放射冷却の夜だな。
昼間はあんなに暑かったのに夜は肌寒いです。
さて少し間が空いてしまいましたが先日ホンヤミカコさんの
レコーディングの立会に行って来ました。
この日の収録曲は「Ocarinuts~オカリーナッツ~」と言うタイトルの曲です。
パーカッション奏者の海沼正利さんとふたりだけのレコーディングとなります。
と言うのはこの日の曲構成がかなり複雑で色々な楽器の多重録音になるからです。
<海沼さん作成の「Ocarinuts」のアレンジ譜面>
さて初めてお会いしたパーカッションの海沼さんですが
今日改めて海沼さんのプロフィールを見てたら懐かしい名前が
海沼さんの共演ミュージシャンの中にありました。
1990年代に活動していた「バビロン大王」と言う元米米クラブのギターリスト
坂本琢司さんが結成したバンドです。
坂本さんはライブ時は「博多めぐみ」と言う女性名でライブ活動をしていました。
そしてこのバンドのベーシストが土佐の後輩で宿毛の刈谷君と言う男の子でした。
まぁ後輩だし古い友人のひとりなので当時と同じように「刈谷」と書きますが
刈谷は同じ土佐は宿毛の同郷の谷本っちゃんと田んぼの橋田昭和の
バックバンドをしていた時期があります。
ドラムの銀ちゃんが僕サイドの友人でそこ繋がりから「INOVA」と言うバンドを結成し
橋田昭和の東京でのソロ活動時代のバックバンドをしていました。
刈谷が「バビロン大王」として活動していた時代が僕が
「カステラ」と言うバンドをプロデュースしていた時代です。
<まぁレコーディングと言う事で意味もなくレコーディングマイクの写真です (^O^)>
さてホンヤさんのレコーディングの話に戻りますがホンヤさんが約2年振り
僕に至っては何と20年振り位のレコーディングスタジオ入です。
まぁすでに書いてしまったのでなんですが
僕はこのレコーディングと言う作業が嫌いでして(苦笑)
理由は凄く我儘ですが僕が「退屈」だから。
だって俺はミュージシャンでもディレクターでもないですから
レコーディングスタジオに入ってもやる事がないヽ(;▽;)ノ
またこのレコーディングと言う作業は実にナーバスで根気がいる作業でして
スタジオにはピリピリと張り詰めた緊張感があります。
レコーディングと言う作業はミュージシャンの真剣勝負の場所です。
出音のひとつひとつを念入りにチェックして録音して行きます。
「あっ、今の少し走りました?」「今のはもたっちゃいましたか?」とかね
録音する度に音を確認してOkテイクが出来るまで延々とそれを繰り返す訳です。
僕はそれに付き合っているのが嫌いなんです(*゜▽゜*)
だからカステラ時代は暫くいたら直ぐに「後は今野さんにお任せします!」
って家に帰ってました(笑)。
だって延々と出来上がるまで繰り返していますからねこの作業を。
<グロッケンを演奏する海沼さん …「鉄琴」じゃダメなのかな? (^O^)>
この日レコーディングした「Ocarinuts」はパーカッションの海沼さんがアレンジしました。
海沼さんのプランニングでこの日はマリンバの録音から入りグロッケンシュピールの録音etc…
と、ホンヤさんのオカリナをいれると20種位の出音が重ねられています。
僕が感動したのは海沼さんの音楽的な才能はもちろんの事
海沼さんの音に対する「引き出し」の多さです。
大体リズミセクションの構成はとても複雑で難しいのに
それらの出音全てが譜面として頭の中に構成されていて尚且つ
ひとつひとつの出音に海沼さんの「遊び心」があって、それがまた楽しくて…
海沼さんが録音しているスタジオ内で僕は資料用のビデオを回していたのですが
海沼さんが「じゃ次は…」と言って引っ張り出してくる楽器が
「えっ?」とか「おっ!」と言う物ばかりで(笑)
圧巻は海沼さんが一番最後に録音した楽器?ですね。
果たしてこれは楽器なの?と言う思いがしないでもありませんが(^O^)
<海沼さんがレコーディングに使用した楽器のほんの一部>
数時間かけて海沼さんのパート録りが終わりようやくホンヤさんのオカリナの録音です。
この日のホンヤさんのオカリナも数種類のオカリナを使いこなしての多重録音です。
主旋律のオカリナに違うオカリナで色付けをして行きます。
実はこの曲のホンヤさんのオカリナにも秘密兵器?があってその音は…
是非このCDを購入してご自分の耳でお確かめ下さい。
とても楽しくて笑えます(^O^)
この「Ocarinuts」と言う曲はホンヤ節?
