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まとめ:ハーモニカのお手入れについて
まとめ:ハーモニカの調整について

申し訳ありませんが現在ハーモニカ調整に関する技術的な質問にはお答えしておりません。質問して頂いても無視することもありますので予めご了承ください。

OLIGHT i3T EOS Brass

2021-04-18 21:33:32 | フラッシュライト
ちょうど1ヶ月目です。

1ヶ月前にネットをコソコソ物色していると、馴染みのある色合いの懐中電灯が視界に入りました。最近めっきり少なくなった真鍮製の懐中電灯がまだあるんだぁ、と思いながらみてみるとOlightのi3T EOSではないですか。


コンパウンドで軽く磨いてから9日目の頃の写真です。

i3T EOSは数年前に1AAA(単4電池1本)の懐中電灯です。Low, Highのシンプルな2モードで、スイッチを半押ししている間だけ点灯可能なフォワードクリックスイッチを装備しています。
電源としては非力な1AAAながらも、メーカー公称値では180ルーメンの光を吐き出します。


デザインの特徴でもある螺旋に切られた滑り止め。

フォワードクリックスイッチと180ルーメンのスペックから防犯向けの懐中電灯としてお薦めしようかと思ったのですが、Low始まりだったので見送ったことがあります(普段使いはLowが好きなんですヨ)。しかし、いつかは使ってみたいと思いながらも、購入するきっかけがありませんでした。

でも、「真鍮製だよ」という理由ができてしまいました。


表面はポケットの中で触れているので変色が始まってるのに対して、窪んでる箇所は真新しくピカピカしています。真鍮らしい変わり様です。時間と共に明暗が逆転していきます。

ただ、アマゾンの日本語のページを見ると「真鍮色」「航空機アルミ合金」等と書かれていました。今はなくなりましたがアルミ製よりも軽い重量が書かれていたり、矛盾する箇所が多いので海外のページを漁ってみると杞憂で、思った通りの製品でしたので予約購入しました。

なお、お目当てのLEDライトのフリッカーが気になる方は、照射映像がある動画を見れば、概ねの状況を判断できるかと思います。


個体差なのか動き始めがジョリッとした微妙な感じはしますが、間欠点灯しやすいスイッチ。
指を離せば勝手に消えるという感覚に慣れ、間欠点灯がふさわしいシーンではリバースクリックスイッチがもどかしく感じるようになります。まぁ、逆もあります。


Low: 5Lumens(15H), High: 180Lumens(21M)

1AAAなので外灯がない場所で、毎日5分以上連続点灯で使うような方が選ぶ製品ではありません。もっと容量の大きな電池の製品を選ぶべきです。

しかし、非力な1AAAから、これだけの光量を繰り出してくるのは正直驚きでした。しかも配光もきれいで幅広いニーズに対応できるかと思います。。もちろん放熱も追いつかないので、連続点灯時間も短め。選びに選んで、これ1本で全部済ませるというわけにはいかいません。


15日くらいが経過した写真です。スクスクと育ってます(笑)

30-60ルーメンくらいで巡航するMidモードがあれば、一般受けは良いかとも思いますが2モードの軽快さがなくなってしまいます。いっそHigh Onlyのコンシールドタクティカルライトだったら、女性がバッグに忍ばせるには最適な防犯ライトになったかと思います。


黒く分厚く見えるOリング。ガラス向こうの内部でコリメータ(レンズ)と接触して太く見えるんだと思います。シーリングとしてはガラスの前に持ってくるものかと思うのですが、毎日お風呂に水没させてますが何ら支障はありません。

でも、こういうのは使い手ごとに何が重要なのかは異なります。Pelican 2350 Gen2STREAMLIGHT ProTacのようにモードプログラムが選択できれば、よりニーズにあった運用ができるのかと思いますが、そういった価格帯ではない製品なんだと思います。でも、そういった機能があればなぁと思うくらいレベルの高い製品だと思いました。


さらに1週間経過。順光だとこんな風に、ノペっとした感じに写ります。真鍮ラブの人でも、これだと萌ないでしょうか。。

ちなみに、Lowの5ルーメンは集光が上手いのか、手元足元用にはそれなりに使えてしまいます。

使い手を選ぶかもしれませんが、アルミ製であればタイムセールなどで2千円以下で購入できてしまう懐中電灯としては、i3T EOSはかなり良くできた懐中電灯かと思いました。メーカもカラーバリエーションを増やしたり、こうした真鍮製を用意してくれたりと、息の長い製品になるかもしれません。

