんを発表出来るタイミングになった。
そして僕がこのアルバムのレコーディングプロデューサーを降りた訳も
ギターリストの宮野弘紀さんの事はホンヤさんから聞いていたので名前だけは知っていました。
jazz界の大御所だと言う事もホンヤさんから聞来ました。
そしてホンヤさんは僕に「私がモーツァルトの次に尊敬する音楽家です!」と言っていました。
くどいようですが僕はパンクバンドのプロダクションの元社長でありアーティストプロデューサーです。
そんな僕に「私がシューベルトの…etc」と言われてもねぇ…
仕方がないので「ふ~ん、そうなんですか?」なんて気のない返事をした記憶があります(笑)
この辺が僕の行けない所で自分でも傲慢だとは思うのですが
僕は自分の興味のない事には一切無関心なんです。
今回のアルバムの方向性が決まるまでは実は結構紆余曲折がありました。
そして最終的に今回セレクトした曲が出揃った時に僕は???となりました。
最初は今までのホンヤさんのアルバムの録音の手法の用に
サウンドアレンジャーにアレンジを依頼して録音をするつもりでした。
でもこれが予算的に結構きつくてアルバム制作の進行予定が少し頓挫していました。
僕は今回のアルバムは「ライブ」っぽい音源と演奏形態でやりたい、と言う気持ちがありました。
そしたらホンヤさんから「宮野さんにお願いしてみましょうか?」と言う提案がありました。
「…出来るんですか?」「言うだけなら言えますけど…」
通常のアレンジャーを立てる手法でも予算オーバーになったのにJazz界の大御所と
そのセッションメンバーを起用してのレコーディングと言うアイデアです。
この話が決まれば僕が望んでいた「ライブっぽい録音」は出来ます。
出来ますが僕も今までの業界経験から「物事の相場」は分かります。
このクラスのメンバーの正規の予算で録音したら…まぁえらい事になりますね
その手前の通常の録音形態でもバジェットオーバーしているのにね(笑)
でもホンヤさんは数年前の韓国公演ではこのメンバーでライブをやって来ているんですね。
「…この話はホンヤさんの人脈だし俺はこの人達に全く面識がありません
そんな俺がプロデューサー面してこのランクの人に予算交渉するのは無理です。
唯一この話がまとまる可能性があるとしたらホンヤさん自身がミュージシャン仲間として
お願いしてみる事ですね、それなら少しだけ可能性はあるでしょう。」
…で、まとめちゃったんですよホンヤさん(*゜▽゜*)この話を。
予算的にもねクリアしちゃんですこの難問を。
驚きましたよ僕は。
そりゃこれが出来るなら是非やりたいです僕も、そう言う気持ちはありました。
でも僕には無理ですね、こんな難問をまとめる事は、僕の知らない人達だしね(笑)
根気良く時間をかけて彼等のスケジュール押さえと予算交渉をしているホンヤさんを見て僕は
「俺はこのアルバムではレコーディングプロデューサーは名乗れないですね。
と言うか名乗っちゃ駄目です。俺みたいな奴が突然登場してプロデューサーを名乗ったら
皆さんから反感を買うしね(笑)ここはホンヤさんが前面に出て下さい、俺は降りました(笑)」
と言う事でこのアルバムでは僕はトータルプランナーです、裏方の制作のおじさんです。
ある意味ずるいやり方ですよね。
でも自分の肩書きなんかどうでも良いんです僕は。
結果的にクオリティーの高い良い作品を世の中に登場させる事が僕の仕事ですから。
僕はホンヤさんはセルフプロデュースの出来るアーティストだとは分かっていましたが
プロデューサーとして実に有能です彼女は。
4月29日に最初の2曲「オカリナマーチ」と「マッコリ」の収録がありました。
実は僕は初日のこのレコーディングに立ち会っていません。
理由は仕事のスケジュールが合わなかった為ですが行こうと思えば顔だけは出せました。
でも良いかな?と、今更顔だけ出しても「こいつ誰?」ってなるしね。
それにこの2曲なら飯田さんとホンヤさんなら大丈夫だろうと。
参加メンバーも韓国公演時のメンバーな訳だし。
録音が終了した夜の10時過ぎにホンヤさんから
「凄くポップでハイクオリテイーなレコーディングが出来ました」とメールが来ました。
ホンヤさんは昼前にスタジオに入った筈だから10時間以上の録音ですね。
まぁ2曲としては早いですこれは。
バンド編成のドン録り(ライブ時のように全員で音出して録音する事)だから出来る時間ですね。
通常の各楽器をひとつづつ重ねるやり方だとこの時間では無理です。
「お疲れ様でした、レコーディングに行けなくてすいませんでした」と僕は返信メールを打ちました。
僕も年を取って老獪で狡猾な人間になったのでしょうか?
