新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

岸田おろしの後は大根役者がゾロゾロ

2022年11月06日 11時55分56秒 | 岸田統一教会内閣

昨今、ネット上で話題になっている女性としては、山上容疑者の母親の高額献金に「競馬でスったって同じじゃないですか」と発言していた三浦瑠麗と、室井佑月に「権力にしがみつく女」喝破された杉田水脈であろう。
 
三浦瑠璃に対してはすでに「人間のクズ」と批判されていたのだが、やはり許せない存在としては国会議員として、しかも総務政務官という公職に就いた杉田水脈であろう。
 
国会の場で男性議員が詰問するとあたかも「女性イジメ」との批判がでるかもしれないが、同じ女性の議員ならばそのような杞憂はない。
      
立憲民主党の塩村あやか議員が杉田汚水脈を一喝した胸のすくような啖呵のシーンがあった。  
  
 
 

◇女性議員を責めるには、女性議員が最強ですね。塩村議員、ありがとうございます🎉
◇杉田水脈に関しては人間として怒りしかわきません。卑怯者としか言えません。
◇なんでも答弁控えてたら議論にもならん。答えられんなら政治家なんか辞めてくれ。
◇いかなる質問にも同じ答弁を繰り返し、逃げ切ろうとする。議員としての真摯さに全く欠ける。こんな杉田氏に議員資格が有るのか?
◇杉田水脈早く辞任してくださいよ😄
◇杉田水脈のような人物が国会議員として居座っているのは腹立たしい。ましてや総務省の総務官に抜擢されるなんて、もう自民党は悪の権化なのではないでしょうか?
◇自民党は早く解党してもらいたいです。本当に国民の為に働いているとは思えません。
◇やっぱり、あらためて議論は大切。過去にあったことを、まるで他人事、又は、なかったことにしたい気持ちわかるが、杉田の答弁、嘘は嘘。嘘を付けるのはご自身の杉田。
◇女の戦いではないでしょう!ちょっと違和感を覚えます。政治家と政治家の戦いです。
◇それにしても塩村あやかは成長したね!素晴らしい質問だった
◇まるで官房長官の松野の真似ですね 都合の悪い質問には『答弁を差し控える』まるで合言葉みたい❗️

 
そして室井佑月の、「室井佑月「杉田議員へ」という記事。
 
・・前略・・・
まず、はじめに一言。詩織さん、長いこと辛かったね、でもよくここまで頑張ったね。あたしはあなたを尊敬します。
 そして、杉田水脈さんにも、ぜひいいたいことがある。
 判決を受け、55万円を払ったらそれで終わりとするのではなく、じっくり自分がしたことについて考えて欲しい。
「元TBS記者の男性から2015年4月に性暴力を受けたと訴える伊藤さんに対し、ツイッター上で『枕営業の失敗』などとする複数の匿名投稿がなされた。杉田議員は18年6~7月、こうした投稿25件に『いいね』を押した」
 伊藤さんは元記者の男性から準強姦(ごうかん)被害を受けたとして警視庁へ被害届を提出したが、なぜか元記者の逮捕直前で捜査が止まった。
 それについては、この元記者の男性が安倍晋三元首相と昵懇(じっこん)で、当時、内閣情報官だった人間に、どうにかしてくれという趣旨のメールを元記者が送っていたとも報じられた。
 伊藤さんはそういう恐ろしいものと闘っていたのだ。
 対する杉田氏はといえば、自民党の比例代表選出。権力の中枢から可愛がられ、ここまでのしてきた女だ。
 そういう背景があるからだろう、杉田氏ははじめから権力側につき、伊藤さんをディスりだした。
 あたしはこれを、杉田氏が女だから、命じられた役だったように思う。安倍元首相が傷つかないよう盾になる。
 元記者が無実だと信じたというなら、代議士という立場上、それがはっきりとわかるまで黙っているべきだった。けど、そういう適切な態度は取れなかった。なにしろ、権力者の寵愛でここまでのしてきたという背景があるからだ。彼女の力の源泉は、権力者の寵愛。それを失っては彼女は成り立たない。
 私は今回の判決で、そのことについて杉田氏自身に考えて欲しいのだ。ほんとうにそれでいいのかと。
 杉田氏は数少ない女性の議員だ。ほぼ男ばかりのヒエラルキーの中、突如、組み込まれた女性である自分の役割がそれでいいのか。そこを考えれば、今回、伊藤さんが追い込まれた苦境もわかるはず。というか、杉田氏自身が組織の怖さをわかっての行動じゃなかったのか。

 
オジサンからすれば、こんなレイシストの杉田水脈を更迭できない岸田文雄のどうしようもない不甲斐なさにあきれるのだが、今朝の東京新聞には、こんな政治漫画が掲載されていた。
 
