カラス

カラスと共に生き物の世界を覗き見る

カラスの保護で感じる事

2013-09-28 06:40:15 | ブトボソの呟き?

3月下旬からカラスの繁殖が始まって毎日ワクワクドキドキで調査して6月から8月に掛けて一番神経を使う巣立ちが始まった。
ハッピーエンドに終る番とあっけなく終わる番の分かれ道を目撃して時には関わってしまう事もあった。
カラスを通じていろいろな人間と関わり呆気に取られたり嬉しかったりとパターンは様々。
でもここ数年感じるのは余程大っ嫌いか超自己中の勘違い人間、または人の話を聞き入れる事が不可能な脳機能低下人間以外はカラスが怪我していたり雛が落ちてしまったりすると何とかしたいと感じている事である。


今年も全国から様々なカラスの相談があり一つ一つ出来る限り対応してきた。
やはり一番多いのが保護相談である。
建前を言えば保護はしない方が良いに決まっている。


しかしほとんどの場合は保護してからどうしたらいいのか分からなくて???というパターンである。
そういう必至な思いの人に「雛がいた場所に置いてこい」とは言えないだろう。
電話相談だとカラスがダンボールを突く音や爪で引っ掻く音が聞こえて来て実にリアルである。
カラスを保護した人がまず最初にぶつかる壁は行政が対応してくれないという事と多くの動物病院に受診拒否されてしまう事だろう。
そうなると余計にカラスが不憫に思えて「絶対に助けてやりたい」という思いが倍増する。
しかし一体どうしたらいいのか?
自分から食べてくれなくてどうしたらいいのか?
何を与えたらいいのか?
ダンボール飼育でもいいのか?
などと疑問は尽きない筈である。


今はネット時代なので検索すればいろいろな情報ふが出てくる。
もちろん私に連絡をしてくる多くの人はネット検索からである。
実際に門前払いされて私を頼ってきた人も少なくない。
保護団体はいっぱいあってもいざカラスとなると対応不可能というのが実情だと思う。


昔の記事を読んでもらうと分かると思うが私もかつては保護に否定的だった。
しかしカラスを保護飼育している人と知り合いになりいろいろと考える機会が増えたのである。
法的な問題は置いておくととして私に出来る範囲の事はアドバイスしようと思ったのである。
と言う訳で現在に至っているのである。


カラスに限らず生き物を保護するという事は一生忘れる事が出来ない思い出になる。
その思い出が後悔の念でいっぱいだとトラウマにもなりかねない。
野生動物はペットと違って明日朝突然息絶えているという事も珍しくない。
私がいつも保護主さんに伝える事は「結果はどうであれ後悔しないようにして欲しい」
自分なりに「精一杯手を尽くした」と思えたらたとえハッピーエンドじゃなくても心は晴れ晴れではないかなと思うのである。
そうじゃないと野生動物の保護なんて辛すぎて出来ないだろう。

カラスに関する疑問や相談は以下のページから連絡してね。

NPO法人札幌カラス研究会

 

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明けましておめでとう2013

2013-01-02 05:06:56 | ブトボソの呟き?

A Happy New Year 2013

今年もよろしくお願い致します。

31日の撮影した塒入り前のボソ達です。

今年もカラスで始まりました。

ハシボソガラス・採食

ハシボソガラス・就塒前集合

それでは今年一年が佳き年でありますように。

( ´艸`)ド-ゾ (っ´▽`)っ))ヨロチク

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明けましておめでとう

2012-01-01 04:53:16 | ブトボソの呟き?

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お知らせ

2011-08-19 05:15:39 | ブトボソの呟き?

いつも「カラス」を訪問して頂きありがとうございます。
暑い夏も終わりに近づきカラス達の行動も変わりつつあります。
皆さまは如何お過ごしでしょうか?

今日はネットショップオープンのお知らせです。
私が写したカラスなどの画像をポストカードにして販売しています。
一度覗きに来て下さいね。

オンラインショップ 「カラスのお店」

( ´艸`)ド-ゾ (っ´▽`)っ))ヨロチク

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Happy New Year 2011

2011-01-01 00:00:00 | ブトボソの呟き?