ならぬホンヤさん独特の手癖、オカリナの指使いが出ていて
とてもポップなのですがそれに海沼さんの遊び心と
音楽的な深さが加味されてとてもクオリティーの高い作品になりました。
と言うか今回の参加ミュージシャンの方はどなたもすごい方達なので
音楽の技術的なクオリティーはどの曲もハイクラスのアルバムになります。
<オカリナ収録中のホンヤミカコさん>
しかしまぁレベルが違うなぁ…
ジャンルの違いももちろんありますが僕の得意な
バンド物の音とは全く違った出音ですね。
また皆さん耳がね凄く良いです。
僕には正直聴き分けられない様な出音のズレや長短を
簡単に聴き分けて技術的に処理して行きます。
ホンヤさんが「私がモーツァルトの次に尊敬する音楽家です!」
と言ったギターリストの宮野弘紀さんにサウンドプロデュースと
演奏をして頂いた今回のニューアルバム。
ホンヤさんにとっても技術的に音楽的に刺激を受け
学びのあるアルバムになりそうです。
まだあと3曲の録音が残っています。
この3曲は全員がスタジオ内に入ってライブ形式で録音します。
ホンヤさんは現在猛練習中?だと思います(^O^)
まぁ確かにこのクラスの人達と一緒に演奏する事は滅多にありません。
そう言う意味で20周年記念アルバムにふさわしいハイクラスな演奏と
出音を残す事が出来そうです。
僕も約20年振りに関わるアルバムとして思い出深いものになると確信しています。
アルバムの発売は7月の中旬?あたりになりそうです。
皆様もお楽しみに今暫くお待ち下さいませ。
<休憩時のケイタリング用の食事を用意する若奥様? (^O^)>
昼間はあんなに暑かったのに夜は肌寒いです。
さて少し間が空いてしまいましたが先日ホンヤミカコさんの
レコーディングの立会に行って来ました。
この日の収録曲は「Ocarinuts~オカリーナッツ~」と言うタイトルの曲です。
パーカッション奏者の海沼正利さんとふたりだけのレコーディングとなります。
と言うのはこの日の曲構成がかなり複雑で色々な楽器の多重録音になるからです。
<海沼さん作成の「Ocarinuts」のアレンジ譜面>
さて初めてお会いしたパーカッションの海沼さんですが
今日改めて海沼さんのプロフィールを見てたら懐かしい名前が
海沼さんの共演ミュージシャンの中にありました。
1990年代に活動していた「バビロン大王」と言う元米米クラブのギターリスト
坂本琢司さんが結成したバンドです。
坂本さんはライブ時は「博多めぐみ」と言う女性名でライブ活動をしていました。
そしてこのバンドのベーシストが土佐の後輩で宿毛の刈谷君と言う男の子でした。
まぁ後輩だし古い友人のひとりなので当時と同じように「刈谷」と書きますが
刈谷は同じ土佐は宿毛の同郷の谷本っちゃんと田んぼの橋田昭和の
バックバンドをしていた時期があります。
ドラムの銀ちゃんが僕サイドの友人でそこ繋がりから「INOVA」と言うバンドを結成し
橋田昭和の東京でのソロ活動時代のバックバンドをしていました。
刈谷が「バビロン大王」として活動していた時代が僕が
「カステラ」と言うバンドをプロデュースしていた時代です。
<まぁレコーディングと言う事で意味もなくレコーディングマイクの写真です (^O^)>
さてホンヤさんのレコーディングの話に戻りますがホンヤさんが約2年振り
僕に至っては何と20年振り位のレコーディングスタジオ入です。
まぁすでに書いてしまったのでなんですが
僕はこのレコーディングと言う作業が嫌いでして(苦笑)
理由は凄く我儘ですが僕が「退屈」だから。
だって俺はミュージシャンでもディレクターでもないですから
レコーディングスタジオに入ってもやる事がないヽ(;▽;)ノ
またこのレコーディングと言う作業は実にナーバスで根気がいる作業でして
スタジオにはピリピリと張り詰めた緊張感があります。
