カラス

カラスと共に生き物の世界を覗き見る

カウントダウン2007

2007-12-31 06:54:23 | ブトボソの呟き?

クリック

 今年も今日で終わりになってしまった。今年は本当に早かった。毎年「今年はここに行こう」などと頭の中で思っているのだが、なかなか実現できないものである。今年もカラス三昧な毎日だった。今更言うまでもない事だけど・・・・・。

 今年の最後はやはりこのカラス達に登場してもらいましょう。いじめられっ子と故水飲みボソ♀です。

 来年もカラス三昧な私ですが、年明けの2月にカラスのイベントを開催する予定。また近くなったらお知らせをしたいと思うのでその時はよろしくネ。

 いつも「カラス」に訪問して頂き感謝、感謝です。 来年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。それでは皆さん、良いお年をお迎え下さい。

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集団行動7

2007-12-30 07:18:11 | 行動

 いつもの散策コースに向かう途中の小さな公園で偶然にも若ガラス集団に出会った。十数羽の小さな集団だったが、みんなとても楽しそうだった。この日は新雪が積もっていて日差しが目に突き刺さる程だった。真っ白な雪原の中にいるカラス達は一際美しいのである。

 このブト君、雪の塊で遊んでいるようだった。

 足で抑えていても滑ってしまう。(^^;

 このブト君は、コンビニのチキンの入れ物を一生懸命突いていた。多分、脂の匂いがするのだろう。隣で羨ましそうに見ているもう一羽の若ブト君。

 この公園の周りにはゴミステが数箇所あり、どれも綺麗だとは言えない状態である。このブト君は調達してきたカップメンの欠片を雪の中に隠そうとしていた。ここでも眺めている若ブト君がいた。

 若ブト集団の中にいた若ボソである。この日ボソは全部で3羽だった。嘴に雪が付いていて何だか妙に可愛いね。

 ベンチに止まるブト君。この後このブト君は・・・・・。

 ナナカマドの実を啄ばみ始めた。

 口の中にはしっかりと実が入っている。

 この後ブト君は地面に下りて実を隠していた。ここでも側で見ている若ブト君がいた。

 季節を問わず公園のベンチはカラス達に人気があり綺麗に整列している事もある。

 缶コーヒーを見つけたブト君。

 足で抑えようとするのだが滑ってしまうので翼でバランスを取っていた。でも飲み口にあまり嘴を入れてしまうと危険だよ。(^^;

 こうして私は一時間程この若ガラス集団と共に過ごした。この後若ガラス達は一斉に移動してしまった。カラス達がいなくなった後は妙に静まり返りつまらない公園になってしまった。至る所にカラス達が残していった足跡だけが新鮮に感じてしまった。また遊びにおいでね、若ガラス君達。

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こんな物作ってみました

2007-12-25 17:59:18 | ブトボソの呟き?

 画像を使って作ってみました。海外のサイトです。

 ルービックキューブブト。これが一番綺麗かも?

 スケッチブト。こんなの自分で描けたら良いね。

 ジクソーパズルいじめられっ子。こんなパズルあったら良いね。

 美術館ブト。実際にこんな美術館があったらなぁ~。

 ブト・イン・ブト。分かり難いかもしれないけど・・・・・。

 なかなか面白いでしょう? 他にもいろいろとありますのでお試しあれ!!

「DUMPR NET」

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Merry Christmas

2007-12-24 17:06:01 | ゴミステ
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2007・巣立ち15

2007-12-22 21:07:06 | 繁殖

 こんな雪が積もっているのに巣立ち?? と思う人も少なくはないだろう。最近巣立ったのではない。巣立ったのは6月の事である。今回記事にしようと思ったのはこのボソにちょっとした災難が降りかかってしまったからである。

 このボソが営巣しているのはとても小さな公園である。回りを建物が覆っているので目立たないかもしれない。そんな小さな公園のとても小さな木にこのボソはこじんまりとした巣を造り雛を育てた。雛の声は2羽聞こえていたのだが結局1羽しか巣立たなかったのである。

 何度見てもカラスの巣立ち雛は可愛いの一言に尽きる。

 この親子は本当に仲が良い。親はとても子煩悩でいつもこうして雛を見守っていた。

 近くに川があり親子で地面採食に出掛ける事が多かった。

 電線に止まる時もこうして雛は真ん中にいる事が多い。いつも親に守られてこの雛は本当に幸せである。

 親の愛情をたっぷりと貰い、雛はどんどんと成長して行った。

 秋になる頃にはもう立派なボソの風貌である。

 電線に巻かれているビニールが気になるのか覗き込んでいた。この顔がとても可愛い!!