ヽ@(^ェ^*)@ノ☆.。.:*・゜☆HAPPY NEW YEAR☆゜・*:.。.☆ヽ@(*^ェ^)@ノ

昨年はお世話になりました。
なかなか更新が出来ないでおりますが見捨てられる事なく見に来て下さって感謝しております。

昨日は恒例の塒散策をしながらひっそりとした中心街を歩いてきました。
いつもはサラリーマンが行き来しているビジネス街が大晦日だけはひっそりしています。
カラス達はなんだか落ち着きがなかったですね。
塒が嫌だと言って空気銃で撃っている輩がいるらしいです。

カラス達にとって今年はどんな年になるのでしょうね。
私も今年はどんな年になるのかは想像もできません。

それでは今年もカラスとよろしくお願い致します。
\(^_^=^_^)/ ヨロシク♪

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Merry Christmas 2010

2010-12-24 05:21:16 | ブトボソの呟き?

 皆さん、如何お過ごしでしょうか?
札幌は雪が降ったり止んだり、時々雨も降ります。
雨が降ると融けてしまって翌朝に凍るのdエツルツル路面になってしまいます。
冬に雨が降るなんて私が子供の頃にはなかったと思います。

私は特に何もしないのですが教会に行く人もいるのでしょうね。
パイプオルガンの独特な音色を聞くと不思議な感じになります。

今日は猫に美味しい猫缶をプレゼントします。
いつもは療法食なんですが今日は特別です。

それではみなさんも素敵なクリスマスをお過ごし下さいね。

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生きるという事~特別編~

2010-11-16 05:37:19 | ブトボソの呟き?

雪がちらついて冬の気配が濃厚になって来た。
出掛けるにも天気予報をにらめっこにながらという日々が続いている。

今回の記事はTwitterで知り合った方のブログの記事を紹介したいと思う。
1羽のブト君との出会いと思い出をとても素敵に記録してくれている。
皆さんにもぜひ読んで頂きたいと思う。

ブトのQちゃんの生きた証。
野生動物を保護する事が良いとか悪いとかそういう話ではない。

「うちに居てくれたカラスについて少し話をしよう~あなたが生きた証に~」

★画像はQちゃんではありません★

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カウントダウン2009

2009-12-31 06:50:56 | ブトボソの呟き?

 いつもカラスを見に来て頂きありがとうございます。
今年は貧乏暇なし状態と言ったら良いのか、なかなかブログに手が回りませんでした。
そん状況でも応援してくれる皆さんがいると言う事はとても心強い事です。

 昨年の大みそかは大荒れの天気でしたが、今年もそうなりそうです。
今日から数日間はみぞれが降ったり、強風だったりと初日の出なんて何の事ですか?状態です。
カラス達は悪天候でも平気な顔をしています。

 それではありきたりですが、良いお年をお迎え下さいませ。

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お知らせ

2009-12-25 11:55:05 | ブトボソの呟き?

久しぶりに「YouTube」に動画をアップしました。内容は以下の通りです。

「ハシブトガラス・雪浴び」
「ハシブトガラス・風乗り」
「ハシブトガラス・イチイの実を食べる」
「ハシブトガラス・ハシブトガラスの死骸を食べる」
「ハシボソガラス・ゴルフボールで遊ぶ」
「ドブネズミのお食事」
 
どれもお薦めですが、私は「ハシボソガラス・ゴルフボールで遊ぶ」がとっても可愛いと思います。是非、ご覧になって下さい。m(__)m

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お知らせ

2009-11-07 06:20:59 | ブトボソの呟き?

 すっかりご無沙汰してしまいまいました。いろいろな事が重なり、ブログの更新に手が回らない状態になってしまいました。時間が出来たら更新しますので時々は覗いて下さいね。m(__)m

~追記~

 飛べないカラスの事でメールを頂いたのですがアドレスが書かれていないために返信する事が出来ません。アドレス表示をお願いします。m(__)m

~お礼~

 お優しいコメントを頂きありがとうございます。心と時間に余裕が出来たら更新しますので気長にお付き合い下さいね。m(__)m

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近況

2009-09-14 05:28:49 | ブトボソの呟き?

 いつもカラスをご訪問頂きましてありがとうございます。気が付けばもう9月も中旬なんですね。4月にカラスの営巣が始まり、毎朝数十箇所の巣を見て回り、雛が巣立ちとあっという間に過ぎ去って行きました。巣立ちに失敗してしまったり、捕獲されてしまったり、またはオオタカに捕食されたりと災難もありましたが、天候の影響もあり比較的静かな繁殖になったのではないかと感じています。本来はこれで当たり前かもね。

 そして、巣立ちした雛も独り立ちを迎えようとしています。今まで賑わっていたそれぞれの縄張りも番いだけの生活になっているところもあります。まだまだ親におねだりをしている光景を目にしますが、親が給餌を拒否して飛んで行く姿を目にするようになりました。その時の雛の寂しそうな顔がまた可愛いのですけどね。

 巣立ちした雛の様子をもっとアップしたいのですが、9月と言えば鳥学会があり、今はその準備に追われていて余裕がない状態です。ブログの更新は学会が終わったら順次行いたいと思います。そればでしばらく待っていて下さいね。m(__)m

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お願い

2009-08-26 05:15:54 | ブトボソの呟き?

