森のなかまが初めて手にするワイドズームレンズは
Qマウントになりました。
目が覚めると太陽がユルリと登り始め、帰宅時にはすっかり真っ暗。冬なんですね。いかがお過ごしでしょうか。
本日は発表以来気になって仕方なくって昨日購入した
PENTAX-08 WIDE ZOOMをご紹介します。
08レンズは
Q7に装着した場合35mm換算で17.5~27mmという超ワイドなズームレンズです。ワイドズームレンズが出るということはかなり以前から予告されていましたが正式発表された時の反応は。。とにかく。。
高い!
でありました。いやぁ~確かに(笑)。。。
といいますか、ネットを探してもサンプル写真も殆どなくカメラにマウントした写真さえもなかったので価格の話に終止してしまったのではないかと思われます。
画質優先のシリアスレンズなのでマウントは金属製です。ズームリングは1/4回転近くあり、動きも滑らかでスムーズであります。
ぽこん。。と飛び出た前玉。SPコーティングで汚れにも強いそうです。
レンズの前玉って綺麗ですよね(笑)
腕は置いておいて何だかステキな写真が撮れそうな雰囲気がしています。
左から
02 STANDARD ZOOM, 08 WIDE ZOOM,
01 STANDARD PRIMEレンズとなります。08レンズのフィルター系は49mmと他のレンズよりも大きめです。大きめといっても小ちゃいQマウントレンズですから重さは75グラムと超軽量であります。
02レンズよりも背丈は低いです。「ぶちょーん」としていてなかなか可愛らしい姿をしています。
カメラに装着してみました。出来れば同梱にしてほしいけれど別売りなんですが、良く出来たフード:
PH-RBF49も合わせて購入しました。一緒に購入しないと後々悶々とした日々を送りそうですもんね。
ワイド側にするとフロントがピョコッっと前にでます。
小ちゃいボディにガチャガチャとくっ付いている感じで見ため的にも楽しいものであります。
テレ端
ワイド端
今日の空は大きな畝雲が出ていました。対象物が無いので大きさは分かり難いかと思いますが、ズーム比を見て頂ければと思います。。。が、これだけ見ても撮り慣れた02レンズよりもよく写るなぁと実感します。
象の鼻地区からの風景です。購入後店員のお姉さんの前で箱から出してマウントしてそのままゴーです(笑)もう。。既に日が傾いています。。。いそげ!
大桟橋から「
みなとみらい地区」を撮ってみました。このワイド端は未体験の広大さであります。
ちなみに森のなかまの拙い写真では何なので、12/8現在では準備中でありますがもう少しすると「
フォトヨドバシ Shooting Report」に
08レンズの作例が出てくるかと思います。素晴らしい写真が多いのでご覧になってみて下さい。同じ機材でもこうも違うんですかぁ。。
大桟橋のデッキです。カラカラに乾いたウッドデッキの質感とかも出ていてQ7のちっちゃいイメージャでもこんな風に撮れるんですね。ワクワクしてきます。
久しぶりに見る日没近くの空。グラデーションが綺麗ですね。
この日は一眼とQ7を使っていましたが一眼を使っている時はQ7は上着のポケットへ。。改めてこんなに良く写るシステムをポケットに入れて持ち運べるだなんてウレシイですねぇ。
画面中央付近には
地球照を伴ったお月さまが写っているのですが等倍にしてもマニュと潰れていたりせず輪郭が確りしているのは驚きでした。って。。にしても空キレイだなぁ。。
再び象の鼻地区を通ります。広角レンズの独特の遠近感からかワイフが巨大になっています(笑)遠景の細部も描写されるのはかなり驚きでした。
日本大通りで銀杏を見上げてパチリ。とっても寒いけれどスナップして歩き続けたくなります。
今回ちょこまかと登場しつつも「敢えて」触れずにガン無視という愛のカタチを貫いていましたが
イグザイル猫にも寄ってみました(笑)。08レンズは全域で25cmまで寄れるそうです。それほど大きくは写らないとは思っていたのですが、なかなかの大きさであります。
先日購入した
Zebralight SC600 mkIIと大きさの比較用に単3電池を撮ってみました。ワイドズームで物撮りをする事はないかと思いますがチェッカリングの質感も良く出ていています。01レンズの画質で広角ズームできるような感覚であります。
SC600は未紹介ですが、これまた未紹介の
SC52wのお父さんだよとワイフに説明したところ。。
じゃぁ、オルテガだね!
というこでオルテガで通っています(笑)とっても波長の合うライトであります。
テレ端の開放F4.0で電池のプラス端子に焦点を合わせています。超広角と言えどこれだけ近くによれば、それほどではありませんがボケてくれます。軟らかくて自然な感じがいいですね。
こちらはいつものアパートの南側です。
ハイコントラストフィルターで畝雲をウネウネとさせてみています。
暫くすると晴れ間も出てきました。今度はアパート北側の空を撮ってみました。一眼でこの画角が得られるレンズを購入しようとするとどれだけするんだろう。。
あまり数は撮れませんでしたが、撮るたびにニンマリとしてしまうレンズであります。「イメージャの大きさの割に」とか、「小ちゃい割に」という枕詞を抜きに、よく写るレンズだと思います。
「いくら良く写ってもこんなに高くては。。」という評価も一部あるのかもしれません。メーカ内でもQマウントにこの価格はマーケティングどうなんだろう的な議論があったのではないかと思います。
08レンズは一般的に「よく写る」とされる一眼のレンズの価格を考えればベラボーに高いわけではないと思います。むしろ値段以上のものがあるような気がしています。ただ万人が購入するかというと、それは無いかと思います。
ラインナップに加えるだけの為に埋め草のレンズをリリースするのであれば「全力のレンズを出してしまいなよ!」とゴーサインを出してくれた
リコーという会社。PENTAXブランドを大切にしてくれているんだなぁと思ってしまうのであります。
と、大人な事情を妄想するのはさておき(笑)。今の森のなかまには勿体ないぐらいのステキなレンズを手に入れてしまいました。これから精進してステキな写真を撮っていければいいなぁ
それでは!