佐藤正明傑作選「一笑両断」発売中
 

              【東京新聞より】
 
この「検討使」がどうやら「壊れてきたらしい」と噂されることを言い始めていた。
 
岸田首相『マイナカードない人も保険診療受けられる制度整備』」    
 
健康保険証を2年後に廃止し、マイナンバーカードと一体化する政府の方針をめぐり、岸田総理大臣は取得を義務づけるものではないとして、手元にカードがない人も、保険診療を受けられる制度を整備する考えを重ねて示しました。
衆議院厚生労働委員会では、健康保険証とマイナンバーカードを一体化する政府方針をめぐって議論が行われ、国民民主党は「マイナンバーカード取得の事実上の義務づけになるのではないかという声が上がっているが、岸田総理大臣の考えはどうか」と質問しました。
これに対し、岸田総理大臣は「健康保険証との一体化はさまざまなメリットがあり、そのメリットを国民に早く届けるために、令和6年秋の健康保険証の廃止を目指している」と述べました。
そのうえで「マイナンバーカードは、国民の申請に基づき交付されるもので、この点を変更する予定はなく義務づけるものではない。紛失などの事情により、手元にカードがない方も保険診療が受けられるよう、制度を用意する必要があり、関係府省による検討会で環境整備を行っていく」と述べました。

 

 
健康保険証を2年後に廃止すると国民を脅し、マイナンバーカードの普及率を高めようとしたのだろうが、「マイナンバーカードは、国民の申請に基づき交付されるもの」という当然のことを平然といいながら、申請しない人は「手元にカードがない方」は現在の健康保険証をそのまま使えばいいというだけの話であろう。
 

 
おそらく、当人も何言ってるんだかわかってないに違いない。
 
それだから国民からすれば喫緊の課題である高物価対策をはやくやってほしいと願うのだが、どうやらそれも怪しくなってきた。
 
官僚も議員も失笑…岸田首相の経済対策が『タダの選挙対策』『実は増税の布石』がバレバレな理由
 
■「来年分だけ支援」のカラクリ
急速な円安進行や物価高・資源高によって国民が負担増に苦しむ中、政府は10月28日に総合経済対策を決定した。上昇する電気代やガス代の緩和策を盛り込み、来年1月以降の家計負担を総額4万5000円ほど和らげる。
だが、生活必需品の値上げラッシュは今に始まったことではない。9月の消費者物価指数は前年同月比3%上昇と31年ぶりの水準で、人々は「明日より今日」の生活に頭を抱えている。対策の中身を見ても、支持率が続落する岸田文雄政権による選挙対策が色濃くにじむとともに、自民党内のパワーバランスが変化している実態が浮かび上がる。
「平均的な家庭で、来年前半に総額4万5千円の支援となる」
岸田首相は10月28日の記者会見で、経済対策で打ち出した支援策によって国民生活を守っていくと強調した。電気料金は1kWhあたり一般家庭で7円、企業には3.5円を支援して「平均的な家庭の負担増に対応する額」(岸田首相)にあたる月2000円ほど負担が軽減されるという。
ガス代(都市ガス)も1立方メートルあたり30円を支援し、標準家庭で月900円の負担減となる。首相は「電気代の2割引き下げや、ガソリン価格の抑制などにより、来年にかけて消費者物価を1.2%以上引き下げていく」と宣言した。
物価高騰対策に重点を置いた首相だが、これには「カラクリ」がある。

