ご挨拶

　いつも「カラス」をご覧頂きありがとうございます。m(__)m
更新がまちまちになってしまい、記事にしようと思っていても時期が過ぎてしまったという事もありました。何かの機会にアップしたいですね。

　今日で今年も終わりますね。あっと言う間に過ぎ去ったような気がします。特に変化はなかったと思うのですが、数年前に立ち上げた「札幌カラス研究会」の活動も少しずつですが広まってきたように思います。急ぎ足で何かを行うと良い結果には繋がりません。ゆっくりと確実に進むほうが懸命かもしれませんね。皆さんは今年何か変化がありましたか？

～～～～～～～～～～～～～～～～～～追記～～～～～～～～～～～～～～～～～～

　毎年、大晦日はカラスの塒を見ながら街中を歩くのを楽しみにしています。大晦日のビジネス街はビルの電気も消え人通りも少なく何処となくひっそりとしています。この雰囲気は大晦日でなくては味わえません。しかし残念な事に今年は悪天候、しかも強風と霙です。傘なんて差せる状態ではありませんでした。でも行きましたよ～。（＾＾；　途中でムクドリの塒入りとハヤブサを見ました。ハヤブサが見られるなんて良いでしょう？

　帰り道にデパートに入り食品街を物色してみました。店員さんは少々お疲れ気味でしたね。私も販売員をしていた事があるので気持ちはよ～く分ります。（＾＾）
信号待ちをしていた時にコンビニから出てきた警察官の会話がとっても印象的だった。
「あ～、今日は静かに過ぎるかなぁ？」という呟きに対して「まだ、始まったばかりだよ！」と投げやりに答えた先輩っぽい感じの警察官。（＾＾；

　という訳でいつもと変わりない大晦日を過ごしております。我が家の猫達、年のせいなのか最近はとっても甘えっ子なんです。膝の上がってきて寝ようと催促してきます。気持ち良さそうの寝ている姿を見ると動く気がしなくてしばしお付き合いする事もあります。

　最後まで私の独り言にお付き合いして頂きありがとうございます。明日からまたカラスで始まります。天候が回復すると良いなぁ。（＾＾）

2008・巣立ち１７：成長２

　今年の巣立ちシリーズの最後を飾るのは「2008・巣立ち１７：成長」の水飲みボソ一家である。彼らは期待通り最後の最後まで私の目を楽しませてくれたのである。

　見た目もすっかり立派になった雛。もう雛ではなく幼鳥だね。

　ナナカマドを見つけて・・・・・。

　食べる。美味しいのかな？（＾＾；

　こちらは水飲みボソ。お父さんである。

　大好きなクルミを貯食した。

　こちらは♀Ⅱ。お母さんである。魚の皮らしき物を見つけてきた。

　その様子を見て欲しそうに近寄ってきた雛。でも貰えない。

　さらにおねだりしても貰えない。もう給餌はしてくれないね。

　親子３羽で一家団欒。

　実は彼らの縄張りから1.5キロ離れた河川敷に水飲みボソの雛がいた。他のカラスと一緒にクルミ割りをしていた。本当に水飲みボソの雛なの？　と疑問に感じるかもしれないが本当である。

　他のボソがやっているように雛もクルミを水に浸していた。

　グイグイと押し込んでしまった。（＾＾；

　雪の上だってへっちゃらなようだ。

　早速、雪浴びを開始した。気持ち良さそう。

　７月に遅い巣立ちをして順調に成長した水飲みボソの雛。最近は親と離れている事が多いが、ちゃんと公園内の縄張りに戻って来る。親も追い出そうとかはしていない。そうかと言って意識して一緒にいるという訳でもなさそうである。見ていると雛の方から親の所へ行く方が多い。春まではこうして時々会う事が出来るかもしれない。とても楽しみである。

Merry Christmas

Merry Ｃｈｒｉｓｔｍａｓ ２００８

雪が積もり念願のホワイトクリスマスになりました。

みなさんはどのように過ごされますか？

記念日２

　いつも「カラス」をご覧頂きありがとうございます。早いもので気が付けば３年以上が過ぎておりました。月日の経過は加齢と共に早く感じるようです。今回の記念日はブログ開設記念ではありません。皆さん、意外に思われるかもしれませんが、私は１年前までは「喫煙者」でした。それも結構筋金入りの・・・・・。（＾＾；

　ここ数年は「受動喫煙」などと言われ喫煙者は嫌われてゆき、喫煙コーナーもどんどんと消失して野外の片隅に追いやられてしまいました。喫煙者が嫌われる理由の中で「ポイ捨て」が大きな割合を占めているのでしょう。確かに吸殻が捨てられていない場所を探す方が大変かもしれませんね。

　札幌市では「禁煙区間」というものを設けていて違反者には違反金が徴収される仕組みになっています。しかし最初の数ヶ月はしっかりと取り締まりがされていましたが、今では全く見かけませんし、禁煙区間でも平気で喫煙している人も目立ち始めました。