さて、あとは真鍮であることを楽しみたいと思います。


変色が進み、ピカピカだった表面がうっすら曇り反射が鈍くなってくると、ようやく馴染んできたかな、という感じがしてきます。


くびれも無く、ストーンと筒状ですが、螺旋に切った滑り止めが色んな表情を見せてくれます。

真鍮製だから当然重いんですが、それにしても重いです。エネループ込みで77gありました。それだけ肉厚な構造なんだと思います。ズシリとした重さ。上等です。こんなことに弱音を吐いていては真の真鍮好きに怒られてしまいます(笑)


ちょうど1ヶ月が経った頃。今週土曜日の螺旋です。ずいぶん深く掘ってあります。この真鍮のカタマリの見どころの一つかと思います。


ガラスの板の上に乗っけて写真を撮っているんですが、ガラスの下から光を当てみたら、なんだかゴージャスな雰囲気になりました。


この製品の仕上げ具合がわかるかと思います。写真縦方向に細い切削跡が見えるかと思います。爪でギシギシやってもギシギシを感じないレベルです。

極力変色しないようシュリンクパックされているのですが、既にいい感じの鈍さに見えました。取り出すと盛大に切削油思しき匂いを放っていました。変色防止のための油が覆っていたのかもしれません。洗剤と歯ブラシでゴシゴシすると匂いがとれ、真新しい真鍮の表面が顔を出しました。

個人の相性もありますが、経験的には切削跡が微妙にあるくらいの方が色づいた時の表情が好きだったりします。まぁ、この辺は好みでしょうか。


装飾的な螺旋の滑り止めに対して、スイッチはシンプルながらも深いスジ彫りで精悍さが増しているような気がします。

森のなかまは、儀式的に軽くコンパウンドで磨きます。
好みの問題ですが。。刻印部分に研磨カスが入り込むと墨入れしたようでかっこいいのですが、なるべく素肌を出して変色してもらいたいので、アルコールなどで拭き上げていきます。


木曜日に届いて磨いたばかりのLumintop Tool AAA Brass。切削跡はほとんどみあたりません。この製品はシュリンクを開けるとコンパウンドで磨いたあとの匂いが盛大に。。メーカーによって考え方は色々です。
口に入れるものでもないので、余計な工程を増やして価格を押し上げるくらいなら、使い手が気が済むまで処理すれば良いだけのものかと思います。

ちなみに、Tool AAA Brassはホルキンさんがこっそり仕入れてくれたのをみつけました。Lumintopのアマゾン公式販売も販売しないのに(それくらい数が出ない)、律儀に入荷してくれてるのには感謝です。漢気みたいのを感じます。


Low, Mid, High

Midスタートでなくモードメモリ付きのHML順調光になっていました。LEDが選べたので219の4500K-5000Kを選びました。RovyVon A29 Brassでも体験しましたが、個人的には大好きな色合いです。


手持ちのOlightの真鍮製懐中電灯です。左からOLIGHT i3S-CU EOS Matte finishOlight S Mini Cu-Br
興味のない人からすれば、薄汚れたゴミのようにも見えるかもしれません。森のなかまがポックリ逝ったらワイフは取り扱いに困ることでしょう(笑)

日本では懐中電灯というと防災、防犯用品というイメージが強いことから値段や重さなどが重要視される方が多いかと思います。でもですね、真鍮製の懐中電灯なんかに手を出す連中は、もう、趣味なんです。

重かろうが、匂いがしようが、多少値段が高かろうが、真鍮製を選ぶんです。多分。で、変色を厭わない連中はポケットにお気に入りを突っ込んでいます。

その結果、ズボンを穿いているいる限り、何かしらの灯具を身に付けていることになります。なんで、こんもの持ち歩いてるの?と問われれば。。

好きだから

というのは、かなり強い動機で実効性が高いもんだと思いますが。。如何でしょうか。でも肝心の時に電池きれてたり(笑)