 夏が来ないと思っているうちにすっかり秋になってしまいました。朝晩の冷え込みが激しくなりました。カラスの雛も大きくなり独り立ちの準備をしています。もう少しで縄張りも静かになってしまいます。ちょっと寂しいですが仕方がないですね。

 お願いがあるのですが、左サイドバーから私宛にメッセージが送れるのですが、返信がしたくてもアドレスが明記されていないため返信出来ない状態です。アドレスを明記したくない場合で、返信希望の方ははメッセージではなく、通常のコメント欄へ投稿して頂くようお願い致します。m(__)m

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追悼

2009-07-31 20:55:47 | ブトボソの呟き?

 数年間から見ているブトの雛が短い命を終えた。毎日見ていた訳ではないけど・・・・・。弱り果てて親の鳴き声にも答える体力さえ残されていなかった雛。兄弟は元気に樹上で遊んでいた。その声は聞こえていたのだろうか? つい最近見た時には兄弟と一緒に元気に飛び回っていたよね? 一体何があったのかな?

 余りにも人目に付くところに伏せっていたので近くの茂みにそうっと移動させた。その時に感じたのは体温が低下していたのと、とても痩せていて骨の感触が分った事だった。逃げる体力は残っていなかったけど、目で私の動きを追っていた。その行動だけが唯一の生きている証かのように・・・・・。

 暗くなって茂みを覗いて見たら、地面に張り付くようになり息絶えていた雛がいた。移動した時と同じ体勢だったが、開いていた目はしっかりと閉じられていた。きっと眠るように逝ったんだね。苦しむ事なく・・・・・。既に体にはたくさんの昆虫が張り付き分解されようとしていた。これも自然の摂理なのだろうね。兄弟と親はいつもの木で眠りに就いていた。

 同じような光景は何度となく見ているのだが、今日は何だか妙に悲しい気分になってしまった。夜空に打ち上げられた花火が雛の追悼の炎のように感じられた。逝ってしまった雛の分まで兄弟に頑張って生き抜いて欲しい・・・・・。

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思いがけない出来事7

2009-05-03 05:39:59 | ブトボソの呟き?

 思いがけない出来事は本当に突然始まる。無視する事が出来る場合とそうではない場合がある。今回は無視する事も可能だったのだが周りの状況を考慮するとそうも行かなかったのである。

 地面に伏せっている1羽のブト。近寄っても逃げようとする気配がない。若い個体かと思ったのだが色艶や尾羽の様子から見ても立派な成鳥である。

 私はこのブトを見て「もう、長くは持たないだろう」と感じてしまった。しかしこの場所は人目に付いてしまい勝手な事ばかり言うギャラリーがうるさいので違う場所へ移動する事にした。

 このブトがいる場所には3組のブトが縄張りとして利用している。今は繁殖期なので縄張りの持ち主のガードが厳しく時々突かれてしまった。しかし体力がないのかほとんど抵抗する事もなかった。足から少し出血していたのだが大丈夫そうだった。

 ダンボールハウスに移動してこの日はここでお世話になる。公園管理者の人達の優しい気持ちに感謝だね。いつの間にか「クロ子」と命名されていた。喉が渇いていたのだろう、与えた水を一気に飲んでいた。そして食事を与えるとパクパクと食べてくれた。どうやら足が曲がっていてバランス良く立つ事が出来ないようだ。骨折でもしているのだろうか? 何れにしてもこの状態で今までどうやって生きて来たのだろうか?