　マナーの悪さは全国一かもしれないとまで言われる札幌市民です。禁煙区間で喫煙する事なんてなんとも感じていないのでしょう。下手に注意をしようものなら逆切れされてしまい何をされるか分からない物騒な世の中になってしまいました。

　私は禁煙を決意すると共に「禁煙外来」というところへ通いました。最初は自信がありませんでした。喫煙者って何かをした後に必ず「一服」をするのが習慣になっていて特に食後の一服は幸せを感じる瞬間でもあります。この状態を克服出来るのか？　しかし意外にも平気でした。それどころか時間が余り始めました。それだけ時間を無駄にしていたという事にもなるのでしょう。

　と言うわけで今日でちょうど禁煙を始めて１年が経過しました。今まで受動喫煙をさせてしまっていた我が家の猫たちにも申し訳ない事をしました。だって猫は飼い主を選べませんからね。

　最近は塒を見て街中を歩いて帰る事が多くなりました。１２月になってからは人通りも多くなり、眩しいくらいの電飾が一面に広がり、人々の目を楽しませています。宝石店やブランドショップでは多くのカップルが賑わい、一時で終わってしまうかもしれませんが実に幸せそうです。

　そんな中で塒をとっている鳥もいます。

　札幌では冬の風物詩となって来た「ムクドリの塒」です。数千羽のムクドリが夕方集まってきます。塒入りするのを見ていると豪華ですよ。

　禁煙してからは余計にタバコの煙が嫌に感じてしまいます。以前なら煙の中でも平気で食事が出来ましたが、今では全く受け付けません。禁煙のお店を選んで入るようになりました。必然的にコーヒーはスターバックスになりました。人間って変われるものだなぁと我ながら関心している次第です。（＾＾）

水辺１１

　初雪が降りめっきり寒くなってしまった。水辺の生き物の姿も様変わりして、忙しく動き回っていたイソシギの姿もなく、換羽して冬羽になったオオセグロカモメの姿が目に付くようになった。しかしいつも疑問に感じているのだが、カモメの換羽っていつどうやっているのだろう？　カラスみたいにはっきりと分かる感じではなく、ある日突然冬羽になっているという感じでとても不思議である。色だけが変わっている感じにも思える。

　水辺には今年遡上が少なかったと話題になっていたサケのほっちゃれがあり、それをお目当てにオオセグロカモメとカラスが集まっていた。

　最初はオオセグロカモメが食べていたのだが、ちょっとした隙にブトが頂く事になった。

　やがてブトだけになった。横でよだれを流していたのは若ガラスだった。

　しかし再びオオセグロカモメがやってきた。驚いて飛び立つ個体もいた。今まで何度もほっちゃれに群がるカラスやオオセグロカモメを見てきたが、一緒に並んで食べている光景は見たことがない。一度で良いから見てきたいなぁ。

　フェンスにはボソの姿があった。本当はほっちゃれが食べたいのだろう。しかし相手がブトとオオセグロカモメなのでおこぼれを待つ方が賢明かもしれない。

　ボソはボソでくるみ割りを楽しんでいた。

　大きなカシグルミだ。これは意外と簡単に割れるようである。

　割った後は美味しく頂く。

　何だか、このポーズがとても気に入ってしまった。

　割った後に水に浸しているボソもいた。

　そしてゆっくりと頂く事に・・・・・。ボソって本当にクルミが大好きである。ボソのクルミ割り場になっている所があり、たくさんのボソが飛んではクルミを落としているのである。見ていても飽きないね。

　雪が降り寒くなってしまったのだが、カラスを筆頭に水辺に集まる鳥たちはみんな元気いっぱいである。もうしばらくしたら大浴場も賑わってくる。今年も大浴場に集まるカラスたちを眺めるのが楽しみである。

集団行動１１

　すっかり雪景色になってしまったのだがカラス達は元気一杯である。既に成鳥と見分けが付かなくなった雛達。しかし行動はやはり子供である。

　今日も好奇心旺盛なブト達。早速ナナカマドの実をくわえてやって来た。

　この良く分からない物の中に隠したようである。「ボクだけの秘密の場所だよ！」

　と思っているのも束の間だった。すぐに違うブトがやってきて興味津々のご様子。（＾＾）

　でもこれって一体何なのだろうね？（＾＾；

　こちらでは水浴びをしようと準備中。

　この公園にある大浴場で早速水浴びするブト君。気持ち良さそうだね～。

　このブト君は、何かを物色中。

　何と見つけたのは使い捨てライターだった。火遊びはいけませんよ！！

　するとまたすぐに他のブトがやって来た。本当に好奇心旺盛だね、君たちは！！

　この公園内にはたくさんの猫が住んでいる。その猫達の缶詰に空き缶である。ブト君、興味津々。

　とりあえずひっくり返して・・・・・。

　今度は転がしてみる。（＾＾）　この時のブトの顔がとても可愛い。

　この時はまだ雪は降っていない。これから迎える厳冬期。雛にとっては初めて迎える試練でもある。どうか逞しく生き抜いて欲しいと願う私である。