お気づきかと多いますが、i3T EOSのもう一つの特徴であるクリップを外しています。ポケットに入れたときに全体に色づいて欲しいため、製品特徴を一つ捨てています。気が済んだらつけるかと思いますが、金ピカなのでヤスリをかけてしまうかもしれません。

クリップを外すときは布巾などを差し込んだうえで、クリップの付け根あたりの布を引っ張り上げると指が痛くなりません。ペンチやプライヤを使う時も併用されると部材を痛めることは少ないかと思います。


もう、大手メーカから誰でも買える真鍮製の懐中電灯が発売されることはないだろうなぁ、と諦めていましたが、手の出しやすい価格帯で出してくれたのはとてもうれしいです。

楽しめる方は、広い心で楽しんでみてください。

それでは!
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真鍮週間 S-Mini, i3S-Cu-Br, Tiny AA, ES1 Cu

2020-04-02 00:08:41 | 色変わりする金属たち
このシリーズでは一番好きでしょうか。


Olight S Mini Cu-Br。2年前の在庫整理の頃に手に入れました。当時の記事に真新しい頃の姿が写っていましたが、いやはや変わるもんですね。


全長55mmなので手の大きい人には使いにくいくらいの大きさかもしれませんがこなれたUIと性能で特に不満もありません。よくお風呂の伴に持ち込んでいます。


DQGのTiny AA XP-G2 AA。これも大好きな真鍮製懐中電灯です。国内での取り扱いはなくこれが欲しかったために中郷のBanggoodからPayPalで購入した記憶があります。


入り組んだテール部。リューターなどのモーターツールを使わず手でニコニコしながらヤスリで整形。コンパウンドで仕上げたりしたのも楽しかったです。

別に必須ではありませんが真鍮は柔らかいので素人でもヤスリ(#360, #800, #1000以上)やコンパウンドで気長にシャカシャカやれば自分の好みに仕上げられるのでより深いお付き合いができるかと思います。


OLIGHT i3S-CU EOS Matte finish。森のなかま史上一番野ざらしにされていた懐中電灯かと思います。屋外で雨ざらしになって黒光りしている南京錠を見かけますが(普通見ないかとおもいますが)あんなかんじです。


ずーっと雨ざらしも忍びないので今は屋内に入れています。一頃はお手頃な価格で販売されていたのでお持ちの方もまだいるかと思います。こんなヒドイ事をしている人間に「大切に使ってあげてくださいね」なんて言われてもピンとこないですが。。使い倒してあげて下さい。

ちなみに、中身を壊してしまったので同時期に販売されていたi3EOSのものに入れ替えています♪


XENO ES1 Cu V2 Brass WW。XENOのCIと思われる図柄が刻印されています。今はアマゾンでの取り扱いになるようです。面白いことにチタンと真鍮バージョンが同じ価格で売られていました。


温泉に入ったら皮膜が落ちてややピッかりしてしまったりしましたが、そのまま使い続けたり放置したりを繰り返していたらうっすらムラのあるような感じに仕上がってきました。


「どれか一本あればいいんじゃないの?」至極もっともです。時々そう思うこともあります(笑)

あんまり合理的に生きられない人間なようです。

それでは!
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D.Q.G Tiny AA XP-G2 Brass と真鍮のなかまたち

2018-03-25 14:20:07 | フラッシュライト
お気に入りの懐中電灯たち

暖かくなってきました。いかがお過ごしでしょうか。本日は久しぶりに懐中電灯です。

どこでも入手できる単三電池。これを一本だけ使ってピカッとさせるのを1AAなどといいます。単4電池だと1AAAなど。昔はそれほど明るくなくて2本使うような2AAなどでないと頼りない感じもしましたが、今は色々技術が進んで1AAでも「これでいいかなぁ」と思えるようなものも多いと思います。

まぁ、雨風吹きすさぶような嵐の晩に1AAでキャサリンを探しに出かけるというよな事はさけるべきかと思いますが、ポケットやカバンに忍ばせておいてもそれほど邪魔になるものでもありません。日頃持ち歩けるようなものなので結構趣味的な色合いが濃い製品も多いジャンルで、懐中電灯が趣味という一風変わった人間にはたまらないものがあります。

