新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

安倍政権よりましな左派ポピュリズム

2019年07月20日 12時28分58秒 | 参院選挙

今まで余り政治には興味がなかった我が家のノンポリオバサンは、国政選挙の場合は必ず2人で期日前投票に行き、投票所前に掲示されている候補者の写真を指して、投票者を決めていた。
 
日頃から小難しい番組よりは「お笑い系番組」を見て腹の底から笑っていたが、最近は近くのスーパーへ買い物に行って帰宅後の第一声が、「また値上がりした!」とか、「袋が同じで中身が減った」等々の物価の上昇には怒りが渦巻いていた。
 
今回の参院選は政権選択選挙ではなく、しかも現在の安倍晋三内閣に代わる野党内閣のイメージも曖昧なため、投票行動に今一動きが鈍かった。
 
しかし、「今のまま物価が上がり、毎年年金が下がる」ということが受け入れられるならば棄権してもいいが、そうでければ、少なくとも自公の候補者以外の候補者を選ぶべきであると説得し、昨日、期日前投票に行かせた。
 
これは、ネット上でも盛んに言われている「戦略的投票」なのだが、すでに台湾では常識になっていたという。    


その結果、以下のツイッターに従う投票になったらしい。
 
一方、マスメディアの本来の使命を捨てるかのような現象が起きているという。
 
「視聴率が取れない」からテレビのワイドショーなどでは参院選情報を取り上げないという、本末転倒な呆れた話である。
 
『視聴率取れない』参院選、TV低調 0分の情報番組も
 

      
              【朝日新聞DIGITALより】


しかし、視聴者が本当に知りたいことを取り上げれば視聴率も上がるという。
 
いまの民放テレビ局は5年前、「自民党、異例の選挙報道要望書は『脅し』か テレビ局で広がる委縮、調査報道の妨げに」という記事によれば、怖気づき政権への忖度レベルが異常に上昇し今でもそれは続いている。 
   
もっとも最近では、かつて民放番組で真っ当な政権批判をして追い出された人が、ナントNHKに出演してありのままの思いをNHKに言っていた。

され、連日の街頭演説で過去6年間の参議院議員の立ち位置を自ら「国会の野良犬」と称していた山本太郎。 
 
その勢いは止まらず、街頭演説に集まる聴衆は、動員をかけ警察に保護されながら行う安倍晋三の応援演説を聴く支援者の数を凌駕している。
  
「大衆迎合主義」と訳されて批判されがちだったポピュリズムをうまく取り入れ、一部からは「左派ポピュリズム」と批判もあるが、「躍進するれいわ新選組、その公約『消費税廃止』がかなり現実的なワケ」という記事からも分かるように、掲げる政策は既存野党もマネできないが、決して奇をてらった内容ではない。
 
最近ではこんな人が現れているという。
 
『私は山本太郎に発掘されたノンポリ』 自民党議員一家で育った25歳女子が「れいわ新選組」を推す理由
 

 
多くの国民の不満のはけ口をうまく受け止めた山本太郎の緻密な戦略が実を結ぶのか、それは明日すべてが分かるのだが、安倍政権よりましな左派ポピュリズムも日本に現れてもいい時期なのではないだろか、とオジサンは思う。
 
最後に、当たるも八卦で、「【参院選】全選挙区・全候補の「当落予測」生データを公開」を紹介しておく。
 
   
 
   
 

   
        【参院選】全選挙区・全候補の「当落予測」生データを公開」より


    
  


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