レコーディングと言う作業はミュージシャンの真剣勝負の場所です。
出音のひとつひとつを念入りにチェックして録音して行きます。
「あっ、今の少し走りました?」「今のはもたっちゃいましたか?」とかね
録音する度に音を確認してOkテイクが出来るまで延々とそれを繰り返す訳です。
僕はそれに付き合っているのが嫌いなんです(*゜▽゜*)
だからカステラ時代は暫くいたら直ぐに「後は今野さんにお任せします!」
って家に帰ってました(笑)。
だって延々と出来上がるまで繰り返していますからねこの作業を。
<グロッケンを演奏する海沼さん …「鉄琴」じゃダメなのかな? (^O^)>
この日レコーディングした「Ocarinuts」はパーカッションの海沼さんがアレンジしました。
海沼さんのプランニングでこの日はマリンバの録音から入りグロッケンシュピールの録音etc…
と、ホンヤさんのオカリナをいれると20種位の出音が重ねられています。
僕が感動したのは海沼さんの音楽的な才能はもちろんの事
海沼さんの音に対する「引き出し」の多さです。
大体リズミセクションの構成はとても複雑で難しいのに
それらの出音全てが譜面として頭の中に構成されていて尚且つ
ひとつひとつの出音に海沼さんの「遊び心」があって、それがまた楽しくて…
海沼さんが録音しているスタジオ内で僕は資料用のビデオを回していたのですが
海沼さんが「じゃ次は…」と言って引っ張り出してくる楽器が
「えっ?」とか「おっ!」と言う物ばかりで(笑)
圧巻は海沼さんが一番最後に録音した楽器?ですね。
果たしてこれは楽器なの?と言う思いがしないでもありませんが(^O^)
<海沼さんがレコーディングに使用した楽器のほんの一部>
数時間かけて海沼さんのパート録りが終わりようやくホンヤさんのオカリナの録音です。
この日のホンヤさんのオカリナも数種類のオカリナを使いこなしての多重録音です。
主旋律のオカリナに違うオカリナで色付けをして行きます。
実はこの曲のホンヤさんのオカリナにも秘密兵器?があってその音は…
是非このCDを購入してご自分の耳でお確かめ下さい。
とても楽しくて笑えます(^O^)
この「Ocarinuts」と言う曲はホンヤ節?
ならぬホンヤさん独特の手癖、オカリナの指使いが出ていて
とてもポップなのですがそれに海沼さんの遊び心と
音楽的な深さが加味されてとてもクオリティーの高い作品になりました。
と言うか今回の参加ミュージシャンの方はどなたもすごい方達なので
音楽の技術的なクオリティーはどの曲もハイクラスのアルバムになります。
<オカリナ収録中のホンヤミカコさん>
しかしまぁレベルが違うなぁ…
ジャンルの違いももちろんありますが僕の得意な
バンド物の音とは全く違った出音ですね。
また皆さん耳がね凄く良いです。
僕には正直聴き分けられない様な出音のズレや長短を
簡単に聴き分けて技術的に処理して行きます。
ホンヤさんが「私がモーツァルトの次に尊敬する音楽家です!」
と言ったギターリストの宮野弘紀さんにサウンドプロデュースと
演奏をして頂いた今回のニューアルバム。
ホンヤさんにとっても技術的に音楽的に刺激を受け
学びのあるアルバムになりそうです。
まだあと3曲の録音が残っています。
この3曲は全員がスタジオ内に入ってライブ形式で録音します。
ホンヤさんは現在猛練習中?だと思います(^O^)
まぁ確かにこのクラスの人達と一緒に演奏する事は滅多にありません。
そう言う意味で20周年記念アルバムにふさわしいハイクラスな演奏と
出音を残す事が出来そうです。
僕も約20年振りに関わるアルバムとして思い出深いものになると確信しています。
アルバムの発売は7月の中旬?あたりになりそうです。
皆様もお楽しみに今暫くお待ち下さいませ。
<休憩時のケイタリング用の食事を用意する若奥様? (^O^)>