こう言うやり方でのプロデュースをするとは…(*゜▽゜*)
でもくどい様ですが結果が出ればそれで良いんです僕は。
きっと良いアルバムになると思いますこのアルバムは、流れが来ているし。
今回の件では本当にホンヤさんの人脈には驚きました、素晴らしいお仕事です。
でも実は僕はこ言うやり方でも「人を動かす」んです。
お前はD・カーネギーか?とひとりでノリツッコミをしますが(笑)
何時かホンヤさんもあのカーネギーホールで演奏出来る様なアーティストになって欲しいですね
あっ、でも僕は僕なりに出来る事はキチンとやっていますよ。
それをやらないと流石にホンヤさんからNGを出されちゃいますから(*゜▽゜*)
では最後に海賊のひと仕事を(笑)Youtubeから探して来た宮野さんの曲でさようなら
おっ、追加連絡があったぞ(笑)今日のブログはミュージシャンの名前をクリックすると
皆さんのホームページにリンクするように設定されています。
「Ocarina chai」のレコーディングが始まりました。
全6曲入のミニアルバムで価格は\2000、発売は7月中旬の予定です。
このアルバムの参加ミュージシャンがね凄いんです。
先ずは今回のアルバムのサウンドプロデュースをして頂くのが
Jazz界の大御所ギターリストの宮野弘紀さん。
あのマイルス・デイヴィスのプロデューサーだったテオ・ マセロと
元、スイング・ジャーナルの編集長、児山紀芳氏に見いだされ
当時としては異例のニューヨーク録音「マンハッタン・スカイライン」
(81年)(日本フォノグラム)でデビューされた方です。
ベースには早川哲也さん、ドラム・パーカッションには海沼正利さん。
そしてもうひとりのサウンドプロデューサーとしてピアノ・キーボードの飯田俊明さん。
飯田さんはホンヤさんの曲でNHKの「みんなのうた」でオンエアーされた曲
「ななかまどの秋 歌:井上あずみ」のアレンジャーでもありホンヤさんのコンサートでは
お馴染みの方です。
今回の収録曲のオカリナマーチ(CM曲)とマッコリ(韓国公演用に作られた楽曲)の
アレンジャーでもあります。
飯田さんには上記2曲のサウンドアレンジ&プロデュースをして頂きました。
ピアノ・キーボード奏者の飯田俊明さんとホンヤさん
~4/20 陽だまりサロンコンサート 「ホンヤ ミカコ コンサート 大地の旅」からの動画カット~
ふ~、やっとこのアルバムに参加するミュージシャンの皆さんを発表出来るタイミングになった。
そして僕がこのアルバムのレコーディングプロデューサーを降りた訳も
ギターリストの宮野弘紀さんの事はホンヤさんから聞いていたので名前だけは知っていました。
jazz界の大御所だと言う事もホンヤさんから聞来ました。
そしてホンヤさんは僕に「私がモーツァルトの次に尊敬する音楽家です!」と言っていました。
くどいようですが僕はパンクバンドのプロダクションの元社長でありアーティストプロデューサーです。
そんな僕に「私がシューベルトの…etc」と言われてもねぇ…
仕方がないので「ふ~ん、そうなんですか?」なんて気のない返事をした記憶があります(笑)
この辺が僕の行けない所で自分でも傲慢だとは思うのですが
僕は自分の興味のない事には一切無関心なんです。
今回のアルバムの方向性が決まるまでは実は結構紆余曲折がありました。
そして最終的に今回セレクトした曲が出揃った時に僕は???となりました。
最初は今までのホンヤさんのアルバムの録音の手法の用に
サウンドアレンジャーにアレンジを依頼して録音をするつもりでした。
でもこれが予算的に結構きつくてアルバム制作の進行予定が少し頓挫していました。
僕は今回のアルバムは「ライブ」っぽい音源と演奏形態でやりたい、と言う気持ちがありました。
そしたらホンヤさんから「宮野さんにお願いしてみましょうか?」と言う提案がありました。
「…出来るんですか?」「言うだけなら言えますけど…」
通常のアレンジャーを立てる手法でも予算オーバーになったのにJazz界の大御所と
