新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

5月9日まで戦果にこだわるプーチンの意をくむロシア軍

2022年04月06日 12時30分06秒 | 戦争と歴史

日本の組織ジャーナリストが現地にはいない状態で、ウクライナ国内現地からのリポートがある。
 


 
 【キーウ発】「破壊・殺戮・略奪」 露軍蛮行の跡を行く
 
開戦から39日目、4月5日。
 ロシアを一方的に悪者扱いしているのではない。見たこと聞いたことを現状に照らし合わせながら、ありのままに書く。
 キーウ中心部から西北に75㎞の街ボロデャンカ。ブチャやイルピン同様、ロシア軍が侵攻初期の頃から包囲し攻撃を続けてきた。
 解放されたのはつい5日前のことだ。1ヵ月にわたる破壊の跡を歩いた。
 アパートをはじめとするビルは原形を留めぬまでに壊されていた。半壊した公共施設の壁にはロシア軍東部軍区を示す「V」がスプレーで吹き付けられていた。
 乗用車のボンネット部分だけが、ペシャンコに潰れている。焼け焦げた跡はない。砲撃されたのでないことは確かだ。戦車のキャタピラーの跡が乗用車に接合するようにしてあった。戦車に潰されたのだ。
 街の他の場所にも同様に潰された乗用車があった。ロシア軍は破壊を楽しんだ風さえある。
 住民に話を聞いた。ロシア軍が略奪と殺戮を繰り広げたことを異口同音に語った。
 ヴィラさん(写真)は涙を拭いながら次のように話した。
 「ロシア軍が家に押し入ってきてすべての部屋を物色し、食べ物や金目の物を奪っていった。
 「飼っていた鶏をしめ殺して持っていった。病死した夫の埋葬に立ち合った神父がロシア兵に連れ去られ、行方不明となっている」。
 ミハイロさんもヴィラさんと同じようなことを話した。
 「ロシア軍はドアを壊して押し入ってきた。アパートのすべての部屋に行き、食べ物や金目の物を持って行った」。
 ミハイロさんは、写真を撮らないことが話を聞く条件だった。「顔が割れたらロシア軍が戻って来た時に殺される」というのだ。
 住民の誰に聞いても「散乱した遺体は我々と地元政府で片付けた」と当たり前のように言った。
 上記のミハイロさんが教えてくれた場所に行くと墓があった。ミハイロさんは「ロシア兵が市民を殺して埋めたんだ」と説明した。
 一戸建ての家の中庭にロシア兵が宴を張った跡があった。料理鍋、漬物、ワインがテーブルの上に置かれたままだ。家人を追い出すか殺害した後、食事と酒を楽しんだのだろう。
 ロシア兵はヴィラさん宅から電動ノコギリを奪っていった。ミハイロさんは「ボロデャンカの隣街では民家からショベルが強奪された」と証言した。
 電動ノコギリは家の戸を壊す際に、ショベルは遺体を埋める際に便利だ。実際、ボロデャンカでは役に立ったようだ。

 
おそらくは疑いのない事実なのだろう。
 
そして最近では「キーウ州ブチャの大虐殺」が国内のメディアで大々的に取り上げられているが、ほとんどが米国発の映像である。
 
今回の、ロシアのウクライナ侵攻により、あたかも「ロシアvsウクライナ」戦争という図式が作り上げられ、それに基づいて「プーチン=悪」、「レゼンスキー=善」が声高に世界中に拡散しているし、米国のバイデンが「プーチンは戦争犯罪人」と世界中に発信している様には「米国はそんなに正義の塊か?」という違和感を感じてしまう。
 
そこで南アフリカ出身の現在アメリカにおいてジャーナリストとしてTVで現在のウクライナ問題について大胆に発言した(ラーラローガン)さんの発言を書き起こしたブログから転載した記事があった。
 
「Real America's Voice」というアメリカテレビ番組で、戦争ジャーリストとしてベテランのラーラ・ローガンがライヴ・インタヴューを受け、堰を切ったように現在のウクライナ問題について大胆に発言した。これは、メイン・ストリーム・ジャーナリストとして異例中の異例の発言である。その勇気ある行動を讃えたいと心から思う。
 