 最近はナナカマドを啄ばんでいる事が多い。真下から失礼して写真を撮った。(^^;

 時々こうして一粒くわえて地面に落とすのが好きみたい。(^^)

 しかし先月、このボソの営巣木が何物かによって切られてしまった。最初は業者が剪定したのかと思ったのだが、そうだとしたらこんなみっともない切り方はしないだろう。念の為に問い合わせをしてみたら剪定は行っていなかった。誰かが巣がある事を分かっていて切ったとしか思えない。実に悪質な犯行である。

 このボソは営巣している事さえ気が付かない程静かだった。雛が巣立った後だって人が側に来たら鳴くだけで後は何もなかった。この公園は小さい割りにはドバトの数が凄いのである。つまり「餌付け」が盛んに行われているのである。ドバトに餌付けをすればカラスは必ず集まって来る。

 この公園にはボソの他にブトが一組いるのだが、このブトは巣立ち寸前に巣を撤去されてしまい実に可愛そうだった。餌付け人が木を切ったのかは分からないが、巣のある木を切ったからといってカラスがいなくなる訳ではないのだけど・・・・・。このボソにとっては数少ない営巣木が使い物にならなくなってしまったのである。(^^;

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技3

2007-12-17 06:31:08 | 行動

 以前の記事「2007・巣立ち3」に登場したブト君。あれから私は何度もこのブト君に会いに行き思う存分遊んでもらっていたのである。このブト君、私を見つけると飛んできて側に止まる。私の自転車がお気に入りのようで上に止まりくつろぐ事も多い。

 今年このブト君は巣を撤去されてしまったので雛の姿はない。巣内には3羽の雛がいた。しかし巣立ち間近になり撤去されてしまった。理由はたった一人の老人が蹴られただけらしい。後でこの公園に来ている人達の行動を観察していて分かったのだが、この老人はスズメとドバトに餌付けをしていたのである。餌付けをしていると当然その様子を見てカラスが集まって来る。集まって来るカラスを追い払っていたのだろう。繁殖期に入っても同じ行動をしていたのなら蹴られても仕方があるまい。言い換えればこの老人の自己満足のためにブトが犠牲になったという事になる。なんだかなぁ。

 このブト君、なかなか可愛い顔をしているではないか? 番相手の♀はこのブト君みたいに人馴れはしていない。いつも少し離れたところから様子を見ている事が多い。

 いつもこうして横飛びしながら私に近寄ってくるブト君。

 食べ物を見つけてベンチの上で食事開始である。

クリック

 私の自転車がおもちゃのようである。この日とうとう小物入れを破壊されてしまった。

クリック

 そして私の靴を突きだしたブト君。技が豊富である。更に楽しそうに鳴く事がある。その映像は「ハシブトガラス鳴く」を見てね。

 このブト君は何故か私を見るとこうして近寄って来る。特に食べ物をねだっている感じではない。私はきっとこのブト君にとって丁度良い遊び相手なのかもしれないなぁ。私も朝の一時をこのブト君を遊ぶ事が出来て楽しい限りである。来年は雛を育てる事が出来ると良いね、ブト君!!

同じ映像が「You Tube」にもアップされています。他の映像も見てね。

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仲間11

2007-12-14 07:03:54 | 行動

 10月に戻って来たいじめられっ子。実はその後も頻繁に戻って来ていた。雪が降り始める頃になるとほとんど毎日親の縄張りにいる事が多くなった。つまり元に戻ったという事になる。やはりいじめられっ子は自分の縄張りを持つ事が出来なかったのだろうか? 一緒に行動していたブト達の姿はなく、相変わらず1羽だった。ただ時々若いブトがいるのだが、一緒に行動を取っているといった感じは見受けられない。それどころか他のブトを追い払おうとまでしているのである。

 いじめられっ子はいつも同じ枝に止まる事が多い。カラス全般に言える事だが、それぞれお気に入りの枝などがあり、必ずそこに止まり辺りを見回す事が多い。私は上る事は出来ないが、きっと見晴らしが良いのだろう。