以前紹介したD.Q.G. Tiny AAという懐中電灯もチタンという趣味的な金属でできていて、とっても小ちゃいですが。。つまんないくらいオーソドキシーな性能。でもその特に尖ったところがないつまらなさが道具としてとっても大好きな一品です。なんだかD.Q.G.の製品には惹かれるものがあります。

そんなこんなで。。ある日ネットを見ていると中国の越境ECサイトであるBanggoodに真鍮製のTiny AAがあり、しかもオレンジ色に近いXP-G2 Warm White High-CRIが選べると知りました。うーん。。。PayPalのアカウトを作ったり調べたりして数日かけて注文してみました。初めての海外注文です。

なお、Goo BlogではBanggoodさんへのリンクを貼ると「本文に不正な書式が含まれています。」と出て何故か投稿できません。なので D.Q.G.に興味のある方は「Banggood DQG」でググッてみてください。ショッピングに関するトラブルは自己責任でお願いします。


Out of the box。何も手を加えていない状態です。3/4に注文。注文後に欲しかったLEDの商品が欠品との連絡が入りましたが、どうせならと待つことにしました。3/23に佐川急便のおじさんが届けてくれました(Japan Direct Mailのオプションを設定しました)。


最初に見せておきますね。「切削カスがある。洗ってない。錆びてる」とかでプンプンする人はお互い不幸になりますので手を出さないでくださいね。
ついでに。。懐中電灯は紙箱に入っていて梱包材などで包まれていません。当然角が潰れたりすることもあるかと思いますが、それが外箱の役目ですので十分だと思っています。


一杯ひっかけたあとですがウエスと歯ブラシを使ってコンパウンドで磨きました。とっても楽しい作業です。
自分を磨くという行為は退屈さや苦痛をともなううえに成果が見られないことがありますが、真鍮はちゃんと応えてくれます。


テールのキリカキだけ#800ぐらいのペーパーでバリ取りしました。森のなかまはミーリング跡が好きなので表面の膜を落とす程度の磨きに止めました。って実は面倒だから。。っていうのはここだけの話です。


気恥ずかしいくらいピカピカになりました。これから汚していくんですから別にしなくても良いのかと思うのですが、長い付き合いになるので一緒にスタートしたいという思いがあります。さぁ。一緒に汚れていこうね。


そういえば、二重菅は入っていなかったようです。TEC Accessoriesの Split Ring Kit #1からキリカキを跨ぐようなサイズのものを付けました。アクセサリ屋さんで取り扱っているようなリングの末端が三重になったりしているものではなく、ちゃんと平押しされたものです。リング好きな方は大きめのリングが入った Kit #2と一緒に揃えておくと便利かと思います。釣具屋さんなんかを覗くと新しい発見がありますよ♪


1.2V(Ni-MH) Low:2.5Lumens(35H), Mid:35Lumens(8H), High:160Lumens(1.5H)

調光はヘッドをツイストして行いますがチャタリングを起こすようでしたらヘッドを少し引っ張りながら行うと良いようです。

なんだかLowのランタイムとHighのルーメン値が前と違うような(笑)まぁ。。概ねこんな感じだと思います。14500を使用するとHighが200ルーメン近くになるそうですが見た目にそれほど違いはないかと思います。

なお、明るさのスペックはCool Whiteを基準にしているかと思われます。今回Warm White 90CRIを選択しましたので明るさは3−5割くらいにまで落ち込んでいるかとおもいます。

写真で見ると黄色が濃いような感じもしますが、お風呂のなかで点灯させると1ランク上の宿に泊まっているような!そんな落ち着きっぷりです(笑)

好みの問題なので明るさを求める方はCoolWhiteを購入することをお勧めします。そう。これはあくまでも趣味の懐中電灯であります。でも。。森のなかまにとって。。ホントにステキな懐中電灯です。

ということで。。趣味つながりで流します。。。


こちらはOLIGHT i3S-CU EOS。照明を当てているのでボディは明るく見えますが、本当によくここまで黒ずんでくれました。
なお。。リンク先はGoo Blogの検索を使っているので本記事や将来の新しい記事も出てくるかもしれません。一応「まだボケていません」という事でご了承ください。