【我々はウクライナについて壮大な規模で嘘をつかれています】
現在、誤報ばかりが横行しています。私は35年以上戦争をカバーし報道し続けてきましたが、これほどまでに誤報に溢れた状況を経験するのは初めてです。まるでウラジーミル・プーチンを憎まなくてはならない、彼についてのすべての悪を信じなくてはならない、そしてウクライナは愛すべきだ、というシナリオに完全に仕向けられています。
そこには中間が全く存在していません。これはまるで白人至上主義を彷彿とさせるものです。プーチンは今回、どのようにウクライナに侵攻すべきかを知っていました。ロシア軍は、決して完全無欠ではありません。何年にもわたってロシア軍を研究してきた複数の防衛専門家や諜報機関と話をしたのですが、その情報によれば、ロシア軍は現在の米国の戦闘機パイロットと比較して訓練時間が少ないため、複雑な航空作戦を実施するのは彼等にとって困難であるということです。
しかし、ロシアが現在苦戦しているというのは誤報です。
今回ロシアが最初から取っている行動は、非常に戦略的です。彼等は首都キエフに直行するのではなく、まず国中に散在するすべての生物兵器研究所へ向かったのです。それらの多くは、旧ソ連時代に建てられたものなので、どこにあるのか場所を特定することは容易でした。「国防脅威削減プログラム」の下、米国はソビエト連邦崩壊後、ウクライナへ調査に入っています。表向きは、それらの施設を生物兵器研究所から公衆衛生研究所に変えた、ということになっていますが果たしてそうだったのでしょうか。
我々の指導者らは、COVIDについて嘘をつき、ロシア共謀について嘘をつき、ウクライナの弾劾裁判について嘘をついてきました。ですから指導者らが言うことを素直に信じることなど到底出来ないのです。
ウクライナではたくさんのことが起こっているのに、誰もそれについて報道しません。そして、ウクライナの歴史や、米国とNATOが資金提供しているアゾフ大隊(AZOV)に関しての報道は全く信用することができません。アゾフ大隊が、NATOの旗や卍を同時に掲げている写真をオンラインで容易に見つけることができます。彼ら自身の紋章には、ナチスの紋章であったオカルトの「ブラック・サン」やSS(ナチス親衛隊)の稲妻の記章が描かれているのです。ウクライナ軍全体において、彼らがまとっている防護服にもこのオカルトの「ブラック・サン」をみつけることができます。ウクライナの独立と精神と崇高さを表すパレードにおいて、女性兵士でさえこの「ブラック・サン」を身に着けています。
ホワイト・ハウスは、それはほんの少数の軍隊にすぎず問題ではないなどと信じて込ませようとしています。しかしそれは真実ではありません。アゾフ大隊は、ウクライナ東部を殺害しています。これこそがクリミアが独立に投票した理由です。
なぜなら、私たち西側のメディアは、起こっていることの現実を認めていないからです。
西ウクライナは、そもそも第2次世界大戦においてナチスを支援したのでありナチスの本部だったのです。実際CIAとアレン・ダラスはウクライナのナチスに対し、ニュルンベルク裁判において起訴に関する免責を与えました。このように、ウクライナ内部のナチスに資金提供し武装化させている米国と米国諜報機関の長い歴史があるのです。これらは、新しく生まれたネオ・ナチ・グループではないのです。これらは、第二次世界大戦からの正真正銘のナチスなのです。ニュルンベルク裁判に遡って調べればわかることですが、彼らは千年もの間それを計画していたというのです。
ですから、2013年、2014年に起きたウクライナのカラー革命をCIAが後援していたことを知ったとき、おかしいと思わなければならないのです。彼らがウクライナの指導者を決定させたのです。ヴィクトリア・ニューランドと米国大使による電話会議で、誰がウクライナを率いるかを決定したのです。ハンター・バイデン、ナンシー・ペロシ、ジョン・ケリー、ミット・ロムニー、そしてその子供たちについて取りざたする以前に、すでにこのようにありとあらゆる干渉が起こっていたのです。
私たちは、歴史の全体を顧みず切り取られた狭い中で物事をみせられている、ということです。人々は、歴史を知らなさすぎます。私は、プーチン擁護者ではありません。そんなことをする必要などありません。ジャーナリストとして、何が真実であるかを理解しようとしているのです。そして嘘をつかれることを好みません。ですが我々は壮大な規模で嘘をつかれているのです。
あなたに許されている唯一の選択は、操り人形であるゼレンスキー側に100パーセントつくことである、というわけです。インターネットでゼレンスキーが黒のハイヒールを履き、革のズボンを履いている画像を簡単に見つけることができます。エンターテインメント・ビデオで、上半身裸の姿でパロディーダンスをしているのです。これは、オカルトタイプのミュージックビデオです。悪魔的なオカルトタイプのミュージックビデオを制作しているウクライナのグループを真似ているのです。
多くのリーダーたちがそうであるように、ゼレンスキーは「抜擢」されたのです。正直なところ、ビッグ・テックや不正選挙によって、実際には投票によって選ばれたのではないリーダーたちが一体世界中に何人いることでしょう。
この戦争がウクライナとロシアの問題だと言うのならそれは真っ赤な嘘です。プーチンは15年もの間警告し続けてきました。グローバリストたちが世界を乗っ取り、生物兵器施設を建設し、またウクライナで新興財閥が行っている他のことについて、彼はこのままただじっと傍観し続けることは無いと。
ウクライナは、米国の多くの指導者にとって何十億ドルにも及ぶマネー・ロンダリングの中心地となってきました。それについて何も報道されません。そのお金は我々の血税です。弾劾裁判にはヴィンドマン中佐のような馬鹿が出席し、米国の大統領に政策がどうあるべきかなどと指図するわけです。
オバマ時代のウクライナ大使であったマリー・ヨバノビッチのように、アメリカ人の意志に耳を傾けないでください、選挙結果に耳を傾けないでください、私たちがアメリカの真のリーダーです、などとウクライナ政府当局者たちに嘯くのです。とんだ裏切り者たちですよ。そして人々が反対しているのに、彼女は解雇されるどころかジョージ・タウン大学で生涯安楽な椅子が保証されるのです。そのようにして、米国民の血税が犠牲になるのです。偽善と不正直が横行しているのです。ウクライナはそのすべての中心なのです。
ロシア共謀の話しに戻りましょう。内部告発者という触れ込みだったアダム・シフの下で働いたアレクサンドラ・チャルーパやエリック・カラメラらは実際には告発者でもなんでもありませんでした。デイープ・ステートの腐敗した人々の下で働いていただけです。ディープ・ステートは理論でもなければ陰謀理論でもなく実在のディープ・ステートです。
シニア・エグゼクティブ・サービス(SES)を見てください。その官僚機構がアメリカ合衆国で法制化されたときから、我々が選出してもいない官僚の束を舞台裏からひもで操ってきたのです。そして、彼等は私たちに嘘をつき続けているのです。