そのセッションメンバーを起用してのレコーディングと言うアイデアです。
この話が決まれば僕が望んでいた「ライブっぽい録音」は出来ます。
出来ますが僕も今までの業界経験から「物事の相場」は分かります。
このクラスのメンバーの正規の予算で録音したら…まぁえらい事になりますね
その手前の通常の録音形態でもバジェットオーバーしているのにね(笑)
でもホンヤさんは数年前の韓国公演ではこのメンバーでライブをやって来ているんですね。
「…この話はホンヤさんの人脈だし俺はこの人達に全く面識がありません
そんな俺がプロデューサー面してこのランクの人に予算交渉するのは無理です。
唯一この話がまとまる可能性があるとしたらホンヤさん自身がミュージシャン仲間として
お願いしてみる事ですね、それなら少しだけ可能性はあるでしょう。」
…で、まとめちゃったんですよホンヤさん(*゜▽゜*)この話を。
予算的にもねクリアしちゃんですこの難問を。
驚きましたよ僕は。
そりゃこれが出来るなら是非やりたいです僕も、そう言う気持ちはありました。
でも僕には無理ですね、こんな難問をまとめる事は、僕の知らない人達だしね(笑)
根気良く時間をかけて彼等のスケジュール押さえと予算交渉をしているホンヤさんを見て僕は
「俺はこのアルバムではレコーディングプロデューサーは名乗れないですね。
と言うか名乗っちゃ駄目です。俺みたいな奴が突然登場してプロデューサーを名乗ったら
皆さんから反感を買うしね(笑)ここはホンヤさんが前面に出て下さい、俺は降りました(笑)」
と言う事でこのアルバムでは僕はトータルプランナーです、裏方の制作のおじさんです。
ある意味ずるいやり方ですよね。
でも自分の肩書きなんかどうでも良いんです僕は。
結果的にクオリティーの高い良い作品を世の中に登場させる事が僕の仕事ですから。
僕はホンヤさんはセルフプロデュースの出来るアーティストだとは分かっていましたが
プロデューサーとして実に有能です彼女は。
4月29日に最初の2曲「オカリナマーチ」と「マッコリ」の収録がありました。
実は僕は初日のこのレコーディングに立ち会っていません。
理由は仕事のスケジュールが合わなかった為ですが行こうと思えば顔だけは出せました。
でも良いかな?と、今更顔だけ出しても「こいつ誰?」ってなるしね。
それにこの2曲なら飯田さんとホンヤさんなら大丈夫だろうと。
参加メンバーも韓国公演時のメンバーな訳だし。
録音が終了した夜の10時過ぎにホンヤさんから
「凄くポップでハイクオリテイーなレコーディングが出来ました」とメールが来ました。
ホンヤさんは昼前にスタジオに入った筈だから10時間以上の録音ですね。
まぁ2曲としては早いですこれは。
バンド編成のドン録り(ライブ時のように全員で音出して録音する事)だから出来る時間ですね。
通常の各楽器をひとつづつ重ねるやり方だとこの時間では無理です。
「お疲れ様でした、レコーディングに行けなくてすいませんでした」と僕は返信メールを打ちました。
僕も年を取って老獪で狡猾な人間になったのでしょうか?
こう言うやり方でのプロデュースをするとは…(*゜▽゜*)
でもくどい様ですが結果が出ればそれで良いんです僕は。
きっと良いアルバムになると思いますこのアルバムは、流れが来ているし。
今回の件では本当にホンヤさんの人脈には驚きました、素晴らしいお仕事です。
でも実は僕はこ言うやり方でも「人を動かす」んです。
お前はD・カーネギーか?とひとりでノリツッコミをしますが(笑)
何時かホンヤさんもあのカーネギーホールで演奏出来る様なアーティストになって欲しいですね
あっ、でも僕は僕なりに出来る事はキチンとやっていますよ。
それをやらないと流石にホンヤさんからNGを出されちゃいますから(*゜▽゜*)
では最後に海賊のひと仕事を(笑)Youtubeから探して来た宮野さんの曲でさようなら
おっ、追加連絡があったぞ(笑)今日のブログはミュージシャンの名前をクリックすると
皆さんのホームページにリンクするように設定されています。