屋外の南京錠と同じで外に晒しておくとこんな感じになります。とってもかわいそうですが、これも歪んだ愛のカタチのひとつであります。


一方こちらは寵愛の全てを受け止めていたOLIGHT S Miniです。


ポケットのなかで密着する側面がマットに色づき、おしりは明るい色合いです。


電池がCR123Aとか16340といった一般家庭では特殊な電池を使うことを除けば。。この子も普段の持ち歩き用にはつまんない位に良くできた子です。使い手の意思でランタイム重視。明るさ重視と使い分けてストレスがたまらないのがうれしいです。


真鍮が好きな人はルーペで表面をみてみると、また一味違った官能的な体験ができるかと思いますよ♪
ホント。。。一般時には理解されにくい趣味をもったなぁと思います(笑)


この子はS Miniみたいな色合いになっていくのでしょうか。まぁ。。どうなってしまおうと光の色合いも気に入っているので使い倒すことになるかと思います。


ちなみに、こちらは電タバのアトマイザーのDruga RDA 。ハイエンドではありませんが味や使いやすさ、そしてルックスとお気に入りです。この子も手元に届いてから一度だけコンパウンドで磨いたきりです。日に日に色濃くなっていくのが楽しいです。


この写真を撮ってから既に1日は経っていてどんどん時間は前に進んでいます。

明日はどんなんかな?

それでは!

P.S.
今月も夫婦揃って日本赤十字社を通じて義援金をお送りすることができました。あの日から7年が経ちましたが今なお義援金配布は行われています。現在受け付けている緊急救援は先月と同じ6件です。

何かの折に検討してみて頂ければ幸いであります。



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一回おやすみ

2018-01-21 20:44:19 | 色変わりする金属たち
16:59 ベランダの夕暮れ劇場

インフルエンザもそうなんですが色んな風邪が増えています。いかがお過ごしでしょうか。

森のなかま夫婦は週初めぐらいから下っ腹がギーギーするような感じ。リバースや高熱はなしですが。。。結構しんどいです。森のなかまはそうそうにお医者さんにいったところ胃腸炎せいの風邪がはやっていることで薬を処方してもらいました。ついでに。。。花粉症の薬も出してもらいました。

ワイフは睡眠と気合と市販薬で乗り切ったのですが週末になって緊張が解けたのかちょっと疲れ気味。。ということで今週はアパートでゆっくりすることにしました。

というわけで。。。久しぶりにアパートで過ごす週末。なんだかプラプラしているとベランダがオレンジ色っぽい光で覆われると物干し竿でプラプラしているものがキラキラしているのが見えカメラを手にするのでありました。


1/20 15:38 ふつうベランダに吊るすものではないんですが。。真鍮や銅は外気に晒されているとそこそこ色がかわっていくので、こんものがブラブラしています。


左のK18 miniという小ちゃいい懐中電灯はポケットにもいれず腰元でジャラジャラさせていましたが一ヶ月半くらいで綺麗に色づてきました。まだまだ変化していきそうです。
K17 miniはUSBで充電できて明るさもそこそこあるので、時々しか使わないような方に「ちょっと変わったチャーム」感覚で持ち歩いて頂きたい懐中電灯かと思います。


15:42 土曜日は雲の多いお天気でしたが徐々に日が差すようになってきました。。。ってやっぱり白っぽいですね。


Lumintop Wormという懐中電灯です。左が銅で右が真鍮です。ウネウネした脱落防止の滑り止めが陰影や反射やらで色んな表情をみせてくれます。
単4電池1本でそこそこの明るさがあります。嵐の海で使うようなサーチライトみたいな能力はありませんが、昔の豆電球と単1電池4本を使う大きな懐中電灯に比べれば圧倒的に明るいです。


森のなかまが真鍮や銅の懐中電灯に惹かれることになってしまった諸悪の根源。。ではなく水先案内人の真鍮Eiger銅Eigerという懐中電灯でした。手作り感のあるアメリカンなつくりが気に入っています。最新とかスペックとかいう言葉からは身を引いてなお道具たり続ける愚直さが真鍮や銅といった色変わりしていく金属とよく合っていると思います。


同じく単4電池で動く懐中電灯にしては小型のOLIGHT i3S-CU EOS。この子には随分きびしくというか。。。つめたくしたというか。。。雨ざらしにしました。
夕日で赤っぽく見えますが日中の光でみると雨ざらしになった南京錠みたいな黒々っぽさがあります。
時々思い出したかのようにポケットにいれて互いを確かめあうかのようにしては再び放置。われながら酷い男だと思います(笑)