お気づきの人も多いだろうが、経済対策では家庭の電気代について、「来年1月から来年度初頭に想定される平均的な料金引き上げ額の約2割分を国において負担する」としている点だ。対策の中にも「特に来年春以降の急激な電気料金の上昇によって影響を受ける家計や価格転嫁の困難な企業の負担を直接的に軽減する」と目的が記されている。
だが、31年ぶりの水準となった9月の消費者物価指数を見ると、前年同月と比べて電気代は21.5%、ガス代は19.4%もそれぞれ上昇している。つまり、「すでに上がっている分」の負担増が支援されるというわけではないのだ。ロシアによるウクライナ軍事侵攻に伴いエネルギー価格は上がっており、来年はさらに上昇するとの見方が強い。岸田政権は「来年分」は支援するものの、足元の上昇分は国民に「家計負担増を受け入れて欲しい」と言っているに等しい。
■「党高政低」のパワーバランス
なぜ「来年」なのか。経済アナリストの佐藤健太氏は「来年春には統一地方選挙がある。支持率が続落する中で選挙を迎えれば、大きなダメージを負いかねない。そのため、選挙直前に電気代、ガス代の負担軽減を国民が感じることができるようなスキームになったのではないか」と指摘する。
岸田政権は子育て対策として子供1人あたり計10万円のクーポンなどを支給する方針だが、これも「来年1月1日以降に生まれる子」が対象だ。首相は衆院を解散しない限り大型国政選挙が3年近くない「黄金の3年」を手にしたとはいえ、来年春の統一地方選挙で自民党系候補が苦戦を強いられれば首相の責任論に発展しかねない。支持率が続落する中でナーバスになっている首相の胸の内が透けて見える。
一方、今回の経済対策の編成過程からは自民党内のパワーバランスが変化していることが浮き彫りになった。岸田首相や財務省は当初、国の一般会計歳出規模を総額25.1兆円にすることで調整を進めていた。だが、閣議決定の2日前(10月26日)に首相から原案を聞いた自民党の萩生田光一政調会長らは猛反発。慌てた首相が鈴木俊一財務相に増額を指示し、29.1兆円に膨らませた経緯がある。
10月7-10日に実施した時事通信の世論調査で、岸田政権の内閣支持率は発足後最低の27.4%となり、政権維持の「危険水域」とされる20%台に突入。旧統一教会(世界平和統一家庭連合)問題は党調査結果の公表後も収束の見通しがつかず、経済対策策定の要となる山際大志郎経済再生相が辞任しており、首相の求心力は一気に低下している。安倍晋三政権や菅義偉政権で見られていた「政高党低」は、岸田政権の支持率急落とともに「党高政低」へと変わりつつある。全国紙政治部記者は「もう首相主導の政策は実行できにくい状況になているのではないか」と語る。
首相は経済対策で「賃上げ」「労働移動の円滑化」「人への投資」を柱に据えたが、これらは以前から指摘されてきた長期的課題の羅列であり、一時しのぎの支援策と長期的な転換策では家計を守れないとの悲鳴が漏れる。共同通信の世論調査(10月29、30日)によると、足元の幅広い分野での値上げが生活の打撃になっていると回答した人は8割超に上っているが、政府の経済対策には「期待できない」(32.4%)、「どちらかといえば期待できない」(38.7%)を合わせて7割以上が悲観的だ。
■これで不発なら「岸田おろし」か
岸田首相は自らが打ち出した「資産所得倍増プラン」については今年末に策定するとした。個人金融資産を貯蓄から投資にシフトさせるべくNISAの抜本的拡充・恒久化を検討するとともに、個人型確定拠出年金(iDeCo)制度の改革を検討し、今年末の2023年度税制改正において結論を得るとしている。ただ、極論を言えば、これは国民が汗水流して貯めた資産を活用して市場を動かし、「必要なお金は自分でリスクをとって蓄えてください」といっているようにも映る。
佐藤氏は「10月は食品・飲料だけで6000品目超が値上げされ、今年は累計2万品目以上の価格上昇となる。2人以上の世帯は家計負担が年間約7万円も増加する状況で、国民の間には『来年よりも、とにかく今の生活を支えて欲しい』との声も強いのではないか。物価上昇に見合うだけの賃金アップがあれば問題はないが、日本の平均給与は20年以上も上がっていない。物価高騰対策とともに、デフレギャップを改善し、経済成長と国民の賃金を上げていく政策の実行が求められている」と指摘する。
首相は「前例のない思い切った対策」とうたうものの、12月に決定される来年度の税制改正大綱に向けては政府税制調査会で消費税率の引き上げ、自民党税調においては所得税や法人税などの増税が議論される見通しだ。来年1~9月の電気代・ガス代などを総額4万5000円支援する一方で、国民負担を増やす増税議論を同時にするという姿勢では「ますます消費が萎縮してしまうことになるだろう」(閣僚経験者)との見方が広がる。
年末には、来年度予算案の編成や国の外交・防衛政策の基本方針「国家安全保障戦略」など安保関連3文書の改定も行われるが、「党高政低」の下で首相の求心力はさらに低下し続けていく可能性がある。岸田政権発足から1年が過ぎ、首相のモットーである「信頼と共感」の政治は遠い過去となりつつある。
新型コロナウイルス感染拡大と物価高・資源高、円安の影響で国民生活が苦境に立たされる中、今回の経済対策が「不発」に終われば、首相への逆風はさらに強まるだろう。来年春の統一地方選で大きなダメージを負えば、それが号砲となって「岸田おろし」が一気に始まるかもしれない。


 
「総額4万5000円支援する」という内容も、その対象が「夫婦2人と子ども2人の4人家族」ということであり、これは現状からみても現実的ではなく、日本で最多の単身世帯、夫婦だけで子どものいない世帯、ひとり親世帯、高齢者だけの世帯など、多くの世帯は4万5,000円程度の負担軽減は受けることができないと、2日前には、「やってる感バレバレ。岸田首相「4万5千円軽減策」という印象操作」という記事で紹介した。
 
「大根おろし」がなくなれば大根を買ってくれば作れるのだが、「岸田おろし」た後には人材枯渇状態の自民党からはせいぜい「大根役者」レベルしかおらず、ましてや旧統一協会との濃厚接触どころか「癒着者」連中ならば、まさに国民の生命と財産が脅かされるのではないだろうか、とオジサンは思う。 
 
    
    

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今年の流行語大賞は「自民党... | トップ | 岸田文雄の起死回生策は政界... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

岸田統一教会内閣」カテゴリの最新記事