新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

時代遅れの日本のエネルギー政策を変えなくてはならない

2021年12月03日 13時14分01秒 | 原発関連

一般に組織のトップがやることなすことがすべて「後手後手」と批判され、結果的に辞任に追い込まれれば、その後継者は「同じ轍を踏まない」とばかりに、スピード感を持ってリーダーシップを発揮することはある程度は予想できる。
 
小さな企業ならまだしも、国民の生命と財産を守ることを使命としている立場の者は、前任者の「真逆」のことをやればいいというものではない、ということを岸田文雄は見事に演じてしまった。
 
コロナウイルスのオミクロン株出現を受けて、岸田文雄はいち早く全世界の国からの入国制限を指示し、それに伴って日本に到着する国際線の新規予約を12月末まで止めるよう、すべての航空会社に要請したらしいのだが、多くの虚空会社から抗議と困惑の声が上がっていた。
 
ましてや、在外日本人も帰国できないとなれば、あの嘘つき弁護士崩れのこの輩にまでこんなことを言われていた。
 
橋下徹氏 国際線到着便の予約停止に『完全な憲法違反…日本国民の入国を認めた上で、国内で隔離すべき』」 
この発言に関しては、冷静な、それなりのコメントがあったが、昨日の午後には急遽こんなことになっていた。
 
『情報共有できず反省』国交相が謝罪 国際線の予約停止撤回
 
まさに「朝令暮改」に対しては多くの批判の声が集まっていた。
 


こんな声も!
「関係ないが国交大臣は取り敢えず公明、この慣例?はやめて頂きたい
海保が緊迫した事態に直面した時、毅然とした対応が指示出来るとは到底思えない」
 
「18歳以下向けクーポンの経費での財務相と言い、ちょっと閣僚が官僚から舐められすぎてやしませんかね -」
 
「…と思っていたら #斉藤哲夫 国交相さえ知らなかった、だと? 
冗談でしょ?
大臣のそんな弁明が許されるならば、例えば自衛隊が勝手に侵略戦争始めても、防衛大臣は「知りらなかった」で許されそうだわね。」
 
「こんな…トラック協会が有権者を買収してまで応援した おかげで当選したような無能な大臣… 辞めさせなよ。」 
 
いみじくも名前だけの「大臣」という存在感のなさが岸田文雄内閣だけではなく日本の内閣の実態なのだろう。
 
さて、最近やたらと存在感を示したがる安倍晋三だが、コヤツの過去の悪行は決して免罪されてはいない。
 
とりわけ、森友学園に対しての国有地格安払い事件では、在京メディアでは朝日新聞が飛び抜けて追い求めてきた経緯がある。
 
それに伴い「朝日新聞憎し」という安倍晋三の取り巻き連中がネット上で「朝日叩き」を行っていたが、さらに安倍晋三に丸抱えされていた、「2012年安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」とか「放送法遵守を求める視聴者の会」の呼びかけ人の一人になっていた文芸評論家の小川榮太郎は、森友学園問題と加計学園問題を記載した「徹底検証『森友・加計事件』 ―朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪―」という著書を発表した。
 
朝日新聞は小川と出版元である飛鳥新社に対して、謝罪と損害賠償を求める申入書を送ったが、結局双方の主張はかみ合わず、2017年12月25日、謝罪広告掲載と5千万円の損害賠償を求めて、小川と飛鳥新社を東京地裁に提訴したという事件があった。 
 
2021年3月10日 東京地裁は「謝罪広告の掲載」請求を認めない一方、題名を含め朝日新聞社が問題視した記述のほぼ全てで「真実性は認められない」と認定し、名誉毀損で小川と飛鳥新社に200万円の支払いを命じる判決を言い渡した。
 
