新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

日本のひんやり絶景「洞窟」-1

2023年07月14日 11時10分46秒 | 旅行

都心周辺は梅雨明け前にもかかわらず、連日猛暑が続いている。電気代が高騰し、しかも政府から節電の要請もある中でエアコンも自由に使えない夏になっている。
 
そんな暑さにやられつつも「せっかくの夏をもっと楽しみたい…!」と思っている人たちに勧めるのが海外の影響で徐々に人気が高まっている洞窟めぐり(ケイビング)かもしれない。
 
ケイビングとは趣味やスポーツとして洞窟を体験する活動のこと。ハイキング感覚で気軽に楽しめるものから、ウェットスーツを来て入水する本格的なツアーまである。
 
しかも日本には魅力的な洞窟がとてもたくさんあり、北は東北エリア、南は沖縄まで、さまざまな場所にケイビングスポットがある。
 
今日からケイビングは無理なので、500mくらいの山中にしばらく滞在することになった。
 
その間は、いつもの「つぶやき」はお休みし、14日から17日までは北から順に有名なケイビングスポットを紹介する。  
 
【日本のひんやり絶景「洞窟」-1
 
龍泉洞/岩手県

 

岩手県にある宇霊羅(ウレイラ)山の東麓に開口する「龍泉洞」。日本三大鍾乳洞のひとつとされ、また洞内に棲むコウモリと共に、天然記念物に指定されている。
 洞窟の全貌は未だ明らかにされておらず、総延長は5,000m以上ではないかとも言われている。
世界有数の透明度を誇る地底湖を持ち、なかでも「第一地底湖」は息を飲むほどの美しさ。悠久の時が生み出した幻想的な青の世界が広がる。


 
カンカネ洞/秋田県

「カンカネ洞」は、日本海を突き出た秋田県男鹿半島の加茂青砂海岸にある洞窟である。岩を乗り越えた先には、自然が年月をかけて作り上げた神秘的な空間が広がっている。
波の浸食によって形成された洞窟の天井にはぽっかりと大きな穴が空いており、そこから差し込む一筋の光と波音の響きが幻想的な光景を作り出している。
加茂青砂部落から徒歩で見に行くことができ、気軽に探検できるのも魅力。狭い場所や暗い場所が苦手な人でも、比較的チャレンジしやすい洞窟といえる。


 
あぶくま洞/福島県

およそ8,000万年の歳月をかけてできた福島県の「あぶくま洞」は、全長約600m。鍾乳石の種類と数の多さでは東洋一といわれている。
日本の鍾乳洞では初めて舞台演出用の調光システムが導入されており、鍾乳洞を照らす光の芸術はなんとも幻想的であり家族や友達、恋人同士でも楽しめそうである。
また一般コースの途中より分かれて進む探検コースでは、狭い場所をかがんで進んだり丸太のはしごや飛び石を渡るなど、より冒険らしいスリリングな体験もできるという


 
不二洞/群馬県

上野村川和自然公園内にある鍾乳洞「不二洞」は、全長約2.2kmと関東一の規模を誇り、群馬県の天然記念物にも指定されている。
しかしその大きさは800年の時を経て、ようやく大体の全景を把握できたものであり、いまだに謎は多く残っているという。
洞内は常に約10度を保ち、夏は涼しく冬は暖かいので1年中快適に楽しむことができ、また、不二洞近隣にはBBQやキャンプが楽しめるコテージや、天然温泉のある宿泊施設もあるらしい。


 
日原鍾乳洞/東京

「日原鍾乳洞」は、奥多摩にある関東随一の鍾乳洞として人気の観光地。東京都の天然記念物に指定されている。
水を張った瓶に雫が落ちて美しい水音が響く水琴窟や岩蓮華のような色と形の蓮華岩など、全長約800mの洞窟のなかで自然が創り上げた様々な芸術を楽しむことができる。
特に石筍や石柱が乱立する空間は、異世界を感じさせる幻想的な景観。つらら状に垂れ下がる鍾乳石は3cm伸びるのに200年、上に向かって成長する石筍は400年の年月を費やすという。大自然の神秘を肌で感じることができるという。

 

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