若ブト

 このブトは妙に人懐っこく、私の足元に来て雪を食べだした。

若ブト

 その後はこうしてベンチに座るブト君。

 時々こうして他のブトを威嚇するいじめられっ子。本当に逞しくなった。

 日光に当たると翼がとても綺麗ないじめられっ子。格好良いと思うけどね~。

 後頭部のラインが綺麗!! いじめられっ子の頭は小さめである。

 喉に食べ物を詰め込んで隠し場所を探しているいじめられっ子。

 そんないじめられっ子と若ブトの様子を眺めている親である。お互いに羽繕いをしていた。最近はいつも以上に仲が良いいじめられっ子親である。最近はいじめられっ子と3羽で枝に止まっている事が多い。

 いじめられっ子も親のように羽繕いが出来る相手が見付かると良いね!! いじめられっ子は今年の冬も親の縄張りで暮らす事になりそうだ。最近来ている若ブトと仲良くなり、いじめられっ子の事を気に入ってくれる相手が見付かると良いのだが・・・・・。昨年は冬にも積極的に求愛をしていたのだが、今のところそういう行動は見られない。頑張れ、いじめられっ子!!

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再婚

2007-12-12 08:02:53 | 行動

水飲みボソ

 今の世の中「離婚・再婚」は当たり前で別段騒ぎ立てるような事でもない。一昔前だったらいろいろと後ろ指を差されたに違いない。しかし今は考え方やライフスタイルも変わり、人の為にと言うよりかは、自分個性を大切にして生きて行きたいという志向性に変わってきているのだと思う。これが良い事なのか、悪い事なのかは私には答えが出ない。

水飲みボソ♀Ⅱ

 先月の記事「追悼」の後、第2婦人は正式に水飲みボソと番になった。「養子~第2夫人~♀Ⅱ」と2年という歳月を掛けてやっと手に入れた♀の座である。その後の暮らしぶりは?

水飲みボソ♀Ⅱ

 水飲みボソ♀Ⅱは相変わらず小柄である。前妻の♀が大柄だったので余計にそう感じるのかもしれない。

水飲みボソ♀Ⅱ

 最近は縄張り内に留まっている事が多い。いつもこうして地面をトコトコと歩いている。私はボソの歩いている姿が妙に可愛いと感じるのである。

水飲みボソ♀Ⅱ

 背丈のある草原に入ってしまったら意外と見付け難いものである。

水飲みボソ

 水飲みボソがクルミを見つけた!!

水飲みボソ番

 何度か落としてやっと割れたクルミを側で欲しそうにしている水飲みボソ♀Ⅱである。

水飲みボソ♀Ⅱ

 相変わらず優しい水飲みボソは♀Ⅱにも半分分けてあげた。嬉しそうに食べているではないか!!

水飲みボソ♀Ⅱ

 「雪が降ったってへっちゃらよ」と言っているようである。白銀の中のカラスはとても美しいのである。

水飲みボソ♀Ⅱ

 こうして再婚という形で水飲みボソと♀Ⅱは新たな生活をスタートした事になる。前妻もそうだったが、♀Ⅱも水飲みボソにべた惚れという感じだ。いつも番で行動し、水飲みボソがちょっと違う所へ移動するとすぐに後を追ってゆく♀Ⅱ。一時も離れたくないといった感じで、見ている私が照れくさくなってしまう。来年は雛が誕生するかもしれない。カラスの世界でもてる秘訣は何なのだろうか?いじめられっ子に教えてあげて欲しいなぁ。

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ゴミステ解析14

2007-12-08 06:40:00 | ゴミステ

 昨年の記事「ゴミステ解析2」に登場した新開発商品「旅鴉ネット収納機」の効果がどの程度なのか気になっていた。なかなかタイミングが合わなくてこんなに時間が経過してしまった。果たして、あの画期的な装置は威力を発揮しているのだろうか?

 既に大宴会が行われているゴミステを発見!! この画像の上の方に写っている物体は一体何だろうか?