 
ウクライナのゼレンスキーは盛んに世界に対してロシアの残虐性を訴え、「ジェノサイド」とまで言っていた。

ロシア軍『ジェノサイド』確実 耳切り取り歯を抜かれ…子供にも拷問か 西側諸国による制裁長期化 『ロシアはICCで裁かれる』識者」       
 
このゼレンスキーのパフォーマンスに対しては、米国政府はウクライナで発生している「戦争犯罪」がジェノサイドのレベルに達したとは判断していないと、ジェイク・サリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)が表明した。
 
ウクライナでジェノサイドは発生していない=ホワイトハウス
 

サリバン大統領補佐官は、「ウクライナ国民の人的損失がジェノサイドのレベルに達したとは現時点において判断していない」と発言し、分析を継続する姿勢を示した。
先にウォロディミル・ゼレンスキー大統領は首都近郊にあるブーチャ市の事態を「ジェノサイド」と評価したものの、ジョー・バイデン大統領はこれに同意せず、「戦争犯罪」という表現に留まった。

 
南米や中東の諸国では、幾度となくジェノサイドもどきの政府転覆を画策してきた米国としては、容易にはロシアを責めるわけにはいかないようである。 
 

 
ロシア、5月9日までに「勝利」演出か 対独戦勝記念日を意識」という記事から想像するには、当分は派手な情報合戦(フェイクニュースや偽造動画等々)が続くのだろうが、プライドだけは高いプーチンは国内支持者向けに「対独戦勝記念日」までは一歩も引かないのではないだろうか、とオジサンは思う。
 
   

  

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