1/21 12:07 朝はピーピーカンカンのピーカンでしたが巻雲放射状雲が南に広がりはじめました。


低い高度にあるのはこのちっちゃい積雲くらい。ちっちゃい埃だまのようでなんだか可愛らしいです。


たたみベッドのうえで昆虫のような佇まいのOLIGHT S Mini Cu-Br。天気が良いのと明日から寒いのでお布団をバンバン干しました。


K18 miniと違ってこの子はポケットにガンガン入れて。。それはそれはマダラになっていました。。。マダラも積もれば適当に一様になってきました。


逆光だとちょっとわかりにくいので順光でもとってみました。一緒に写っている長い棒はKennedyのチューブMODです。どちらも黒ずんだ真鍮です。変な話ですが見ているだけでシアワセな気持ちになります(笑)


最近サイドフローのアトマイザーに熱をあげていますがKennedyはやはりちょっと特別な感じです。


16:57 本日の横浜の日の入りは16:59でした。革製品を一気に手入れしたり洗濯物をたたんだり、買い物に出かけたりして気がつくと夕暮れ。


お月さまにタッチするにはかなり遠い赤い雲。その雲にタッチするのもかなり無理な高さですね。


同じ16:57のですが数秒ごとに濃淡が変わっていきます。冒頭のベランダ劇場は窓ガラスに映った夕日を背景に撮ったものです。


17:01 さすがに暗くなってきました。


お月さまにタッチしようとしていた雲も消えてしまいました。さて明日は東京23区でも帰宅時は積雪があるようです。防寒と歩きやすい装備でお出かけ下さい。

それでは!
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Patina MOD

2017-11-26 16:38:32 | 道具
赤錆の宮殿に緑青のチューブ

11月も最後の週末になってしまいました。屋内にいれば比較的暖かなのですが午後から風が強くなってきました。いかがお過ごしでしょうか。

本日は。。。頂き物の紹介というか。。写真集です。
送り主は。。走り出したら止まらない人。「流れる血液は銅の色」のヒゲちゃんさんです。

「言ってたもん送るからね〜」

と、届いてみると身に覚えのないものがいろいろ。。そのなかでも「最後にあけてね」と書かれた箱を開けたら浦島太郎よろしく目眩がするくらいうれしくなってしまいました。

「ウレシイのはわかったけど。一体これは何?」

えーと。銅の筒とスイッチです(笑)
電子タバコで18x65mmの電池を入れてお尻をキューッと押している間だけ電気を供給するだけのものです。電子機器は一切はいっいません。こういうのをメカニカルMOD、メカチューブ等と呼ばれています。以前紹介したKennedyOrosと同じようなものです。

縁のない方には縁のないものですが、被写体としてもなかなか綺麗かと思います。こういったものに嫌悪感がなければご覧になって頂ければ幸いです。


11:54 春になるとここはハコベらんどになります。大切なものですが地べたにゴロゴロさせてもなかなか映える被写体です。

電子部品でアンプしたりしていないので電池という限られたエネルギー源を効率よく引き出すという大義の元に銅や真鍮などで作られたりしていますが。。。この世界。。森のなかまのように真鍮や銅で出来ているからこそ「いいなぁ」と思う人間も自然と惹きつけてしまうのであります。


13:30 冬の木漏れ日がキラキラしていたので置いてみました。日陰は青っぽいので緑青がさらに青っぽくなってきます。

そのなかでも。。。銅という素材はアンモニアと食塩をつかって緑青を短時間に発生させるパチーナの素材としてよく使われます。
森のなかまも、お酢と食塩をつかって懐中電灯をパチーナしてみたことがありますが、ガッツリ緑青を出すのであればアンモニアを使うのが良いようです。

なお、パチーナ:Patinaは緑青という意味です。


ベースとなっているのはSMPL メカ・チューブMODかと思います。現在本物を手に入れるのは強靭な忍耐と経済力を要求されるかと思います。
万一パチーナ可能な銅製のモデルを入手できてもパチーナに踏み切れる人間はそれほどいないです。