 翌日、もう旅立ってしまっているだろうと思っていたのだが、元気な姿を目にする事が出来た。つまり虫の息だった状態から復活したという事である。しかし問題は幾つかある。野鳥なのだからこのまますぐに放鳥するか? それとも足の事を考えて誰かが飼育するかである。何れにしてもこのままという訳には行かない。

 私はとっても悩んでしまった。とりあえず骨折しているのかの判断をしてもらうのに動物病院へ連れて行く事にした。診察の結果「骨折はしていなくてクル病が悪化してしまったのだろう」との事だった。初めて見るカラスのレントゲン写真。確かに脚の骨は綺麗である。曲がっている左足の骨が湾曲していた。

 もう一晩お世話になり結局クロ子は私の自宅へ来る事になった。保護しながら色々な人に声を掛けて飼育してくれそうな人を探す事にした。クロ子ちゃん、顔付きや翼の色などから判断して♀のようである。口の中は真っ黒だったので少なくても3歳にはなっているだろう。体力がないのかケージにいても伏せっているだけである。鳴き声を出す訳でもなく、シートをめくって暴れる訳でもない。この調子だったら飼育がとても楽そうである。

 しかし翌日には片足でバランスを取る事が出来るようになっていた。凄い進歩である。これだったら放鳥も夢ではないかもしれない。出来る事なら自然に帰してあげたいというのが本音である。

 我が家に来て数日が経ったある日の事、空気の入れ替えをしようと窓を開けたらクロ子が翼をバタつかせながら出たそうな感じになった。思い切ってケージの扉を開けたら一気に窓枠へ飛び移り、そのまま暫く外を眺めていた。周辺から聞こえて来るカラスの鳴き声に反応しているようだった。そして足を使って踏ん張ったかと思ったら外へ飛び出して行った。クロ子は数回旋回してその後更に勢いを増して飛んで行ったのである。

 こうして想定外のリリースとなったクロ子。でもこれで良かったのだ。外を見ている時のクロ子の表情は生き生きとしていた。眠っていた野生の本能が蘇ったという感じである。我が家に来て数日間、それなりに栄養を付けてもらい元気に野生復帰を果たす事が出来たクロ子。これからも元気に暮らしてね、またどこかで再会する事があるかな?

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思いがけない出来事6

2009-03-16 07:22:03 | ブトボソの呟き?

 人間は思い込みをしてしまう事がある。その結果はどうであれ、一旦思い込んでしまうと中々方向性を変える事が出来ない。しかし自分の意思と無関係に現実が変わり思い込みも変えざるを得ない場合がある。

 ある日の朝カラス達が騒いでいるのが聞こえて来た。この時期は若ガラスも入って来て賑やかな時ではあるが今回はちょっと違う感じ。繁殖期に頻繁に聞いていた「威嚇鳴き」だった。私は鳴き声が何時までも続いているので「ただ事ではない」と察知した。偶然にも私の自宅からその光景の一部分を見る事が出来た。

 カラス達はしきりに地面を見て鳴いていた。仮にタカだった場合は地面を見て鳴く事は余りない。猫の場合は地面を見て鳴くのだが、猫の移動と共にカラス達も移動する。しかし移動はしていない。じっと一点だけを見て鳴いていた。

 カラスが騒いでいる場所へ行って見ると・・・・・・

 わ~、何とブトがひっくり返っているではないか!! 既に動いている気配はない。周辺には羽毛が落ちていて出血もしていた。

 カラス達はこの光景を見て騒いでいたのだろう。カラスは死骸を見ると必ず騒ぐ。これは間違いない。特に大きな鳥の死骸になると余計に騒ぐ。死骸のある所にカラスが集まるという話はまんざら嘘でもない。

 私はこのままこのブトを放っておく訳にも行かないと思いダンボールに入れて一旦自宅へ連れて行った。その後の事も考えないで・・・・・。

 どうしようかと考えていたら、何とダンボールからゴソゴソと音が聞こえて来た。ダンボールを開けて見ると・・・・・何と、このブトが足をバタバタさせて起き上がろうとしているではないか!! つまりこのブトは生きていたのである。

 暫く様子を見るためにケージに入れて食べ物を置いておき暫くそうっとして置いた。頭が下がり体を支えるのがやっとという状態だったので長くは持たないと思っていた。2時間後に様子を見てみると目をクリクリさせてしっかりとした足取りで立ち上がっているブトの姿があった。排泄していた糞も見た目は問題なさそうである。

 思い切ってケージの扉を開けるとすぐに出て来て窓ガラスへ直撃して落下。しかし距離がなかったので身体に支障はなかった。私は窓を開けてブトを手すりに止まらせた。するとまっしぐらに飛び去って行った。目視で約1丁半以上飛んで行きその後は見えなくなってしまった。

 生きていて何よりである。頭に瘤があったので何処かに激突して気絶していたのだろう。羽毛と出血はギャラリーで集まっていたカラス達にやられたのだろう。私の家で体温が上がり回復したのだろう。それにしてもあの姿を見たら誰だって死んでいると思うのではないか? 思い込みが見事に崩れた瞬間だった。気絶ブト君、君の事は忘れないよ。

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