そしてその後双方が控訴して控訴審の結果が出た。
 
二審も朝日新聞勝訴 森友めぐる報道 東京高裁
      
ヤフコメには当然ながら賛否両論あったが、こんなまっとうなこんなコメントが最もふさわしいかもしれない。
 
右傾化した人達の朝日攻撃と思われる書籍や記事にはこのような事実に基づかない事が書かれている。
それにしても賠償金が少なすぎるからまたやられてしまう 森友事件は官僚の虚偽 隠蔽 公文書の改竄 廃棄が行われているのは間違いない事実である。
 これは誰を守るために行われたのか?右傾化した人達が守りたい安倍元総理は森友 家計 桜を観る会などナショナリズムとは程遠い事を影でやっていることに何も思わないのか?国を思えばこそこのような輩を庇う事に何の意味があるのか?」   
 
ところで、話変わって、なんで連合の会長が立憲民主党に必要以上に介入するのかという理由の一つに、連合を構成する48の産別組織の中で、国内のすべての原発を所有している電力会社の「電力総連」の存在が大きい。
  
なにしろ、かつては「2030年代に原発ゼロ」を掲げていた旧民主党の流れを受けている立憲民主党が、「原発、即廃炉」を主張している共産党と組むことが、連合傘下の電力会社の存命を大きく左右するからである。
 
しかし地球温暖化対策として、危険な原発よりも持続可能エネルギーへのシフト政策は、世界の基準からみても大きく遅れている。
 
具体的に、世界の各国はどのような自然エネルギー発電を実施しているかを紹介しておく。
 
スケールがケタはずれ!世界の自然エネルギー発電のヤバい実力」  
 
【インドのメガソーラー】
 
 
【インド】ラジャスタン州タール砂漠 ●太陽光発電 インド北西部にある世界最大級のソーラーパネル群。砂漠地帯で問題となる砂塵への対策として、専用の掃除ロボットが昼夜を問わず稼働
上の写真は、昨年3月に稼働を開始した世界最大規模の発電量を誇る太陽光発電施設『バドラ・ソーラーパーク』だ。インドの北西部ラジャスタン州タール砂漠にあるこの施設は、東京ドーム約1200個以上という広大な敷地内におよそ1000万枚の太陽光パネルが設置されている。
一日の発電容量は2245MW(メガワット)。これは日本の一般的な二人世帯約690万戸の一日の消費電力を賄える量である。日本でトップクラスの発電量を誇る岡山県美作市の75万枚の太陽光パネル群でさえ、一日の発電容量は200MWほどで遠く及ばない。

 
【イギリス】アイリッシュ海 ●風力発電
 

世界最大の洋上発電施設として'19年9月に稼働開始。高さ約190mという超巨大発電機87基が、東京ドーム3000個以上という広大な海洋上に広がる。

 
【モロッコ】ワルザザート ●太陽熱発電
 

円環配置されたソーラーパネルに反射させ、中央にある塔に太陽光を集中させる「集光型」太陽熱発電所。同仕組みではモロッコ初の施設。

 
【中国】江蘇省宿遷(しゅくせん)市 ●太陽光発電



5魚の形にデザインされたソーラーパネル群。中国には遊び心が込められた発電施設がいくつもある。

 
【中国】山西省大同市 ●太陽光発電
 

こちらはパンダをモチーフに配置。'22年までに同様の太陽光発電所が約100ヵ所建設される予定。
   
 
【中国】山東省済南市 ●太陽光発電
 

'17年開通の、太陽光パネルが敷かれた高速道路。将来的には走行中に電気自動車の充電も可能に。

【アメリカ】カリフォルニア州パームスプリングス ●風力発電
 

カリフォルニア州には大規模な風力発電所がいくつも存在する。同州の南部・テハチャピ峠には、約5000台が山全体を覆う巨大施設もある。

 
【中国】湖北省宜昌(ぎしょう)市 三峡ダム ●水力発電
 

世界最大となる2万2500MWを発電可能なモンスターダム。長江から流入する大量の水で、貯水量も最大クラスとなる393億㎥を記録する。

 
【アイスランド】ケプラヴィーク ●地熱発電
 
         
国内トップクラスの発電所。汲み上げた地下熱水の排水を利用した、隣接する温泉『ブルーラグーン』も有名。手前には入浴客が見える。
    
 
CO2排出最大国でもすでに次世代を見据えた取り組みを始めており、いつまでも原発にしがみついている日本はそのうちに世界からの物笑いになるかもしれない、とオジサンは思う。 

 

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