13:42 森のなかまのおさんぽコースではどこにおいても絵になるなぁと思います。


ツライチに接続されたアトマイザーと呼ばれる蒸気を発生させるパーツも「おそろ」でパチーナされています。冒頭の写真は銀色のアトマイザーを載せていますが、規格さえ合えばいろんなパーツを組み合わせられるところが、かつて懐中電灯の世界にあった楽しみであります。


日陰で立ち枯れたアジサイの茎の間で撮ってみました。
そうそう。。この筒ですが。。22mmなんです。最近メカMODがたくさん出てきたのですが、どれも24mm以上。たった2mmの差なのですが森のなかまのような体格にとっては22mmの方がしっくりきます。

直径の大きいアトマイザーの方がビルドがしやすかったり、ごっついコイルを乗せられるのもわかるのですが、このサイズのチューブもリリースしてほしいなぁと思うのは森のなかまだけではないかと思います。


スイッチはコインのようなもので回すタイプのものです。コインで回してもよいんですが森のなかまはPBのコインドライバーを使ったりします。


せっかくなので懐中電灯も撮ってみます。最近この懐中電灯がとってもお気に入りです。5mm砲弾なのに高演色というのもありますが。。まさに。。あがりのお茶の世界です。


半年くらい雨ざらしにしていたi3S-CU EOSをポケットに入れて連れ出してみました。ようやく雨ざらしで真っ黒になった南京錠みたいな感じになってきました。なんだかとってもいい感じです。

長い間放置。そして時々連れ出し互いを確かめ合い、そして再び放置。
リアル対人でできることではありませんが(笑)


同じ場所で並べて撮ってみましたが。。。とにかくピカピカしている子。くすんでいく子。そしてパチーナされた子。なんだか面白い趣味をもったもんだと自分でも思うのであります。


13:51 おさんぽコースは木々に囲まれた場所。ところどころに木漏れ日がポーンと差し込んできます。なんだかガラスケースの向こうに置いてありそうな作品のように見えるのですが、これを手にとってペコっとスイッチを押して味を楽しむ装置だなんって思わないでしょうね。


13:56 暗い場所から陽の当たる場所に出てきました。


14:05 いつもだと座れない東屋に人がいなかったので撮らせてもらいます。クリスマス前のこの季節は比較的人も少なくゆっくりとおさんぽできます。


ヒエツルソバの花がポンポンしているのを見つけました。左手でMODを持ちなのでブレないようシャッター速度を稼ぐため絞りを開けてパシャ。最後はクルリと絵を回転させてみました。
お花にはピンが合わずボヤッとしてしまいますが、まるくてポンポンしているのでボヤーッとした背景にもなってくれてかわいいなぁと思うのであります。


紫色の葉っぱをみていてらコミカンソウに光が差し込んできたので一緒に撮らせてもらいました。カメラを片手で持つのは心情的に「10年早い」と思うのですが、こうして思い立った場所でささっと撮影するのもなんだか面白いなぁと思いました。


14:27 どうかな?どうかな?と刈り込まれたドウダンツツジのうえに置いててみました。カラスとかがチョコンとしていたりすらいぐらいですので全然平気に支えてくれました。


14:37 なめらかな岩の上ですが乾燥した地衣類が表面を覆うような場所です。なんだか禅寺のお庭のような雰囲気。。。


ムラや曇りのないフラットな表面はモノとして魅力的ではありますが、人より大気の営みのほうが支配的な場所ではパチーナのような表情が似合うんだと思います。


14:43 届いたのは今月の初め。もっと早く写真を撮って載せるべきだったのですが色々あって随分遅くなっちゃいました。

森のなかま一人では絶対知ることがなかった世界。今も何かの合間にこのMODを手にしてプーッと一息つかせてもらっています。

ステキなMOD。漂うベイパーと流れる時間。

ヒゲちゃんさん。ありがとうございます♪

それでは!

P.S.
月末の週末です。何やら色々あったうえに体調を崩したこともありヘロロな11月でしたが今月もなんとか夫婦揃って日本赤十字社を通じて義援金をお送りすることができました。現在受け付けている緊急救援は先月と同じく7件となります。件数が同じだからといって何事も起きていないのかというと日本の公共メディアでは報道されていないことが多々あるようです。

何かの折に検討してみて頂ければ幸いであります。

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