 ジャジャ~ン!! そう、あの画期的な新開発商品「旅鴉ネット収納機」である。かなりお疲れのご様子だ。

 ご覧のようにゴミステはカラス御一行様の宴会場になっている。

 美味しそうにクッキーをくわえる若ブト君。

 このブト君、クッキーを自慢したいのか私の近くの止まり暫くこうしていた。私よりは隣のブト君の方がクッキーを気にしているご様子だった。

 ここまでだらしなくなってしまったらネットなんてあってもなくても同じである。隙間から難なく食べ物を得る事が出来る。

 結局はこれも無用の長物となってしまったのだろうか? いや、そんな事はないと思う。ネットを正しく使い、その後収納すれば良い事である。にも関わらずこの始末だ。やはり「モラルの欠如」と言うしかなさそうである。

 いつも感じる事だが、ゴミステは巨大な餌付け場になっているのである。冬季間この餌付け場に集まるのは若ガラスが圧倒的に多い。今回このゴミステに10羽以上のカラスが集まっていたのだが、そのほとんどが若いブトだった。

 ゴミステもそうだが、餌付け場などは糞の上で食事をしているようなものであり、衛生上好ましい事ではない。糞から伝染病が伝播してしまう可能性だってあるし、接触感染だって十分有り得る。こんな事をしておきながら、いざカラスが病気になったら真っ先に大騒ぎをするのは「いつもゴミをカラスに荒らされて困っている」と言っている人達である。病気そのものは大した事がなくても、過剰反応と先入観が先導してしまい最悪の場合はパニックに至ってしまうだろう。人間の勝手でカラスや野生動物を振り回すような事は止めて貰いたいと切に感じている。

カテゴリー「ゴミステ」 素晴らしいゴミステコレクションが揃っています。

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2007・巣立ち6:成長

2007-12-05 07:25:29 | 繁殖

 今年の繁殖シリーズ「巣立ち6」の雛が親の縄張りに戻って来ている。特段病気だという事ではない。今までも何度かこのようにして独り立ちをした雛が戻って来た事はある。もしかしたらそんなに珍しい事ではないのかもしれない。ただ気が付かないだけなのだろう。

 今年は4羽の雛を育てたブト君。必要以上に人の介入があり本当に大変な子育てだっただった。その頃の事を思い出すと私も胸が苦しくなる。そんな厳しい環境下で雛も日々成長し、何時の間にかポツポツと縄張りから去って行った。他の所から移動して来た同い年の幼鳥と共に公園を後にしたのだろう。親はどんな気持ちで見送ったのかな?

 そんな雛も立派に成長した。普通の人が見たら成鳥か幼鳥かの区別など付かないのだろうなぁ。それにしても可愛い顔をしているではないか!!

クリック

 まだまだ口の中が赤い。帰って来た雛は2羽だったのだが、もう1羽の雛は少し離れたところに止まっていた。何れも巣立ちした頃に頻繁に止まっていた枝である。やはり幼少期の記憶が残っているのだろう。寒いので羽毛を膨らませている。まるで寒ガラス。(^^;

 親が冬囲いされた生垣に貯食していた。

 何を隠したの? 冬囲いされた生垣は最高の貯食場である。

 その様子をじっと見ている雛。親は雛がいても追い払う様子はなかった。やはり親子なのだろう。澄み切った青空をバックにポーズを決めていた。

 その後親は地面に下りて飛んで行ってしまった。

 4羽勢揃いとは行かなかったのだが、こうして元気な姿を見せてくれた雛達。この公園で学んだ事を生かしてこれからやって来る厳しい冬を乗り切って欲しいと思う。可愛い雛達、元気でね・・・・。また遊びに来てね!!

「You Tube」も見てね。

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師走2007

2007-12-02 07:29:26 | ブトボソの呟き?

 今年も早いもので今月で終わりとなってしまった。街へ出掛けると綺麗に飾られたクリスマスツリーが目を引き、BGMもクリスマスソングに変わっている。店頭にはケーキやオードブルの予約のチラシがあり限定メニューもある。グルメな人には堪らない企画かもしれない。年々御節の予約が増えているというのも現代ならではの社会情勢だろうか?毎年の事だが周りが慌しくなるので何だか落ち着かない。

 今の私は特にクリスマスとか関係なく過ごしている。若かりし頃はクリスマスになると友人と朝まで呑んだくれたものだが、今となっては懐かしい思い出として私の記憶倉庫に入っている。今では体力も気力もなく呑みたいと思わないのである。人間時の経過と共に成長するものである。

 今年は本当に駆け足で過ぎ去ってしまった。行きたいところがたくさんあったのに結局行けず仕舞いである。こうしているうちに環境はどんどんと変化してしまう。悲しい事だね・・・・・・。カラス達は今年どんな年だったのだろうか? カラスにとって良い年だったと言えるのだろうか? そんな事を考えているとまた時間が過ぎ去ってしまうのだろうなぁ。

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