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先日平年よりも遅い初雪が降り、いよいよ冬の到来を告げるが如く落葉の最後を飾るカラマツの葉が舞ってきた。まるで金色の粉雪でも舞っているかのようであり、これはこれで美しい光景でもある。
そんな中カラス達は貯食に励んでいたり、落ち葉の中から越冬している昆虫を探したりと大忙しである。渡り途中の夏鳥がひょっこと顔を出したりと楽しませてくれている。
収穫が終わった畑ではボソが無心になり土を突いて何かを食べている。嘴の先が土で汚れているではないか!!でもこれがまた何ともいえず可愛いのである。
このボソは畑を独り占めしている。ボソが歩く姿を後から見ると尾羽を左右にフリフリしている。これまた可愛いのである。
嘴に土が付いていますよ。美味しい物を食べる事が出来てご満悦かな?お食事が終わったら歯を磨きましょうね、ボソ君!!
この畑の収穫前である。北海道の特産品の一つでもある「タマネギ」である。線を引かれたように綺麗に並んでいる。この途方もない畑がこの辺りにはたくさんある。土を掘り起こした畑には必ずボソが啄ばんでいる姿を見る事が出来る。
公園のベンチではブトの若集団が騒いでいた。何がそんなに楽しいのか解らないのだが、とにかく楽しそうである。
その姿をぼんやりと眺めているブトの番がいた。若ガラスの遊んでいる姿を見て、昔の自分を思い出しているのだろうか?
カラマツに止まり、何かを隠そうとしている若ブト君。まだまだ口の中が赤い。これから初めての冬を経験してりっぱな大人に成長して欲しい。それにしても無邪気で可愛いではないか!!
こうして晩秋を楽しんでいるカラスと私である。秋晴れの日はじっとしているのが実にもったいない。晴れた日には残り少ない晩秋を満喫したいと思うのである。カラスと共に・・・・・。